氷河期の森へ

本社業務の合間、息抜きにローカルの学会誌を読んでいたところ、山形の「埋没林」の報告論文を見つけた。

盆休みの朝、早速観察に出かける。

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自宅から車で10分ほど、山形市某所。

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露頭から川の流れにはみでた流木っぽい木。これが埋没林の木です。(白いのは15cm長の三角スケール)

年代は約2万年前から約1万8000年前。

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雑草も生え、ただの立木に見えますが、これも埋没林の木。

立木で発見されたことで、別の場所から流れ着いたものではなく、明らかに森の存在を示す証拠となります。

山形市近辺では4箇所にわたり、河川に「埋没林」が発見され、いずれもモミ、トウヒ、カラマツなどの針葉樹。

氷河期末期、縄文時代に入る直前の旧石器時代の山形は広大な針葉樹林、巨大な湖の存在が推定されています。

実は本日の目的は、大量に発見された「鹿の糞」の痕跡をみつけることだったのですが、残念ながら発見当時とは河川の状況も変化したためでしょうか、本日は見つかりませんでした。

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河川敷も露頭周辺も、葛の花盛り。地質観察は妨げになる草木が枯れる秋~晩秋に行うのがベスト。

また機会をみつけて、できれば針葉樹帯を示す葉や実、また鹿の糞の痕跡を探してみたいと思います。

参考文献 : 論文 山野井・大江「山形・天童市境 立谷川河床の埋没林(第3報)」 『山形応用地質』第41号 2021 山形応用地質研究会 編

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柴燈祭、ほいほい酒、そして月山

 昨年、あるミッションを抱えて月山・山頂小屋、9合目・佛生池小屋、出羽三山神社など、月山をとりまく関係者皆様に挨拶廻りをする機会があった。

 そんな活動を通じ、「私は月山に関わる人々の暮らしを何も知らない。ガイドを名乗りながら、山頂と登山ルートという「点と線」しか知らない。」ということを痛感させられた。

 神経症や鬱に悩まされ、人付き合いが苦手とはいえ、月山に関わる人々と距離を置いていた私。初心に戻らなければならない。

 前々から興味があった月山の『柴燈祭』を見学することも兼ねて、月山9合目の佛生池小屋に泊まってみることにした。

 8月13日午後、台風接近の最中、降雨直前の機会をつかんで佛生池小屋入り(宿泊者は午後からのチェックインとなっている)

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雷鳴が聞こえる中、山頂の柴燈祭に参加する人々を見送りながら佛生池小屋に入る。

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佛生池の周りはハクサンフウロが花盛り。

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いつもと違い、墓石や地蔵、賽銭箱の前にはあんこ餅の皿。小豆がわずかばかり。ホントは小豆餡たっぷりだったのだが、豪雨で餡だけが流されたと後で知った。

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宿泊は、カーテンで仕切られた三畳間。

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案内されて初めて知ったが、コンセントも使用可。ただし発電機が稼働する21時まで。携帯はauは不通。wifiルーターで使用している楽天モバイル(ドコモ回線)は通じた。

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洗面所。水は雨水利用のため呑み込まないでくださいね、と説明を受ける。佛生池小屋では水は貴重品。

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小屋に入った15時過ぎとともに、豪雨となる。ここのところあまり寝てないので、仮眠をとる。

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17時、夕食です。山菜尽くし。重箱は奥から時計まわりに月山筍と野菜の天ぷら、ぜんまい煮つけ、フキ煮物、ぜんまいの白和え、ウドか何かのナムル風。小鉢は右奥から麩と野菜の煮物、梅ゼリー、ワラビおひたし、胡麻豆腐。

主菜もさることながら、庄内名物の「胡麻豆腐餡かけ」がとても美味しい。デザートの梅ゼリーは市販のそれとは比べ物にならない濃厚な味で激ウマ。

18時、あれほどの豪雨はさっと止み、空は晴れ間も見えてきた。ご主人の工藤さんが柴燈祭の準備を始める。食事もおわった直後で、本日の宿泊者が皆そろっているところで、工藤さんから柴燈祭の説明を受ける。

