« 神社主催の学生登山は政教分離に反するか? | トップページ | よく見りゃ似てる »

ティルマン

迷ったときは。
人生も、文学も、登山も、古典をふりかえるに限る。

所用のため実家に立ち寄った際、書棚からティルマンの伝記を手に取る。
『高い山 はるかな海』J・R・L・アンダーソン著、水野勉訳の本書は、ハロルド・ウィリアム・ティルマンに関する邦書としては最もまとまった書籍である。
 強い意思と決断力で、現代とは比較にならない粗末な装備でアフリカや中央アジア、ヒマラヤの山河を渡り歩いた探検家。高校生の頃から偉大な先達・・・ヤングハズバンド、ロングスタッフ、シプトン等々、文献を漁ってきたが、最も惹かれたのがティルマンである。
 実家に滞在した短い間に遠征記録を走り読む。
 ティルマンは小麦粉、イースト菌、焚き火と空き缶で、パンを焼くのはお手のものだったらしい。
 いいなー。
 
 情報にまみれ価値観が多様化した現在、過去の先達のスピリッツを見失いがちな現在だからこそ、登山の古典文献は興味深い。
 もっとも、小難しい言葉で飾らずとも昔の探検家達のシンプルな登山は抜群に面白いのだが。
booktilmanmnt晩年のティルマン近影


|

« 神社主催の学生登山は政教分離に反するか? | トップページ | よく見りゃ似てる »

expedition」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ティルマン:

« 神社主催の学生登山は政教分離に反するか? | トップページ | よく見りゃ似てる »