« 木質ペレット | トップページ | うちの父 »

17年という歳月。

 17年という歳月。35歳の私にとって、長いのか、短いのか。
 山形南高校運動部のOB会総会「スポーツOB会」という集まりに出席した。
 高校卒業以来17年、OBの集会に顔を出すのは初めてである。
 高校山岳部時代、山形市近郊の笹谷峠もバテて登れない私は弱小部員であり、顧問の教師にも相手にされない、いなくなっても誰にも気づかれない存在であった。
 そんな当時の遺恨については立正大学登山隊報告書「珠穆朗馬峰」に書いたので割愛するが、以来私は確固たる意図を持って高校山岳部OBとの関係は完全に断ち切っていた。
 何故、そんな私がOB会に出席したかと言えば、同期の中でもうち解けられる数少ない仲間、小国山岳会で飯豊を舞台にガイド活動している吉田岳君からの誘いがあったこと、一昨年に私が企画・主催して「K2白き氷河の果てに」上映会を実行した際、山岳部顧問の田中先生より丁寧な電話を頂いていたので一度挨拶せねば、と思っていたのだった。

 開会15分前に会場のホテルに到着。
 2階の会場へ続く階段下には学生服を着た現役高校生が何十人も集まっていた。
 私が前を歩くと「ウスッ」「ウスッ」と挨拶の声が飛ぶ。
 いいぞぉ~僕こういう体育会的空気大好きだじょーと心の中で思いつつ、ヤクザ顔で学生達にガン飛ばして軽く会釈しつつ会場へ向かう。

 OB会、続く山岳部だけの二次会でいろんなOBと出会う。
 官公庁や教職を定年退職した方が主要メンバーを占める。今も登り続けている人、全く山から離れてしまっている人、様々。
 私が現役高校生だった当時は高圧的な上級生も、今はごくふつうの社会人になっている。憎悪に近い感情を抱いていた一年上の上級生や同期の仲間が来ていても、やはり同じように感じるのだろう。

 しょせん高校生の頃の出来事、私がガキだったといえばそれまでだが、17年という歳月が憎悪の感情を風化させてくれるのだろうか。
 楽しく酒を飲み、美味しく料理をいただき、うなずきながら古いOB達の話に耳を傾けた。
 顧問の先生にも、8000m峰に遠征しながら挨拶にも行かなかった非礼をお詫びした。

 参加してよかった。誘ってくれて感謝します、吉田君
 NHK中高年登山教室の講師、がむばってね。


HOKUTO001
開会前の大滝の態度(イメージ)

pata
二次会の大滝の態度(そのまんま)

|

« 木質ペレット | トップページ | うちの父 »

クライミング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21370/2980555

この記事へのトラックバック一覧です: 17年という歳月。:

« 木質ペレット | トップページ | うちの父 »