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上山市の春その2 春雨庵

今日のお休み、いつもの散歩で始まる。
日本人なら誰もが知っている「たくあん漬け」。
その名の由来となった「沢庵」禅師は、その生涯において三年間、この上山市に住んでいた。
詳細は省くが、「紫衣事件」で幕府の怒りを買い、ここ山形に「流されて」きたのである。
当時住んでいた「春雨庵」が、私の住むアパートの近所にある。
散歩がてら、見に行ってみる。

昔は粗末な住環境に豪雪で大変だったろうな・・・と思いきや、沢庵本人はここでの暮らしが気に入り、江戸に戻ってからも似たような庵に住んで懐かしんでいたらしい。
茶室もある。
小さな井戸もある。
地形から推察して、さほど水量に恵まれた場所とは思えないのだが、沢庵本人も自分一人にはじゅうぶんな井戸といった意味のことを、和歌に詠っている。
この春雨庵、台湾の日本旅行ウェブサイトでも紹介されている。
だが、今は早朝、観光客もおらず、しずかな朝だ。
日本の風雅は地方都市にあり。
観光客の皆さんは、浅草や京都で人混みにもまれていてください。

ちょっと足をのばし、銭湯に入る。銭湯といっても温泉だ。
上山市には、温泉の公衆浴場が市内各地にある。
入浴料は80円(800円の間違いではない。)洗髪料は70円。
直径3mほどの円形の浴槽に、入浴客は私だけ。
入浴後、アパートに戻る。
途中の鯉養殖場から香る、濃厚な甘辛い醤油の匂いを嗅ぎながら。

ここ上山市、ろくな書店もなく、最寄りの登山用品店まで車で一時間かかるが、私はここの暮らしがとても気に入っている。

usyu-harusame

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