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学校では教えない、郷土人をおもう。

山本五十六ネタに続いて。
真珠湾襲撃の指揮を最前線で執った、第一航空艦隊司令官、南雲忠一は山形県米沢市出身である。
戦争回避を願った山本五十六が、日米交渉が成立した際には真珠湾攻撃出動後でも引き返せと指示した際、

南雲「いかに命令といえど、しかけた小便は止められませんぞっ!」
山本「俺の命令が聞けないなら、今すぐ辞表を出せっ!」

というやりとりは有名である。
山本五十六がなぜ南雲忠一を部下に迎えたか、諸説様々である。
ある研究者によれば、山本五十六は、わざと使いづらい人間を手元において指揮をとる人間だったともいう。
それもまた、一つのリーダー論として興味深い点ではある。
私個人としては、ただ単純に郷里が近いから(山本→新潟県長岡、南雲→山形県米沢)ではないかと思っている。

nagumo
南雲忠一

南雲忠一という軍人、山本五十六との軋轢はもとより、ミッドウェイ海戦での優柔不断な指揮が敗北につながったとして、戦史に詳しい連中の間ではこてんぱんである。
その最期は、サイパンで陸戦隊を率い玉砕・自刃したというのが定説である。
南雲忠一の人となりを知る研究者によっては、乱戦に先陣きって生涯を終えた、ともいわれる。

よくビジネス本なんかを読んで思うのだが。
成功者の自慢話より、敗軍の将の実際を知りたいものである。
南雲忠一という人間については、学校の郷土史でも教えていない。
もちろん、学校教育で軍人礼賛しろとは思わない。
郷土が輩出した、多数の人間を引率する立場のリーダーが、何故その悲惨な最期を遂げなければならなかったか、どんな間違った判断を下したのか、まず身近なところから教えていくのがスジではないのか?
少なくとも、日教組のキチガイどもが推奨するスプラッタ映画真っ青の捏造中国映画を鑑賞するよりは実があると思うのだが。

もっとも、南雲の出身である米沢市の米沢市教員組合は、「はたらく自動車展」のチラシで自衛隊車両の写真が載っただけで「 人 殺 し 」と表現の末、反対・チラシ回収運動を起こしている。
多くの軍人を輩出した米沢市にあっては、まこと皮肉な現状である。


南雲忠一おまけネタ
ちゃんと南雲忠一の切手があります。

nagumokitte
アフリカのトーゴ発行。

nagumokitte2
ソロモン諸島発行。

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