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最近の気分。

ここ最近の精神状態↓

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『パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。パトラッシュ……』

 久々の鬱鬱。
 まるで長いトンネルに入ったかのような気分。
 帰宅しても山関係の資料には一切手を触れない生活。

 3歳の娘が
 「おとうさんがんばーれ」と言う。
 娘と息子の顔をみながら、俺のような木偶の坊が父親でいられるのか、それを考えるとますます鬱々。

 昔通った森田療法の本などを実家の蔵書から引っ張り出して読み返してみる。
 結局、今の私を引っ張り上げてくれるのは、えらい精神科医の言葉ではない。
 先日、ガイドの師匠が何気なく吐いた言葉。
 『いろいろあっても、物事一つずつ片付いていくもんなんだよね。』
 
 なぜだかわからないが、その言葉だけが強烈に頭に残っていた。
 一つずつ、一つずつ。
 ガイドの師匠の言葉を自分に言い聞かせ、今の時期を乗り切る。

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おやすみ

筆者鬱々のため、3月上旬まで更新おやすみにします。
みなさま、ごきげんよろしゅう。

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デナリ山、入山制限へ

登山者の過密により、デナリ山の入山制限が検討されています。

Alaska's Mount McKinley climbers capped at 1,500 by REUTER2/22

記事に寄れば、デナリ登頂者数は80年に659人、90年に998人を記録、2005年は1340人を記録したとのこと。
公園管理局では年間1500人を目処とする管理計画をたてているようです。

キチガイじみたセブンサミット狙いだけでなくとも、アメリカのメディアを閲覧しているとやはり人気の高いデナリ。
その95%はウエストバットレスルートだそうです。

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山の世界も銭銭。

一連のライブドア問題以来、そろってマスゴミ共は道徳の教科書のようなことをほざいているが・・・・
やはり人生、カネはあった方がよろしい。

山の世界、登山用品店ってどれくらい儲かってるんでしょう。
お隣中国ではえらい景気が好さそうです。

アウトドア用品店で年33万元の収益 by千龍網2/23

記事引用開始
最初の投資に、殷さんは28万元使った。商品の代金に15万、家賃は1年で12万、保障金に1万元である。アウトドア用品店は比較的に新しい業界のため、殷さんは商品を探す上に多くの気力を使った。彼は展示即売会に通い、インターネットを利用して、甚だしきに至っては他店におもむき、目新しい用品を探し、それからメーカーに連絡する。卸業者を探し当てる事、できるだけ安価をもらう事ができるかがとても重要だ。
(中略)
 殷さんによれば、コスト60万に固定して、家賃の水道と電気で12万、従業員の給料3万、税金と費用2万、毎年30万元ぐらい儲けることができる。
 ここ数年間珍しいアウトドア用品店、北京の越開ではもっと多く、少なくとも百軒あって、競争はますます激烈になっている。
 記事引用おわり

 30万元 → 日本円に換算して約450万の年収。
 中国において年収2万元から「高所得世帯」、年収10万元以上が「富裕層」と呼ばれる目安であるから、そうとう儲かってまんな。
 うーむ、この記事読んだ後では登山用品店で働いてるOBの印象が変わりそうだ・・・

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本音

今日は職場のボウリング大会&飲み会。
私が幹事なのでパタパタと動き、飲み会もウーロン茶で過ごす。

飲み会で盛り上がっている最中。
話題がNHKのドラマ「氷壁」になった際、職場で一番偉い「燃える」副本部長より、
「なにか目標もって体うごかしているのかぁ?」
と聞かれる。
一瞬躊躇した後、
「いえいえ、いまんところ何も・・・」
と、答える。

もちろん、明確な山の目標があって少しずつ体を動かしているわけだが・・・
言えない。
リストラ寸前社員の私の本音は。
なにか目標を持てっ、と熱く語る副本部長であるが・・・
そこは世間の常、一企業の中で皆が登山に理解を示してくれる訳ではない。

今日も先の見えない年度末の作業を続ける。
天の邪鬼の私、職場のレクレーションは気晴らしにならず、今夜は水泳で体を動かすことにする。

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山形県・山形市観光課および蔵王観光協会担当者様へ。

こんな話、山形で報道されてねーぞ!!
関係者知ってるんだろうな?!
・・・というニュースを保守系ブログで発見。
元記事を以下に引用。

海外スキー場で道見失って孤立・・・旅行社にも責任 国民日報2/17

ソウル中央地方法院15部(部長判事シンスギル)は17日、日本の地方スキー場で道に迷い翌日救出された4人家族に旅行を斡旋したN旅行社を相手にした損害賠償請求訴訟で、「被告は原告に 100~400万ウォンずつ支給しなさい」と原告一部勝訴の判決を下した。
裁判府は判決文で「日本旅行斡旋を専門にする被告は、旅行客たちがスキー時間が終わった後スロープを降りる場合、ホテルまで帰着できない危険があるという点と、スキー場の地形などを原告たちに詳しく告知することができなかった責任がある」と明らかにした。
裁判府はしかし、原告たちもリフト運行時間を確認しない過ちを認め、被告側責任を 40%制限すると付け加えた。


おいおいおいおいっー!!!!!
遭難捜索費用は不払いでトンズラした挙げ句、帰国後は裁判たてて損害賠償ってが???
たのしいニュース、ほんとうにありがとうございました。(棒読み)

