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子供達と、大朝日へ。

約2週間遅れではあるが、8/4の山形県朝日少年自然の家・夏季キャンプ大朝日登山の顛末。

午前2時に家を出て、3時半には古寺鉱泉で出発準備。
今年も朝日山岳会会長の花山さんに同行させていただく。
私の天気予報は外れ、天気は晴れ。
ただし、花山さんも午後からの雷を気にしており、少しでも早く出発したいとの意向。
古寺鉱泉の玄関は子供たちでごったがえしている。
あわただしい中、自然の家の職員の皆さんと挨拶を交わし、登山が始まる。
今回私が受け持つのはパーティーの最後尾。

今年の登山、コースは小朝日岳往復と大朝日岳往復の2コースに分かれている。
注目すべきは、コース選択は子供たち自身に、その場(小朝日岳登路と巻き道の分岐)で決めさせるということ。
自然の家の行事にボランティアとしてかかわるようになって4年、気になっていたのはプログラムにおいて子供たちがいつも受身であること。
子供たちはどんな判断を下すのだろう。
わくわくしながら後ろから見守る。
参加者30名中、隊列から遅れて古寺山をマイペースで登る2名を除き、小朝日岳希望者は6名。大朝日岳希望者は22名。今年の子供たちはやる気十分。
 ちょっと迷っていたのか、3人は後から遅れて大朝日班に加わった。
 一人の子供が言った。
 「弟のお前が大朝日で、俺が小朝日じゃ示しがつかないもんな。」
 兄弟で参加していたらしい。
 示しがつかない・・・そんな大人びた言葉に、小学生にして「兄弟」という人間関係が立派に構築されていることを感じる。
 自民党の古賀某には、彼らの小便で顔でも洗えといいたいところである。

 小朝日をまき、大朝日班は大朝日岳が展望できる尾根にたどり着いた。
 先頭を行く男の子が、大朝日岳のパノラマに興奮して両手をあげて「おおっー」と声をあげた。
 やがて銀玉水にたどり着く。
 遠い県外から来たらしい、たまたま一緒になった他の登山客はもちろん、子供たちもこれほど冷たい水が流れているとは想像もしなかったのだろう。つめてぇ~っ、と歓声をあげながら水を飲んでいる。

 以前から、子供たちに自然のすばらしさ・雄大さを伝えるにはどうしたらいいのだろう、と考えていた。景色や水の冷たさに興奮する子供たちの声に、つまらない小細工を施すよりも、今回は子供たち自身の感性に任せたほうが良いようだ、と感じさせられた。
 銀玉水で1名の子供が隊列から離れた。本人も登りたい、とガッツをみせたが、銀玉水上部の階段で調子が悪そうだったため、下山を考慮して無理させず銀玉水でボランティアスタッフの一人と共に待機とさせる。
 その子にアイスパックとヴァームゼリーを与え、先に進んだ本隊を私一人で追いかける。
 あまりの暑さに自分のペースを保つのが精一杯。
 大朝日小屋が見えるところで小屋の鐘を打ち鳴らす本隊を見つけた。
 みんな、小屋で一息いれるかな~と甘い期待をしたところ、隊列は休まず山頂へ進んでいく。
 蒸し暑さの中、ひーひー言いつつ小屋を過ぎて山頂を目指す。
 遅れ気味の子供をフォローしながら、山頂についた頃には皆弁当を食べていた。
 半田先生と子供たちの登頂記念撮影の間、周囲の天候の変化に注意する。雲の沸き方がいやらしい。花山さんも雷を気にして、一刻も早く下山したいという姿勢である。
 私が身につけているストライクアラートは・・・落雷を示すLEDが黄色になったり緑色に戻ったり・・・あ゛~観天望気の方がすっきりする。
 長い下山、子供たちはしりとりをしながら、粘り強くがんばりました。
 約12時間の連続行動に耐え、子供たちは全員無事、古寺鉱泉に到着。

 あまりの子供たちの元気ぶりに、熱中症の非常時に使うこともなかろうと休憩の際、スポーツ飲料に手をつける。
 ???子供たちの視線が私に集中してるような気がする・・・(あ、いいなぁー)という声が漏れ聞こえた。
 あ、そうだ。長期キャンプだから、子供たちはジュースやらスポーツドリンクの類は一切持ってきてなかったのだ・・・自分の軽率さを反省。

 細かいことはまだ書き足りないのだが、子供たちの頑張りには私自身が教えられることの多い1日であった。

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