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ブナ林へ。

来月上旬まで所用で時間がとれそうにないため、日曜の朝5時発で月山のブナ林に出かける。
午前中のうちに帰宅しようというもくろみだ。
山形県自然博物園到着、支度を整えて歩き出したのが7時。
既に周囲には車が何台も停まっている。月山の雪目当てのスキーヤーであろう。
国道112号から博物園に至る車道脇の雪はだいぶ消えたが、博物園周辺はまだまだ積雪に覆われている。
博物園の観察コースも、初めから雪に埋もれている。
夏道を忠実に辿ろうとするが、矮小ブナを過ぎるあたりからは多量の残雪のため、未だに「どこでも歩ける状態」である。それゆえ、無雪期とはまた違った風景が楽しめる。

hakubutuen

昨年は初秋~晩秋のブナ林ガイドを経験した。
四季を通じて月山山麓を知りたいため、今年は春~夏のブナ林を経験したい。
今、ブナ林の雪面は白ではなく茶色に彩られている。
ブナが開花し、花が落ちているためだ。それを「雪もみじ」と呼ばれていることは最近知った。
ブナ林広場に着くと、人影がちらちら見える。
早朝の穏やかな光具合を、ハイエナの如きカメラマン達が見逃すはずがない。
あまりの残雪に湧水地点への方角がわからず、素直に周海沼に向かう。
沼のほとりもまた、多数のカメラマンが陣取っていた。
ブナ林で出会った人数は10名以上になろう。全員、三脚にカメラバッグを背負った人たちだった。

私の今日のテーマは越冬した動物の痕跡を見つけること。
ときおり倒木の穴や皮の下を観察してみるが、私の見方が悪いためか、とくに痕跡も見あたらず。
動物の痕跡といえば、雪上のウサギの糞くらいしか見つけられない。
ブナ林を案内する際、活発な子供達はやはり動物、特に哺乳類を見たがる傾向がある。
とはいえ相手は生き物、なかなか御要望に応えられないため、フィールドサイン(糞や食痕、足跡等)を見せてあげたいな、というのが私の考えだ。
博物園に戻り、事務室に挨拶に行く。
また、スタッフの方々から貴重な季節の話題をうかがう。
今年もまた、月山で経験を積んでいこう。

g1
博物園前で見つけたエンレイソウ

g2
エゾエンゴサク・・・かな?


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