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新内閣サイコー!!!

久々の政治ネタ。

 中国の王毅駐日大使曰く
 「政府を代表する3人(首相、官房長官、外相)は、(靖国を)参拝すべきでない」

 今日のニュース 新内閣発表
  総理大臣→イタ飯好き小泉 靖国ほぼ毎年参拝
  官房長官→アイス好き安倍 靖国毎年参拝
  外務大臣→ビル・ゲイツにカレーおごった麻生 靖国毎年参拝

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ヒマラヤ国際映画祭2006

国内外問わずいろんなエクスペディション系サイトみてるけど・・・
最近は主催者も目的もあやしげなサイトふえたな・・・

おっ、久々に興味惹かれるサイトが!!!!
また格安夜行バスで大都会東京に行ってみようかな?

ヒマラヤ国際映画祭2006

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静かな夜は、もう来ない。

我が家は全員、風邪ひき中。
ついに私も風邪気味。
体調がひどいので、職場を15時半に退出、耳鼻科に向かう。
内科ではなく、耳鼻科。
風邪の診察のほか、秘めたる目的が。

私はいびきがひどい、らしい。(自分で聞いたことないのでわからん)
こんな感じらしい(カミさん談話)
image2

いびき治療の可能性を探るため、耳鼻科にやってきたのである。
「あ~、鼻でなく、喉のいびきだね。」
と、若い医者が言う。
無呼吸症候群の兆候もないし、とりあえず治療の必要性はないらしい。
「奥さんが我慢できないと言うようでしたら、治療の検討しましょう。」

それって、治療しなくてもいいってことか?
鼻と喉の吸入治療器ですっきりし、診察券も作られることなく、風邪薬だけもらって診療は終わった。

というわけで、これからも泊りがけで山で一緒になる方にはご迷惑おかけしそうである。

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七五三

家族全員、風邪でゲロゲロながら、七五三のため実家に行く。
七五三の季節、実家の近くにある山形県護国神社は大勢の家族連れ参拝者でにぎわう。
私たち一家は、そんな喧騒から離れ、家から徒歩30秒のところにある国分寺薬師堂でお払いしてもらう。

国分寺薬師堂は全国各地に存在するが、山形の薬師堂は建立500年の歴史を持つ。
私が幼少のころから遊び場にしていた場所だ。
まわりをケヤキの大木に囲まれ、近くには日本初の種痘治療記念碑や戊辰戦争慰霊碑(戊辰戦争では山形の若者が幕府側について戦い、落命した)等々が存在する、歴史のある場所だ。
薬師堂内部は照明も少ない。
幾つかの蝋燭の光が灯る様は、若い頃に訪れたラサの寺院を連想させた。

・・・ところが、今日の主役の娘は「だっこ、だっこ」の連発でだらしない。
ここ最近、弟にジェラシーを燃やして赤ちゃん帰りが激しいのだ。
お払いの間、実母に息子を抱いてもらい、娘は私と妻で交互に抱く。
4ヶ月の息子が、実母の数珠をしっかり握っていた。
実母はいたく感激して「ホラホラ、数珠握ってるよ!!」と大喜び。

おとうさんは思わずダライラマ後継者捜索(※)を連想してしまっただよ。
dalailama
こんなに偉くならなくていいから、健康に育ってほしい。

※ダライラマ後継者捜索
 輪廻転生思想を背景に、チベットではダライラマの生まれ変わりを探し出すため、各地で幼児が「試験」を受ける。その中に、幾つかの数珠の中から先代ダライラマ使用の本物を選ばさせる、という試験がある。

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秋の味覚

秋の味覚といえば
なんといっても

matango
キ ノ コ で す よ ね 。

カミさんの親類から松茸ご飯もらう。
うめえうめえ。

ブナ林ガイドをしていると、様々なキノコに出会う。
いろんな地方から来るお客様と話をしていると、地方により食べるキノコも様々であることを感じる。

K60
さて、このムラサキシメジ。
私の実家で食卓にでたことがあった。
色からして、「ええっ、こんなキノコ食べられるんですか!?」という人も多い。
ムラサキは紫でも、ナスの濃い紫とも違い、食卓に存在するにはあまりに鮮やかな紫に、毒々しいと思われるだろう。
多くの図鑑には「味はホコリ臭い」とある。
たしかに、味付けは濃い醤油味だったと記憶している。
キノコ図鑑には「ホコリ臭い」「味はよくない」などと書いてあるキノコがある。
どうしてそんな不味いキノコを、人は喰うのだろう?
否定的な味の記載を読むたび、毒キノコの危険を冒しながらもキノコを喰わざるをえなかった、遥か遠い昔の人間の苦労を少しだけ思うのだ。

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韓国人が見る日本の登山事情

韓国・ソウル新聞に、韓国人の視点から眺めた日本の登山事情が記事になっておりました。

日本は今、山登りに熱気 by ソウル新聞10/21

記事の内容は・・・
日本百名山ブームを切り口に、
皇太子がブームに火を付けた!! とか、
小学生で百名山制覇!! とか、
表面的な内容。
おもしろいのは、日本駐在の韓国人登山愛好者の感想。
日本の山は人が少ないから良いそうだ。
韓国の山は・・・シーズンは凄そうだ・・・。
こんな一文もある。

国体に山岳競技が1946年第1回大会の時から含まれたことも、山登り人口が維持された要因とされる。
こんな影響で日本の登山の未来を担う高校山岳部の活動も活発だ。全国高校体育連盟によれば山岳部が活動中の高校数は 10月現在 1477校、部員数は 7663人だ。

えー、そりゃちがうぞー。
国体競技 な ん か 関係ないだろー。
(私の登山の原点は国体競技への反発という私怨もあるのだが)
なんで高校山岳部が引き合いに出されるのか?
単純計算で、各校平均、部員は5人かい?
うちらの世代からみても凋落傾向だぞな。
日本の登山史の側面を支えてきた大学山岳部は完全無視かいな。
と、文句たれても仕方ないのだが。

100年にわたる日本近代登山の歴史
日本の近代登山史は今年で 100年目だ。100周年を迎えた日本山岳会は皇太子はもちろん橋本龍太郎前総理など有名人多数が会員として活動し日本の登山文化を導いている。日本山岳会の 100周年記念行事も熱かった。去る8月17日、日本最大の書店である丸善(東京駅前) 4階で開かれた100周年記念パーティーは盛況だった。

