ブナ雪原たんけん隊日記・4
ブナ雪原たんけん隊日記・4
やはり子供って。
これ以上は望めない最良の天候の下、ラッセルらしいラッセルもなく、博物園にたどりついた。
ここで昼食となる。
年に数回の穏やかな日で、激しい雪の中で食事となった昨年、一昨年に比べると子供達の様子にも余裕が伺える。
サポーターのまっちゃんがブナ林の斜面を利用して滑り台遊びを始めた。
子供達もわれもわれもと群がってくる。
皆嬉々として滑り台遊びに興ずる。
やがて出発の時間となり、滑り台遊びをしなかった女の子グループの様子を見に行くと、彼女達はただひたすら雪面に穴を掘っていた。滑り台や穴掘りなどなど、単純な行為が彼らには面白く感じられるのだなあ、と思う。
私はむしろブナ雪原たんけん隊の日は大荒れになってほしかった。
楽しむだけではなく、子供達に自然への畏怖の気持ちも感じてほしい。
帰路、雪面に顔をだした交通標識に大喜びする子供達を見ていると、晴れてくれてよかったなと思い直す。
自然の家でお世話になる度、子供達と山に入る度、いろんな発見がある。
自然の家帰着後は、誰もいない和室でストレッチを行い、体をほぐす。
自分の体も、大切にしなくちゃね。
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