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遠藤博隆氏エベレスト壮行式

心肺蘇生法講習の後、スーツに着替えて高速をぶっとばし、寒河江市のホテルへ。
西川山岳会会員で中高年登山者には朝日連峰・竜門小屋管理人でおなじみ、関東近辺ではアルパインクライミングの重鎮として知られる遠藤博隆さんのエベレスト遠征壮行式に行く。
私などとても足下におよばないし西川山岳会部外者であるのだが、幹事の佐藤さんからお声掛けいただき、ありがたく出席。
遠藤さんのお人柄がよく表れ、山形県村山地区の主要山岳関係者が一同に集まっていた。

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私はこんな感じで↓会場の片隅でビールを傾ける。

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遠藤さんは栃木県有志による登山隊で、目指すのはチョモランマ北稜。
私が訪れた頃とはだいぶ状況が違うことを念頭に置きながら、ルートの様子などについて遠藤さん本人としばらくお話することができた。
 遠藤さんはいわゆる「山川理論」とも異なり、会社の正規の休日以外は一切休まず、その中で国内の岩壁登攀を重ねてきた方である。
 会場に集った沢山のお仲間に囲まれている遠藤さんを遠くから眺めながら、岳人とはかくあるべし、と、一人で行動することの多い私は教えられる次第である。

お声掛けいただいた佐藤さん、西川山岳会関係者のみなさん、素晴らしい壮行式でした。
遠藤さんの無事登頂・帰国をお祈り致します。

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心肺蘇生法

今日はまる一日、心肺蘇生法の研修です。

jrc

昨年はそんなに引率登山の数を重ねていた訳でもありませんが、引率中の中高年の方が倒れてしまう場面に2度程遭遇しました。
 
 お二人とも共通しているのは、とても真面目な性格の男性。
 一緒に参加したパートナーに気を遣い、パーティーに迷惑をかけまいとするうちに・・・というパターンが共通しています。引率者としての気配りを考えさせられました。

 「団塊の世代」の方が大挙して山登りを始めると予想されてますが、蘇生法の需要も残念ながら伸びるのではないかと思ってます。
 実践で使いたかないですが、練習練習。

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春はまだ。

所詮は二日酔い。
40度の発熱を一晩で下げ、翌朝、会社の業務の一環である蔵王山中の積雪調査に参加。
ロープウエイ地蔵岳山頂駅近くの樹氷原で、地表面の笹が出てくるまでひたすら雪を掘る。
積雪3.3m。
最近の温暖な天候を反映して、樹氷は崩れかかった姿で風雪の中、凍っている。
たてかけたザックに霧氷が付くほどに風雪は厳しいが、やはり温暖であることは否めない。

danmen

春は近いのか、遠いのか。

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不覚

昨夜の宴会で飲んだワインが原因か。
ひどい悪酔いで夕方に会社早退、自宅で寝込む。
発熱40度。

人手不足のため、明日は蔵王山中での積雪調査に行く予定なのに、体調自己管理不足とは情けない・・・・

医学の進歩した現代、「 お 試 し 切 腹 」とか可能にならないだろうか。

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会合

13日。
今夜は平日にもかかわらず、我が東北山岳ガイド協会、山形支部の支部会兼新年会。
場所は著名山岳カメラマン・高橋金雄宅。

6時、会社を早々に退出、大石田に向かう。
ま、支部会兼新年会っつっても、みんなあつまりゃ
新 年 会 が メ イ ン だ ろ っ
1時間遅れで高橋宅へ。

もうこんなだろうなー
enkai
とおもいつつ、エビスビール抱えて高橋宅へ突入。
ドアを開けると、

kaigi

すみませーん。

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自分を受け止めるということ。

「トリノが終わり、どんな結果が待っていようとも、私はそれを受け止めて生きていく」 上村愛子

 トリノ五輪、連日の報道。
 マスゴミには「まさかの敗退」という言葉が飛び交っているが、そもそもマスゴミのバカ共による過剰な期待と過大評価が一因ではないのかね。五輪めざして人生賭けて努力しているのは、日本人だけではないというのに。
 
 ここ一番の勝負
 絶対に負けられない勝負
 などとよく言われる。
 敗北した者はさっさと舞台から降りろみたいな視点にあふれている、ビジネス本なんかそうだよな。

 あるサイトで、上述の上村愛子の台詞を読んだ。
 素敵ですね。
 試合結果をさっさと吐いては捨てるジャーナリスト面したキャスター連中には発想できないでしょう。
 偶然でしょうか、山の世界でも同様の言葉を口にした人がいます。

 テレイ・サガール北壁。
 クライマーを拒絶しつづけたインドヒマラヤのビッグウォールとして、ヒマラヤに詳しい者なら誰もが一度は耳にした大岩壁。かつて大学山岳部の雄であった横川幸司氏が亡くなった場所である。

韓国のヒマラヤニスト、キム・ヒョンイル。
弟がテレイサガール北壁に挑み、転落死。
それを契機に会社を辞め、弟の死んだテレイサガールを目指し、隊長として2004年、テレイサガール北壁に遠征。
出発前、朝鮮日報紙のインタビューにおける言葉。