あ、そう。(昭和天皇風)
個人的には、日本山岳会の集会って、有名大学OBの常連さんの集いといった排他的な感じで、私は  なので、一回きりの参加で終わった。

記事は日本山岳会の紹介、現会長の平山善吉氏のインタビューで締めくくっている。
内容は次の通り。

Q.日本の山岳団体現況は.
A.主要団体は 5つ、日本山岳会は会員が 6000人です。今年が創立 100周年(15日 100周年記念式)です。これ以外に日本山岳協会(会員 4万名), 勤労者山岳連盟(3万 5000人), 日本ヒマラヤ協会(800人),HATJ(1000人) などがあります。

Q.山岳団体に属している人数は.
A.約 10万名です。彼らは登山技術や安全教育などを受けますが、他の個人愛好家たちは安全対策などは独学です。専門的な安全対策・教育体系がなく問題となっています。

Q.山登りの問題点は.
A.事故が多くなっています。一年に 200~300人が登山関連事故で死亡しています。負傷者も毎年 1000~1300名にもなります。個人愛好家たちの場合、組織的ではありませんから、 安全性に問題があります。環境保護も重要な問題となっています。

Q.山登り人口の年齢層は
A.中高年が主です。日本山岳会員も 100年前には平均 27歳でしたが、今は 64歳です。これが時代の流れでしょう。若者達は個人主義的な傾向が強く、団体には加入しない傾向があります。

Q.韓国との山岳である交流現況は.
A.定期的に両国の岳人たちが交流しています。韓国, 日本, 中国の 3国交流も活発です。特に 3国の学生山岳部員たちの交流登山は技術・金銭的にも支援しています。日本の登山史は 100年で、技術的には韓国より 20年ほど先に進んでいます。しかし韓国には 8000m峰 14座全山登頂を果たした人が 3名もいます。日本人は一人も達成していません。

Q.登山技術は進んでいるのに日本人による世界的な登山は少ない方か.
A.記録を意識した登山を行う人は減っています。登山に対する認識が変わっているのです。登山そのものを楽しんでいます。山岳会が主導して高い山に登る時代は過ぎ去りました。一方、韓国は登山文化と歴史が若く、記録(を目指す)登山をめざしていると思います。韓国は現在、登山全盛期を迎えているのではないでしょうか。

Q.日本山岳会が重点を置く分野は.
A.環境・自然保護に重点をおいています。日本山岳会が管理する森もあります。これから登山は山に登ることだけでなく山を保護・整備する役目も果たさなければなりません。

Q.登山・アウトドア産業の水準は.
A.登山先進国であるヨーロッパには遅れています。

 ※記事注釈として、(日本人達は登山装備をよく取り揃える方なので、関連産業は発達している)とある。

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小澤征爾好きのタクシー運ちゃん

調べたいことがあって、月刊プレジデントなる雑誌を読む。
エロ親爺の私にしても、いつも「climbing」とか「月刊人妻生撮り直行便」読んでるワケではない。
リストラ寸前の貧乏サラリーマン、当然会社の図書室からバックナンバーを借りて読む。

お目当ての記事の他、興味を引いたのはアジア各国の経済事情の連載記事。
歳をとるにつれ、外国というものは貧乏旅行だけでは理解できない、という当たり前のことに気が付いた。
毎日新聞社には、ザック背負って屋台メシ喰えばその国の事情がわかると誤解している輩がいるようだが。
経済誌の視点からみるアジア各国の事情は、とてもおもしろい。
特に関心を引いたのは、中国の商標登録の記事。
クレヨンしんちゃんの「本物」が商標登録で先を越されて当局に摘発された事件を軸に記事が進む。
経済発展と共に法整備が進む中国、現在は法(といっても当然、外国資本の商標保護ではなく早いモン勝ちという自国メーカー保護)を楯に、堂々とパチモン売り出す事例が多いらしい。

で、記事の締めくくり。
香港のタクシー運ちゃんで、小澤征爾好きな人がいるらしい。
音質が悪いので海賊版CDは絶対聞かないそうだ。

海賊版CDがようやく買える人もいれば、より良い本物を求める人もいる。
混沌とする中国圏は、やはり興味惹かれる。

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首・肩凝りに。

え~
毎度、気弱な日記に幾つかコメント・メールいただき、かつ私のクビ気にして頂きありがとうございますだ。
おかげさまで会社にはまだ机があり、私の様子はこんな状態です。
現況報告まで。

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食い物の恨み

帰宅して居間に入ると、床にアーモンドが3つ転がっていた。
アーモンドチョコ、娘がまわりのチョコだけ食べてアーモンドは残したらしい。
娘は最近、ポケットや封筒にお菓子を入れたまま、冬ごもり前のシマリスのように入れた場所もお菓子も忘れてしまう。
夕食前、腹減っていたのでアーモンドを食べる。

夕食後、娘と粘土で遊ぶ。
娘のお気に入りは粘土で「エンドウ豆」作ること。
粘土を小さく千切って豆を作っていると・・・
娘「アーモンドは?」
私「え・・・食べたよ・・・」
妻「・・・あれ、はなちゃんがとっておいたのよ・・・」

この時のおとうさんの気持ち↓
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私「ごめんよー、おとうさん全部食べちゃったよ。新しいの買ってくるよ。」
娘「あれ、ばあちゃんからもらったのっ!!」
と、怒りは収まらない。
チラ、と私を一瞥すると、顔をそむけた。
3歳にしてこの態度・・・

それだけで終わらず。
粘土遊び用の「包丁」で、私の腕をズンズンと突いてくる。
こ、怖えぇぇ~
3歳にして、アーモンドチョコで父親に殺意を抱くのか!?
食い物の恨みって、本能に刷り込まれているのか??

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来月は無職か!? その後

あーあ。
上司は私のミスもお見通し・・・
ホント、俺ってバカだねぇ・・・

会社での私のクビ、こんな感じかな。

burokenブロッケン伯爵 in マジンガーZ

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社人研・もう一つの甘い数字。

27日付読売朝刊一面の特集、
人口減少問題で甘い予測をたてていたとぶった切られている、「社人研」こと、国立社会保障・人口問題研究所。
私は以前から、人口問題以外に社人研の出した数字で怪しいとにらんでいる数字がある。
それは、
 恋愛結婚 VS お見合い結婚 !!

