ブナ雪原たんけん隊日記・3
ブナ雪原たんけん隊日記・3
ヤドリギのひみつ
冬のブナ林は、ヤドリギがよく目立つ。
工藤さんの案内で、子供達でも手が届くヤドリギをめざし、スノーシューで歩く。
志津キャンプ場のあづまや付近にそれはあった。
身長の低い私でも手が届く位置にヤドリギが成っている。
工藤さんに促され、ヤドリギの実をみんなで食べてみる。
昨秋のブナ林ガイド、私が真っ先に覚えたガイドネタがヤドリギなのだが、実を食べるのは初めてだ。
先頭の私は木の周囲を回りこみ、後続の女の子たちにヤドリギの実をとってあげる。
みんな恐々として実を口に含む。
少し甘い味がして、その後は強い粘着性を感じる。
吐き出そうとしても吐き出せないほどだ。
そこからヤドリギの実の成り立ち・・・鳥が食べ、排泄した際に種が枝に付着すること・・・を説明してあげる。
外国ではクリスマスあたりにヤドリギを飾りつけ、ヤドリギの下に立つ人には誰でもキスする習慣があるんだよ・・・と説明しようと思ったが、それではセクハラ変態オヤジに思われそうなのでやめておこう。
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