「もし失敗しても、これ以上テレイ・サガールには登りません。自分の能力と限界を受け入れるつもりです」

 人生賭けてひたすら山を目指す人もいる一方、このキム・ヒョンイル氏の言葉に、不覚ながら涙こぼれそうになった。
 「逃げ」ではなく、自分を受け入れるということも又、困難なことだろうなあ、と。

 sagarテレイサガール北壁

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トリノ冬季五輪始まる。

トリノ五輪始まる。
スポーツの祭典および糞マスゴミ共のまつりの始まり。

ここで、糞マスゴミどもの様子を観察してみましょう。

試合前・・・番組で「メダルの期待がかかります」を連呼。

試合後・・・番組で「メダルの重圧に負けず・・・」「メダルの重圧が・・・」を連呼。

メダルメダルとプレッシャーかけているのは お ま え ら マ ス ゴ ミ だろうがっ!!!
と、こんな顔して↓言ってみたい。
051008saikojinioh-a-w(西光寺仁王阿形)

今朝のNHK。
現地レポーターのメダル連呼に、我らがお姉様、滝島雅子アナいわく

butai_t_face
「メダルよりも、選手の皆さんが頑張っている姿に・・・」

やはり年上のお姉様は素敵である・・・・・

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復帰。

11日からの連休、トレーニング山行のため月山方面に行く予定であったが、10日から激しい鼻水の風邪。
しかも鼻の左側だけ激しい。
俺はもしやガンか?!
余命いくばくもなかったら、よろこんでプータロー→ヒマラヤ遠征に行くのだが。
連休は安静にすごすことに変更、10日の夜は飯豊体育館の人工壁に行く。
勤務先をなんとか7時に脱出。
飯豊までは約50キロ、車で1時間。
今は冬道なのでなんだかんだと時間がかかる。

シーズン初のクライミングですごい鬱。
なんでこんな思いまでして人工壁にいくんだろう。
猛吹雪の中、
「クライミングなんて嫌だーっ!」
と、叫びながら運転する。
心肺機能を向上させるため、風邪が完治した先月から水泳を再開、週4回泳ぐ程度に体力も回復させてきた。
これに併せて、クライミングにも体を慣れさせたい。

8時、飯豊体育館到着。
体育館は9時に閉館となる。
ストレッチやらなにやら含めると、実際登れるのは30分程度。
コストパフォーマンスは激悪だが、クライミングの動きを体にたたきこむ貴重な機会なのでいた仕方ない。
さいわい、人工壁には本田夫妻がいた。

シーズン最初のクライミング、

zansatu
かえりうちですな。

もうダメだからいいや。
つまんね。
人には向き不向きがあるんだから努力してもしょうがねえべ、パーカ。
と自分に悪態をつきつつ、本田さんにクライミングボード自作について相談。
性格最悪で自己中心的な人間がそろっているクライミングの世界で、本田夫妻はとてもわかりやすい、初心者の立場にたった説明をしてくれる。国体競技を通じた指導歴のたまものなのでしょう。
性格最悪で自己中心的な人間が多いクライミングの世界では、本当に貴重な存在である。

登った、というよりは人工壁を撫で撫でして本日の私のクライミングはおしまい。
飯豊から自宅までの1時間、今度訪問する国の言語CDをかけ、ヒアリングのおべんきょうしながらモチベーションを高める。

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エベレスト公募隊遭難訴訟、裁判始まる

昨年12月に当ブログで報じた、ヘンリー・トッド氏率いるエベレスト公募隊遭難の訴訟問題。
イギリスで裁判が始まるようです。

Three accused over Everest death by BBCnews2/8

当ブログ記事 【速報】エベレスト公募隊の遭難、訴訟問題に発展 でも書きましたが、被告となるヘンリー・トッド氏についておさらいしておきましょう。

 ・格安で8000m峰の国際公募隊を組織・引率していた。
 ・かなり強権的な人物で、「ベースキャンプの市長」の異名を持つ。
 ・率いる隊の酸素ボンベにトラブルが多く、別のフィンランド人からも訴えられている。
 ・各種トラブルでネパールで登山できなくなり(当局による登山禁止か商売あがったりなのかは不明)、2002年はパキスタンのK2に転進、そこで日本の労山K2隊のフィクスロープ、テン場を無断使用、抗議した労山隊に逆ギレしてデマによるいやがらせ等、一悶着の前科あり。
 
 という、ネットに流されている情報から判断するに、あまりお近づきにはなりたいと思われない方。
 (まあ強引で口が悪くて思いやりのカケラも無い人ってクライマーにいっぱいいるけど)
 BBCの記事は次の通りです。以下、記事引用開始

 3人の男性が、エベレスト登頂・イギリス最年少の英国人殺人嫌疑をうけ、治安判事の所に出向きました。
  ジョナサン・ティンカー、ヘンリー・トッド、マイケル・スミスは、1999年5月にロンドン市民マイケル・マシューズ(22)を死に至らしめたとして訴えられています。 マシューズ氏は下山中、ブリザードによって消息を絶ちました。
殺人罪で訴えられているアルペン・マウンテニアリング社からは、誰もヨーク下級裁判所に現れませんでした。
 ティンカー、トッド、スミス各氏は審理中に氏名住所を確認、6月6日にロンドンの刑事裁判所に出頭するよう命令されました。