早い話が、次のグラフをご覧いただきたい。

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第12回結婚と出産に関する全国調査の結果なのだが。
え~?!
まじ~?!
うそくせぇぇぇ~?!
見合い結婚って、こんなに少ないのぉ~?!
社人研の調査結果を覆す根拠はなんにもないのだが(笑)、うそくさいと私はにらんでいるっ!
(社人研のマジメな研究員の皆さんごめんなさい。)

世間一般に、なんで見合い結婚って隠したがるのかね?
ちなみに私は見合い結婚。

mishima
私は憂国の志士・三島由紀夫と同じ、見合い結婚であるっ!!

ただでさえコミュニケーション下手な人間増えてるっつーのに。
バカマスコミが騒ぐほど、今の若者が恋愛上手とは思えんがな・・・

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来月は無職か!?

娘は中耳炎の緊急手術。
カミさんと息子はひどい風邪。

そしてお父さんは・・・
仕事上のでかいミスを上司に報告予定・・・
久々に、退職届けを書いてみたりする。
あ~、ホントにバカだねえ~
こんな風に報告してみようか・・・

p_jikiso
直 訴 せ ん と す る 田 中 正 造 先 生

結果は打ち首か???

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物覚え

3歳の娘。
物覚えが早い。


harite
父親への張り手。

kakato
父親へのかかと落とし。

いつのまに武闘派に・・・

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カングルー峰の仏隊、雪崩で大量遭難

ネパールヒマラヤのカングルー峰6981mでフランス隊が雪崩に巻き込まれ、多数が行方不明の模様。

ネパールで登山者18人が雪崩で遭難、捜索活動続く by ロイター日本語版

救出者数・行方不明者数は各メディアで情報錯綜してますが、最新情報ではかなり深刻な様子。
3名のネパール人ポーターはたまたま外にいて助かったとの情報もあります。
Chances of survivals of missing mountaineers almost none: Rescue officials by NEPALNEWS.com

隊の構成はフランス隊隊員7名、シェルパ11名。
隊長のDaniel Stolzenberg氏はENSAの教官でアンナプルナ北面等の遠征経験もあるベテラン。
一刻も速い救助を祈ります。

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山形県山岳連盟、ヤルラ・シャンポ再挑戦

01年登頂断念のヤルラ・シャンポに再挑戦へ-県山岳連盟 by 山形新聞

 山形県山岳連盟、ついにヤルラシャンポ峰再挑戦へ。
 
 山形という土地柄。
 登山なんて所詮遊びだっ!
 長男はおどなしぐ家継いでマジメに働いていればいいんだっ!
 子供小さいのに外国の山さ登るなんて、とんでもねぇっ!
 ・・・という土地柄であります。
 ぜひぜひ07年には朗報を期待しております。
 関係者の皆様のご成功をお祈りいたします。

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山への思い入れ

仏のジャン・クリストフ・ラファイユ、マカルーの冬季単独めざす

Jean Christophe Lafaille to solo Makalu in winter by everestnews 

いんやまず、たいした、たまげだ。
(山形弁訳→「いやいや、なんと立派な、驚くべき行為でしょう。」)
以前、HAJの故・野沢井さん達が計画したマカルー遠征の計画書を手にする機会がありましたが、「目的」の項目に「誰もいない時期の8000m峰登頂」とあり、感動させられました。
マカルーは、今後も意欲的な登山者の目標となりうるでしょう。

一昔前、登山界が妙にギラギラしてた頃なら、口の達者なベテラン登山家が「これからは8000Mも冬季単独の時代」などとアジっていたことでしょう。
十代二十代の私もだいぶ洗脳されてました。
しかし、それは違うね。
登りたい人間が自分の能力を見極めて、自分の価値観・スタイルに合った登山が「良いスタイル」の登山である。
私が登山隊立ち上げからウェブサイトで注目していた、ある小さな登山隊の顛末↓

ヒマラヤ登頂2県人が成功 西峰6837mを征服、本峰は断念 by 徳島新聞
早稲田隊が70年に第2登、女性のみの山岳会BUSH山の会遠征、目立つのでトレッキングの記事にもよく紹介されるツクチェピークに、徳島県の登山隊が目指していました。本峰は残念でしたが、西峰登頂おめでとうございます。地方の登山隊って、マスコミに派手に取り上げられる割に、家庭や会社など何かと身の回りは大変なんですよね、これが。

 二十代の頃、ある登山研究会でダウラギリ登頂のスライド上映会がありました。
 アプローチの風景で、隣にいたおっさんが突然叫びました。
 「あっ、ツクチェピーク!!ツクチェピークだよなっ!」
 おそらく、ツクチェピークか近くの山に遠征経験があったのでしょう。
 ちょっと場違いな喜びように、当時8000m峰を目指していた私は「何叫んでんだか」と冷ややかにみていました。我ながら、やな奴です。
 さて、自分が実際に遠征登山を経験してみると、山の規模・成否に関わらず、行った山や山域に愛着を感じるということに、初めて気がつきました。
 それからは山岳誌などでどんな山の記録であっても、
 「当人にとっては思い入れがあるんだろうなあ。ツクチェピークに興奮したおじさんもそうなんだろうなあ。」と思うようになります。
 
 山への思い入れはマカルーを一人で目指すフランス人も、ツクチェを目指した徳島のおじさん達も同じのはず。
 そのような気持ちが理解できないと、ジャーナリスト丸山某のように、極地法イコールつまらん登山などと、視野狭窄な見方しかできなくなるようです。

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行けなかった山

今年からお声がかかるようになったA社のツアー登山。
土日の夜行日帰りで蔵王に行く予定。
連日、天気図をみればみるほど深刻な悪天。
コースと悪天の予想をたて、ガイディングの注意点を何度もシミュレーションする。
並行して、公立図書館や実家にある蔵書からガイドネタを探す。
最近はお客様もインターネットで勉強しており、ガイドブックに載っている程度の知識だけでは太刀打ちできない。

自宅出発を数時間後に控え、行動食を買うべくコンビニに寄ろうとした直前、携帯が鳴った。妻からだ。
A社から緊急連絡で、ツアー催行中止だという。
至急、担当のIさんに連絡をとり確認する。
交通手段のアクシデントで、催行中止。
お客様へ中止の連絡に奔走しているのだろう、Iさんの声も弱々しい。
Iさん頑張ってくれ~と思いつつ、早々に電話を切る。
明日は久々にゆっくり娘と遊んでやろうか。
たまった文献を読もうか。