いわく、月山に漂う御霊様を、盆の始まりで里に帰してあげる神事。工藤さんが御霊「様」と敬称をつけて呼ぶことに強烈な印象を受ける。

本日の宿泊者は、小屋なじみの神職関係者、カメラマンの方、長野県小谷村から月山を登りに来たご夫婦、そして私の5名。

工藤さんご夫妻と共に、柴灯祭の場である佛生池小屋からほど近いピーク上に登る。

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柴灯祭は、山頂神社、9合目小屋、8合目の「中の宮参篭所」で護摩木が焚かれる。山頂に火が付いたら9合目で、9合目で火が付いたら中の宮でと、リレー形式で火が焚かれるのだ。庄内の人々は麓から「月山で灯りが見えた」と話題にするのだという。

画像右上の点は、19時過ぎた頃の山頂神社の火による灯り。左下は佛生池小屋の明かり。

山頂神社の火を確認して、工藤夫妻が「そろそろ始めます」とほら貝を吹き、護摩木に火がつけられる。

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佛生池小屋の御主人工藤さんが祝詞、般若心経などを唱える。日没後の薄暗い中にも鳥海山が見え、酒田市と鶴岡市の明かり、日本海上の漁船の明かりが見えた。台風接近中のわずかな晴れ間が、神事と重なる。

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大勢の方々のご先祖、亡き方への思いがこもった護摩木が燃え、空に煙が流れる。

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ひととおり祝詞、御経を読み上げた後、工藤さん奥様より「ほいほい酒やりまーす」と声がかかる。

ほいほい酒?

「ほいほい酒は、柴燈祭は魂を里に帰すんですけと、帰るお家が無い(無縁仏)を慰めるためにお酒を飲むという、ほいほいと言いながらお酒を飲むんです」と説明をいただく。

みんなで「ほいほい!」「ほいほーい!」と叫びながら、茶碗の日本酒を飲む。御神酒とは、やはりこの場では米で作った日本酒なのだ。普段は飲まない日本酒を一気飲みする。

儀式の後、小屋で直会(なおらい)。

工藤さんご夫妻から山の話、居合わせた皆様の山の話を興味深く伺う。ガイドなどと名乗っていても、月山にはまだまだ私の知らない世界が広がっているという当たり前のことを自覚しながら、楽しく皆様の話を聞く。

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直会のつまみのだだちゃ豆。普段スーパーで買う豆より味が濃い~。

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工藤さん奥様手製の、月山高原でとれた小麦で作ったピザ。「この世界情勢下では国産小麦は貴重品だよね・・・」と現実的な話になる。

工藤さん奥様ごちそうさまでした。

小屋は21時消灯。発電機も稼働を停めます。

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翌朝5時朝食。小屋では朝食は4時以降であれば各々の出発時間に合わせて提供していただけます。下山後に自宅の墓参りが待っているため、私は早めに出ようと5時でお願いしました。卵焼き付け合わせの野菜炒め、サラダは洋風テイストで美味しくいただきました。

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5時半、お世話になった佛生池小屋に別れを告げます。幸い、天候は雨上がり・無風。

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8月14日は午前7時から山頂神社で本宮祭。それを目指しているのか、結構登山者とすれ違う。

濃霧の中、8合目の中の宮参篭所を目指して水浸しの登山道を下り続ける。

向こうから鈴の音がチリンチリンと聞こえてくるが、一向に近づかない。人が来る気配もない。本当に「人」の鈴だろうか?