 記事引用おわり
 killingには「殺人」の他、「死に至らしめる」というニュアンスもあり、イギリス刑法はもちろん英語もそんなに詳しくない筆者ですが、manslaughterという語も用いられていますので、上述の引用記事は「殺人罪」と訳しております。
 ガイドの「業務上過失致死」ではなく「殺人」とされたところに、本件の重大さが表れていると思います。
 なお、原告は行方不明となったマシューズ氏の父です。
 裁判の過程で当然、登山活動の詳細が明らかになります。(この原告となったお父さん大富豪らしいので、費用は気にせず徹底的に裁判で争うものと勝手に予想してます)
 これは遺族による感情的な訴訟問題には終わらず、公募登山の問題点、企画引率する側、参加する側が抱える問題点が浮き彫りになることは必至でしょう。
 今後の裁判の経緯が注目されます。

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新型ヘッドランプ

昨秋に書いた「道具の引退」に引き続き、ヘッドランプ談義。

先日、新規購入したヘッドランプ、BD社のコズモ。

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先日の自然の家行事、夜間の屋外での行動で使ってみた。
ペツルのティカ初期モデルに比べてLEDが1灯増え、明るいなというのが最初の印象。
光を反射しやすい雪の中で行動したという条件付だが、夜間行動にも十分使えそうだ。

LED採用のヘッドランプは、発売直後のペツル・ティカから使い始めた。
2001年春、MTBで台湾東沿岸縦断を企てた私は、1グラムでも装備重量を軽減するため、発売されたばかりのコンパクトなティカに目をつけたのだ。
 台湾の東沿岸北部は海からそそり立つ断崖に道路が伸びている。山がちのため、当然トンネルも数多い。
 トンネルは長く、しかも照明灯が全く無い。写真の暗室の中で自転車を走らせているようなもので、平衡感覚まで狂ってくる。
 そんな暗闇の中では、ティカは光量不足で役に立たなかった。
 ただし、ティカの名誉のために書くが、海外を訪れた際、暗い宿での日常生活では十分役に立ち、その後は予備用ランプとしてザックの非常用具ポーチに入ることになる。
 このティカ、発売当初モデルはボディが割れやすいようだ。ブログ「JBL4344とプラスα」様でもティカの割れが報告されている。私の方はボディ本体が割れてしまった。その上スイッチ不良となり、引退とあいなった。
 ガイド協会に入り、師匠から山岳ガイドの心得を仕込まれるうちに、自分のメインランプの他にクライアントのための予備ランプの必要を感じた。そこで今回のコズモ購入である。BD社ではより小さいモデルも発売しているが、バッテリーが入手容易なコズモにした次第。
 小屋泊などの際、どうしても夜間ランプを付ける必要がある。就寝中のお客様に気を遣い、微光が欲しい時が多々あった。そんなときは掌でランプを覆って使ったりしていた。
 ここ最近の各社ヘッドランプの小型化・軽量化の恩恵を受け、私はメインのハロゲン、サブのLEDと二つのランプをザックに入れている。今後しばらくは、このスタイルが続くだろう。
  
 さて、ここまで書いたが、ヘッドランプを語る上で私の思想は「光量偏重主義」である。
 ヒマラヤ某峰でアタック失敗、夜間の岩稜をヨレヨレになって下降している時、はるか下のBCにいたサーダーが驚異的な視力で、雪交じりの夜だったにもかかわらず動く光(私のヘッドランプの光)を見つけ、無線も通じず心配する登山隊の仲間に「彼らのうち一人はまだ行動している」と連絡してくれたのだった。
 ヘッドランプは自動車と同じ、行動時の視野確保の他に、自分の存在を知らせるという重要な役割も持つ。
 近年、中高年による海外遠征登山が盛んであるが、ランプに関してはいたずらに軽量化を図るべきではない。エクスペディションの行動用には光量を重視すべきである。

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100m転落、まだ生きてます。

どうも、「続々・生と死の分岐点」のネタには困らないようです。
以下、マウントクックで100m以上滑落して助かったクライマーのおはなし。

How climber survived 100m fall by Newzealandherald.co.nz 2/4
(滑落コースの説明写真があります。ぜひリンク先ごらんください)

記事引用開始

マーク・ハートレイ23歳・オーストラリア人は、クック山の頂上直下50mに迫ったところで滑落しました。
マークは100m以上にわたり滑落、そして幅3m深さ20mのクレバスにかかるブリッジ上に転がりこみ、死を免れました。救助隊は、半ば意識のあるハートレイ氏を発見、胸部の怪我と脚部骨折でクライストチャーチ病院に搬送されました。
(中略)
クック救助隊のリーダー、アーロン・ハルステッドは、ハートレイ氏が生き残ったのは非常に幸運であるとコメントしました。
「彼が落下した場所、クレバスに偶然テラスがあった事は幸運でした。こんなことは通常決してありえません。彼がより高いところで滑落していたら、彼はずっと滑落していたでしょう」

ハートレイ氏はパートナーと共に3754m峰を登っていました。彼らは一緒にロープを結んでおらず、アンカーも取っていませんでした。彼がなぜ滑落したかは不明です。ハルステッド氏によれば、当日は登頂には絶好の日だったとのことです。