気が張っているのか、出発予定の午前3時には目が冴えてきた。
外は激しい雨が降りだし、雷鳴が響いている。
アパートの窓が震える程の、激しい雷。
A社の登山で私が関わる山行は、今シーズンこれでおしまい。
いろんなお客様、添乗員の方と出会うことができ、ツアー登山の実際、ガイド登山の厳しさと喜びを学ぶことができた。
今の私、ナントカ岳ナントカルートの難しさよりも、いかに人を引率するかという難しさの方に関心がある。
もっと力をつけなくては、と思う。

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アリーmyloveにラブラブ

 皇族関連ニュースをみた。
 紀宮&黒田カップル、結婚式でジョシュ・グローバンの曲使うらしい。
 (ぼーっと見てたので詳細不明。)

grovan

 ジョシュ・グローバンといえば、私の大大大好きなテレビドラマ「アリーmylove」日本語版の最終回で映像デビューした若いシンガー。
 『彼が演じたのは、例によってロマンス運の悪いアリーを高校のダンスパーティに誘うさえない高校生の依頼人役で、ドラマではこのデビューアルバムに収録されている「You're Still You」をあの美しい歌声で本業さながらに披露し、パーティ会場にいた全員の心をぐっと惹きつけるというストーリー』アマゾンコムより引用
 クラシックなんてだっせぇー、といわんばかりの、イケメンがそろっている同級生達を、その素晴らしい歌声と心揺さぶる歌詞で感動させていく様子は、ブラウン管の前にいる私も涙ウルウルだった・・・

 いいなあー。
 こんな素敵な年上の女性にパーテーに誘われたら
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 俺なら万 難 を 排 し て 参 加 す る っ !

 出産前のカミさんがつわりに苦しみ入院していた時、一人暮らしの私は毎週アリーmyloveを見ながら、誰もいない部屋で腹かかえて笑ってたものだ・・・鬼畜パパ・・・
 結婚式でグローバンの曲使うということは、皇族の皆様もアリーmylove見てたんだろうか(短絡思考)

 ---------------------
訂正でございます。
akistl様よりコメントとTBをいただき、改めて確認したのですが、グローバンの「You're Still You」は紀宮様が皇后美智子様誕生日の際にお祝いに歌われた歌だそうです。
上記記事の誤り部分に横線引いておりますです。

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カール・スクーグ南米に死す

山形生まれ・山形育ちの私ですが、
ス キ ー が で き ま せ ん 。
そんな私だからこそ、「クーロワール」誌などのエキストリームスキーヤー(え?今呼び方違う?バックカントリー?)の写真に憧れるのかもしれません。

パタゴニアやロストアローのPR写真などを撮影したアメリカのスキー登山家、カール・スクーグ氏が、南米第4の高峰メルセダリオ峰(Cerro Mercedario)6770mで死去。
死因は下降(滑降?)中に岩で頭部強打とのことです。
ご冥福を祈ります。

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クーロワール誌03年11月号を飾るカール・スクーグ氏の写真

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【速報】 あの人は今 リュシアン・ベラルディニ逝去

巨星堕つ。
亡くなったことはフランスのクライミングサイトで知りましたが、詳細はk2climb.netでようやく判明しました。

ザイル仲間の二十年、というタイトルを挙げれば、30代以上の山やってる連中ならああ、と思い出すでしょう。
book127

リュシアン・ベラルディニ氏、10月12日に逝去。
グランドジョラス北壁、ドリュ西壁、アコンカグア南壁、そしてマカルー西稜で高所登山を引退、その後はクライミングコンペ開催の礎を築きました。

偶然、当サイトのカテゴリー「あの人は今」の取材対象として各国サイトを探っていた矢先の訃報でありました・・・
こんな画像を見つけました。
この画像に勇気づけられる人は、多いのではないでしょうか。
(晩年のベラルディニ氏)
rusian

 ヤフオクの登山用品コーナーで「登山やめたので売ります」といったコメントをたまに見かけます。
 そのたび、ちょっと残念な、悲しい気持ちになります。
 ベラルディニのように、生涯楽しめる登山やクライミングを目指したいものです。

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祝・福岡大山岳部ギャチュンカン登頂

福岡大学隊 ギャチュンカン登頂 by 西日本新聞

福岡大学隊、ギャチュンカン南西稜登頂おめでとうございます。
久々の大学山岳部の登山隊。
地方の大学山岳部登山隊によくみられますが、地元新聞社創立記念のバックアップをうけての登山隊。
この活躍が、大学山岳部の発展につながりますよう、関係者みなさまのご活躍をお祈りいたしております。

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セブンサミットと元気な老人

もう、うちのカミさんから
「年末年始どっか行くの?」
五寸釘さされちまったい。
カミさんの実家からも風当たりが強い今日この頃。

人間、夢と憧れは大切です。
新聞ネタになっている「セブンサミット」とやらも、夢と憧れめざして頑張る人の姿は素敵だと素直に思うなあ。
ネット掲示板で不毛な議論繰り返しているベテラン登山家よりも一億万倍素敵だなあ。
と、いうわけでセブンサミットと元気な老人の話題4連発。

Climbing fan keeps checking mountains off his to-do list  by ashahi 10/18
だいぶ前に日本語版で報道されていたのですが、元記事が削除されていたので英文版にリンクしてます。

岩手・盛岡でコジウスコを残しセブンサミットにリーチ状態の橋本久さん。
最後のコジウスコは家族と共に登りたいと希望しているようです。
セブンサミット目指している人間の、ご家族の様子に触れられた記事はあまり無いような気がします。家族と共に感動を共有したいという姿勢に、橋本さんの人柄が感じられますね。

〈ざいにち発コリアン社会〉7大陸最高峰制覇をめざす都内在住の鄭義哲さん by 朝鮮新報10/17

北朝鮮のプロパガンダ紙「朝鮮新報」に、珍しく最高峰制覇の文字が!
東京都内在住の鄭義哲さん、最近登山を始めて一気にセブンサミット狙いでございます。
キリマンジャロに登ったときのコメント「つらくても登りきればすべてが無になる」に、共感する方も多いのでは。
この方の記事、とにかく楽しいからやってみたいという思いが伝わるので好感もてます。
いやいや、朝鮮新報にしては珍しくさわやかな記事であります。

Mountain Climber Reaches First Peak As Part Of Expedition To Help People Battling Depression by PHARMALIVE.COM

アメリカのジョー・ローソン氏。
一番最初のキリマンジャロ登頂で早速マスコミに取り上げられています。
父親を鬱による自殺で亡くしたローソン氏、精神科の適切な治療を受けることの重要性をアピールすることも遠征の目的の一つだそうで、メンタル関連の医薬品メーカーの支援を受けています。
 心療内科に通院経験者の私にとっては、ちょっと応援したい記事。