まあいいか。今日は盆。何があっても不思議ではない。

幾度も通った登山道は昨夜から今朝にかけての雨で水浸し、慎重に歩みを進めて8合目駐車場に下山。

午後からは老母を連れて、自宅の墓参りとスケジュールが詰まっている。

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狭い県道月山公園線をヒヤヒヤしながら他の車とすれ違い、月山高原に出る。ひまわり畑から月山方面を振り向く。ちょうど雲間に山頂付近が望めた。

霊峰・月山にただよう「御霊様」たちを里に見送る行事に参加できた。死者にとっても生者にとっても、穏やかな盆でありますように。

最後に、貴重な神事に参加させていただきました佛生池小屋管理の工藤夫妻、同宿の皆様には深く感謝申し上げます。

参考サイト 月山佛生池小屋ウェブサイト

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休日出勤のランチは、

8月7日、日曜日。

朝日少年自然の家チャレンジキャンプに出ている間、リストラ寸前不良社員の私なのになぜか課題が山積みになる。

自宅で仕事をするのは気分的に嫌なので、無人の工場に出勤。

しばらく内業し、ランチはやっぱり

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蕎麦「山岳部 やまぶ」へ行く。

開店時刻の11時に合わせて訪問、本日のチョイスは、

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「最上早生」蕎麦粉を用いた板蕎麦(1日限定10食)を注文。

注文を待つ間、次々の客が入り、限定10食は売り切れとなる。

今日の季節の果物はスイカ。蕎麦を食べ終え、蕎麦湯も堪能し、再び工場へ。午後いっぱい内業に専念します。

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Power of Darkness 湖へ

一日おいた8月6日、山形県朝日少年自然の家チャレンジキャンプ2022 イカダプログラムのため自然の家へ。

氾濫した最上川から月山湖に行先を変更。

カヌーを操れるということで私はもっぱらカヌーに乗り、子供達の乗るイカダをフォロー。

例年だとイカダを漕ぐ息が合わず、子供特有のエゴイズムがイカダ上で爆発、様々な人間模様が繰り広げられるのだが、今年の子供達はチームワークも良く、あっさりと四谷沢川に上陸。

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月山湖畔に各班のイカダ集合。長く続いた雨で自然の家に籠っていた子供達のエネルギー炸裂。

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四谷沢川では歓声を上げながら水に親しむ。

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女の子が大事に拾い集めた月山の石英。夏の宝物。

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例年になく息の合った子供達、スムーズに四谷沢川から戻ると、大量の尾花沢スイカが待っていた。滝口支配人ごちそうさまです。

スイカをほおばる子供達の自然な笑顔。

私は「子供が無垢な存在」などという幻想は抱いていないが、スイカを食べながら湧き出る子供達の笑顔は、本当に自然な笑顔である。

普段の会社員生活で、心の中では「この前と違うこと言いやがって、▲ねよクソ」と毒づきながらも笑顔を浮かべて「その件、承りました」とか言うのが私の得意技なのだが、そんな私だからこそ、子供達の素直な笑顔がまぶしすぎる。

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毎年、夏の終わりを感じながらイカダの後片付けをするのが恒例なのだが、今年は子供達も片付けを手伝ってくれた。

あっという間に洗浄が終わり、所を退出させていただく。

コロナ禍、豪雨、そして最上川の氾濫という災害の中、チャレンジキャンプを進めていただいた関係者の皆様、班付として子供達の面倒をみてくれたサポーター仲間の皆様、本当におつかれさまでした。

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帰宅後、キリッと冷やした甘酒を飲みながら、落ち着いた本が読みたいと思い手にした枕草子。

清少納言が推薦する「山」の中には「忘れずの山」、蔵王山が挙げられている。(現在の不忘山はその名残り、平安時代の「忘れずの山」は蔵王山そのものを指す)

