« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

休妻日

昨日、仕事が一区切りつき、実家家業の手伝いもあり、公休をとる。
最近、育児疲れのみえるカミさん。
たまにはゆっくり一人で買い物にでも行かせようと思い、息子の面倒をみながら一日を過ごす。
が・・・

9ヶ月の息子が鼻水グスグスいわせていた朝。
夕方には、家族全員、喉の痛み、鼻水に悩まされる。
私は激しい倦怠感と関節痛で午後からずっと布団の中。
赤ん坊の風邪、恐るべし・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アンジェロ・ダリーゴ、シチリアに死す

Darrigo_primo_piano200x200_1

アンジェロ・ダリーゴ氏(世界的に有名なイタリアのハンググライダー冒険家)イタリアのメディアによると、26日、イタリア・シチリア島で同乗していた超軽量飛行機が墜落し死去、45歳。
 2004年、エベレスト山頂上空(高度約9000メートル)をハンググライダーで初めて越えた。翌年にはコンドルとともにアンデス山脈越えに成功。02年、人工環境で育った絶滅危惧(きぐ)種のツルを、シベリアからカスピ海まで5300キロ誘導し、渡りを助けたことでも有名だった。(ローマ共同)

 昨年になりますが、NHK教育の記録映画番組でたまたま同氏のエベレスト越えフライトを拝見しました。
 近年になく目が離せない、興奮の1時間でした。
 興奮をもたらすもの、それは真の「冒険」だからなのでしょう。
 フライトに最適な状態をひたすら待つ「静」の時間から、ライトプレーンで牽引され、一気に高度9000mのエベレスト越え、「動」の時間へ。
 新聞記事で初めて知りましたが、コンドルと共にアンデス越え、ツルの渡りの誘導など、幅広い活動を行っていたようです。
 惜しまれる故人の冥福を祈ります。

Darioエベレスト越えに挑む

02evflyersbgツルを誘導、シベリアを飛行するアンジェロ・ダリーゴ氏

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国外交部、エベレスト初登頂にイチャモンつける

中国外交部が40~50年代の機密文書を公開。
この中には、第二次大戦における中国残留日本人の取り扱いを巡る日中双方のやりとりも公開されています。
そして記事の後半、53年の英国隊エベレスト登頂に関する疑義が掲載されています。

新中国外交部档案解密 披露国宴閲兵赴奥等内幕 by SOFU.COM

記事中、英国隊の成功に伴う祝賀ムードで、山の名前を「エリザベス2世峰」にしようという声があったことに中国側はおかんむり。(初登頂がエリザベス女王戴冠式と前後したのは有名なエピソードですな)
記事サブタイトルも、

攀登珠峰侵犯我国領土(チョモランマ峰登攀は我が国の領土侵犯)

とゆータイトルが付いております。
チベット侵入・人民を虐殺、原潜を日本の領海内に侵犯させる国の言い分とは思えませんな。
登頂後の成功レセプションにも中国外交筋は参加しないなど、当時の中国側の感情が読み取れる興味深い資料です。
記事の最後に53年当時のインドメディアの記事を引用、それによれば、登山関係者は虚偽証言を強制され、ヒラリーとテンジンの登頂は疑わしいのではないかと投げかけています。

外交文書たるもの、他国のメディアなんぞを拠り所にするものか?
ヒラリーとテンジンの登頂の真偽。
私自身は、ヒマラヤ登頂における真偽は、原真氏が著書で述べているように「本人が登頂したとするならばそれを信用する」不文律に従うべきと考えている。

ま、安倍官房長官以外の親中派が次期自民党総裁になるべく、各方面に工作を続けている中華人民共和国。(日本公安委員発表)
それは汚い手法というよりも、外交巧者・中国の垂れ流す情報、登山の話題が絡めば私にとっては、なお楽しい。

Hillarytenzing

| | コメント (0) | トラックバック (0)

後輩遠方より来たる

月曜日。
早めに会社を発ち、山形駅前の催し物会場へ。
登山専門旅行社A社の営業マン、我が大学山岳部の後輩である岡本君が来県。
海外の山旅、と題してスライド上映会兼旅行説明会をやっているのだ。

30分遅れで会場に到着。
会議室はお客様で埋まっている。
スクリーンにはヨーロッパアルプスの風景。
この後、ヨーロッパアルプスからカナディアンロッキーと、トレッキングの様子が映し出される。
長時間の上映、アルプスからロッキーの似たような風景で眠りかかるお客様もいたが・・・
上映会も終盤に近づき、話題がキナバル、キリマンジャロになると、俄然、お客様達も目を輝かせて話を聴いてるのがわかる。
キナバルとキリマンジャロ、やはり登頂可能な名峰として人気があるのだろう。