'Mountain Goat' ogles Everest by missoulian.com

さて最後の話題は元気なお年寄りマリオ・ロカッテリ氏。
72歳でエベレスト登頂を狙ってます。
デナリも登頂済みですが、今年六月にデナリ登頂最高齢記録をたてた大分県の星子さんをとても意識していて、
「これは日本人とイタリア人の戦争だ」とジョークとばしてます。(なんて爺さんだ・・・)
このマリオ氏、山頂での記念写真は常に「逆立ち」写真。
このミズーリアン・コムの記事でも、テキサス最高峰の頂で逆立ちしている画像が掲載されています。
はてさて、世界の頂点で逆立ちできますように。

先日、当ブログにコメントいただいた九里徳泰氏もデナリ頂上で逆立ち写真を撮影しておりましたが・・・洋の東西を問わず、逆立ちしてみたい方がいるのだなあと思った次第。

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NYタイムズ社説がなんだって?

今朝の読売新聞国際面。
NYタイムズが社説で靖国参拝を批判と報じている。

 だ か ら な に ?(棒読み)

googleで検索すると、英字メディアでNYタイムズ靖国批判を真っ先に報じているのは新華社とCRI。
臭い。なんか臭いぞぉ~。
ちなみにNYタイムズといえば、先の選挙で与党政権は北朝鮮並みと論じて外務省から抗議されたメディア。
しかも、
 ニューヨークタイムス東京支局所在地 東京都中央区築地5丁目3-2
 朝日新聞社所在地            東京都中央区築地5丁目3-2

 主張します。
 A級戦犯合祀といえど、死者を敬うのは日本人の文化。
 靖国参拝批判は、内政干渉である。

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なぞのひみつへいきハマーン

以前から当ブログで主張していますが、
北朝鮮に対する私の認識はズバリ犯罪・テロ国家。
国民に対する統制・圧政の中、北朝鮮製の偽ドル札や麻薬生産・外国人拉致など、国家主導の犯罪以外に考えられない。
このような犯罪・テロ国家と対話のみをもって国交回復が先行などと、頭の中が初夏の飯豊連峰のようなお花畑の方々がいるようだが、笑止である。

 ついに日本人拉致への関与も疑われている西新井病院および関連施設に日本の警察が「ようやく」薬事法違反を名目に捜査にのりこんだ。
 で、いつものとおり民族差別の大合唱なワケですが・・・


051014kitatyou
 警官より、怖いと思う。

051014kitatyou5
 在日朝鮮の方は達筆ですね。

haman
 え?
 ハマーン????????

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Everest trek for my lost love

いろんな人が、いろんな目的で、世界最高峰を目指す。
名誉、記録、自己満足、自己顕示、夢、憧れ・・・

愛する人の散骨に、エベレストを訪れる人もいる。
Everest trek for my lost love by Edinburgh Evening News Online10/17

印象的なタイトルに惹かれて読んでみると・・・
新婚旅行でエベレストを訪れる予定だったカップル。
女性はリンパ腺の悪性腫瘍と闘病の果て、急死してしまいます。
残された男性は一人、エベレストに向かいます。
愛した女性の散骨のため。

いやあ・・・
私だったら耐えられんな・・・
頂上に行く予定はない、とコメントがあるもののexpeditionという文字もあり、クライミングなのか単なるトレッキングなのか判然としないのですが、チャリティーのウェブサイトもあり、生前、闘病中のカップルの画像もあります。

若い頃、もし死んだら月山山麓の菜の花畑に埋めてほしいと思っていた時が私にもありました。
まだ太る前、イキがってた頃のお話。

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ブナの実大作戦

久々のブナ林ガイド。
今シーズン最後の出動で、娘への土産にブナの実を持ち帰る。
3歳になる娘、そろそろアウトドア路線に引き込みたい。
その伏線として、まずは食べられる木の実で興味を引こう。
やはり今が旬でなおかつ美味しいブナの実だ。

buna

自宅に帰り、折り紙遊びしている娘にすり寄る。
「ほら、これなーんだ」
「なにこれー?」
「ブナっていうんだよ。食べられるんだよ。」
よしよし、娘も目を輝かせて関心を向けている。
皮をむき、さて娘と一緒に食べようとしたその瞬間。
背後から賑やかな音楽が。

「あ、おじゃるまるだぁー」
4988007151047

しまった・・・
娘の関心はブラウン管の「おじゃる丸」オープニングに釘付け。
ここでくじけてはならない。
「ほら、三角だよ、さ・ん・か・く!」
最近、娘は○・△・□の図形遊びが好きなのだ。
ブナの実の形を強調して娘の関心を引く。
娘はブナの実そのものよりも、皮をむく動作が気に入ったようだ。

数分後、ブナの実をポリポリ食べながら、意識はおじゃる丸に夢中な娘。
その姿はバタピーつまみながらプロ野球中継見ているオッサンそのまんま。
子供に自然への関心をもってもらうのは難しい・・・

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カミさんは太陽、ダンナは・・・

4ヶ月の息子、順調に体調回復、予定より早く退院できた。
3歳の娘、さっそく母親に甘える。
病院から戻る際、カミさんの車に私の実母が乗ろうとした時も、また実家に連れて行かれると勘違いしたのか、
「ばーちゃん、乗らないで!!」
と叫んだらしい。

午前3時、まだ治りかけの息子は痰がからむのか目覚めて泣き出した。
泣き声で娘も起き出す。
カミさんと風呂に入るとだだをこねる。
息子の世話をするカミさんに代わり、私が娘と風呂に入ろうとするが、
「お父さんいやっ!お母さんと入るっ!」
と拒絶される。

かくして、カミさんと娘は風呂、私は哺乳瓶を持って息子を抱く。
午前3時だというのに、浴室からは興奮した娘の話声が響く。
やはり、なんだかんだいっても子供にとって母親が一番。
平塚らいてうの
「元始、女性は太陽だった」
の一言を思い出す。
お父さんは、さしずめ爆発崩壊寸前の、超新星であらうか。

rensa

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ダメ社員の咆吼

今日は土曜日。
公休をとる社員が多く、朝礼に出る社員はメチャメチャ少ない。

koho200106
不吉な予感。

代表取締会長の講話。
ウチの会社、毎日朝礼があり、毎日会長の講話がある。
会長「おいっ、24リットルとはどれくらいの量だっ!」
私「牛乳パック24本です。」(今朝カミさんから牛乳買ってきてと言われたので連想した単純バカ)
会長「一斗缶にするとどれくらいだっ!」
私「え~、二つ半くらい・・・です。」(×。一斗缶は18リットル。バケツと勘違いしている馬鹿な私。)
「 バ カ ヤ ロ ー ッ!!」
008
「もっと勉強するんだよっ!!」
土曜の朝から、地獄の黙示録なスタート。

