はいはい毎度

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Model ; Sitora Farmonova (Uzbekistan actress)

日々多くの方々にアクセスいただき、ありがとうございます。

例によって例のごとく平日はドタバタ現場作業のためブログ更新サボりです。

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ナーレ・フッカタイバル、韓国焼酎とキムチ鍋が好き

 2016年に世界最難ボルダー Burden of Dreams(V17) を初登したフィンランドのナーレ・フッカタイバル(Nalle Hukkataival) がプライベートのクライミングツアーで韓国を訪れました。
 韓国の山岳メディアが放っておくはずもなく、同行したオーストラリアのクライマーAndy Mckilliam氏の手記、インタビューという形式でその模様が掲載されています。

【訪韓人物】 V17ボルダラー ナーレ・フッカタイバル 風のように現れ、風のようにクライミングをしていった世界最強のボルダラー by 月刊「山」2017.6.13

以下引用開始
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9日間、釜山・慶南地域を巡り、12箇所のボルダー初登

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 世界最強のボルダラーであるフィンランドのナーレ・フッカタイバル(Nalle Hukkataival 30歳)が今年3月、韓国を突然訪問した。故国フィンランドで世界最難であるV17の「Burden of Dreams 夢の重荷」を2年に渡り4,000回以上のトライの末、初登の栄光を手にした彼は明らかに世界最高のボルダラーだ。

 現在、ボルダリングの最高難度はV17で、韓国で主に用いられているヨセミテ・グレードに換算すると5.15cである。V17は、現在の人間が完登した最高の難度となる。ナーレが初登した「Burden of Dreams」は未だ再登者はなく、V17という評価に誰も異論を唱えなかった。

 ナーレがフィンランドで体育の授業で人工壁クライミングを初めて経験したのは、12歳の時だった。
 彼はクライミングの魅力にとりつかれ、毎日室内の人工壁で過ごし、困難な課題をクリアしていった。「神童」としての能力を表わしたのである。しかし人工壁の指定されたプラスチック製ホールドだけを使用して登ることが「一直線にマラソンをするのと同じだ」と感じてクライミングをやめた。

 1年後、外岩でのボルダリング経験が彼の人生を変えた。以降、フィンランド・ヘルシンキの自宅近くの岩を登るために通い続けた。彼は優れた技量を携えて世界各国を旅し、新たな岩でより困難なボルダリングの課題を開拓してきた。

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(左)密陽・白雲山ボルダー群で開拓中のナーレ。スラブ状の岩で「グレードを容易に決めることができないほど難しい」と評価した。(右)ホールドをクリーニングするナーレ。愉快そうな彼の表情から、ボルダリングを純粋に楽しむ精神が表れている。

 彼はロックランズのV15級ハイボール「Living Large」、Maltatalの「Bugeleisen Sit(V15)」、マジックウッドの「The Understanding(V15)」などの高難度クライミングを続け、昨年秋には彼の長年のプロジェクトであるV17級の難度に世界で初めて成功し、議論の余地のない世界最高のボルダラーとして認められている。

 韓国訪問の前に、フランスのフォンテーヌブローで非常に困難なボルダリング課題の34連続完登(Black ED + circuit in Cuisiniere)を世界に先駆けて達成した。また常に湿っていることで悪名高いスラブ状のボルダー「Duel(決闘 V11)」を完登し、ヨーロッパのクライミングツアーを終えた。

 ナーレの訪韓の目的は、韓国でボルダリングを体験をし、新たに困難な課題の開拓の可能性を探り、今年の年末頃に再び韓国にボルダリングツアーとして訪問する。いわゆるボルダリング視察のために韓国を訪れたものだ。

 筆者は過去に韓国に数年滞在し、韓国でのクライミング経験を生かして、今回のナーレの韓国ボルダリングツアーに同行した。しかし残念ながら、9日間の短い旅では悪天候のため当初立案した計画をすべて実行することはできなかった。私たちはよく話し合い、既存のよく開拓された地域の代わりに、長い間解決されないでいるプロジェクトが残る、あまり開拓されていない場所を探すことにした。

 最初の3日間は、智異山国立公園の渓谷を踏査した。ピアゴル渓谷南の公園入口から4kmの川岸に位置する2つの巨岩がある所に行った。身体をほぐすため既存の課題を幾つかこなした後、初登が待たれる「Pitsch Patsch(V10)」にとりついた。

 正確に足の動きをつなげ、高度の緊張感が要求されるオーバーハングの不安定な壁をスメアリングで登った。小さなホールドをつま先でとらえ、精巧なクライミングで初登を果たした。

 彼が関心を示したのは、谷上部の巨大なオーバーハングボルダーであった。筆者がナーレと2014年にピアゴルボルダーを開拓したときに、この巨大な岩に目を奪われた。あまりにも難しそうで、登れる可能性は疑わしかった。下降しながらクリーニングしホールドを調べた後、「スタート時は非常に滑りやすいし幾つかのムーブはとんでもなくパワー系のムーブになりそうだが、クライミングは可能だろう」と言う。