説明会後、岡本君と夕食を共にする。
彼はエベレスト西稜を経験している、日本では貴重なエベレストのバリエーションルート経験者。
旅行業界の裏話などいろいろ伺う。
疲れているところ、お引き留めしてすみません。
彼は明日から東北巡業の旅に発つ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

素晴らしき森と人々

moon左から湯殿山、姥ヶ岳、月山(石見堂岳に続く稜線から撮影)


石見堂岳は夏道が無い。
山スキーの記録が散見される、月山と朝日連峰の中間に位置する堂々とした山。
別のクラスのちょっと可愛らしい女の子のような、気になる存在ではあった。

志津集落・清水屋旅館のご主人であり現役マタギの今野さんを先頭に、石見堂岳に続く稜線の森へとスノーシューで入る。
今野さんのお話・・・狩猟の経験に基づく熊やウサギの生態、ブナ林の様子は聴いていて面白い。
私は口下手であり、登山でも会社でも手痛い大失敗を続けていた。
それゆえブナ林ガイドに志願、人様とのコミュニケーションに関する書物参考書に目を通し、インタープリター養成講座などなど顔を出していたが・・・
そんな修練など積んでいそうにない今野さんの話に、参加者の皆さんが惹き付けられるのは何故なのだろう。
インタープリターに関する本とか講習なんて無駄なのか、と考えさせられてしまった。
推測するに、今野さんの狩猟の実体験→実体験ゆえの揺るぎない自信→参加者にとって心地よい解説 になっているのでは、と思う。
 一番印象的な話は「熊の血」。
 熊を仕留め、解体する時、毛皮と肉の間にどうしても血が溜まる。
 すると、集落の年寄りがペットボトルなどを手に集まってくる。
 熊の血を、そのまま飲むのだそうだ。
 今野さん自身は不味くてダメ、とのことだった。血を飲むことに何か儀式的ないわれがあるのかと思いきや、年寄り連中にとっては熊の血は「脂っこくて美味い」らしい。
 自宅から車で1時間たらずの地域で、こういうワイルドな生活文化があるとは思わなんだ。

 石見堂岳に続く稜線。
 立派な太いミズナラ、ブナが林立しており、博物園でお世話になっている仙人の異名をとる工藤さんも感心しきりだった。いや、ブナ林ガイドのはしくれの私にも素晴らしさを感じる。
 なんといっても熊棚や、樹幹の無数の熊爪の跡など、熊の痕跡が大量にある。インタープリターのコースとしては最高である。

 kumakuma無数の熊爪の跡が残るブナ

 今回はあらためて月山の懐深さを知った山行であった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

山岳ガイドは道案内か?

「山岳ガイドさん、六十里街道とか、歴史についてどれだけ語れるんだい?」
と、そのお客様は言った。

今回の博物園の行事、「地元の名人と行く・石見堂岳のブナ林」。
地元の現役マタギ・今野さんの案内で、夏道の無い石見堂岳山麓のブナ林を散策しようとするもの。
東北山岳ガイド協会から、昨年甑岳ガイドを共にした尾崎さんと私が同行することになった。

山形県自然博物園はリピーターに根強い人気があり、今回の参加者20名も、常連さんが多い。
それだけ、博物園の運営方針に一言言いたくてウズウズしている方が多い。
来年からは、行政の財政ひっ迫の影響を受け、一泊ものの催しが無くなるという。
常連の参加者の方々はそれがお気に召さないようだった。
夕食、すなわち酒の入った二次会でも、それが熱い議論となる。
博物園の長であり企画担当の横山さんは火だるま・集中砲火を浴びせられる状態。
また山岳ガイドという存在は、地元の里山歩きをしている方々には珍しい存在だったようだ。
いわく、
 山岳ガイドって、専業ですか?
 ガイドだけで生活ってできるんですか?
 遭難が起こったら、救助隊に出たりするんですか?
 一日いくらで、どこでも案内できるんですか?
 ガイドといったって、日本の山は道標がしっかりしているから、自分達でも行けるもんね。
などなど。

