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どっちのペミカンショー

映画「マイライフ・アズ・ドッグ」みたいなタイトルに引かれて読んだ記事

A dog's life for polar explorer byBBC4/7

記事引用開始

極地探検家の、犬の生活
あなたは気が狂ってると思うかもしれませんが、イギリス人の冒険家はドッグフードを食べています!
コンラッド・ディキンソンはカナダ北極圏775kmの長旅において、高カロリーの食品を食べ続けています。
遠征にはハスキー犬はいません。
彼は犬のために開発されたPemmicanと呼ばれる食物を食べているのです。
よりおいしくするため、フランス人シェフによって調理されました。

記事引用おわり

54日かけて、300キロ近い重荷を引いて徒歩で北極をめざすディキンソン氏。
しかしこの記事、ペミカン=犬のエサと書いてやがる。
食生態学者・西丸震哉先生が読んだら激怒するであろう。
ペミカンを愛する日本の伝統的登山者のみなさん!
怒りの拳を振り上げよう!
フィッシュあんどチップスのまずいメシの国、イギリス人に言われる筋合いはないっ!!

今は昔の昭和時代。
戦後間もない時代、関係者が尽力して派遣した日本の南極観測隊に、食糧として用いられたのが西丸氏開発の「西丸ペミカン」。
しかし、隊員のレクレーションで『犬も食わない西丸ペミカン』というカルタが作られ、それを知った西丸氏は激怒、以後、観測隊への協力拒否となった次第(ペミカン話は西丸氏の著書に詳しい)
ペミカンの正確な由来は不明だが、インディアンの食糧にも「ペミカン」がみられる。
日本の登山者のそれは各種食材を脂で固めたもの。
うちの大学山岳部ではラードで固め、カレーやシチューに使ってました。
大場満郎氏はチョコでナッツ等を固め、行動食にしていた様子

B84_pemmican
アメリカのサイトでは「ペミカンバー」なんてのもありますな。
しかしイギリス人にとっちゃ「ドッグフード」かよ・・・
フランス人シェフが作ったとはいえペミカンは所詮ペミカンだと思うのだが・・・食べてみたいな。

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コメント

ペミカンって世界中で知られたものだったのですね・・。知りませんでした。

私んとこでは、カレー・シチューに加えてお雑煮やとん汁もペミカンで作ってました。ラード6:バター4ぐらいで固めると、バターの香りが効いて(個人的には)ぐっと美味しくなったと感じられます。

写真のペミカンバーとフランス人シェフの作ったペミカン、どちらもぜひ食べてみたいですね。

投稿: S | 2006.04.17 09:21

うちのレシピはカレーにシチューと単調でしたが・・・ペミカン雑煮はやはりこってり味でしょうか。
最近読んだ山田哲哉氏の「山は真剣勝負」にも少しペミカンが触れられていたのですが、山田氏曰く「ラードだけでは味がしつこい」とありました。S様のようにバターブレンドが正解かもしれません。

投稿: 聖母峰 | 2006.04.17 12:19

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