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HAJの組織論

かつて高い山を一緒に登ったOBから本が届いた。
金欠で図書館とBOOKOFF通いの日々、ハードカバーの本をいただくと素直に嬉しい。
著者は日本ヒマラヤ協会の山森欣一氏、タイトルは『欣ちゃんの山一辺倒』
・・・欣ちゃん・・・ご本人にはある登山研究会でご一緒したが、とてもそんな雰囲気の方ではなかったぞ。

内容は山森氏のいわゆる「自分史」なのだが、それは日本ヒマラヤ協会の歴史、日本のヒマラヤ登山史の側面を意味する。
後半の追悼録から読み始めたが、ついつい止まらず午前3時までかけて一気読み。
予想に違わず、山森氏の視点からみた日本ヒマラヤ登山史ともいえる。
特に興味深いのは、「寄せ集めの集団」と揶揄された日本ヒマラヤ協会の登山隊に関する山森氏の見解。
それは短いくだりであるが、一つの組織論を形成し、苦労人としての山森氏の人生を感じさせる。

その中に「他者との能力の違いを理解することが重要」という意味のことを説いている。
これは「誰にでも長所が必ずある」という類の優しい言葉なのだろうか。
いや、山森氏の要求すなわちヒマラヤ登山に耐えうる能力があることを前提にしての言葉なのだろう、と思う。

kin

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