前述のような、博物園の行事形態の変化に反対の方からは、私達は「よそ者」に映ったようだ。
ガイド協会名称の「東北」という響きから、県外から来ている人間だと思われていたらしい。
私達がこの行事に呼ばれたのは、行程中の安全面をフォローする役割を果たすためである。
それにも懐疑的な方が多いようだ。
要は、「ガイド=道案内・観光案内」「安全管理?山菜採りでも入ってる、歩いて登る山だよ?」
お客様の中で、元の職場の威光で話題を進める、私にとっては最も苦手なタイプのお客様がいらっしゃったが、その方の言葉が冒頭の
「どれだけ歴史とか語れるんだい?」
というお言葉。
その後は、御自身が県の観光ボランティアガイドを務めていることなどに話題が移る。
皆さんのお話を伺い、改めて一般登山者の皆様の危機意識の薄さに、危機感というよりもガイドの重責を感じる。
今回のお客様の博物園行事形態へのご不満、ガイド協会の立場である私が立ち入るべきではないと考え、こんな感じで酒を飲んでいた。

sbt_ta_59
『強なれば之を避けよ』by孫子(最近、中国古典に凝ってます)

とはいえ、もちろん夕食&二次会は楽しく過ごさせてもらった。
参加者の皆さんと話をし、いかに自分達ガイド協会、山岳ガイドの存在のPRが足りないか痛感させられた。
また、山岳ガイドの存在に対するイメージ、一般の方と我々自身の考え方のズレも痛感した。

ただの道案内だの、ろくに地元の歴史も知らないだの、いくら陰口を叩かれようが私にはかまわない。
私のガイドの師匠達など、登山が保守的な時代に生きた先達は、もっと辛辣な言葉を受けているに違いない。
山形は北海道あたりにも劣らない、四季の変化に富んだ自然、古来から自然の恩恵を受けた人間の文化が存在するフィールドであり、アウトドア産業が発展していく可能性を秘めた場所だと考えている。
次の世代の若い衆が、アウトドアの仕事に関わりやすい環境を整えること。
それが今の自分達の成すべきことではないかと最近思うようになった。
山岳ガイドが単なる道案内と考えてる人、それも結構。
私達が地道に実績を重ねて、いつかはイメージを変えることが出来る日を夢見ている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「読図」を教える。

ブナ林ガイドでお世話になっている山形県自然博物園行事のガイドを務めることになった。
企画担当の横山さんから「読図について少しレクチャーしてほしい」旨の要望があり、平日、みんな退けた後の職場でシコシコ資料作り。

地理学科の学生として地図に親しみ、会社の業務でも地形図の等高線読み取りに悩まされた私。
バイブルとも言える資料は、山形出身の地理学者・五百沢智也氏の著書。
五百沢氏の著書、地形図製作に関する膨大かつ詳細な話題にあふれているのだが、惜しむらくは読図手法という観点からは今ひとつ物足りない。
改めて初心者向けの登山テキストで「読図」について読み返してみる。
意外ではあるが、具体的に踏み込んだ方法に関する記述は少ない。
岩崎元郎大先生に至っては「習うより慣れろ」とズバリ書いてある。ま、私も実際そう思うけど。
クロスベアリングの方法を真面目に書いてある山の本は、ちょっと微笑ましい。
たいてい地図を必要とする場面・・・おおむね、視界の効かない悪天候下で、クロスベアリングが可能だと思っているのだろうか、こういう著者達は。
やはり「読図」に関する近年の良書として、村越真氏の著書に行き着く。
等高線から地形を読み取り、出発点からマメに現在位置を把握する。
それが大原則だ、と私は思う。

ガイドの師匠からはバックベアリング法を盛り込みたい旨の意向もあったらしいが、参加者のレベルはバラバラであることを考慮し、初歩の初歩からお話することを考える。
私がいつも意識しているのは、等高線から地形をイメージする考え方を伝えること。
初心者、特に中高年のおばちゃん方に 等高線→地形イメージ の流れをいかに理解してもらうか、悩む。
従来の「等高線の幅狭い→傾斜が急」といった口頭説明だけでは不十分だと考える。
表面に等高線のごく初歩の解説を入れた2万5千図、裏面に山座同定用の20万図を複写し、レクチャー用の資料とする。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

無泊登山

韓国・インスボンの遠征記録を読んでいると、時々出てくるのが地元韓国の人々の「夜間登山」。
その実態やいかに!?

