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韓国人が見る日本の登山事情

韓国・ソウル新聞に、韓国人の視点から眺めた日本の登山事情が記事になっておりました。

日本は今、山登りに熱気 by ソウル新聞10/21

記事の内容は・・・
日本百名山ブームを切り口に、
皇太子がブームに火を付けた!! とか、
小学生で百名山制覇!! とか、
表面的な内容。
おもしろいのは、日本駐在の韓国人登山愛好者の感想。
日本の山は人が少ないから良いそうだ。
韓国の山は・・・シーズンは凄そうだ・・・。
こんな一文もある。

国体に山岳競技が1946年第1回大会の時から含まれたことも、山登り人口が維持された要因とされる。
こんな影響で日本の登山の未来を担う高校山岳部の活動も活発だ。全国高校体育連盟によれば山岳部が活動中の高校数は 10月現在 1477校、部員数は 7663人だ。

えー、そりゃちがうぞー。
国体競技 な ん か 関係ないだろー。
(私の登山の原点は国体競技への反発という私怨もあるのだが)
なんで高校山岳部が引き合いに出されるのか?
単純計算で、各校平均、部員は5人かい?
うちらの世代からみても凋落傾向だぞな。
日本の登山史の側面を支えてきた大学山岳部は完全無視かいな。
と、文句たれても仕方ないのだが。

100年にわたる日本近代登山の歴史
日本の近代登山史は今年で 100年目だ。100周年を迎えた日本山岳会は皇太子はもちろん橋本龍太郎前総理など有名人多数が会員として活動し日本の登山文化を導いている。日本山岳会の 100周年記念行事も熱かった。去る8月17日、日本最大の書店である丸善(東京駅前) 4階で開かれた100周年記念パーティーは盛況だった。

あ、そう。(昭和天皇風)
個人的には、日本山岳会の集会って、有名大学OBの常連さんの集いといった排他的な感じで、私は  なので、一回きりの参加で終わった。

記事は日本山岳会の紹介、現会長の平山善吉氏のインタビューで締めくくっている。
内容は次の通り。

Q.日本の山岳団体現況は.
A.主要団体は 5つ、日本山岳会は会員が 6000人です。今年が創立 100周年(15日 100周年記念式)です。これ以外に日本山岳協会(会員 4万名), 勤労者山岳連盟(3万 5000人), 日本ヒマラヤ協会(800人),HATJ(1000人) などがあります。

Q.山岳団体に属している人数は.
A.約 10万名です。彼らは登山技術や安全教育などを受けますが、他の個人愛好家たちは安全対策などは独学です。専門的な安全対策・教育体系がなく問題となっています。

Q.山登りの問題点は.
A.事故が多くなっています。一年に 200~300人が登山関連事故で死亡しています。負傷者も毎年 1000~1300名にもなります。個人愛好家たちの場合、組織的ではありませんから、 安全性に問題があります。環境保護も重要な問題となっています。

Q.山登り人口の年齢層は
A.中高年が主です。日本山岳会員も 100年前には平均 27歳でしたが、今は 64歳です。これが時代の流れでしょう。若者達は個人主義的な傾向が強く、団体には加入しない傾向があります。

Q.韓国との山岳である交流現況は.
A.定期的に両国の岳人たちが交流しています。韓国, 日本, 中国の 3国交流も活発です。特に 3国の学生山岳部員たちの交流登山は技術・金銭的にも支援しています。日本の登山史は 100年で、技術的には韓国より 20年ほど先に進んでいます。しかし韓国には 8000m峰 14座全山登頂を果たした人が 3名もいます。日本人は一人も達成していません。

Q.登山技術は進んでいるのに日本人による世界的な登山は少ない方か.
A.記録を意識した登山を行う人は減っています。登山に対する認識が変わっているのです。登山そのものを楽しんでいます。山岳会が主導して高い山に登る時代は過ぎ去りました。一方、韓国は登山文化と歴史が若く、記録(を目指す)登山をめざしていると思います。韓国は現在、登山全盛期を迎えているのではないでしょうか。

Q.日本山岳会が重点を置く分野は.
A.環境・自然保護に重点をおいています。日本山岳会が管理する森もあります。これから登山は山に登ることだけでなく山を保護・整備する役目も果たさなければなりません。

Q.登山・アウトドア産業の水準は.
A.登山先進国であるヨーロッパには遅れています。

 ※記事注釈として、(日本人達は登山装備をよく取り揃える方なので、関連産業は発達している)とある。

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