 滑落を目撃した日本人山岳ガイドは、援助のために救助隊に無線連絡しました。ハルステッド氏はその内容がよく理解できませんでしたが、山岳ガイド、マーティ・ベアールがヘリコプターに搭乗しており、救助隊に報告することができました。そして、それから救出劇はスピーディーに展開しました。

2004年3月、もう一人のオーストラリア人登山者は、ほぼ同じ箇所で滑落、しかし彼を止める氷棚も無く、1000m滑落して死亡しました。 ハルステッド氏は、こう語ります。
「クック山~200人以上が死んでいる~は危険です。しかし大多数は何事もなく、7000人が毎年登頂しています。登山は本質的に危険です。それは計算された危険・リスクです。 その時々に応じて、状況とあなた自身の能力を評価・判断すること。間違った状況下では、それは危険な山になりうるのです。リスクとその場の状況とあなた自身の能力は、全て関連があるのです。」
記事引用おわり

 命は大切に。

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だんご木つくり

4日は朝日少年自然の家2月プログラムだ。
一泊二日の日程なのだが所要で初日のみの参加となる。
今回のプログラムはわかんハイク、だんご木作り等々。
自然の家に関わって以来、冬のプログラムは「ブナ林たんけん」以外あまり知らないため、経験をつむべく2月も参加である。
家を出る前に天気図を確認する。今日は、

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 吹けよ嵐呼べよ嵐状態。

8時過ぎ、自然の家に到着する頃は大江町は猛吹雪。
一泊二日ということで、田中先生より密な打ち合わせと連絡を受ける。
さて、私の最初のおしごとはチューブ滑りのコース整備。
朝日自然の家が誇るチューブ滑りのコース、たっぷり雪が積もっていた。
作業開始の頃は意外にも晴天になった。
積もった雪を払い終える頃、わかんハイクの子ども達の嬌声が聞こえてくる。

昼食を終え、午後は凧とだんご木作り。
だんご木とは、地方によってはだんご刺しともいう。
旧正月の行事で、米粉で作っただんごをミズキの枝に刺し、それを炙って食べるのだ。
こういう伝統行事に、子ども達はどんな反応を示すのか楽しみだった。
子ども達が凧作りをしている間、自然の家職員の大谷さん、長谷川さん、サポーターの立川さんと4人で、だんご木を炙る焚き火の準備をする。
皆で
「これって、御柴灯ですよね。」
「うちではどんな感じで薪組んだっけかなあ。」
「こんな風に藁敷き詰めて・・・」
などなど、いろいろ考えを出し合いながら、宗教儀式に使うようにがっしりと薪と藁を組む。
その後、私と立川さんはだんご木作りに合流。
時間が迫っているので、私達サポーターが米粉を練ることになった。
興味津々で寄ってくる子ども達。
大きく米粉を練った後、小さく団子にして茹でる作業を子ども達にまかせる。
そこは子ども達、球形ではなく、三角にしたり人形にしたりウンコ型にしたり様々。

夕食後、焚き火を用意してあるキャンプファイヤー場に全員移動する。
だいぶ雪まみれの薪と藁だったが、灯油のおかげで盛大に燃え始めた。
焚き火とは不思議なものである。
だんご木作りというプログラム、地味で子ども達はもっと冷静かと思ったが、炎の様子に子ども達が喜ぶ。
だんごは炙って何も付けずに食べる。
「このまま食べるの~」
と、子ども達から声があがるが、縁起物ということで言い聞かせる(笑)
皆が自然の家に戻った後、鈴木先生と立川さんと私で消火の後始末をする。
熾き火を眺めながら、3人で雑談。
今日は徹底してプログラム準備のお手伝い。
ふりかえれば、だんごを茹でる際のテーブルの配置や熱湯への安全の配慮が足りなかったか、と反省点は多い。いろいろ今日の内容をふりかえりながら、とても甘いココアをご馳走になり、自然の家を後にした。

昨年から照準を合わせ体力作りに励んでいた3月の「ブナ林たんけん」は、出張で行けなくなってしまった。今回の行事が今年度最後の参加となる。
自然の家行事に参加する子どもは、リピーターが多い。
以前とても小さく感じた子も、今回は別人のようにやんちゃになっている。
その成長に負けないくらい、私も野外活動指導者として成長してるんだろうか。
そんなことを考えながら、夜の国道を自宅めざして車を飛ばした。

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北朝鮮にアイスクライミングエリア?

北朝鮮に一大クライミングエリア誕生の予感。

分断を溶かした金鋼山氷壁登山 by 光州日報 2/6

記事引用開始

 アルピニストを夢見る光州・全南大学の学生達が、分断の氷壁を破って金鋼山の氷瀑を登った。
 金鋼山の氷壁登山は分断から61年、初めてのことである。
 光州市学生山岳連盟と全南学生山岳連盟が主催、光州日報と現代牙山などが後援した「第27回光州·全南登山学校冬季クラス」が 5日から三日間の日程で、金鋼山九竜瀧と秘封瀧、世尊峰一帯で開催された。
 アイスクライミングキャンプには、全南大・朝鮮大・木浦大・順天大など光州·全南地域大学山岳部学生たちと一般山岳愛好者62人が参加してソルボン山(雪峰山・白い雪が降って雪花で飾りつけた金鋼山の別名)の 氷壁のスリルを満喫した。
 初日の 5日には朝鮮 3大瀧の一つで高さ 74mの九竜瀧で訓練が実施された。参加者達はフランス式登山技術とフロントポインティング,フラットフッティング、確保法など氷壁登山の基本技術を学んだ。