月出山 '無泊山行' 全国の名所 by 光州日報3/24

記事引用開始

 「月浮かぶ山」 月出山の獅子峰は北漢山の仁寿峯に似ており(中略)月出山は通常の山ではみられない奇想天外な奇岩怪石の光景が見られる。
 このように景観のすぐれた月出山は、ソウル、京畿、、釜山、慶北地域の岳人たちから「無泊2日旅行」の名所として脚光を浴びている。
 去る19日夜明け前の 3時 40分、月出山駐車場。皆が寝静まっている時間、大型バス 1台が闇の中に姿を現わした。
 「4時 20分前です。起きて準備を整えてください」リュム・ヒョング(44・水原市)さんが熟睡した山岳会員たちを興している。彼らは水原ゴールド山岳会会員 18人で、月出山山行のために前夜10時に水原を出発、明くる夜明け 3時 30分頃、月出山に到着した。
 ギム・チォルスング(47·水原市)さんは「2年前から季節ごとに、距離が遠い山を尋ねるために無泊山行をしている」「湖南の金鋼山と呼ばれる月出山はいつも登りたい山だ」と言います。ゴールド山岳会会員たちを見送り終わると、今度は江原道ナンバーの大型バス 2台が駐車場に入って来た。
 イ・ギヨン(52·江原道原州)会長は、「6時間位バスに乗って来た後、 6時間位の山行をするということは疲れるが、名山に登ることを考えれば足が軽くなる」と言います。
(中略)
 このように、月出山は全国的な無泊旅行の名所となっているが、地域経済には役立っていない。無泊山行であるため、地元の宿泊業者を利用せず、(中略)また夜明けに到着して管理職員がいないため、国立公園利用料 1千600ウォンも支払わない。

記事引用おわり

・・・6時間位バスに乗って来た後、 6時間位の山行をする・・・
夜間登山は韓国名物という人もいるけど・・・
まあ、冷静に振り返ってみると日本の某社ツアー登山も似たり寄ったりですな。
夏季の富士山に至っては昼も夜も凄いにぎわいだし。
あー、私も韓国の岳人のように体力つけなくちゃ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国語は、いとおかし

私のような素人が言うまでもなく、言葉は「生きている」。
中国語、特に登山用語は、えらい先生方のテキストや語学マニアさんも把握していない新語が多く、調べていて楽しい。
私がよく見るサイトでは、今回もクライミングギアを中国人に紹介している。
攀岩装各介紹--物美价廉六角塞 BY 中国戸外資料網3/23

クライミングギア、
フレンズの類は →   机 械 塞
ヘキセントリックは → 六 角 塞
そして、カーブナッツは・・・

image004 半 月 塞

なるほど、半月・・・
中国人は、風流だのう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

早春

普段の、職場の人たち↓
021105360000

2~3月の、職場の人たち↓
pinch


ふー。
春なんて、建設会社では「忙殺」の代名詞。
リストラ寸前の私はそんなでもないけど。

日曜、午前中は某市議会議員の「新春の集い」とやらに動員をかけられる。
早朝に起き出し、自宅から近郊の山を往復。
鈍った足腰に刺激を与えるため、途中の河川敷でもアップダウンのあるコースを行く。
ようやく雪が融けた河川敷。
理科室の骨格標本のように、朽ち果てた野犬の背骨が転がっていた。

この河川敷、山形市民には特に散歩で使われるコースなのだが。
誰にも処理されることなく倒れ、雪に埋もれ、朽ち果てたのだろう。
シーズンには花見客で賑わう河川敷、桜の芽も少し膨らみ始めている。

身近な人が出産。
しかし、乳児は集中治療室で治療中。経緯は深刻。

連日の遭難事故。
命が生まれる一方、消えゆく命もある。
山行を目前にしながら、少し落ち着かない日々。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ぜいたく。

今日は朝から大石田町というところへ、自宅から直行。
役場で不毛な協議に参加、昼過ぎまでかかる。

昼も半ば、ようやく役場から解放。
今日は上司達も各地で打ち合わせのため、私一人の外出。
昼食は贅沢にも、前から目を付けておいた蕎麦屋に直行。
平日の昼、広大な田んぼのど真ん中にある店ゆえ、役場の人間もやってこない静かな店。
蕎麦はもちろん十割そば。
大盛りで1000円にしては盛りが少ないが、たまの贅沢、蕎麦の風味を存分に味わう。

カミさんが作ってくれたおにぎりは夜のトレーニング前の夜食に回す。
かーちゃん、ごめん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本の医学界に望む。

今朝は職場の健康診断の日。
会社近くにある大型検診センターで体中を診察。
職場の検診ということで、会社勤めの身のありがたさを感じる。
自営の山岳ガイドさんは、やっぱり体が資本、大変だよな。

で、毎年思うのだが。
この医学の発達した現代。

イチゴ味とか 味 付 の バ リ ウ ム 、誰か開発してくれないだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

座布団ぜんぶもっていきなさい!

