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子守

検査入院する義母に妻が付き添うことになった。
娘の面倒をみるため、残っていた夏季休を用いて会社を休む。
午後から半日、娘と過ごす。

実母と共に3人で大型ショッピングセンターに行く。
百円で乗れる小さな新幹線があった。
延長20mほどの8字ルートで子供が乗れる新幹線だ。
娘を抱き上げ、新幹線に乗せる。
百円を入れ、音楽とともに新幹線が動き出す。
私と実母が立つスタート地点から、娘一人だけ乗った新幹線が遠ざかっていく。
泣きべそ顔になるかと思ったが、ニコニコしながら走り回っている。

「ああ、いつか娘も俺の手を離れて巣立っていくんだな。」
ということを実感する。娘はまだ2歳だけど。

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ナショナルジオグラフィック

会社の帰り、ブックオフでナショナルジオグラフィック03年5月号を350円で入手。
以前から捜し求めていたエベレスト特集号で、付録の地図も新品のまま付属していた。

欲しかったのは、むしろこの地図だ。
愛知学院大山岳部OBの高村氏が登山用品店内に飾ってあるのを見て以来、欲しくてたまらなかった。
エベレスト・サウスピラールートに挑んだ同氏だけに、思い入れがあるんだろうなと感じ、譲ってくださいとも言えなかった。
山形市内のブックオフにはNG誌の在庫がまとまっているのだが、このエベレスト特集号は今まで見つからなかった。
学生時代、ろくに読めもしないのに神保町で古いNG誌のヒマラヤ特集を入手しては、辞書片手に読んでいた。
当時と違い現在は日本語版が入手できるが、NG誌の素晴らしいクオリティは変わらない。

地図は大事にとっておこう。
娘が大きくなったら「お父さんは若いときにこんなに美しいところにいってきたんだよ」と教えてあげたい。

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ガイドの壁

月山山麓も秋めいてきた。
博物園内はキノコだらけ。
事務室内の雑談もキノコ中心である。
午前中は宮城からの一家族、午後は鶴岡のボーイスカウトの大人4人・子供4人グループ
目立つ花もなく、キノコを解説できるほどの知識もなく、私には苦しい時期となった。
午前中の一家族は、ヤドリギにはさほど関心をむけてもらえなかったが、キクラゲがおおいに受けた。
午後のボーイスカウトの一団、子供達は野外活動には慣れているようで、植物の解説をしても「ふ~ん、次行こう」「はい、早く行こう」と冷淡である(笑)
午後の子供達の態度から、解説員として大いに反省させられる。
ただの植物解説で単調になっていたのではないか。
興味をひきつけるような導入が無かったのではないか。
ブナ林で何を伝えたいか、まだ知識不足で右往左往している状態ではないか。

 そんな冷淡な子供達もヤマナメクジの巨大さにはとても興奮しており、見ていて楽しい。


 今日の博物園はベテランの関さん、長岡さんと担当。
 午後のガイドから戻ると、二人は机上に茶色いキノコを置き、名前を調べていた。
 そこに地元の若い方がやってきて、 「これトンビマイタケだ」と言う。
 ベテランの関さんも長岡さんもわからなかったらしく、驚いた表情をみせた。
 地域によってキノコはいろんな形態や繁殖時期のズレがあるようだ。
 キノコは奥が深いというよりも、地元のベテランの関さん長岡さんが図鑑や人に聞いたりしてキノコの知見を広げていく姿に、頭が下がる思いだった。

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光ってる

月山の博物園の観察コースには立派な(大きな)ツキヨタケがみられる。
訪問者がカウンターに「これって食べられますか」と持ち込んでくることもあった。
ツキヨタケといえば、中毒でよく新聞紙上を賑わせているキノコである。
書籍などでは椎茸と間違えるとよく書かれているが、博物園の雑談で聞いたところではヒラタケと間違える例が多いそうだ。
ブナ林ガイドの菊池さんがツキヨタケを持ってきて「光るかどうか見てみよう!」と誘われた。
二人して真っ暗なボイラー室に入る。
もう心はワクワクである。
男二人して真っ暗な密室に入り、重いドアをガチンと閉める。
・・・・真っ暗だ。
「ツキヨタケって、蓄光性なんすかね~」
夜中に散歩する爺婆が身につける夜光タスキをイメージし、一度外で光をあてて再度暗闇に持ち込むが・・・どうみても光っているとは思えない。