  雪岳山で一次教育を受けて来たが、生まれて初めて味わう金鋼山クライミングは興奮を抱かせてくれる。
全南大山嶽会ゾンソンヤン(女 ·21)さんは「瀧頂上に登った後、白頭山まで北側白頭山脈を縦走してみたら…」と感想を話した。中学生で唯一参加の真心号(14·光州曙光中1年)君は 「思ったより大変だが北朝鮮の山を登るという点で胸がときめく」と夢中になった。
  講師はヒマラヤ遠征を何回も行ったベテランの先輩たちが行った。彼らは「金剛山の木の葉一枚でも傷つけないように」 水筒を改造した携帯トイレを持って山に登り、生理的欲求を解消したりしていた.
 教育生たちの氷壁を登る声は奇巌絶壁にこだまして、谷間ごとに念願を刻みこんだ。連盟側は最初南北合同山登り学校を企てたが志を果たすことはできなかった。代わりに教育現場にお供した北朝鮮救急奉仕隊員たちに登山衣類と技術を伝えて共に過ごした。氷壁登山自体知らない人々は、各装備の用途を聞いて関心を示した。

光州·全南山登り学校イムヒョンチル校長は「夏季岩壁クラスもこちらで開きたい。北の兄弟たちとパーティーを成して一緒に登ることができる日が早く来たら良いだろう」と話した。金剛山はこれから美しさを越えて南と北を受け継ぐ民族の求心点になって行っていた。

 記事引用おわり

 北朝鮮・満州地域の登山については戦前の京大隊による成果はが知られているが、太平洋戦争後の北朝鮮の登山については全く不明である。
 記録としては、80年代後半、まだ共産国家であったチェコのクライマーによる金剛山クライミングの記録を写真で見た記憶しかない。
 今回のような韓国による交流は、北朝鮮の人間にとってもクライミングを知る貴重な機会であると思われる。アイスクライミングについては、これが嚆矢かもしれない。
 記事を読んで思うのは大学山岳部という若い世代ででこれだけの交流団を組織できるとは、さすが登山の盛んな韓国である。
 また、木の葉一枚も傷つけたくないというくだり、韓国人の金剛山に対する強い憧れと畏敬の念が伺える場面である。

 ところで、この金剛山の登山学校講習って、日本人の参加ダメですかね?

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節分 ~今、そこにある危機~

※当記事には一部グロ画像が含まれます。ご注意下さい。


2月3日、今日は節分。
3歳の娘にとって初めての豆まき。
娘「なんで豆まくの?」
私と妻「鬼さんが外からやってきて、はなちゃん連れて行くんだよ~」
私達夫婦が真顔で説明するので、かなり娘はびびったらしい。
半泣きになって私の足にしがみついてきた。
「だから、この豆ぶつけると鬼さんが逃げていくんだよ。」
夕食後、妻とともに娘を連れて家の裏口、玄関口で豆をまく。
はじめての節分、娘はずいぶん楽しそうだ。


ところで、妻が用意した豆は山形の某一流製菓企業の豆。
升を模した紙製のパッケージに、歯ごたえも軽く美味しく炒った大豆がパックになって入っている。
気になって原材料を見ると・・・
『原産地:中国 遺伝子組み換えでない』
・・・_| ̄|○
遺伝子組み換えうんぬんよりも、 原 産 地 中 国 が気になってしまう。


さあみなさん!
ここでちゅうごくのお百姓さんのがんばっているすがたをみてみましょう!(棒読み)

2005542221878791
だいじな商品に虫なんて寄せ付けません!

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ガンガン農薬まいてま~す!

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え~い手ぬるい!機械も応援しています!

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サービスして井戸にも農薬入れてま~す!

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体も農薬漬けで感涙にむせってます。

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農薬のおかげで、子どもの体もこんなにおおきくなりました。


マジ怖えぇぇぇ~

生産性向上のため、農薬を使うのは必要なことである。
怖いのは、自分達の口に入るモノがどんな生産過程を経ているのかブラックボックスになっていること。
最近、本気で中国産食品には気を付けています。

反日反米政党・社民党党首のみずほちゃん、牛肉問題で日米政府におかんむりのようですが、中国様の現状は気にならないのだろうか?