携帯向け暗号アルゴリズム「K2」、名前の秘密 by +Dブログ 杉浦正武様

KDDI研究所と九州大学が共同開発した、携帯向け暗号アルゴリズム。
その名は「K2」。
k2

名前の由来は・・・



「登頂しにくい」 → → → 「盗聴しにくい」

kosen3240_L 寒っ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

勝手に登るべからず

中国・青海省体育局登山運動管理センターが、標高5000m以上の山に勝手に登るなとおふれを出したようです。

体育局重申不得擅自攀登五千米以上山峰 BY 新華網3/15

記事引用開始

 青海省体育局は重ねて言明する。
 もし山岳遭難事故が発生すれば、現地政府は非常に大きい労力、物資、財力を割かねばならない。このため、青海省体育局は責任を明確にし管理を強め、登山者の生命安全確保・登山活動の順調な展開に努めるものである。 (中略) 体育局の認可を得ることなく、いかなる団体も5000メートル(外国人の4500メートル)峰に登ることを禁じる。無断の組織(隊)登山は全て違法行為と見なす。

記事引用おわり

と、なんとも厳しい論調。
中国メディアでも散見されますが、近年、自国民の一般登山者の事故が急増していることも背景にあるのではと予想しています。
外国人は4500m以上の無許可登山禁止・・・今までの規定はどうなっていたかな。最近HAJの本も読んでないので忘れてしまった・・・
というか、中国人と外国人のこの500mの差は一体なんなんだろう???

| | コメント (0) | トラックバック (0)

1st Pinoy on Everest

2007年のフィリピン・エベレスト隊に先立ち、1st Pinoy・・・フィリピン人初サミッターになるべく、ロミオ・ガルデュスがマニラを発ちました。

Veteran climber seeks to be 1st Pinoy on Everest BY Inq7.net3/4

フィリピンメディアでいろいろ高所登山に関する報道を閲覧してきましたが、当人のポートレートが掲載されるのはこれが初めてのような気がします。
上記リンクの記事では、ロミオ・ガルデュス氏は精力的な締まった顔つきのピノイであります。フィリピン人初のチョーオユー登頂も果たしています。
画像にある、MANILA PHILIPPINES のロゴ入りノースフェイスTシャツいいなあ~

記事の解説中に National pride(国のプライド) というサブタイトルがあり、「エベレスト登頂に関しては国のプライドが関わる」なんて論調を読みますと、その国の初サミッターというのはいやはや大変なプレッシャーがありますな。
ガルデュス氏、エベレスト成功後はサハラ横断に挑みたいともおっしゃってます。
登山の安全と成功をお祈りします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

元気なばーちゃん、エベレストめざす

85歳のイギリスのばーちゃん、愛犬のダックスフンドと共にエベレストめざす!!

・・・というニュースが先月末から世界中の山関係ウェブサイトとマスコミを騒がせてましたが・・・・
どうやら、登山具メーカー・マムートの巧妙な宣伝だったようです。

Swiss sports gear maker's 'Himalayan' publicity stunt by NewKerala.com3/11

いやいや、当初私も「世界のミウラに対抗馬現れたか!」と、世界各紙のサイトを閲覧し、このばーちゃんのビデオクリップまで見ちまったよ・・・エベレスト遠征のトレーニングとして雨の中、ダックスフンドとお散歩してたけど・・・
ヒントは雨の中で着ていた雨具(マムート製)にあったのね・・・。

20060308xmary
k2climb.netの記事にて、それらしく地図を指し示すメアリーばーちゃん

mary
ニューヨーク某紙に掲載されたメアリーばーちゃん。よくよく見ると、着ている雨具にマムートのロゴが・・・
まあいっぱいくわされたよ。
あの「お散歩ビデオ」見る限り、ホントに遠征行くのかよ?という気はしてたんだけど・・・

一方、NewKerala.comは本当に登頂を目指している高齢者として、名前不明の70代の日本人女性を挙げています。
今季、未確認ですが、70過ぎの日本人女性がエベレスト遠征に加わっているようです。
まずは登山の安全と成功をお祈り致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あめりか日記その7 フォレスト・フェイス

成田・サンフランシスコは貧乏人の味方ユナイテッドで往復。
機内の通信販売誌でこんなモノを見つけた。

woodフォレスト・フェイス

へぇ~
イラク人民を虐待・人権蹂躙するアメリカ人(左翼平和活動家風表現)も、木を擬人化する発想があるんだなあ~。
このパーツに日本円で2千円もかけるんなら、ドングリとか葉っぱとか、自然の素材で作った方が面白いかな、といろいろ発想が浮かぶ。
子供達に作らせたらどんな顔を作るだろう?
森の中に顔があったら怖いかな?
自然博物園でやったら木を傷つけるといわれるかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あめりか日記その6 REIサンフランシスコ店訪問

