黄色のブナ林
本日は午前午後とも団体様が目白押し。人(ガイド)のやりくりで博物園をとりしきる横山さん工藤さんもてんてこまい。
私は午前の部で庄内地方の団体様を受け持つ。公民館主宰の団体で、各地をよく歩いているらしい。
途中、元気なおばさんに「ペースが遅いので早く歩いてください」といわれてしまう。
一方、隊列の最後尾にはストックを完全に杖代わりにしている、歩みの遅い老人もいる。
ペース配分には気を遣う。幸い、案内に手馴れた松本君が最後尾を担当してくれていたので助かる。
この団体のお客様には、ブナ林をゆっくり歩くだけでも「気持ちいい」と感動していただいた。このようなお客様には「解説」など余計なのではないか、と考えさせられる。
午後は博物園カウンターの留守番を受け持つ。横山さんの指示でスライド上映機の操作もする。
紅葉シーズンのため、パンフ配布とともにアマチュアカメラマンとおぼしき方々からは撮影時期やポイントもよく聞かれる。まだまだ知らなければいけない情報の奥の深さに呆然。
夕暮れ、駐車場いっぱいだった車はいなくなり、みんな帰った後の静かな博物園で少しぼーっとする。
| 固定リンク
「ブナ林ガイド」カテゴリの記事
- ヤマガタダイカイギュウと化石掘り 2020(2020.10.25)
- Lost But Won(2020.08.09)
- ブナの森探検 2020(2020.06.07)
- 春のブナ林へ(2020.04.04)
- 春は別れの季節(2020.03.10)
コメント