富士山でも日本アルプスでもなく、蔵王山の何が平安時代の都人(みやこびと)を魅了したのだろう。

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Power of Darkness 山へ

8月3日~4日の豪雨災害による被害を受けた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 

今年も 朝日少年自然の家 チャレンジキャンプ2022 の登山講師の御依頼をいただく。

催行の前週、台風5号の成れの果てである熱帯低気圧と日本列島南側の高気圧の影響、さらに上空に寒気が入ってくるとことが判明。

雷雨が発生しやすい状況までは予測できたものの、8月3日~4日の豪雨災害までは予測しえなかった。

少年自然の家担当のUさんからは、移動車両手配の事情で前日昼までに登山実施の可否を決めたいと相談をいただく。

登山当日は庄内地方で晴れ間の予報も出たが、私の経験上、湿った空気が月山上部を覆うことに変わりはないと判断、登山実施は難しいと伝える。Uさん経由で少年自然の家で協議いただき、前日には早々に登山中止・山形県自然博物園のブナ林歩きに切り替えていただく。

過去に小雨の中で登山を行ったこともあったが、子供達の体力消耗は著しい。何よりコロナ禍の状況下、疲労由来の発熱も避けなければならない。

 

例年通り、子供達の様子を確認するため前日夜に少年自然の家に入る。自然の家が位置する大江町はもの凄い雷雨だった。「夕べのつどい」で子供達の様子を確認。みんな士気も高い。

自然の家和室で一泊し、翌日は山形県自然博物園に移動。

博物園では一昨年同様月山エコプロの真鍋ガイドとペアを組んで引率。私が1、2班を、真鍋ガイドが3、4、5班を担当。

自然の家のOさんからは周海沼で記念撮影したいというリクエストがあり、真鍋ガイドとコースを打ち合わせ、自然博物園の最短ルートを往復。

幸い、出発時に天候は晴れ間も見えてきた。

最近名所になった「トチノザウルス」(雪による扁形で恐竜の形に似ているトチノキ、県の広報誌の表紙に取り上げられ名所になった)に子供達を連れて行ったが、

「・・・・」と、子供達の反応は 無 反 応 

(やべえ、なんとか間をもたせなくては・・・)

と思ったところ、私の目の前にアカハライモリが現れた。子供たちは大木よりも生き物に興味津々。アカハライモリを捕まえて見せると我先に「見たい見たい」と駆け寄ってくる。

出発時に見えた晴れ間はすぐに厚い雲に覆われ、ブナ林もガスで視界不良となり、気温が下がってきたのが実感できる。2時間ほどで博物園ネイチャーセンターに帰還。

今年のチャレンジキャンプはとにかく子供達の自主性を伸ばそうとしているのだろうか、ネイチャーセンター玄関でも参加者の女子中学生が率先して水道ホースを手にして他の子の長靴を洗ってくれている。

ネイチャーセンターの2階を開放していただき、皆で昼食。西川町の水沢温泉で入浴後、少年自然の家に帰所。

昨夜からの豪雨による被害は甚大、ガイド仲間の安否確認、さらに会社業務で取引先から携帯に連絡が入り、難題が降りかかってきた。

自然の家に帰所後、和室に籠ってPCでメールのやりとりをしながら、予定変更を決断。

当初の予定では職員の柏倉さん特製肉丼をしっかり御馳走になり、夜のキャンプファイヤーまで同行するつもりだったが、帰宅を決める。

担当のOさんUさんは子供達と野外調理場に出かけた後。渡り廊下にて滝口支配人、今野マネージャー、荒井所長に挨拶し、退所。

移動途中、最上川を渡る。

床上浸水した街並、増水した河川。

個人の力ではどうにもできない自然の猛威を間近に見ながら、また私は普通の現場作業員に戻っていく。

 

ちなみに今年のチャレンジキャンプ・オリジナルTシャツは、

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参加の子供達からも「可愛い」と絶賛。

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絵柄の熊さんが履いてるパンツの柄、朝日少年自然の家キャラクター「プラたん」がデザインされてるのが芸が細かい。