サンフランシスコは雨だった。

下僕&ポーターとして、スーツケースを上げ下ろしする日々。
この出張の日程表を渡された時からたくらんでいたこと、それがアメリカ最大のアウトドア用品店REIのサンフランシスコ店訪問だった。
一日だけのサンフランシスコ滞在で、午後に3時間だけ自由時間がある。
本来ならば私は視察団員のお世話をする役割を担う。
案の定、総務の偉い人から、「自由時間は買い物に行く視察団員が迷子にならないよう、皆で団体行動しましょう」と指示がでる。
ああ・・・ここまで来てREI訪問も夢と消えるのか・・・
年下社員のK沼君から「大滝さん、自由時間だからだいじょぶですよっ」と助け舟もあり、視察団事務局のTさんに単独行動を打診。
あっさり許可される。急いで一人タクシーを捕まえ、REIサンフランシスコ店に向かう。

REI—San Francisco

地元ガイドさんの話のとおり、REIサンフランシスコ店は中心街から少し離れた問屋街に位置している。
タクシーの運ちゃんも捜すのに苦労していた。
お店のドアノブは、なんとおしゃれなグリベルのウッドシャフトピッケル。
rei1入店前からワクワクしてくる。

外見は倉庫のようなお店だが、内部は吹き抜けの二階構造。
なるほど、品揃えに富んだ大型アウトドアショップである。
私が勘違いしていたのだが、REIはアウトドアショップであり登山用品専門店ではない。
多くのスペースを割いて自転車が置いてあり、充実した書籍コーナーの一部にはトライアスロン、ウルトラマラソン、アドベンチャーレースに関する書籍も置いてある。
印象に残った店の特徴を箇条書きにすると、
 各コーナーにはREIオリジナルのチラシが置いてある。内容はギアリスト・スペック一覧表。
 テントコーナーは、日本の不動産屋の物件表示のように各製品についての使用表が掲示されている。
 クライミングギアは少ない。ギアも鍵の付いたショーケースに収められ手にとって見ることはできない。
 プロテクションはナッツ、トライカムなどナチュプロの展示が多く、さすがアメリカと思わされる。
 ハーネス、クライミングシューズは展示品が多く、試着可。
 アックス類はBDの縦走用ピッケルが数種置いてあるだけ。
 店の2階はアパレル類。
 クッカーはエバニューのチタンクッカーが店頭に並び、日本人としての愛国心をくすぐられる。

 なんといっても充実した書籍コーナーは宝の山。
 ふだん、アマゾンコムでしか閲覧できない各種トポをくいいるように眺める。
 訪問記念にREIオリジナルボトルとトートバッグを購入。
 なおREIサンフランシスコ支店を訪れる方は交通手段に注意すべし。
 店から帰る際、店員にタクシーを呼んでもらうべく電話してもらったがタクシー会社がつかまらず、通りで自分でタクシー拾ってちょうだいね、ときりかえされる。店の前は交通量は少ないので、少し歩いた大通りで必死になってタクシーを拾ってホテルに帰る。

 rei2店内の様子(2階から撮影)・・・実際はもっと広々とした感じ

rei3靴コーナーにある試し履き用模擬岩場

rei4テントコーナー 取り扱いテントのスペックがパネル一枚一枚に記載されている。 

さて、会社視察団の下っ端小間使いとは世を忍ぶ仮の姿、アメリカのアウトドア用品店視察が私の秘めたる目的だったわけだが。
日本に進出しながら、短期間で撤収したREI。
私の住む山形県は、登山用品店に関しては特異な地域だ。
直線距離60km圏内に登山用品専門店が3軒存在するところである。
これらの店が共倒れにならず営業が成立しているのは、東京のような都会の店と違い、モノの品揃えよりも店主のパーソナリティに依るところが大きい。
こんな山形で生まれ育った私にとって、REIのような大型アウトドア店進出の報を聞いたとき、都会にあるとはいえ日本の客層でその大きさに対してペイするのか、やっていけるのか、どちらかといえば懐疑的であった。
登山用品店はモノではなく情報の交流の場、スーパーのような大型小売店は成り立たないという思いが強いからである。
だからこそ、REIのような大型店舗が繁盛しているアメリカ、その現場を見てみたかったのだ。

もちろん、いっぺん訪問したくらいで全てがわかるとは私も思わないが、REIサンフランシスコ店、スキー、自転車、テント、ザック、靴、アパレル、 全 て の コ ー ナ ー が平均的に賑わっているというのが強く印象に残った。
やはり大型店舗の営業が可能なだけ客層が厚い、という結論になるのだろうか。
登山のみならず各種野外活動について、アメリカのフィールドは私にとって強い憧れの一つだ。
今後もいろいろ調べてみたい。