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長靴を買う。

除雪の際、スコップの先端を足に当ててしまい、愛用していた防寒長靴が裂けてしまった。
雪国では生活に必要不可欠な長靴。
出費は痛いが、必要なので買いに行く。

私はふくらはぎが人よりでかい。
おかげで、長靴などのブーツを選ぶときは一苦労だ。
スキーブーツもそうなのだが、足本体が靴にフィットしても、ふくらはぎがブーツに入らないのである。
ふくらはぎの大きさに合わせてブーツを選ぶことになるが、そうなると、足がブカブカで泳いでしまうのだ。
ちょっと歩く必要がある場合は、登山用の分厚いソックスを履いて長靴を履いたりと、涙ぐましい努力を重ねている。

さて、怪しげで安価な中国製品を多く扱う三流ホームセンターに行ってみる。
ない。
モノそのものが無いのだ。
大雪の影響であろう、25㎝サイズ以外は全く長靴の在庫が無い。
次の店に行ってみる。
大量の品揃えだが、売れ残っているのは一足1000円未満、みるからに広東省の山奥で出稼ぎの女の子がゴム成形器で作ったような、中国製でもかなり安価な長靴。
最初はとにかく安物で済ませようと思ったが、もう少し良い作りの長靴を求め、しぶしぶ靴専門店に行く。
靴専門店の片隅にある長靴コーナー。
なんと、ここで「EVEREST」という銘柄の長靴を見つける。
これだ! 
まさに私に買ってくれといわんばかりの商品名!
しかしよくよくみればサイズは25.5しか無い。
その横を見ると、ダンロップ銘柄のがっしりした長靴。
しかも、幅広足に対応のゆったり設計。
持ち上げてみると重くがっしりしている。
色はダークグリーン、以前、月山のネイチャーセンターでみかけた森の住人さんと、そのお仲間の日本野鳥の会の方が着用されていた靴と似ている、シンプルかつカッコイイ長靴。
え~3000円もするのかよ~と思いつつ、まだまだ冬は長いし耐久性のありそうなこれを買った。

除雪だけに使うのももったいない。
さて、今年はこの靴履いて、どんなフィールドに行けることやら。

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やっぱり、英語だべ。

七大陸最高峰の単独登頂をめざす、北海道の栗城さん。
ビンソンマシフはエージェントから単独登山を禁じられ、時間切れとなり無念の帰国となりました。
報道の画像を見てもお疲れのご様子。

単独登山家・栗城さん、無事南極から帰還 by BNN

気を取り直して、再チャレンジ頑張って下さい。
報道よりも気になったのがご本人のブログ。
http://kurikiyama.jp/blog/

引用開始
「何で登らせないんだ!」との問いに、危ないから、時間がないから・・・とブツブツ言い訳してましたので、「来年、また来るから安くしろ」と言ってやったら勘弁してくれという顔をしてました。
その一方で、「今度はきちんと英語を話せるようになってから来い」とも言われました。ごもっともです。
引用おわり

ううっ、若い栗城さんでさえ・・・
おぢさんもがんばらなくては・・・・
eigo

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梅里雪山・遭難慰霊碑損壊を巡る報道について

 いつもの楽しみにしている保守系ブログを閲覧すると、いきなり「梅里雪山」の名前。
 なんだと思えば、京大隊の遭難慰霊碑が傷つけられたとのこと。
 保守系ブログの多くが、反日中国人の心ない仕業としていきり立っている。 

 一報を伝えたのは左翼偏向の毎日新聞。

 遭難慰霊碑についてネット検索すると、傷つけられたのは最近ではないことが判明する。
 次のサイトをご覧いただきたい。
 いずれも遭難慰霊碑を訪れた旅行記だが、すでに慰霊碑に傷がみられるのである。
 山と旅のホームページ
 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~jnaka/index.htm
 写真と東洋蘭と山野草
 http://blog.goo.ne.jp/purinnsesuhana/

 「写真と・・・」は05年12月の旅行記で、画像はないが酷い状態であることを記述している。状態は毎日新聞の報道と同様であろうと推測される。
 「山と旅の・・」は02年当時の慰霊碑の画像が掲載されている。遭難者の名前は読み取れる程度の傷であるが、人為的な傷であることが容易に判断できる。

 つまり、慰霊碑への傷自体はもう4年も前から存在していたことにある。
 なぜ、左翼売国偏向の毎日新聞は今頃になって報道したのだろうか。

 さらに気になるのは、傷をつけた人間が何者かである。二つ考えられる。
 1.梅里雪山を聖山とあがめる地元住民による行為
 2.反日思想で頭真っ赤な中国人観光客による行為

 少し山を知る者なら、上記1の地元住民による行為は容易に想像されると思う。
 この点から、毎日紙の第一報は非常に踏み込みの足りない報道ではある。
 第一報の翌日、同じく毎日の朝刊では次のような報道がなされた。

記事引用開始
 傷が目立ち始めたのは04年夏ごろから。梅里雪山周辺は長江とメコン川、サルウィン川が並行して流れる「三江併流」地域と呼ばれ、03年に世界自然遺産に指定された。最近は中国内外から多くの観光客が訪れており、日本人隊員の遺体捜索のため通う写真家の小林尚礼さん(36)=東京都杉並区=は「観光客のいたずらではないか」と推測する。【四谷寛】
記事引用おわり

 2日朝刊の報道で注目されるのは、現地に住み込み事情通のカメラマンである小林氏の「観光客のいたずらではないか」というコメント。

 あるブログでは、地元住民の感情を尊重しようという主旨で、登ってはいけない場所もあることを認識すべきと結んでいる。ご本人にその意図があるのかは不明だが、京大・中国登山協会隊は登っていけない場所に足を踏み入れたと読み取れる論調である。
 実際、「登山隊」の成立にはずいぶんドロドロした裏面も付き物である。それは外部の人間には、伺い知れないことである。
 ずいぶんと報道に併せてグッドタイミングな時期に出版された小林氏の著書紹介によれば、登山隊に対して住民の妨害行為もあったとのことであるから(参考ソース クライミングブックニュースhttp://d.hatena.ne.jp/climbing/)住民感情が良くなかったことも事実であろう。
 登山と地元住民の対立は遠い昔のマナスル、メスナーによるカイラス登山断念の例を挙げるまでもなく、地元住民の感情は尊重されなければならない。その意味で、私達登山を志す者は謙虚でなければならない、と改めて思う次第である。