「会長がどんな答求めてるか汲み取るんだよ」
と、上司のお言葉。
こうしてふりかえってみると、ビジネスマニュアル本に出てくる悪い見本のようなバカの典型だね私は。
そうはいってもメシ喰っていかなくちゃ生きていけません。
アメリカのナントカ大卒の頭いい人が書くビジネス本の世界とは違い、
バカな社員もメシを喰うため給料もらわなくっちゃなりません。
というわけで、公休で人の少ない土曜のオフィスで頑張ろう。

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あの人は今 王富州

著名登山家の今をウェブサイトで探る、久々の「あの人は今」。

エベレストの新標高に関する中国メディアの記事を閲覧していたところ、懐かしい名前を拝見した。
王富州。
1960年、当時は登頂が疑問視された、チョモランマ北面ルートの初登頂者である。
プロ野球に例えれば、川上哲治クラスの人物でしょうか。
病身である中国登山界の大御所を引っ張りだし、今回の測量成果の精度を賞賛・自負するコメントを引き出しているところに、測量結果に対する中国の自信と示威が感じられる。

この王富州氏、私は一度だけお会いする機会があった。
初めての海外登山で山のアドバイスを受けに、山岳部のOB達との打ち合わせに同席する機会があった。
当時21歳の私、登山史の本で名前を拝見する人を前に、緊張でガチガチでした。
お会いしたときは登山家というよりもヤリ手の商売人のような、恰幅のいい老人といった印象でしたが・・・
今現在、脳血栓と心臓を患い、毎日40分の散歩が日課だそうです。
王富州氏の発するオーラにだいぶ緊張気味の記者が、インタビューしています。

王富州使人想起崇敬 by 中国旅遊網

記者「生涯、登山と関係して、山はあなたにとってどんな存在ですか?」

王氏「地質学を学んだので、山は私にとって独特の魅力と吸引力を持っている。今、私の体調はよくないが、いまだに登山協会に参加して古い同僚達と香山に登る活動を計画してますよ。年を取った友達と山に行って、よく話題にのぼるのは、「山と離れられない自分をごまかさないで」と言ってます。」

記事中、記者に伝えた最も印象に残る言葉、
「最も愛するのは、山だよ」

wan1若き日の王富州氏

wan22005年現在の王富州氏

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エベレストの標高に絡む思惑

先日、中国が発表したエベレスト/チョモランマの新標高。
それを受け、私が注目していたのはインドとネパールのメディア。
ヒマラヤを挟む「敵対国」、中国に続く経済新興国インド。
経済発展が進む大国に文字通り挟まれ、政治も混乱している世界最貧国のネパール。
いずれもメディア上では静観をきめていますが、その論調の微妙な違いに、国の立場が現れています。

インド 
真実かハッタリか?エベレスト新標高 The telegraph インド・カルカッタ10/10

記事によれば、ヒマラヤ山脈の地質学に精通するインドの科学者のコメントとして「中国の主張についてコメントするのは現時点では早急、そのデータを確認したい」としています。
また、中国測量隊がGPSを用いたことについては「しかし、GPSは地殻の垂直運動よりも水平運動に鋭敏である」(ハーシュ・グプタ博士、ハイデラバード地球物理科学研究所の元責任者)のコメントを掲載しています。

ネパール
ネパール当局は新標高にコメントせず newkerala10/10

この記事についてはインド・ネパール両国で同様の記事が配信されていますが、どうもチョモランマ測量隊の経緯・動向については、中国側からネパール政府に対する公式通達は何も無かったようで、秘密裏・一方的などと表現されています。(the Chinese survey has been unilateral, bordering on the verge of secretiveness)
記事中、ネパール登山協会書記官のブミ・ラマ氏のコメントが載っています。いわく、

「良い関係のために、エベレスト山の新標高についてはネパール、中国、インド間で議論が必要」
「我々が8844mをエベレスト山の正確な標高と認める前に、新標高はネパール測量部によって支持されなければなりません」
「エベレスト山が伸張しているとされたときも、我々は8,848mを支持しました。縮んだという場合でも、我々の姿勢は同じです。」

ラマ氏のコメントは、すなわちインド政府が1955年に公式発表した標高8848mを支持するものである。後者の「伸張したとき・・・」とは、90年代のアメリカ地理学会の測定結果8850mに対するものである。この際も、ネパール政府は8848mという標高を支持し続けている。
 このようにチョモランマの標高とは、インド、ネパール、中国各国の思惑とメンツがかかった数字なのである。
 事実上、国際政治的には発言権も皆無なネパールが、標高に関してはあくまでもインド支持という姿勢は興味深い。また、自国の測量部が確認の上で新標高を認めるという姿勢は独立国家としても当然であろう。

 国家間の紛争が煩わしいから竹島なんて韓国に譲ってしまえ、などと公言する売国メディアや平和運動の仮面を被った左翼評論家には到底理解できない、国家の矜持が一つの山の高さにこめられている。

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三角地帯

朝一で、提出が遅れに遅れた成果品を測量設計業者に納入。
提出はなんとか済ませ、その後一人で現場を見に行く。
車から降りて、道路沿いを注意深く観察しながら歩く。
そこは小さな農村なのだが、庭先のダリアが美しい。
そういえば、アパート前の柿畑のヒガンバナ、いつのまにか色あせていた。
自分を見失う生活の中で、いつのまにか冬に近づいているんだなあ、と思う。

帰社後、携帯に妻から電話。
4ヶ月の息子、気管支炎気味で入院決定。
夕方早く会社を退出、私の実家、アパート、病院をいったりきたり。
妻は泊まりこみで看病のため、娘は私の実家で引き取ることになる。
実家に慣れない娘は泣きわめく。
うちのジジババは「もっと頻繁に実家に孫連れてくればいいのに」
と、私に文句たらたら。