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息子の夏山

現場作業続きの平日。

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帰宅すると、ずっしり濡れた登山靴が玄関に。

夏山合宿から息子が無事に帰宅したらしい。息子の所属する山岳部、夏山合宿は2泊3日での鳥海山。

入れ替わりで私は少年自然の家企画に出発。

翌日、息子から話を聞く。荒天で七五三掛で引き返してきたという。

息子は岩場が苦手。出発前にYoutubeで新山の状況を見せながらレクチャーしたが、残念ながら新山にも七高山にも到達できなかったらしい。

8月3日の豪雨で交通機関もストップし始めていたが、JRからバスに切り替えて帰宅したとのこと。

保護者としては、無事下山してくれたことが何より嬉しい。

サウナ好きの息子、キャンプしながら入浴した「あぽん西浜」のサウナルームは気に入ったらしく、「5分くらい入ってたら後輩から「先輩凄いっすねー」って言われた」と淡々と語る。どんな形であれ、後輩は先輩としてお前の事みてるんだよ、と息子に言う。

こうして2年生の夏山合宿は終わった。昨年は月山集中登山の予定がコロナ禍で中止。飯豊連峰も朝日連峰も知らず(正確には長井葉山には登っている)、高校山岳部生活が過ぎていく。

コロナ禍の状況下、OBとして高望みはするまい。感染者増の最中、生徒達を引率してくれた顧問の先生方、山岳部の仲間の皆さんには感謝しかない。

帰宅した息子はすぐ書店に行って英単語帳と英熟語帳を買い込んでいた。可能性という名前の登山道が幾つも開けている息子が、もう歳の喰った私には、うらやましくて仕方がない。

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【新感覚】YUKIHIRA COFFEE【新体験】

ずーーーーーっと前から気になっていた。

月山の帰り、国道112号線沿いにあるタープテントが張ってあるカフェ。

今日の下界は35℃超の猛暑、コーヒー飲んでいこう。

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やってきました、YUKIHIRA COFFEE

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内装はシンプルな、イタリア映画かフランス映画にでも出てきそうなカフェ。

コーヒーの種類は沢山あり惑わされるが、私の行きたい国ベスト5に入るエルサルバドル豆のコーヒーがある。

(これかな・・)と決めかけたところ、店のお姉さんからエチオピア豆で作った水出しコーヒーを勧められ、外気の暑さにまいっていたのであっさりエチオピア豆の水出しコーヒーを頼む。追加でクッキー。

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本日のチョイス、エチオピア豆の水出しコーヒー(容器はテイクアウト用のプラ容器、グラスの2種から選べる)、カカオニブとアーモンドのクッキー。

水出しコーヒーを一口飲んだ時の心象風景はこちら ↓

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鮮烈なまでの酸味。それでいてコーヒーとしての風味はしっかりしているアイスコーヒー。

お姉さんの説明では、焙煎控えめの豆で水出しして独特の酸味を作り出しているという。

山の帰りに常飲しているのは「現場作業員の皆様ご愛飲」のセブンのコーヒーなのだが、全くの新感覚。

涼しくなったら、エルサルバドル豆のコーヒーも試したいと思います。

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夏山の季節

雪渓状況を確認すべく、姥沢から月山山頂往復。

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1週間も経過すると、花もめまぐるしく変化する。姥ヶ岳山腹はキンコウカが開花し、黄色に染まる。

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ヒナザクラ絶賛公開中。

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下界は猛暑の予報・快晴だが、牛首から上部、月山山頂は冷たい強風とガス。

神域でしょうか、今日も山頂神社は姿を見せない。

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牛首から下降しながら山を振り返る。青い空と流れる雲。夏山シーズンだなあ。

今日は日曜。大渋滞を避けるため、5時半に駐車場を出て山頂往復、9時半には下山。

10時、弓張平の日陰の駐車帯でwifiルーターを繋ぎ、車中でPCを開きメール送受信作業。

ここのところ山中でPC作業をする機会が多く、余裕の無い日程を反省。次回は人のいない休憩地でコーヒータイムを取りたい。

 