それから1ヶ月、ヤフーのニュースで見事に光るツキヨタケの写真が掲載されていた。
ツキヨタケ

え~こんなに光るんだ、と思いつつ、よく読めば『1時間露光』とある。よほどかすかな発光なのだろうか。
いつかは光るツキヨタケを実際に見てみたい秋であります。

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ヨセミテに行く若い世代

 以前からウェブサイトを注目している「りょうちん」さん(兵庫で自然学校やまかぜを主宰)が、今秋ヨセミテに行かれるという。目的は世界最大の一枚岩、エルキャピタンのノーズ登攀。
 遠征後は講演・報告会も予定されているとか。
 ヨセミテに登ったクライマーは沢山いるが、こういった形で自分の経験を野外教育の分野として、積極的に還元しようという人はごくわずかではなかっただろうか。
 りょうちんさんは子供向けクライミングのプログラムも主催しており、私大滝にとっても理想とする野外活動を実践している方です。今秋はりょうちんさんのヨセミテ行に注目です。

自然学校やまかぜ

 りょうちんさんのウェブサイトで、「大滝さんも生涯現役ですね」と書かれてしまった・・・
 前の遠征では当時26歳にして『山男の現役を続けている』と地元新聞にかかれるし。
 世間一般での登山者の「現役」って20代前半なのかな・・・アイドル歌手より短いな・・・

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50km

今日はトレーニングセンターでマシントレーニング。
ジム室内のテレビで、ローカルニュースのPRコーナーに高校生が出演していた。
山形県にある蔵王高等学校の生徒達で、3年に一度行われる行事、チャレンジ50kmのPRだった。米沢市から学校までの50kmを夜通しかけて、全校生徒が歩くという行事である。
みんなでこういう行事って、うらやましいなあ。

今から○十年前、高校生だった私は自宅のある山形市から新庄市まで、一人で歩いてみた。
目的は2つ、冒険家の大場満郎氏が歩いた13時間半の記録を破ること、そして「ヒマラヤに行くトレーニング」だった。12時間半かけて歩いたが、新庄に到着した頃には足が硬直し、屈伸運動しようとしたらそのまま前に倒れたのを覚えている。
 当時は熱いというかなんというか、女の子のことを考える(妄想する)のと同じレベルで将来はヒマラヤかサハラ砂漠に行くことを考えていた。今現在の年齢では考えられない、単純かつ幸せな時だったかもしれない。

 たぶんチャレンジ50kmに参加する当の学生達にとっては、かったるい行事なのかもしれないが、苦しさと喜びをみんなでわかちあえるのが、うらやましい。
 フォローする先生方や父兄の方々も大変なのでしょうが、行事の無事成功をお祈りしています。

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3連休全滅

朝、娘が熱を出した。
もろもろの予定は全てキャンセル。
明日、以前から考えているプログラム下見の登山を考えていたが、それもペケ。

休日診療の医院へ娘を連れていく。開業時間前だというのに、医院の前には既に4家族が並んでいた。
最近、他の若い奥様を見るとドキドキしてしまう。私も親爺と化しているのか。

で、待合室で小さい女の子が絵本を手に、茶髪の若~い母親の元へ走りより、
「これ読んで~」
母親は一言、
「やだ。」

あ~あ。人ごとながら、どんな子に育つのだろう、と心配になる。

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大滝勝は英検4級

博物園から帰る直前、事務室にお客様。
ブラジルから来た女の子と、その友人の男の子。
奥のソファでみんなで図鑑を開き、キハダの説明をしている。
連れの男の子は鮮やかな英語で何やら説明している。
「苦いって英語でなんだっけ」と、みんな迷っていた。

缶コーヒー好きの私が
「ビター(bitter)じゃだめ?」と、発言。
場がシーンとなった後、同じブナ林ガイドの高橋さんは首をひねりつつ、そのお友達は「ビターはほろ苦いってニュアンスなのよね・・・」
とどめを刺すように、ブナ林ガイドの関さんが、
「辞書ひけ、辞書。」
(このセリフ、高校生の時以来だ・・・34才にもなって言われるとは思わなんだ)

やっぱり私は英検4級。
帰宅後、改めて辞書を引くと、
良薬口に苦し → All good medicine tastes bitter.
う~む。

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うちのとうちゃんは。

博物園でのガイドを終え、18時に帰宅。
妻の話によれば・・・
留守中、義母がはなにたずねた。
「おとうさんどこにでかけたの?」

だれも教えていないのに、1歳11ヶ月のはなは、
「やま」
と答えたらしい。

「会社っていわれないんだね」
と、妻に追い打ちをかけられる。しくしく。

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