以後、実家・アパート・病院これを「 魔 の 三 角 地 帯 」と呼ぼう。

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反日思想に負けない日本の登山用品

多くの方々が愛用していると思われる、分割式の箸。
モンベルとスノーピークの製品でおなじみですね。
この箸、海の向こうの中国でも注目の商品のようです。

七宗罪之奢侈I——SNOW PEAK 筷子 by 中国戸外資料 

この記事の筆者いわく、
記事引用はじまり
 この箸はすでにネット上でみかけたことがあって、一目ぼれした!180元は大変高い!その設計とアイデアにはどうしても感心しなければならない。その上、作りは非常に精致で、「こんちくしょう、小日本」なんて罵ることしかできない・・・
記事引用おわり

 おいおい、小日本(蔑称)は余計です。
 がともかく、分割式の箸の作りにはいたく感心していただいているようです。
 さすがスノーピーク!モンベル!
 でも中国で180元→約2500円は高くないか?(日本国内の売値は1800円くらいだよね)
 ちなみにこの筆者、友人にモンベルの箸を先に買い占められ、スノーピーク製品をお買いあげになられたようです。友人はバレンタインの贈り物にも使うとか。
 へー、中国のアウトドア愛好者もおしゃれですね。

 で、もっとワクワクするのがこの記事の掲示板。
 その主な書き込みは以下の通り。

 書き込み1「必要でもなんでもない。あまりに無駄遣いだ。」
 書き込み2「俺はむしろ木の枝を削ってでも小日本の製品は買わなくてもいい。」
 書き込み3「日本の製品を買う男!何も言うことはない!」
 書き込み4「180元の箸!これが小日本だ!」

 ふー。
 欧米アウトドアメーカーの進出が著しい中国。
 でも、この「箸」のように同じアジア人だからこそ受け入れられる製品はまだまだ開発の余地があるはずだ。
 日本メーカーの製品も頑張って欲しいところです。

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静かな連休その2

話は前後するが、連休前夜、娘を病院に担ぎ込んだ。

一週間前からひどい風邪にかかっている娘。
夜になって、ひどく泣きだした。
眠いときによく泣き出す娘、本当にどこか痛がっているのか、いつものように眠いから泣いているのか、なかなか判断がつかない。
先日の診察で中耳炎といわれたこと、足をばたつかせて泣いていることから病院へ連れて行くことを決断。

よくネット上で、若い奥様方が深夜の診察はどこの病院がよいか、掲示板を賑わしている。
以前にひきつけを起こした際、地元の救急隊員に勧められた某大手病院をめざした。
深夜の国道を、人様に言えない速度と運転で病院へ。
緊急診察室の前には、やはり赤ちゃんを抱えた若い女性の先客がいた。

幸い、耳鼻科の医師もいて、適切な処置をしてもらう。
診察の間、私は息子を抱きかかえて廊下で待つ。
深夜の病院のソファで、哺乳瓶に粉ミルクを入れ、テルモスのお湯を入れて溶かし、息子に飲ませる。
予定していた平ヶ岳登山に行かず、家族の面倒をみることができたのは不幸中の幸いだった。

でも息子の口に哺乳瓶をくわえさせながら、今日本で読んだ某山の白い雪稜を考えていた。

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静かな連休その1

静かな連休。
ガイド協会の個人プランとして、平ヶ岳を企画していたのだが、集客ゼロ。
今年はツアーガイドで、多くの関東のお客様と話する機会があった。
お客様達の好みの傾向を知り、やはりガイドプランの企画、自分一人の思い入れだけではなく顧客の志向を汲み取ることが大切と思い知る。

サラリーマンにとっては「休暇の1分、血の一滴」なのだが、今回の連休、山は休養。
週末はガイド登山が続き、平日は残業で遅かった。
娘の顔を眺めていると、
「こっち見ないでよっ!!」
と冷たくあしらわれる。
童謡にあわせて踊っている娘を見ていると、
「お父さん外見ていて!!!」
と、顔を無理やり窓の方に向けさせられる。
どうした娘!!!
なんでお父さんこんなに嫌われてるの????????
妻いわく、最近は娘にかまってあげてないからじゃないの、と判定される。
山岳部の遠征報告書で、隊長を務めたあるOBが帰国した際、お子さんに「パパじゃない」と相手にされなかったというエピソードを思い出す。

雲が多いけど、穏やかな天気。
山形県内の山、紅葉でみんな楽しんでいる頃だろう。
多くの方々が山形の山を楽しんでくれていると思うだけでも、なんとなく嬉しい。
そんなことを考えながら、私はアパートでシュラフとツェルトの日干し、靴の手入れをして過ごす。

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【速報】チョモランマ標高は8844M

約10分ほど前に新華社発で流れているようです。

 2005年中国測量隊の観測結果から、チョモランマ峰の新標高は、

 8844.43m、測量精度は+-0.21m

 とのことです。
 従来は中国科学院が1975年に観測・公表した8848.13m。
 90年代になりアメリカ地理学会がGPS観測結果として発表した8850mを用いるメディアが最近増えていたようです。
 私は個人的には、領内に頂を持つ中国の発表を尊重して8848.13の値を用いていました。
 さて、今後は8844と8850、どっちが多用されますかな。

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ナンガパルバート・ルパール壁完登を支えた男

パキスタン大地震被災者の早急な救出をお祈りします。

さて、韓国の代表的な山岳誌「山」のサイトに、先の韓国隊によるナンガパルバート・ルパール壁登攀を支えた隊員の記事が紹介されてました。

登山、それは困難への挑戦そして楽しみ キム・ミゴン(金未坤) 月刊「山」

キム氏は隊員3名とともに、ルパール壁の「リンネ」7550M地点を登攀中に落石に遭い、右足骨折・肩の筋肉断裂という重傷を負う。仲間に救出され、過酷な下山を敢行する。

記事引用
 以後 1m, 1mが悽絶だった。小キジも食事も一人でできなかった。彼の頭の中は ‘こんな状態では到底降りることができない’と悲観的になったが、仲間たちは黙黙と彼を引き下した。三日後、 C1(5,280m)に降りてようやく彼の顔に笑みが広がった。
 「妻と子供と別れるのは寂しいが・・・事故直後、仲間たちを危険にさらしてはいけないと考え、ナイフでザイルを切ろうと思いました。事故に遭わなかったら頂上に立ったのにと思うと、涙が出ますね。病院では動くなと言われたがじっとしてられなかったです。私のために沈んだ雰囲気を刷新させて、頂上に上がる隊員たちを応援しなくちゃいけないと考えて再びベースキャンプに戻ったんです。遠征が成功に終わったというのがもっとも嬉しいですね。もし失敗したら4,500mの巨壁を登るために再び苦労しなければならないですからね。」
 ルパール壁6,450m地点は、キム氏が開拓した区間だ。登頂者であるキム・チャンホ隊員、イ・ヒョンジョ隊員だけでなく隊員皆、彼がいなかったら 35年ぶりのルパール壁登攀の成功はおぼつかないだろうと語った。