REI訪問を終え、急いでホテルに戻る。
単独行動をとらせてもらったので、視察団事務局の総務のTさんに帰着報告にいくと、
「ちゃんと目的の店、いけました?」
と笑顔で訊かれる。
ワガママな社長・重役が多くてカリカリきているはずのTさん。
その笑顔に、自分の山登り活動は他の人の支えがあって成り立っているんだなあ、と改めて思う。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

あめりか日記その5 NBA観戦後編

今夜の視察団は、皆でNBA観戦。
夕食は各自勝手に食えというので、4ドルのホットドッグを口に押し込み、試合開始時間に合わせて観客席に急ぐ。
試合は国歌斉唱から始まる。
試合コート中央に少女達の合唱隊が集まり、国歌斉唱。
観客達は皆起立。
視察団で英語を解さない老夫婦参加者に起立をうながすのも、私達下僕の役割。

バスケには関心ないのだが、アメリカのプロスポーツの試合には関心があり、実際に見てみたかった。
思えば、日本の「山岳ガイド」とは、プロとアマの狭間で揺れている存在といえないだろうか。
昨年の飯豊連峰におけるツアー登山救出劇の際において、「山は商売の舞台ではない」という意味の情緒的かつナイーヴな意見が散見されたことに象徴されよう。

NBAは質素なアマチュアスポーツの対極、プロスポーツの極致に思える。
華やかなチアガールとDJによる進行、観客席と試合場頭上を彩る電光スクリーン等々、徹底したショー化により、観客席を埋め尽くす沢山の人々に支持されている。
そして試合を成り立たせる選手達は、厳しい生存競争を勝ち抜いた人々。
以前某番組でNBAに挑む田臥選手の様子を拝見したが、情け容赦無いともいえる選手選抜の競争が強く印象に残っている。
振り返って、山で他人を引率する私自身、自分にそれだけの厳しい姿勢で臨んでいたであろうか、という気がする。

NBA会場で驚いたのは、徹底したホーム応援。
会場全体がヒューストンロケッツのプレイに声援を送り、デンバーナゲッツのプレイに徹底してブーイングを送る。観客だけでなく、試合進行のDJまでが、ヒューストンロケッツの試合運びを盛り上げる一方、デンバーナゲッツが得点しても素っ気なくアナウンス、ナゲッツが攻撃に移ると「Defense!!(守れ!!)」と観客に声援をうながすのだ。
その徹底したホーム応援の背景にある「楽しむ」姿勢に、私は共感を覚える。
以前アメリカ人とザイルを組んだときも、常に「楽しんだかい?」と尋ねられるその姿勢。
NBAの試合観戦を通じて、ちょっぴりアメリカ人気質を垣間見た夜であった。

109

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あめりか日記その4 NBA観戦前編

視察団2日めの夜。
なぜか日程にはNBA観戦が組み込まれている。
NBA・・・アメリカの会計士の資格か何かか?程度の認識しかない私が観戦できるなんて、日本の熱狂的なバスケ愛好家には大変申し訳ない。
こういうのを「大滝にスポルティバミウラ」とも言う。

この視察団出発の前、総務から私にある指令が下されていた。
いわく、
「NBAの試合場の電光スクリーンに、会社のロゴが映し出される予定だから、それをビデオに納めるように。」
え、そんなプロスポーツの試合会場に録画装置なんて持ち込んでいいんすか?と疑問を呈すると、
「現地事情はわかりません。とにかくビデオ持っていけ。」
と、我が社名物の放置プレイ。
やはり私はリストラ寸前社員、こういう
mA_Team特攻野郎Aチームな役割がまわってくる。

観戦する試合は地元・ヒューストンロケッツ対デンバーナゲッツ。
ヒューストンロケッツといえば、中国出身のNBA選手ヤオ・ミンが活躍している。
houston-rockets

で、試合会場であるヒューストン中心部のトヨタセンターを訪れてみると・・・
セキュリティでビデオカメラの所持以前に
「あんた荷物がでかいよ」
ということでとっつかまった。
総務のお偉いさん、ごめんなさい。
やっぱり私はリストラ寸前ダメ社員。案の定ビデオカメラはとりあげられちゃいました。
そこで残念がるほどの会社への忠誠心は無く、身軽になって会場内のメシ屋に行くことにする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あめりか日記 その3 コールマンアウトレット店訪問

