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【速報】エベレスト公募隊の遭難、訴訟問題に発展

ワシントンタイムス紙より、エベレスト公募隊で遭難したクライマー遺族がガイドを相手に訴訟を起こしました。

Everest climber's death subject of lawsuit by Washington Times 12/23

イギリス人マイケル・マシューズ(22)はエベレストから下山中、天候悪化の中行方不明となり、父親が訴訟に踏み切った模様。
ワシントンタイムスの記事では明記されていませんが、インドのメディアでは被告人二名の名前が明かされています。

Prosecution begins in Everest conqueror's ‘killing’by HindustanTimes.com 12/23

これまた「killing」と強い調子の表現です。
この中で訴えられているのは、ヒマラヤ登山ガイド、ヘンリー・トッド。
どこかで聞いたことのある名前でと思ったら、2002年の日本勤労者山岳連盟K2登山隊とフィックスロープの件でトラブルを起こした国際隊隊長でした。フィックスや整地したテント場の無断使用に労山隊が抗議したら、日本隊はクレージーだとかBC中にいいふらしたそうな。

K2再敗退と遭難救助 日本勤労者山岳連盟K2/G2登山隊2002レポート

このヘンリー・トッドなる人物を、さらにウェブサイト上で調べていくと、格安の値段・・・通常、エベレスト公募隊の相場5万ドルのところ、トッドは3万ドル程度に料金を抑えていた・・で登山隊を切り盛りしていた様子。ボンベのトラブルから、別件でフィンランド人にもカトマンズで訴えられているようです。人となりはアウトサイド誌に詳細に紹介されています。↓

Everest Profile The Toddfather by Outside

記事のタイトルが Toddfather とあるように、別名「ベースキャンプの市長」とも呼ばれているように、かなり「強権的」な人物のようで、誰からも好まれるタイプではない、とも紹介されています。
アウトサイド誌の記事によれば、冒頭のマイケル・マシューズ氏の遭難にもボンベのトラブルが関わっているのではないかと触れられています。そもそも、2002年にk2に遠征したのも、一連のトラブルでネパールで登山ができなくなっていたことが遠因。
 アウトサイド誌記事の最後に、あるヒマラヤ登山ガイド同業者のトッドに関するコメントとして、次の一言で記事は締めくくられています。

 「危険は参加者負担」

ヒマラヤめざす登山家、もともと個性の強い方がそろっていますが、英語圏のウェブサイトで情報を集める限りは、かなりの問題人物。
公募隊における遭難→訴訟という事態は、商業公募隊が始まった頃から予測されていた事とはいえ、ついに現実となったかという気がします。
個人的にも、この話題には注目していきたいと考えています。

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