 さて、中国の登山関係サイトを調べればわかるが、梅里雪山は世界十大美などと賞賛され、中国人観光客にとって絶大な人気を誇る観光地である。
 小林尚礼氏がコメントしたことから、この傷は観光客によるものと判断してよかろう。生活を共にし、地元住民と深い交流を続けてきた小林氏の言を否定する根拠は見いだせない。
 この件について私の意見は一つ、
 「慰霊碑を傷つける行為は、何者であろうと許し難い行為である。」
 宗教に絡むならば、政治思想に絡むならば、何をやっても許されるのか。

 クライミングブックニュースの著者が憂うように、残念な話ではあるが、あと数年もたてば同地域は大型資本が入り観光化が進むと私は予想している。
 山は、変わらぬ姿を見せて欲しいものである。

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ラファイユ、マカルーに消ゆ。そして、現実。(追記)

マカルーで消息を絶ったラファイユの経過です。

Faire de Nouvelobs.com votre page d'accueil by Nouberobs.com 1/31
最初の捜索、ラファイユの足跡確認できず

31日付パリ発AP通信によれば、飛行機による最初の捜索では、ラファイユの痕跡は確認できなかったとのこと。
フランス各メディアはラファイユの知人のコメントをとりあげていますが、これらの記事は共通して過去の「アンナプルナからの脱出」を例に挙げ、望みをつないでいます。
関係者は重ねての捜索実現をもとめ、交渉が続けられています。
ENSA関係者からは、「高度8000mで生存できる時間は、最良の条件下で最大5日でしょう。」という厳しいコメント。

Jean Christophe Lafaille: Bound to climb by k2climb.net

フランスの一般紙とは異なり、総括的によくまとめられた記事がk2climb.netにアップされています。
日本でラファイユが大きく取り上げられたのは、「岩と雪」誌においてグランドジョラス北壁新ルート単独登攀の様子をカラー頁で紹介されたのを嚆矢とする。
小柄な体格、ちょっと眩しそうに目を細めた表情が深く印象に残ったものでした。
その後92年、カンチ峰ソロ、マカルー南面ソロなど超人的な活躍をみせたピエール・べジャンと組みアンナプルナ南壁に赴きます。
 南壁での事故でべジャンは死亡、ラファイユは左腕骨折の重傷を負い5日間消息を絶った後、BCに生還しました。ラファイユはこの登山について「アンナプルナの虜囚」(日本では未刊行)という本にまとめています。
 フランス一般紙の幾つかはこの「アンナプルナからの脱出」を挙げ、奇跡の生還を祈る論調で報じています。 


ブログを書きかけていたところ、竹内君からメールが届く。
最悪の事態を示唆し、一言「悲しい」と短いメール。
いつもは楽しい、饒舌な文章を書く竹内君。
あまりに短い文に、却って彼の悲しさが伝わってくる。
カトマンズで彼はラファイユと知り合い、JACマカルー東稜隊報告書にサインを求められている。
その時すでに、ラファイユはマカルー冬季ソロの計画を温めていたのだろうか。

8000m峰の厳しさを知る彼からの、短いメール。
私は書きかけのブログから希望的観測の一文を削り、タイトルも変えた。
ラファイユが消息を絶って一週間。
現実を直視しなくてはならない。


追記

Il n’y a plus d’espoir de retrouver Lafaille by 20minutes.fr 2/1
ラファイユの捜索、絶望か
 記事引用開始
妻カティア・ラファイユは昨日、生存の証を発見する見込みが無いと認めました。カティアはカトマンズを水曜日に出発、夫に別れを告げるため、息子のため、マカルー上空を飛行したいとのこと。
 フランスの山岳関係者、スポーツ省関係者も、ラファイユの生存が絶望であることに言及しました。

 記事引用おわり

 さようなら、ジャン・クリストフ・ラファイユ。
 身長161cmの体で大岩壁、8000m峰を目指す姿は、やはり小柄な私にとってヒーローでした。

 jean-christophe_lafaille

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これが日韓友好だ。(断定)

凄い動画を見てしまった・・・

korean1
モーニング娘。「恋愛レボリューション21」を踊る 韓 国 軍 兵 士 !!

korean2
『あ・い・し・て・る~』とちゃんと日本語で歌ってる!!

korean3
これってもしや、軍の会議室とかでみんなで踊ってるのかな???

ネタ元はこちら↓(注・音声流れます)
「Renai Revolution21 performed by korean army」
詳しい人によれば、この画像から、この兵士達はかなり練習を積んでいるとのこと。
なお、この映像撮影が軍当局にバレ、兵士達は懲罰処分になったそうです。

思うに、マスゴミにでっちあげられた『韓流』とやらよりも、彼らの踊り狂う姿の方が好感もてるぞ、私は。

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