 同行者がホールドのクリーニングとムーブをつなぐ練習をしながら、2時間が過ぎた。ナーレが下部を繋ぐムーブを完成させた。しかし残念ながら日没のためクライミングは続けることができなかった。今回の旅行の目的は、ボルダー探索目的の旅であり、明日は別の場所でのクライミングのために体力を温存しなければならず、次の訪問までの課題とした。
 この日の夕方、私たちは、智異山西に移動し眩しく美しいチルソン渓谷に到着した。

 巨大な単独ボルダーが立ち並ぶ谷で、会話やコーヒーに長い朝の時間を過ごした後、私の長年のプロジェクトである「Seven League Gloves(V6)」にとりついて体をほぐした。ナーレがルートのムーブを幾つかのダイノ・ムーブで減らし、直線につなげ、V11の難易度にアップグレードさせて完登し、見守っていた人々を驚かせた。

 チルソン渓谷下流の小さな中州に位置している巨大な岩を発見し、しばらくの間、調べてみた。しかし岩の上に松が育つなど、何か神聖な感覚を抱き、登ることは控えようと判断した。谷の少し上の既存のボルダーがある場所に移動した。

 ナーレは、これまで私たちが力を尽くして完登を目指してきた課題を迅速かつ容易に解いてしまった。初登者を待つ困難なボルダーさえ全て解決して、私たちを虚脱感に陥らせたが、世界最高のクライミングを見る楽しみの方が大きかった。

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1智異山ピアゴルの「Pitch Patsch(V10)」を慎重に登るナーレ。墜落に備えるスポットはクリストフ・ハーパー。2 「Boots(V11)」の上部を爆発的なジャンプでホールドを掴んだ瞬間。3智異山チルソン渓谷下流のV11ルートをクリーニングするナーレ。彼は韓国の美しい自然や食事、焼酎、フレンドリーな文化を非常に好んだ。

プロボルダーは酒もプロのように飲む!

 3日目、天候が悪化する兆しを見せ始めた。もっと南へと車で移動し、私たちの長年の課題として残っていた素敵なオーバーハングボールダーがあるジュンサンリに場所を移した。着地点を整理して、ホールドをクリーニングした後、クライミングを開始しようとしたときに雨が降り始めた。今やらなければ、今回の旅行でこの岩は登れないことがわかっていたのですぐに岩にとりついた。

 岩に身を縮めてとりつき登り、非常に小さなピンチホールドに頼り、奇妙なダイノムーブで最後のホールドをつかみ「Dry Finish(V12)」を初登した。小雨はすぐに大雨に変わった。村に車で降りて、ビールとラーメンでささやかながら初登を祝うパーティーをした後、釜山に戻った。

 「気泡状の特異なホールドが多い花崗岩の智異山ボルダーがとても印象的」と言うが、過去3日間は滑りやすい岩と格闘していた彼は、残りの日程ではもっと綺麗でフリクションの効くボルダーを望んだ。

 翌日、密陽付近でクライミングすることを決めたが、岩があまりにも濡れていたため、私達はナーレを連れて釜山観光に訪れた。チャガルチ市場などで刺身と焼酎、三枚肉などで愉快な一日を過ごす。彼は「プロボルダーは酒もプロのように飲むのさ」と焼酎が大好きだった。

 翌日は天気が回復し、新たに開拓された密陽・白雲山近くのボルダリングエリアに向かった。「世界のどこにも見られなかった形の、非常に魅力的なボルダーがある」と言う。いくつかのボルダーは、スイスの有名なボルダリングエリアであるクレシアーノにある岩と非常に似ているとして気に入ったようだ。

 ナーレはこれまで他のクライマー達が数ヶ月に渡って解けなかったムーブを解決し、多くのルートの初登をやり遂げた。「Duende」スペイン語で「妖精」と呼ばれる新ルートをスラブ状の岩に開拓したが、難易度を簡単に決められない程に難しかった。彼は人気のあるダイノムーブのプロジェクトである「Dr. Nick(V7)」を見事に解決するムーブを示し、クライミングツアーを終えた。

 ナーレと同行したクライマーは、すべての難易度V10以上を登るクライマーであり、ネウォンサ地域や金井地域などで多くの岩を開拓した釜山・慶南地域の在韓外国人である。ナーレは彼らが登れなかった課題を訪韓中に解決し、12本のルートを初登、世界最強のボルダラーらしい姿を示してくれた。

 彼は 「韓国のボルダリングは本当に素晴らしい場所が多い」 「様々なクライミングスタイルと様々な形状の岩が印象的」と言う。 「多くの国を巡ってボルダリングをしてきたが、多数のボルダーでは同じ動作を繰り返すことになり、結局は退屈なクライミングになった」 「韓国は、このような場合と確かに他の様々な登山をすることができる国」と語る。しかし最も魅力的なのは、クライミングそのものよりも、大自然の美しい場所にボルダーがあること、市内からのアクセスが容易であること、独自の文化体験、素晴らしい料理と人々の優しさ、と話していた。

 雪岳山・蔚山岩付近の写真を見ては、束草地域のボルダリング調査に関心を持った。国立公園区域は、クライミングの制約が厳しいという現実に、国立公園側とボルダリング愛好者が対話を通じて開放のための努力を続けて、世界的なボルダリングエリアの扉が開かれるようにしてほしいと語った。彼は「より深みのある調査と開拓のために早く韓国に再訪したい」と約束した。

インタビュー ナーレ・フッカタイバル

Q 韓国でのボルダリングはどうでしたか?

