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永瀬忠志氏との出会い

午前中のうちに地蔵岳から下降し、娘と息子がいるカミさんの実家をめざす。
国道13号を北上、上山市に入る。
国道脇の歩道を、リヤカー引いている男性がいた。
東北地方は夏になると浮浪者が増える。
新手の浮浪者かと一瞬思ったが、リヤカーにはビデオカメラらしき物がついており、スペアタイヤもきちんと付いている。
まるで、リヤカーの徒歩旅行で有名な冒険家の永瀬忠志氏のようなオッサンである。
私も若かりし頃は自転車旅行で多くの方々にお世話になった。
チャリダーや徒歩旅行者をみると差し入れしたくなる。
車を途中でターンし、コンビニで飲料品を買った後、再び北上、国道脇の空き地でリヤカーの男性を待つ。
ほどなく、男性がやってきたので話しかけてみる。
宗谷岬からスタートし、これから鹿児島に向かうという。
マウンテンゴリラのウェブサイトで紹介したいと思い、携帯で写真を取らせてもらう。
名前を聞くと・・・・
なんと。
こんなことってあるのだろうか。
私がかつて高校生の頃、何度も何度も著作を読み返した、リヤカー徒歩旅行の永瀬忠志氏ご本人であった。
リヤカー「田吾作号」を引き、徒歩で日本列島縦断、オーストラリア大陸横断、アフリカ横断、サハラ砂漠縦断、南米大陸縦断を果たした永瀬氏。

私は、60年代から80年代にかけて海外に飛び出した日本の若者の冒険旅行の本は、ほとんど読んでいると自負している。
その中にあって、リヤカー田吾作で日本、世界を巡った永瀬氏のことは今も印象に残る。
「冒険旅行」を果たした若者の多くはその後、普通の社会人に収まっていった。(このことは、地平線会議の記録本に詳しい)
永瀬氏は韓国縦断行を除けば「リヤカー・徒歩」というスタイルを貫き、その旅を今もなお継続させている。
山形は初めてですかとお聞きしたところ、30年前の日本縦断コースを再びたどっているとのこと。
あれだけの旅を達成したからには威圧感のあるオーラを発する方を想像していたのだが、永瀬氏は話し振りはトツトツと朴訥な方であった。
 私が登山以外にMTBを使った旅を好むのは、永瀬氏の影響も少なくない。その感動を伝えたいのだが、うまく表現できない。旅の安全と成功を祈り、握手して別れた。

nagase山形県を南下中の永瀬氏

 縁とは不思議なものである。
 偶然の積み重ねで、私は永瀬氏と出会うことができた。
 気分の浮き沈みが激しい今、永瀬氏に出会い、元気をもらえたのは、本当に偶然なのだろうか。

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