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あの人は今 王富州

著名登山家の今をウェブサイトで探る、久々の「あの人は今」。

エベレストの新標高に関する中国メディアの記事を閲覧していたところ、懐かしい名前を拝見した。
王富州。
1960年、当時は登頂が疑問視された、チョモランマ北面ルートの初登頂者である。
プロ野球に例えれば、川上哲治クラスの人物でしょうか。
病身である中国登山界の大御所を引っ張りだし、今回の測量成果の精度を賞賛・自負するコメントを引き出しているところに、測量結果に対する中国の自信と示威が感じられる。

この王富州氏、私は一度だけお会いする機会があった。
初めての海外登山で山のアドバイスを受けに、山岳部のOB達との打ち合わせに同席する機会があった。
当時21歳の私、登山史の本で名前を拝見する人を前に、緊張でガチガチでした。
お会いしたときは登山家というよりもヤリ手の商売人のような、恰幅のいい老人といった印象でしたが・・・
今現在、脳血栓と心臓を患い、毎日40分の散歩が日課だそうです。
王富州氏の発するオーラにだいぶ緊張気味の記者が、インタビューしています。

王富州使人想起崇敬 by 中国旅遊網

記者「生涯、登山と関係して、山はあなたにとってどんな存在ですか?」

王氏「地質学を学んだので、山は私にとって独特の魅力と吸引力を持っている。今、私の体調はよくないが、いまだに登山協会に参加して古い同僚達と香山に登る活動を計画してますよ。年を取った友達と山に行って、よく話題にのぼるのは、「山と離れられない自分をごまかさないで」と言ってます。」

記事中、記者に伝えた最も印象に残る言葉、
「最も愛するのは、山だよ」

wan1若き日の王富州氏

wan22005年現在の王富州氏

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