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登山家の本業

8000m峰のサミッター(登頂者)には、どんな見返りがあるのだろう。
8000m峰14座全山登頂を果たせば、故国で生活が保証される・・・
名前は伏せるが、そんな言葉を残し、山から戻らなかった某国の登山家もいる。
韓国では五輪金メダリスト級の待遇を受ける、とその昔、岳人か何かで読んだ記憶がある。
だが、現在は韓国でもどこでも、山と仕事の両立は大変だ。

高層ビルのガラスを磨いても幸せ by釜山日報

以下、釜山日報の記事を和訳、そのまま引用。↓

ボクジンヤングさん(45・ロープメンサービス)。高層ビルのガラス窓や外壁を掃除する事が、彼の職業。1本のロープに人生をかけて、働き始めてから16年目。しかし彼には次の目標があるから、今日一日、きびしい職場でも幸せな仕事になっている。6日午後、彼に会った所は九浦地下鉄の新しい駅舍の工事現場。ボクさんは他のロープマンたちと一緒に、その場所で三日間ガラス窓を磨く作業をしていた。

彼の趣味と目標とは「山」。彼は去る90年 10月、ヒマラヤ最高峰エベレストの登頂に成功した、国内でも数少ない登山家の一人だ。その登山で凍傷にかかり、足指 10本すべてを切断する大手術を受けたが、彼は今も山に登り、ビルの窓を磨くためにロープを登る。どっちが趣味で、どっちが仕事なのか見分けられないが、とにかく彼は山へ行く資金を稼ぐために仕事をしているし、山へ行く時間を作るためにロープマンの仕事を選んだ。

『足指10本をすべて切断したから、初めは少し大変だったです。命とも同じ、好きな登山を諦めなければならなかった時はもっと絶望的だったんです。登山で妻に出会って、勇気と希望を持つようになったし、少しずつ努力したおかげで前のように歩くことができるようになったんです。それに岩壁登山をするから、その技術を仕事に利用することもできて一石二鳥ですよ。』

趣味と仕事を結合したとは言うが、労動は労動。釜山のかなりの建物は、彼の手がかかっているという位に、この分野ではベテランだ。6、7人のロープマンたちを集めた「ロープメンサービス」という小さな会社の社長だが、相変らず彼はロープを登る。

特別な技術は必要ではないが、少しの度胸は必要だというロープマン。この頃はあまり働き口が無いせいなのか、大学を卒業してからこの仕事をする人もかなり目立った。ボクさんの会社だけでも半分以上が専門大卒以上の上、知合いの中には留学帰りでこの仕事に従事する人もいるという。

『海外遠征登山に一度行けば何ヶ月もかかるのに、そんな人を受け入れる職場があるわけないでしょう。山が好きな後輩たちに働き口も与えたくて、私も好きな山に登り続けるために、この仕事を続けるつもりです。一昨年にはネパールを行きましたが、再来年にはパキスタンに行ってみるつもりです。これからは高い山より、低いが難しい山を登りたいと思ってます。』

以上、引用おわり。
あのダグ・スコットも、上司から「教職と登山どっちか選べ」と迫られたそうだし、世界中どこでも、登山なんて趣味持つと大変だよな。

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