還らざる馬たち
ようやく山形市の桜も開き始めた。
実家のそばにある千歳公園は、毎年大勢の花見客でにぎわう。
馬の肉を「さくら肉」という。
肉の色が語源らしい。
花見でにぎわう千歳公園、護国神社の背後に、ひときわ背の高い供養塔が立っている。
各地の護国神社でよくみられる、軍馬の供養塔だ。
小さい頃、祖父と散歩していて軍馬の供養塔だよ、と教えられていた。
先の日中・太平洋戦争で徴用された馬の正確な数は不明であるが、一説には百万頭を超えるとされる。
戦争後、多くの日本人が引き揚げてきた中で、馬は一頭も戻らなかった、ともいわれている。
人間だけでなく、馬も供養する。
それはあくまでも、忘れずに、敬おうとする気持ちがあるからなのだが。
左翼偏向売国団体ピースなんとかに騙されて、神町自衛隊の周りでシュプレヒコールあげてる若者の皆さん、この軍馬供養塔の存在知ってました?
神社参拝=軍国主義の復活という、環境関連の活動家によくみられる頭左巻きの考え方が、私はよく理解できない。
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