 全ての経験を楽しめたし、様々なタイプのクライミングが良かった。いくつかの国では、クライミングの単調さにすぐにうんざりしてくる。韓国は全く違う。この点が非常に魅力的だ。また、私が韓国で訪れたすべてのボルダリング地域がとても美しかった。

Q 韓国でボルダーをさらに開拓しますか?

 もちろん、その可能性が高い。私は一部を見ただけだ。余裕のある日程で戻ってこられるか、調べている。韓国で過ごす時間は、私にとって非常に素晴らしい経験だからだ。

Q 韓国で特に記憶に残るクライミングは?

 非常に多い。私が開拓した密陽の「Basic Instinct」は、風変わりなクライミングの一つだ。スイスに似た岩塊で、独特のムーブ、狂ったように上下にニーロックを繰り返す必要がある。その横の「Hump and Pump」は韓国だけで見ることができる、本当に特別な岩だ。また智異山ジュンサンリの「Dry Finish」も記憶に残る素晴らしいボルダーだ。

Q 韓国で時間がなくて完成できなかったプロジェクトはありますか?

 密陽で開拓したボルダーだ。非常に困難なスタートが要求される「Tree of Perdition」を必ず登ってみたい。私がブラシでクリーニングした智異山ピアゴルの印象的なハイボール(ハイボルダー:高さ5mを超える岩)は、本当に難しそうだ。今回の旅行中、意図してあまりに深くクライミングに没頭しなかった理由は、可能な限り多くの可能性を調べるためだ。

Q 他のクライマーたちに勧めしたいところはありましたか?

 混雑するところではなく、興味深いクライミング対象地を探しているなら、韓国を誰にでも強く勧めるだろう。しかし、ほとんどの韓国のボルダリングエリアはまだ開拓の初期段階にあるようだ。ガイドブックを持っていても岩はあまり手入れもされていないし、多くのクライミングをするために入るにはちょっと難しいようだ。

Q 韓国料理は口にあいましたか?

 韓国料理は本当に美味しい。石焼ビビンバは旨いし三枚肉はとてもおいしかった。最も旨かった料理は、蔚州・彦陽近くでクライミングした後に食べたキムチ鍋だ。

Q 韓国にまた戻ってきますか?

 もちろん! この次は韓国の他のエリアにも巡ってみたい。雪岳山やソウルなどの北部にも行ってみたい。

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以上引用おわり

あ、ボルダラーの皆さんすんません。
私の場合、ナーレ・フッカタイバルが「韓国焼酎好き」 「キムチ鍋が好き」しか頭に入ってない記事でござんした。

でも韓国を訪れた経験からして、韓国料理はやっぱ焼き肉より鍋料理ですよ。鍋、鍋。

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快晴、そして雨

月曜日、夜。
会社から帰宅した後、昨日の火打岳から戻った後すぐ洗濯していたウェアはじめ装備をとりまとめ、車に押し込み、上高地にむけて出発。
JMGA(日本山岳ガイド協会)の資格更新研修のため、上高地に向かう。

一人で夜通し運転、体力は
Otokojuku
漢気でカバーするのが立正大学体育会山岳部(え? 僕だけですか? )、しかし睡眠不足はいかんともしがたく、上信越自動車道で何度も蛇行運転しながら(おまわりさんごめんなさい)、翌朝7時、沢渡バスターミナル駐車場に到着。

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快晴の下、穂高方面を眺める。
かっぱえびせんじゃなかった河童橋は閑散とした雰囲気。
6月、緑のいい季節でありながら観光客も少なく、好きな人には穴場な季節らしい。

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ニホンザル、子連れのサルも多くみられました。

汗ばむ陽気、この日松本や長野は35度の暑さ。

翌日は梅雨前線がバリバリ活躍して中部地方は大雨。
上高地の気温も14度。
アンダーシャツに夏用シャツ、さらにゴアの雨具を着用しても肌寒い。

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本来の静けさの大正池。

完全装備の私達ガイド連中が歩いていると、サンダル履きや半袖姿の観光客と多くすれ違う。

この違和感、中央蔵王の刈田岳を完全フル装備で登った時と同じ感覚にとらわれる。

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研修中、どうしても撮影したかった「ベニバナイチヤクソウ」。
山形では、蔵王、しかもスキー場周辺の中腹でしか見たことがありません。
上高地では梓川の川岸に群生してました。観光地とはいえやはり環境は山深い。

