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やどかり日記in蔵王その2

 山岳部OBのUさんから蔵王の宿の紹介を頼まれた私。
 Uさんの希望のキーワードは「坊平」「景色のよい」「いい宿」の3つ。
 坊平に国民宿舎、というのはUさんの記憶違い、現在はペンション村がある。Uさんに同行される先生は高齢なので、ペンション村の坊平はパス。
 残りのキーワード、「景色のよい」「いい宿」ということで、大型観光ホテルも候補に入れることにする。
 いろいろ情報を集めた結果、「本やネットの情報だけで決定するのは無理、実際見てこよう」という結論に達し、会社から帰宅途中、車を一路蔵王温泉に走らせる。
 せまい温泉地内を、何回も不審者なみに車で回る。
 で、実際に蔵王温泉をまわってみた結果。
 1.観光ホテル、この時期は大学ゼミ等の集団が来ているところが多い。候補に考えていた観光ホテルの入り口には○○女学院大学様という看板があり、大型バスが何台も駐車していて、うるさそうなのでパス(私は泊まってみたいけど)
 2.候補に考えていた某旅館、入り口に宿泊料金の看板が掲示されていた。たしかに明快で飛び込みで泊まるぶんにはいいけれど、紹介する立場としてはパス。
 3.別に候補にしていた旅館、蔵王温泉の最奥にあり道がとても狭い。まわりは建物に囲まれ、景色は論外。
 4.入り口が暗く、とても紹介する気になれないホテル。
 
 ネットやガイドブックではわからない、実際に確かめて初めて気が付く事も多く、候補にしていた宿は全部パス。(パスといっても「悪い」ではなく、私のニーズに合わないという意味)
 振り出しに戻ったところで、会社でも山岳ガイドでも共通事項、「相手が何を求めているか」を冷静に考える。
 湯治場の雰囲気にこだわっていたのは実は私の思いこみ、遠方から来られるからこそ、古い旅館よりも新しい施設の、見た目にも「いい宿」でゆっくり休んでもらった方がいいのかなあ・・・
 と思い直し、インターネットで施設と食事の評判が良かった国民宿舎「竜山荘」に焦点を絞る。
 この国民宿舎、公共の宿ということと食事の時間が早い(17:45~19:30)ということで、それまで候補外にしていたのだった。 
 Uさんに食事時間のお断りをした上で、竜山荘に決定。

 本日現在、Uさん達は東北南部をまわっている頃。(こわくて)宿の感想は聞いてない。(聞けない)
 今回の蔵王温泉の宿選び、地元の人間として県外者に紹介できる宿は把握しておこうと以前から考えていたこともあり、私自身は楽しんで探してみた。
 ガイドブックや観光業が発信する宿の情報って、消費者にとってはまだまだ不便でニーズに応えてないよな、というのが正直な感想。
 これだけ情報が氾濫している現在、中には同業者の中傷の類もあるんだろうけど、やっぱり客相手にごまかし商売してるところは淘汰されると思う。

 追記:ただし、「ホテルジャンキー」の村瀬千文女史のようなタカビーは嫌いな私である。
 追記の追記:「淘汰される」などと構えて書いたものの。考えてみれば「東海道中膝栗毛」の時代から宿泊業は存在するのに、未だに阿漕な宿は存在する。選ぶ方も賢くならなくちゃね。私ももっと経験積もう。

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