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山と渓谷二月号

会社から帰宅途中、娘のアンパンマン公演チケットを購入のため書店に寄る。
そこでたまたま山と渓谷誌を手にした。

yamakei

カタログ雑誌と化している誌面の中でキラリと光るのが、一ページにわたる山田哲哉氏のコラム。
内容は若い世代が山に行けない要素として「仕事」があり、日本の登山界の先端を行くような山行はフリーターによって成されている現状を憂いておられる。
 私も一時期は職を辞して山に向かうことを考えた人間であり、今はリストラ寸前役に立たない社員なのであまり大きなことはいえないが、長期山行を実現するフリーターさんには正直、嫉妬心が沸くのは事実である。
 チーム○4のサイトとか拝見してて、何週間もクライミングトリップされてる方の書き込みみると、みんな何して食ってるのかなあ~霞って美味しいのかなあ~うふふ~と思う。
 山田哲哉氏の今月のコラムは、おそらく日本のほとんどの登山者が感じながら、山岳メディアとやらが取り上げげなかったことであり、共感する方は圧倒的に多いのではないだろうか。
 詳細は書店で読まれたし。
 「登山と休暇」の問題を真正面から取り上げたメディアは、今はもうなくなった「山と仲間」誌以外、記憶にない。
 1950年代、暴力革命を目指して飯豊山麓で射撃・爆破訓練を繰り返し、今は何事もなかったかのように平和・反戦を訴える二枚舌政党・日本共産党が私は大嫌いなのだが、登山と休暇の問題を特集として取り上げた点で、労山の「山と仲間」誌は高く評価されるべきである。
 また、休暇という登山の本質に関わる問題を避け、しょうもない特集を毎年ワンパターンに繰り返す近年の「山と渓谷」誌には、登山という文化の担い手たる資格は見当たらないというのが、私の感想である。

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