薬剤師は登山に適業か?
韓国では9月15日は「岳人の日」。
これに併せて大韓山岳連盟による第 6回大韓民国山岳賞授賞式が開催された。
大韓民国山岳大賞受賞 17年間ヒマラヤ登頂不敗神話-8000m峰最高齢登頂 by 韓国薬業新聞
今回の受賞者はゾヒョングギュ薬剤師(55歳 慶南山岳連盟首席副会長)。
経歴は次の通り。
88/89年 ヌプツェ冬季初
92年 ナンガパルバット韓国初
95年 エベレスト南西壁韓国初
99年 ガッシャブルム2登頂
04年ローツェ隊隊長として韓国最高齢8000m峰登頂
その多くは高難度ルートからの登頂、多くの遠征にもかかわらず犠牲者を出さなかった点が評価されたという。
後進の指導にも力を入れ、300人余の後輩を ‘戦士’と称しながら育成、‘運命の山’、‘EVEREST SOUTH-WEST FACE’、‘GREAT KARAKORAM’、‘LHOTSE WEST FACE’などの登山報告書発行にも力を注いでいる。
96年発刊の 'エベレスト南西壁'は名実共に韓国最大の登山報告書として、ガッシャブルム2峰およびローツェ峰の報告書は登山参考書の典型として評価されている。
いやあ・・・
以前、某海外登山研究会の講演で大いに刺激を受けた京都クライマースクラブの林雅樹さんも、ご職業は確か薬剤師。
薬剤師って、海外登山に適した職業なのか?
ちなみにゾヒョングギュ薬剤師、「正しい生活と几帳面な準備・記録こそが、巨峰登山を安全に、長年登山を楽しむことができる秘訣」だそうで、いかにも薬品を扱っておられる方らしいコメントですね。
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