同じく研修を受けたガイドの皆さま、お疲れ様でした。

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朝の憂いと火打岳

湯殿山に引き続きお声がけいただいて、月山エコプロの火打岳ガイド山行にサブガイド参加。

道の駅「尾花沢」6時集合のため、朝4時前に起床し出かける準備をするが、階下のリビングで娘が泣いている。
美術部の娘、どうも課題の絵が上手く書けないらしい。彼女は昨晩から寝ていない。
もう中学生の娘、困難にぶつかっても、もう自分自身で解決していくしかない年頃だ。
父親の私には声をかけてやることしかできない、もどかしさ。
付き添っていたカミさんから、「出発していいよ」と促され、自宅を出る。
自宅から道の駅「尾花沢」までは近くは無い。
運転しながら、どうしても娘の事が気にかかる。

集合場所でメインガイドの真鍋さん、クライアントの皆様と合流した瞬間にはスイッチが入り、娘のことは忘れることにする。

最上町の親倉見(しぐらみ)登山口から、神室連峰・火打岳を目指す。
槍ヶ先というピークに登り、そこからアップダウンのあるヤセ尾根をたどるルート。

長期予報では高気圧に覆われているはずだったが、南方に現れた低気圧の影響だろう、どんより曇った天候、山稜は厚いガスに覆われている。
ひたすら登ったピーク、槍ヶ先では風も吹き、皆でウェアを着用。

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標高は1300mに満たないものの、豪雪地帯で冬季は雪庇が発達、稜線は削られ、ヤセ尾根が特徴的な神室連峰。

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稜線にでて正直驚いたのは、先週までの温暖な天候のおかげか、ニッコウキスゲが花咲いていたこと。

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手の届かない断崖はシラネアオイの群生。
ニッコウキスゲとシラネアオイの共演。

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アップダウンのある稜線を皆さんに頑張っていただき、たどりついた火打岳。
残念ながら周囲はガスガス。
本来ならば豪快なヤセ尾根と稜線の大パノラマがみられるはずなんですが・・・
そこはメインガイドの真鍋さんの絶妙なトークで盛り上がる。
サブの私は、最後尾を歩く酒田からのお二人に花の名前を教えながら歩く。

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地元・最上町から参加のSさんご夫妻が、わざわざ冷凍してパーティー全員分担ぎ上げて差し入れて下さった「笹餅」。蔵王のいが餅に似てますが、本物の笹を使い、季節商品とのこと。激ウマでした。Sさんごちそうさまです。

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風の穏やかな火打岳山頂で昼食休憩をとり、再び稜線を登り返す。
槍ヶ先がやけに大きく見える。
下山途中の池ではモリアオガエルやクロサンショウウオの卵の観察会。
普通のツアー登山と異なり、そうした穏やかな時間を過ごせるところが月山エコプロの山行の特徴。
約8時間の行動、皆さんお疲れ様でした。

下山後は皆で最寄りの温泉に行く。
入浴を済ませ、温泉のロビーで自宅に電話。
娘はやはり課題の絵に失敗したことを苦にしていたらしく、教師に相談の上、締め切りが延びたらしい。
今は普通に過ごしているという。

サブとはいえガイド山行が終わった安堵感と、家庭での憂いが消えたことでほっとする。
娘と息子の年齢からいって、こんな日々が続くことを予感しながら、自宅へと車を走らせた。

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神室通い

今日から2日続けて神室連峰。

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山全体がしっとり。

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地上天気図では高気圧に覆われているはずが、寒気が流入しているのか最上地方はどんよりと曇っている。
涼しすぎるほどの気温だが湿度は高く、急登に汗を絞られる。

休憩中は、新緑から夏山の緑に移ろうとする木々の姿に目を向ける。

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山の中はエゾハルゼミの大合唱。

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シャクナゲは、ちと早かったようです。

午後は自宅で身体を休め、明日ふたたび神室の山へ。

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雪解け水の彼方

日曜。
山形県朝日少年自然の家で来月予定されているカヌーイベントの下見に参加。

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月山山麓・寒河江ダムのダム湖にはカヌー競技場が整備されている。

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搭乗するカヌー。
筆者は大昔にファルトボートで最上川を下った経験があるだけ、最近は会社の仕事で水質調査のため、溜池でチョコチョコとカヌーに乗った程度の初心者同様。
今回の下見は、月山朝日ガイド協会でもお世話になっている細谷さんを講師に行われた。

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ダム湖をしばらく漕いで、月山の雪解け水が流入する沢筋に上陸。
来月の水温む頃、子供達を遊ばせる予定。

ネコヤナギだろうか。
みんなで砂州に立っていると雪のように綿毛が舞い降りてくる。

6月の水はまだ冷たい。
激しい温度差のためか、水につけていた手指が猛烈にかゆくなる。

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ダム湖にカヌーで浮かびながら、寒河江ダム名物「112mまで吹き上がる噴水」を皆で眺めました。

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子供たちが沈した場合に備えて、細谷さんから現場対応の方法をレクチャーしてもらう。

少年自然の家の女性職員Tさん、実は国体でも活躍したバリバリの競技カヌー選手。
ふだんのデスクワークの時と違って輝いて見えますな。。。

さて本番のときには安全確保して子供達を迎えられるよう頑張ります。

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中国当局、外国人による2017年秋チベット側の登山を規制

 スペインのDesniverとシンガポールメディアで微妙に報道内容が異なっていますが、中国当局が今年2017年秋シーズンのチベット側の登山を規制する模様です。
 原因は、今春に意図的に違法越境して行われた、ポーランドのアダム・アダムスキーによるチョモランマ南北縦走が影響したものとみられています。
 
El Gobierno chino cancela los permisos a las montañas del Tibet para este otoño by Desnivel 2017.6.8

中国将禁止外国登山客 今年秋天从西藏攀登珠峰 by Cannel8news 2017.6.8

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Desnivel ウェブサイトに掲載された、中国チベット登山協会の告知文書

シンガポールメディアでは、今秋禁止されるのはチョモランマ北面、外国人のみで中国人登山者はOKと報じられてますが、Desnivelではチベット側全般と報じています。
 今回の中国当局の措置でさっそく影響を受けているのは、スペインのカルロス・ソリアで今秋予定していたシシャパンマ峰遠征をキャンセル、ダウラギリに目標を切り替えたとのこと。

 捕捉しますが、エベレスト/チョモランマ登山において、なんらかの理由で入国許可を得ず中国側に下りちゃったあははは~ん、とういうのは過去にも数例あります。

参考サイト 伊のシモーヌ・モロー、中国から国外退去処分 by 当ブログ2006.5.29

2009年のシモーヌ・モローもネパール側からエベレスト登頂後、チベット側に下降。このときはシモーヌ・モローは国外退去処分で済みました。
年は忘れましたが、エベレスト西稜を登山中のベルギー人ジャン・ブルジョワ氏は滑落事故でチベット側に落っこちたものの、幸運にも軽傷で済み、そのままチベット側に入り、おとがめなしでネパール側に引き渡されていました。

今シーズンのアダム・アダムスキー氏の例は意図的な違法越境ということで中国当局の逆鱗に触れた模様。Desnivel誌は2018年シーズンはさらに規制が厳しくなりそうと論評しています。

 現実問題として、ヒマラヤ登山には各国の入国管理法という法律が関わっています。
 その国の政治体制にいかに問題があろうと、法は順守しなければなりません。
 ヒマラヤの無許可登山を自慢気にインタビューで語るキチガイ爺が日本にもいるようですが、無許可・違法登山の結果が現実として後々に続くクライマーたちの大きな障害になることを知るべきでしょう。

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よく食べ、よく眠る マーゴ・ヘイズの場合

 今年2月、スペイン・シウラナの『La Rambla』 (9a+/5.15a) を登り女性クライマーとして最高グレードを更新した、アメリカのマーゴ・ヘイズ( Margo Hayes 19歳)。

 現在はクライミングに専念するためとフランス語習得を兼ねて、フランスでアパート住まいです。
 その生活ぶりを、アメリカの女性健康雑誌『SELF』が取材しました。

What It’s Like to Be a Professional Rock Climber at 19 by SELF 2017.5.11
(19歳でプロクライマーになるということ)

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マーゴ・ヘイズ近影(Photo by Clayton Boyd/The North Face)

 マーゴ・ヘイズの生活に関する記事を要約すると、次のとおりです。

 お気に入りの朝食はシンプルに、炭水化物とタンパク質をたっぷりと。
 いつもはオート麦またはオートミールとプロテイン。お気に入りのレシピは、アーモンドミルクと亜麻仁(フラックス)、一晩置いたオートミール。朝食を作る気分にならないときは、プレーン・オートミールまたはVega社のプロテインを飲む。味はいつもチョコレート味。

 通常のクライミングトレーニングに加えて、フランス滞在中はウォーキングが日課。ジムにも、学校の授業にも、食糧の買い出しもぜんぶ歩いて行く。毎日5~10マイル(8~16km)は歩く。

 ランチや夕食時には、文字通りリラックスしているマーゴ・ヘイズを見ることができるだろう。
 マーゴ・ヘイズの夕食は大量のサラダ。本人曰く「初めて夕食一緒にする人は「あなたそれ食べるの?」って思うでしょ。」
 サラダの内容はサーモン、チキン、玄米、キノア(南米産の雑穀)に加え、特に好物なのはアボカド、チアシード、サツマイモ。
 今住んでいるアパートは狭いので、サーモンをキッチンで調理したら数週間匂いがとれず困った。

 コンペに備えて重要視しているのは睡眠。そのためにSNSも遠ざける。
 また意識して多めに水を飲む。
 幼少のときに母親の友人から手ほどきを受けた「瞑想」が精神を集中することに役立っている。コンペの際に精神集中するだけでなく、心身の調子を上げるのに役立っている。
 「(瞑想は)私にとって素晴らしいツール」。

Margo
コンペでのマーゴ・ヘイズ(Photo by Greg Mionske)

チョコ味のプロテインにサラダ好き、19歳にして瞑想をもちいるマーゴ・ヘイズに注目です。

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月山・湯殿山 アプローチ交通情報 【2017年6月現在】

湯殿山行きバス情報

 今年から湯殿山~鶴岡駅間の路線バスが廃止となり、車を持たず公共交通機関頼りの登山者には月山~湯殿山神社ルートのアプローチが不便になりました。
 
 路線バスの代替として、庄内交通がシャトルバスを6月から運行開始しています。

 鶴岡駅から羽黒山と湯殿山を結ぶ「鶴岡観光しゃとるバス」のご案内 庄内交通「お知らせ」

 月山・羽黒山・湯殿山バス運行表(PDFファイル 5.8MB)

 シャトルバスの運行日は6月3日(土)~10月29日(日)まで。
 よくよく運行表をみますと、鶴岡駅8:57発→湯殿山着10:14、湯殿山発13:30 or 15:55発→鶴岡駅17:32着 と、登山の往路のアプローチには遅い時間帯になっています。
 このような交通機関もある、とご参考までに。

乗り合いタクシー「月山ライナー」運行
 
 月山の姥沢口がある西川町では、町内3地区(志津温泉、月山沢、間沢)の宿の宿泊利用者限定かつ予約制という条件付きで、乗り合いタクシー「月山ライナー」の運行が始まりました。
 この乗り合いタクシーは従来のバス乗り継ぎに比較して、山形新幹線・山形空港の飛行機便に合わせたダイヤで運行されており、待ち時間が少なく済むのがメリット。
 山形空港・JRさくらんぼ東根駅から月山山麓の3地区(志津温泉、月山沢、間沢)を往来し、料金は1人2000円・所要時間1時間。
 詳細は月山朝日観光協会ウェブサイト左のバナーから または電話0237-74-4119まで。

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菖蒲たたき 山形県西村山郡大江町 左沢四区

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金曜。
東京に日帰り出張。山形新幹線の最終便で帰る。
東京駅のホームの隙間から、不夜城のような東京のビルを眺める。

土曜日、公休。
溜まった原稿書き。
残念ながら、山岳雑誌のガイド記事執筆・・・などではなく、社内報の原稿二つ抱えている。あーブログの戯言書く程度に日本語も怪しいのに。

日曜日。
予定していたガイド山行は催行人数に至らずキャンセル。
朝のランニングを終え、再びはかどらない原稿書き。
その隙間をついて、大江町で開催される「菖蒲たたき」を見に行く。

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大江町の左沢四区、左沢駅前を車で移動すると、民家の前に菖蒲が無造作に置かれているのが目立つ。

狭い路地で、法被姿の子供たち、大人たちが何かの塊を中心に集まっている。
この左沢四区の「菖蒲たたき」、他の地区でみられるような棒状の菖蒲を地面にたたきつけるのではなく、俵状に編んだ菖蒲を集団で地面にたたきつけるのが特徴である。
まずは動画をご覧あれ。

行列のはじめに女性陣が先行し、御神酒をふるまい、菖蒲湯用の菖蒲を配り、御賽銭を預かる。
そして四区の各家庭を一軒一軒廻って「菖蒲俵」を地面に打ち付けるのだ。

口上は、『 5月の節句 菖蒲たたき ワッショイ ワッショイ 勝ったー勝ったー とても四町内にゃ かなうまいかなうまい ジャガホイ ジャガホイ 』

地元の方いわく、この「菖蒲俵」をまたいで歩くと叱られるという。地面にたたきつけるという行為は、五月という農業にとって最も大事な時期、神様に御成り戴き、豊作を祈願し、神と人が交わる神事であるという。

一昨日訪問した、無機質なビルが立ち並び、金と欲、経済と効率性に支配された東京。

そこから新幹線で三時間、神と人が交わろうとして人々が地面をたたきつける風土、山形。
たたきつけられた菖蒲が香りを放つ左沢の街並みを、私はしばらく眺め続けた。

参考文献: 山形県西村山郡大江町左沢四区著『菖蒲たたきは神の道』平成9年発行

参考サイト:山形県東根市 藤助新田 菖蒲叩き by 当ブログ2015.6.7

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マルコ・プレゼリ氏の言葉

スロヴェニアのマルコ・プレゼリ氏、今春は若手2名と共にインド・キシュトワルヒマラヤに遠征中です。

Trije slovenski alpinisti v Kašmir by DREVNIK 2017.4.5

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インド・キシュトワルヒマラヤのアルジュナ峰(Arjuna 6230 m Photo by Marko Prezelj)
 
 遠征期間は5月24日から6月30日までの予定、目指すルートはアルジュナ峰西壁。インタビュー記事によれば、未踏の西壁はグーグルアースで探し出したとのこと。
 アルジュナ峰は1981年に主峰、82年に南峰がそれぞれポーランド隊に初登された既登峰。