 キム・ミゴン氏は2002年から韓国道路公社光州支社に勤務、大学時代から登山に親しんだ。卒業後も就職しないで山に通うのが不満の父親は、山に行けないようにしようと息子を部屋に閉じこめたりした。しかし現在、 山に没頭した彼は山を通じて就職もし、また妻ともう 17ヶ月になった息子ゾングユンと睦まじい家庭を築いている。
 記事引用おわり

 この後も月刊「山」の記事はキム氏の遠征経歴について述べているのだが、実家とのやりとりが凄い。
 2000年のマナスル遠征の際には「山には行かせん!!」と父親に家に閉じ込められてしまったが、窓からなんとか抜け出したという。不憫に思った母親がこっそり靴を持ってきてくれたそうな。
 ああ俺こういう話によわいんだよな・・・
 今回のルパール壁では何も知らせず出発、しばらくししてギプス姿で実家を訪れたという。本人いわく「山に通いながら本当に両親をたくさん心配させて、申し訳ありません」
 マナスル後はチョーオユー、マカルー、シシャパンマ南西壁など8000m峰登山を続けている。来年はエベレストを予定とのこと。ノーマルルートでもいいから、高所登山は毎年続けたいそうだ。

 登山に反対する実家とのやりとりに、とてもシンパシーを感じるなあ・・・
 なにより、高所登山家として秀でた能力を持ち、ルパール壁という先鋭的な登山の最先端でチームの和を第一に考えるその姿勢に、その人柄が感じられます。

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温暖化に翻弄されるヒマラヤ登山

ヒマラヤ登山は一般的には、6~8月のモンスーン期を挟んだ春(プレモンスーン)と秋(ポストモンスーン)に計画される。
幸いに私は両方のシーズンを経験しているが、私は春の方が好きだ。
それはちょうど山から下りたときに山麓は花盛り、というきわめて情緒的な理由による。

地球温暖化と思われる影響で、ヒマラヤ登山の込み具合も変遷しているようです。

Is climate change changing climbing? by NEPALTIMES 10/7-10

最近よく配信される、氷河後退に関する記事かと思いきや、ヒマラヤ登山の成否を左右するモンスーンの時期がかなり変動していること、このことについてネパールの気象学者ガミンドラ・ダハ-ルとアメリカ・アルパインジャーナルのジェームズ・フラッシュ氏が言及しています。
 初登黄金期の50年代は春、その後混雑を嫌うクライマー達は秋期にシフトしたが、最近は再び春期の登山隊が多いとのこと。
 ま、どっちにしろ、メジャーな8000m峰に集中する傾向は変わり無いんでしょうけど。
 ちなみにネパールタイムスの記事に使われている山の写真、わが日本の大森弘一郎氏の、空からのチョーオユー、険しいネパール側の写真が使われています。

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モノはだいじにね。

県のサイトを見ていたら、「県民の声」でこんな意見が・・・


ご意見=
 先日久しぶりに楯山公園に行ったら、自然の家の人がナンバーのついていないいわゆる廃車の荷台に数人の職員を乗せて公道を運転していました。この行為は、残念ながら無車検車運転としての道路交通法違反及び道路運送車両法違反で悪質な行為にあたります。子供を世話していただく施設としてふさわしくない行為です。早急にやめられるようご連絡いたします。

はうぅぅぅ・・・
私がお世話になっている自然の家だったりする・・・
数人の職員を載せてって・・・まさか

hyousi01

とか、

diary0405-2-2-myanmar-truck

みたいに載っていたのかな。
まあー廃車ですから、今はやりの「モッタイナイ」ということで・・・

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道具の引退

山行を翌日に控え、買い出しに行く。
会社から退出するのは最近、深夜。
買い出しの店はコンビニや24時間営業のスーパーが多い。

最近気になっているのだが、大型のリチウム電池CR-P2を扱っている店が減っているような気がする。
私が愛用しているヘッドランプは、CR-P2 を1~2個セットして使用する、パナソニックの初期型モデル。
lamp

たしか88年のチョモランマ3国合同隊でも使われていたかと記憶している。
高価なCR-P2を使用する上、大型で重く、最近のLED使用のランプに比較すればランニングコストもバカにならないのだが・・・

このヘッドランプには愛着がある。
某8000m峰から下山した時のこと。
降雪と暗闇の中を一人で下り続け、最終キャンプにたどり着いたところでフッと電池が途切れたのだった。
私にとっては命の恩人ならぬ恩ランプである。
CR-P2の主な用途であるカメラも軽量・小型化が著しい。
リチウム電池でも特に大きいCR-P2が店頭から消えているような気がする。
以前はどこのコンビニでも置いていたのだが・・・
そろそろ、新たなヘッドランプを購入しようか思案中。
でも、パナソニックのツインランプは手放すことは無いだろう。

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嵐の朝日連峰つづき

お客様語録

「もう73歳ですからね。もう(朝日連峰には)来られませんよ。」

「こんな世界(登山)があるなんて、若いうちに知りたかったわ。」

すごい重圧を感じる瞬間。

日の出前、出発時にヘッドランプを付けていったらよいか聞かれ、「とりあえずザックの取り出しやすいところに入れておいて下さい」と答えた。
出発時は日の出とともに一気に明るくなった。
背後で中高年女性客のヒソヒソ声。
「ガイドさん、自信ないのね」

kaikotuken
ううっ・・・
ガイドは自信を持ってハッキリ応えるべし・・・

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嵐の朝日連峰

ついに念願の朝日連峰をガイド。
銀玉水の前後で暴風雨となる。
当時の天気図を省みると・・・なんじゃこりゃぁぁ(松田優作調)

SPAS_100212

一週間前から気象図を確認し続け、前線通過すんだろうなあとは思っていたが・・・
前線直下、なんとか大朝日小屋入り。
翌朝は強風とガスは残ったものの雨はあがり、

SPAS_100306

ガスの晴れ間に紅葉が映え、お客様にはなんとか満足してもらえたようだ。
反省も喜びも多い山行であった。

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