視察団にはつきものの、お買い物ツアー。
テキサス・サンマルコスにある超巨大アウトレットモールに行く。
山形県東根市にある自衛隊第六師団ほどの広大な敷地(山形県人しかわからないネタ)に、各種ブランド物のアウトレット店が展開している場所である。
この視察団、参加者は企業の重役・社長であるため、お金には不自由しない人がほとんど。
お金に不自由している私は、真っ直ぐコールマン直営店を見に行く。
Caleman Factory Outlet Retail Store#305

callman

客層は老若男女さまざま。
みていると、常時10名くらいの客が出入りしていて賑わっている。
やはりアメリカ、屋外パーティで使われるであろう日本未発売の巨大グリルが店頭に幾つも並んでいる。
アウトレット店だけあって、頑丈なコールマンのハットが約20ドルとなるほど安価ではある。
展示品にはアンケート用紙のファイルが置いてあり、製品に対する感想を書き込めるようになっている。
特筆すべきは、日本未発売ながら「For kids」という銘柄で、ヘッドライトから個人用家型テントまで、子供専用の各種野外活動グッズが売られている。林間学校などで使われるのであろう。
コールマンといえばストーブメーカーとの思いこみで、日本ではそれほど注目していなかったのだが、様々なジャンルの製品を販売している総合アウトドアメーカーであることがよくわかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あめりか日記その2 伝わる心

3月4日、早朝から3時間かけてサンアントニオに移動、近くにある鍾乳洞 Natural Bridge Caverns を見学に行く。

昨日の石油開発プラント博物館もそうだが、今回のアメリカ行きの秘めたる目的の一つは、本場アメリカのインタープリターの案内を観察すること。ブナ林ガイドや山岳ガイド修行中の私には興味ワクワクなのだ。
Natural Bridge Cavernsには定時出発のガイドツアーがあり、私達一行もそれに従う。

案内役のインタープリターは、大柄で腹の出たアメリカ人なのだが・・・・
鍾乳洞の入り口で「早く来い!」と叫んでいたのはともかく、英語のわからぬ大勢の視察団員が先に行きすぎてしまい、止めに行くインタープリターが口にした言葉が
「shit! shit!」

brother『Fuck'in Japanese くらいわかるんだよ、ばかやろう』by ビートたけし
客の前でshitはねえだろうこのやろう、という嫌な感じ。

この一言が先入観になってしまったのか、なんとなくこの人の解説は受け入れがたいものでした。
もともと英語はそんなにわからない私ですが。
やはり言葉の前に、「気持ち」というものは人に伝わってしまうのでしょうか。
そんなことを感じた鍾乳洞でした。

caverns

| | コメント (2) | トラックバック (0)

あめりか日記 その1 油田プラント見学

勤務先のアメリカ視察団の下僕として、2日、成田空港を発つ。
会社の関連企業・協力会社の偉い人たちの鞄持ちである。
目的地はテキサス州のヒューストン。

もともと井戸掘削の会社である我が社、ボーリングドリルの刃先のトップメーカーであるヒューズ社と取引があるのがヒューストンとの縁である。
本来ならばヒューズ社の製作工程を見学したいところだが、近年ヒューズ社は軍需産業に手を伸ばしており、厳しいセキュリティのために団体見学は不能になってしまったのだ。
身近なところで戦争の影を感じる。
このため、海底油田プラントをそっくりそのまま博物館にした施設見学が企画された。

yuden

 こういう開発の歴史って感動だなー。
 環境保護団体のおじょうちゃんおぼっちゃんと違い、私は飽くなき大自然の開発の様子に興味を引かれる。
 こうして、ドタバタの視察旅行が幕を開けた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

覇権主義の悪の帝国に出張決定。

出張のため、引き続き8日まで更新停止します。

3月。
建設会社は忙殺の時期。
同じ職場の期待の若手K君は、道路技術講習とやらで一泊二日で

roppongi-36花の都、東京に出張決定。

その一方・・・・
リストラ寸前役立たず社員の私、
総務のお手伝いとして、関係企業グループ視察団の鞄持ちとして、

iraq-photo3
イラク人民を虐待する悪の覇権主義国家(左翼平和活動家風表現)、アメリカ・テキサス州に出張決定。

まあ、今の職場にいても役立たずなので、せめて鞄持ちくらいしないとね・・・

といいつつ、そこはタダでは転ばん山岳ガイド。
野外活動大国・アメリカでしっかり情報収集してこよう。
それでは、狂牛病プリオンたっぷりの牛肉喰らってきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お化け

やたら口が達者になってきた3歳の娘。
最近、私達夫婦が娘に言いきかせるときに使うセリフ。

contents_image
「言うこと聞かないと、 お 化 け が来るよ~」

これが結構効く。
が、しかし。

夕食でなかなか御飯を食べない娘。
「御飯であそぶとお化けがくるよ~」
と、いつものように言うと・・・

「 明 る い と こ ろ で は ど う な の ? 」

3歳の娘、反撃の予感。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »