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ネパール初の国際山岳ガイド誕生

ネパール初の国際山岳ガイド、誕生です。

Two Nepalese get international mountaineering guide certificate by TheRisingNEPAL12/9

 ニュージーランド山岳ガイド協会でトレーニングを受け、国際山岳ガイド証を手にしたのは、Chhiring Pandey BhoteとSunar Gurunの二人です。ふたりは、ニュージーランドとフランスで研鑽を積み、晴れて国際山岳ガイドとなりました。
 
 これは画期的な出来事だ、と私は思います。
 ヒマラヤ登山史を振り返るに、次のような流れが垣間見えます。
 外国登山隊のポーター
 ↓
 外国登山家のクライミングパートナー(ボニントンと組んだパルテンバ、日本隊と多くの山に登ったペンパ・ツェリンなんかそうですね) 
 ↓
 ネパール人独自の登山隊結成
 ↓
 ネパール人独自による山岳ガイド誕生

 今回の国際山岳ガイド誕生は、シェルパをはじめとするネパール人登山家に多くの技術が還元されるだけでな く、ネパール人自身による観光業振興にも大きく貢献する動きではないでしょうか。
 従来ならば、いくつか登山隊で経験を積んだシェルパはサーダー(シェルパ頭)となり、その後の進路といえば

 職人的登山家
 トレッキングガイド(多くのシェルパはこのタイプ)
 トレッキング会社経営

 という具合でした。
 以前に当ブログで紹介したアフガニスタンはじめ、国際山岳ガイド連盟に未加盟の中国、台湾、韓国においても、ウェブサイトを検索すると職業ガイド育成の動きが察知できます。中国などは積極的にヨーロッパからインストラクターを招いて技術導入を図っているようです。
 
 これら周辺国に一歩先んじて国際山岳ガイド認定者を擁するヒマラヤの国ネパール。
 今後クォリティの高い山岳ガイドが輩出されれば、ネパールにおける観光業態も微妙に変わってくるのではないでしょうか。

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受信: 2005.12.18 01:39

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