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雪渓情報【2022年7月31日現在】

リフト上駅~姥ヶ岳間の登山道上の雪渓は消失しました。

牛首から四谷沢川ルート上の雪渓は、

牛首直下の雪渓はほぼ消失、石畳の間に氷が詰まっている状況です。転倒にご注意下さい。

牛首~リフト裏道・リフトに通じる道分岐の間にある雪渓は歩行距離にして約10mほど、なだらかな斜面になっていますが、雪渓の末端は硬く氷化し、転倒しやすくなっています。ご注意ください。

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蕎麦きり 風土【鶴岡市】

土曜日、晴天。

私用で鶴岡へ。

昼、適当に立ち寄った 蕎麦きり 風土 に立ち寄り蕎麦を食う。

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鶴岡市内の蕎麦屋でも人気店らしい。

本日のチョイスは、

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蕎麦きり(十割) ¥1000也。

蕎麦刺しが一片乗っけてある。蕎麦は細目。量は男性なら大盛が吉。

鶴岡でも上位の人気店らしいけど、太くて硬い蕎麦原理主義の私には普通の蕎麦かな~と食べていると、御主人が蕎麦湯を持ってきた。

この蕎麦湯、しっかりドロリと濃い蕎麦湯。もうこれでお店の印象アップですね。

(よそのお店で、白湯みたいな蕎麦湯を出される時のガッカリ感ときたら・・・)

食べ終えて、残りの用事を済ませるため羽黒地区へ向かいます。

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「山の日」全国大会が来る

本社での内業を済ませ、工場に出勤。

魑魅魍魎のいない工場のデスクでゆっくり書類作成だ~と出勤してみると・・・

 

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なぜか私のデスクに「山の日」全国大会やまがた2022 の特大ポスターが2枚、がっつりと貼られている・・・

私の勤務先、しっかり協賛企業なんで「山の日」全国大会のポスターが各部署に支給されているらしい。

ぎっくり腰も良くなった若手E君「大滝さん、ポスター貼っておきましたっ!」

親方「大滝ぃー、ゲストのとこに写真写ってねーぞ」

私「いやいやいや俺そんなに偉くありませんから」

しばらく末端現場作業員としておとなしくしていよう・・・

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藤森晶子著『丸刈りにされた女たち』

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藤森晶子著『丸刈りにされた女たち』を読む。

第二次世界大戦終戦直後、フランスでドイツ人男性と関係を持ったフランス人女性が見せしめに丸刈りにされ迫害された。その事実を追求した著者のルポ。

フランスではこの迫害の史実は完全にタブー化され、本書も学術書・ルポというよりは著者の体験談をまとめた著作に近い。

著者は調査のためにフランスに留学・滞在し調査を試みるが、ドイツ人と恋愛関係に陥ったフランス人女性のわずかな体験談を得ることができたものの、「対独協力者」としてのフランス人女性には遭遇できずじまいであった。

約70年前の史実でさえ、残された物証といえばわずかな写真と映像のみ、関係者は固く口を閉ざし、ほとんどが故人となりつつある。

証言を得る事でしか成り立たない「現代史研究」の困難さを痛感させられる。

本書に対しては「卒論本」「考察が足りない」「情緒的」などの数々の批判はあるが、私はそうは思わない。わずかな証言しか得られなかったとしても、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの著作と、本質的には何ら変わらないはずであろう。

本書はフェミニストや反戦団体の平和主義者によく引用されているようだ。

コロナ禍による閉塞感伴う3年目、もはやウイルスとの闘いというよりも各個々人との価値観の違いが鮮明になりつつある現在。

私は本書を通じて、戦争の愚かさはもちろんだが、コロナ禍の今も直面する「正義という目に見えない存在の不確実性」を突きつけられた一冊だった。

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夏の花

7月×日

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仕事を終えてから老母宅へ。

昨年同様、クレマチスの花が一輪。

翌日には、もう散って無くなっていた。

 

