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人生の挑戦に限りなし 中国・鍾建民

昨年後半から、中国語圏メディアをにぎわせている「7+2」。
7大陸最高峰登頂および南北両極点到達・・・という意味で、『この分野で中国人の実績ゼロの壁を突破し、中国は「7+2」達成者が最も多い国となった。』と、いささか力み気味。
そんなタイトルで騒いでいるのは、中国メディアだけなのだが。

中国人が「7+2」探検の壮挙を達成 by 人民日報日本語版

隊を率いるのは中国登山協会の国際通、王勇峰氏。
中国語圏メディアでは結果ばかり強調されてウンザリしてたのですが、時間が経過して、各隊員の心情なども報じられるようになってきました。

人生の挑戦に限り無し 香港wenweipo.com 1/8

隊員の一人、鍾建民氏は造船所のサラリーマンで登山が趣味。三十数年前、岩登りをはじめたときも、登山を職業にするとか、チョモランマ登頂とかは想像してなかったとか。鍾建民氏の経歴はつぎのとおり。

chin
82年デナリ登頂
92年チョモランマ(断念)
92年~96年チョモランマ断念のショックで登山のブランク期。体重が10キロも増加。
97年エルブルス、ビンソンマシフ、アコンカグア登頂
98~02年 チョモランマに三度挑戦。パートナーの遭難、天候不良等でいずれも断念。
03年50歳でチョモランマ登頂。
05年南極点徒歩到達。
香港人初のチョモランマ北面登頂者として、香港特別行政区栄誉勲章受賞。

チベット族でかためた中国ナショナルチームのクライマーとも異なり、チョモランマをめぐって苦難の道のりでありました。4度の登頂失敗で、日々の栄養や心理面の指導も受けながらの登頂成功。
その鍾建民氏の登山のモットーは、自分の限界を見極めること、そして「無事に家に帰る」だそうです。
奥様も山好きで、二人でモンブラン、キナバルにも登りました。
登山で遅くなっても家にはきちんと電話し、オフには子供たちも山に連れて行って仕事と家庭を両立させているとか。やはり数々の遠征をこなすには、奥様と家庭の理解も大切なんですな。
彼にとって「7+1」は数字のタイトルに過ぎず、「世界はとても大きく、まだまだ知らない場所がある。人生は長く、たくさんのことができる。」

最初のチョモランマ失敗で登山を中断、10キロ太ったなんてのは私も 耳が痛い です。
最近おっさん呼ばわりされることが増えてがっかりですが、私も鍾建民氏のように気長に楽しもう。

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