 メンバーは、
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マルコ・プレゼリ(上)、アーバン・ノバク(右)、アレシュ・チェセン(左)の3人。
若手といっても、アーバン・ノバクはやはりインドヒマラヤ・セロキシュトワル東壁で、アレシュ・チェセンはハグシュ北壁でそれぞれマルコ・プレゼリと組んで登攀、ピオレドールに輝いた猛者です。
チームの構成、超ベテランのプレゼリは1メンバーとして、アーバン・ノバクがリーダーを務めているところがニクいですね。

 上述のDREVNIK の記事はマルコ・プレゼリ氏へのインタビューで構成されているのですが、後半は今春ドイツ・ババリアアルプスで下降中に亡くなったスロヴェニアの若手クライマーについて言及しています。
 内容はアルパインクライミングにおけるリスクに関してですが、長年にわたり極限的なクライミングを行ってきた経験から、「運命」としか説明し難い「リスク」について語ります。
 
 それでもなお、なぜクライマーは死のリスクを冒しながら山に向かうのか。
 記事の最後を締めくくるのは、マルコ・プレゼリ氏の言葉です。

『Nekdo, ki najraje sedi za računalnikom, bo težko razumel, da lahko človeka žene še kaj več.』

(ずっとパソコンの前に座っている者には、それより大事なことがあることに気がつかない。)

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曇天の下

早朝、蔵王エコーラインから熊野岳を目指す。
気温6度、視界の全く効かないガス、霧雨。
立っていられない強風のため、車を出て5分もたたずに退却を決める。

蔵王中央高原に転進。
荒天時の代替ルートの下見として、コースタイムを細かく計りながら歩く。

無数に茂るマイヅルソウはまだ固いつぼみ。

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アカヤシオもこれからでした。

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ミネザクラは見頃。
山形のソメイヨシノが咲く頃、私は現場作業で西日本を巡っていたので遅い花見です。

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コース中、一輪だけツバメオモトが咲いてました。

蔵王中央高原の散策コース、ほとんど人と会わない静かな山歩きでした。
稜線から300~400m高度が下がり、樹林帯の中を行くため強風の影響もあまり受けないお手軽コースでした。

下山してから公立図書館でもろもろの資料を閲覧・借り出し。
ぼつぼつ夏山登山の依頼も頂戴してるので、山情報の整理中。

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食べてみた・飲んでみた

飲んでみた【オーストラリア編】

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ケアンズ到着初日、暑さと日差しの強さにやられ、スーパーで買い求めたゲータレード。
同シリーズで原色の青いやつもありましたが、緑色のやつを飲んでみました。
フツーのスポーツドリンクでした。甘み強め。

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スーパーで売ってた数少ないコーヒー飲料。
ミルクたっぷりです。
『日本の缶コーヒーはまずい』と、通な方はおっしゃいますが、街角の自販機で手軽にブラックコーヒーが飲める日本って幸せだというのが私の持論です。

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スイカ果汁100%に惹かれて買ったスイカジュース。
味はメロンそのまんまです。ごちそうさんでした。

飲んでみた【日本編】
さすらいの現場作業員、山口県の現場に行って元請担当者様から「飲んでみる?」と渡されたのが、

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ドリアンサイダー

幾人もの方々が匂いで断念したとのこと。
ちなみに私はドリアン好き。美味しく飲んだところ、変人扱いされました。
この美味しさを理解してくれないなんて・・・「それでも地球は動いている」と言ったガリレオの心境である。

食べてみた【日本編】

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山口県のスーパー、練り物類の充実ぶりが凄い。で、旨い。

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山口県から京都に移動。安ホテルから京都の夕暮れを眺める。

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京都の狭い路地で現場仕事。
近所の寿司屋でランチタイム。
食事して店をでるとき、おかみさんの「おおきに」という柔らかい関西弁に、京都に来た実感。

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京都の仕事を終え、大阪経由で山形を目指す。
昼食は柿の葉寿し。
関西での弁当は「柿の葉寿し」と決めている。
旨いし、柿の葉っぱを包装に使いながらきちんと衛生管理もしているなんて、自然に恵まれた先進国・日本ならではの食べ物だと思います。

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朴槿恵の首が飛び、登山用品店が儲かる

 日本のメディアでは反日反日と呼ばれて、私のような右寄りの人間にはその言動がワクワクな韓国の新大統領、ムン・ジェイン氏は登山好き。

 5月13日にはマークマン(韓国メディアにおける、大統領専属記者の通称)約60名を引き連れ、慰労を兼ねて北岳山にハイキング・・・・と、ここまでは中国の犬NHKや言論テロ組織朝日新聞もすでに報じているとおりです。

 当ブログの注目点は、ムン・ジェイン氏が以前から着用していた登山ウェアの人気が沸騰、メーカーが再販するという人気ぶりです。
 それだけにとどまらず、登山用品メーカーではムン・ジェイン氏の政策に合わせるように、非正規雇用者を正社員に昇格させるという動きにまで発展しています。