7月×日

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老母宅には基本、山行の日以外は様子を見に訪問している。

駐車場にはオニユリ。

母を伴い、遠方の大型スーパーに買い物。

積乱雲が発達する空を見て、母は「雲が厚くなってきたね」と言う。認知症の母も、夏空の変化は認識できるようだった。

 

7月×日。

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職場にて。

コンクリートガラやアスファルトガラを一時保管する場所に見慣れぬ野草が咲いている。

画像検索しても名前は不明。たまにネジバナが咲くので広大な工場敷地をいつも観察しているが、一輪だけこの花が廃棄物置場に咲いている。

美しくもたくましく。

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ウルドゥー文字の夜 第15夜【最終講義】

4月6日から始まった東京外国語大学オープンアカデミー・ウルドゥー語初級の授業も今日が最終日。

連続する母音に付属する記号「ハムザ」について説明を受けた後、いつものように独立字を連結し、かつ発音もイメージする練習を重ねる。

授業後半の質問タイムは、既に告知が始まっている秋季講習に関する質問が多く寄せられる。

村上先生を慕って受講希望の方が多いせいか、次の受講までに必要な予習・講習の具体的な内容などに質問が集中。

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ウルドゥー文字で書いた私の名前 ↑ 。

初めはミミズの行列にしか見えなかったウルドゥー語も、授業を経て少しずつ文字を解読できるようになった。

でも字体・フォントが異なるとまだまだ読めない・戸惑う文字もある。そこが私の課題。

村上先生、リモートのウインドウで時間を共にした同学の皆様には感謝です。

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雨 天

4名のクライアントを引率して月山。

登山予定日として、本日19日と予備日を提示いただいていたが、気象情報ではどちらも低気圧が接近する日。

午前中天候がもちそうな今日、姥沢から山頂往復。

脚の揃ったクライアントのおかげでスムーズに登高できた。

気象情報による予想通り、山頂手前の月光坂で霧雨から雨となる。

山頂小屋のお世話になり昼休憩をとり、早めに下山。

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週末は満車になる姥沢の大駐車場も、雨の中下山してみると我々の車と他2台だけ。

車に乗り込みスマホを確認すると、今日は平日、建設関係の取引先から電話着信が数件。

兼業ガイドの悲しさ、一気に頭を切り替え、駐車場を発つクライアントの皆様に目礼し、雨降る姥沢駐車場にて建設業の仕事の話。

前線通過による雨が強まる前に下山できてほっとしたのもつかの間、勤務先の課題が幾つか。

気分転換に車中で「トランス」をガンガン聴きながら、雨の国道112号を自宅に向かう。

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月山の甘い香り

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月山ガイドの備えて雪渓の様子を探るべく、先週に引き続き入山。

視界の効かない中、ニッコウキスゲに囲まれて夢心地で歩く。

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今年もトキソウに出会えた。

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午後からの予定に備えて早めに下山。

他の登山者の方はなかなか気が付かないようだが、姥沢駐車場から「環境整備協力金」徴収小屋までの車道脇はノウゴウイチゴが沢山生えている。

毎年7月中旬頃、沢山の実をつける。

寒いまでの天候不良の月山から戻り、車道にたどり着くと下界の生温かさに包まれる。

一瞬だけ、甘い香りを感じる。

沢山実るノウゴウイチゴ、そんなに芳香を放つものか?視覚・嗅覚の錯覚か?

車道の脇から手を伸ばし、一粒口にする。市販のイチゴと遜色ない甘さと酸味のバランス。

毎夏、月山山行を共にする大勢の子供達にも体験させたい味覚だが、残念ながら時期が合わず実現できないでいる。

イチゴの甘味を感じながら、曇天の雲を見上げる。「本当の」梅雨明けが待ち遠しい。

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