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私の「池袋西口」

先日、朝日新聞をじっくり読んだ。
文化欄のコラムに私の怒りが爆発する。
左翼偏向売国紙と認識している朝日新聞。
まさか生活欄でプチッとくるとは思わなんだ。

筆者は作家の石田衣良。
曰く、社会を作るのは英雄豪傑ではなく、淡々と自分の仕事を続けている名もない市井の人々だそうだ。石田氏自身、英雄豪傑の類がでてくる小説は好きではないとのこと。
私にいわせれば、英雄豪傑といわれた人間も、彼ら自身あくまでも、石田氏の言い方を借りれば「淡々と」自分の仕事をしたに過ぎない。
もっとも、石田氏の小説の好みなどどうでもよい。
問題点はそこではない。
石田氏いわく、「頼んだわけでもないのに訳のわからない時代に生まれて」きたそうだ。
筆者の年齢を確認する。1960年生まれ。
40過ぎた人間が、自分が生まれ育った環境、または産んでくれたことに感謝の念を抱けない。
ご本人は当世の若者事情を表現し、理解の念を示したつもりなのだろう。

私、大滝勝は断言する。(空手バカ一代の梶原一騎風ね)
そのような認識は不幸であり、暴言であり、ご本人の幼さの露呈にすぎない。
時同じく、自然の家でお世話になっている師匠のサイトを読んでいたところ、小学生のご子息が「産んでくれてありがとうな」と言葉にして感謝の念を表したという。すばらしい、と思う。
小学生でさえ抱く、両親への感謝の念。
この直木賞作家には、そんなものは毛頭無いようだ。

石田氏の代表作といわれる「池袋ウエストゲートパーク」。
同じ池袋西口に、極真会館総本部道場という空手道場がある。
道場主は大山倍達総裁。40代以上の方なら、「空手バカ一代」のモデルといえば、おわかりだろう。
学生時代、白い帯を締め、空手の呼吸法を学ぶためこの道場に通った。
生前の大山総裁には一度しかお会いできなかったが、機関誌「パワー空手」を通じて様々な影響を受けた。
パワー空手誌には読者の悩み事相談室があった。回答者は大山総裁自身である。
ある若者が、親の反対を押し切ってでも内弟子として入門したい、と質問を寄せた。
大山総裁の回答は明快だった。
「親孝行が第一です。反対を押し切ってまで、内弟子に入門することはない。」
時はバブル全盛時代。金と消費を是とする頃である。
大学を出た私は山形に戻り、内弟子として大山総裁に直接師事した田畑繁先生にご指導いただいた。
山形の道場に入って最初の夏合宿、先生からは「家の方には、必ずお土産を買って行きなさい」との言葉を戴いた。
大山総裁の「孝」を第一とする教えは、空手を離れた今でも、会社ではリストラ寸前の平社員であっても、私の死守すべき指針の一つである。

マスゴミの連中にとっては池袋西口とは、世相を反映する若者の集う場所らしい。
その一方で、極真会館という孝を第一義とする集団があったことを、私はブログを通じて書いておきたい。

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