블랙야크가 '문재인 재킷'을 재출시한다 by ハフィントンポスト韓国版2017.5.17

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専属記者たちと北岳山ハイキングを楽しむムン・ジェイン氏

Sum
日本のメディアは報じてませんが、この日青瓦台の食堂で記者たちと共にした昼食会のメニューはサムゲタンだったとか。

で、話題の大統領の登山ウェアですが、
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韓国で話題沸騰のブラックヤク社「Bガーディアンジャケット」。
日本円で9800円の登山用ウインドブレーカー。
2012年前回の韓国大統領選挙活動当時から愛用していた事が知られ、

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奥様のキム・ジョンスク女史とおそろいで着用いしています。

 このBガーディアンジャケット、すでにブラックヤク社では廃版・製造終了していたウェアだったのですが、今回のムン・ジェイン氏当選にともなう話題化でブラックヤク社には問い合わせが殺到。
 5月17日、急遽ウェアの再販・3000着の限定販売を決定したものです。この再販に関して同社は「Bガーディアンジャケット」再販は利益向上のためのものではないとして、収益金の一割を重度障碍者の支援として寄付する予定。

 さらに同社のガン・テソン会長がムン・ジェイン氏の「政府機関の非正規雇用ゼロ運動」に合わせるように、ブラックヤク社の非正規雇用社員10名を正社員に昇格させることを公表。もっとも、この動きに関しては同社マーケティング責任者は「以前からの懸案事項で段階的移行を予定していたもの」としています。

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ムン・ジェイン氏はバリバリのクライマーというわけではありませんが、ネパールヒマラヤのトレッキングなども経験している登山愛好家。
上記画像は2004年2月、ネパールでトレッキングを楽しんでいるムン・ジェイン氏。このときは盧武鉉大統領(当時)の弾劾追訴の報を受け、行程半ばで急遽帰国したエピソードが韓国では知られています。
昨年6月に再度ネパールを訪問、トレッキングを楽しんでいます。
自身も「体力・健康管理の秘訣は登山」と言い切るムン・ジェイン氏。

新大統領の着用するウェアがここまで国民に支持されるってのは、韓国ならではの現象ですね。
日本では以前の国政選挙で、多くの大臣・元首相らが街頭演説で様々なアウトドアメーカーのウェアを着用していましたが、それで問い合わせが殺到したとか爆発的に売れたとか聞いたことありませんし、プーチン大統領がカナダグースの防寒ジャケットを愛用しているからといってロシア国内で売り上げ上昇なんて聞いたこともありません。

韓国大統領といえば

任期始め「日本とは未来志向で」 → 支持率低下 → 任期後半「反日!反日!」

という流れがお約束ですが、せっかく再販されたジャケット、近い将来、韓国国民のデモ隊に引き裂かれることのないよう願いたいものです。

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エドゥルネ・パサバン、無事出産

プレモンスーン期でヒマラヤ各地から吉報・悲報が届く今日この頃。

正統あるぴにずむ派の報道は他のクライミングサイトにお任せして、ナナメ横いく当ブログとしてはやっぱりこのニュース。

 女性初の8000m峰14座登頂を果たしたスペインの エドゥルネ・パサバン(Edurne Pasaban 43歳)が無事お子さんを出産した模様です。おめでとうございまーす。

Edurne Pasaban raggiunge il suo più grande sogno: è nato Max! by Montagna.tv 2017.5.3

Edurne
無事出産した息子Max君を抱くエドゥルネ・パサバン

 メディアでは報じられず、高所登山やる者にとっては広く知られている事ですが、高所医学の研究結果では8000m級のような高所に滞在すると人間の精子に異常が発生することが知られています。
 またシェルパ族など高地民族の女性に不妊症などが統計的に多いとも言われています。
 高所登山をやる者にとって、「子作り」って実はとてもデリケートな問題であるわけです。

 上記Montagna.tvも報じていますが、エドゥルネ・パサバンは38歳当時、自分の卵子を凍結保存。今回はその卵子を用いて無事出産に成功したとのこと。

 つい先日SNSで、とあるクライマーが「結婚・家庭をもつことだけが人生ではない」との意見を書いているのを拝読して「うーん」というのが私の正直な感想でした。この辺の書き方は慎重さを要求されますが、あくまでも私の正直な感想です。

 私の8000m峰遠征を会社で推してくれた取締役が「結婚するかしないかは個人の生き方、考え方だ」という思想の持ち主で、私はそういう方の下で20代を過ごしてきましたし、私の周辺には 「結婚しない人」 「子供を作らない人」 「子供ができない人」 は少なくないので、それぞれそういう生き方もありだよなという認識はあります。

 でもエドゥルネ・パサバンが困難を乗り越えて高齢出産に成功したという報道を知り、やっぱり女性にとって出産は一大事だよな、という思いです。
 ちなみにMontgna.tvの記事のタイトル、出産について 『grande sogno』 (最大の夢)と表現しています。

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