固形燃料
不定期更新を楽しみにしている、愛知県の登山用品店「穂高」の『すーさんのひとりごと』
今回は昔懐かしい、スイスメタの話題。
高校生の頃、使っていたのは灯油コンロ。
プレヒートが必要であり、常用していたのはスイスメタ。
このスイスメタ、火を点けるとモサモサッという感じの青い炎が可愛らしい。
で、この炎、風か何かで消えると燃えかすが綿のようになって空気中に飛散する。
この燃えかすが有害有毒と言われており、コンロのプレヒート中に狭いテントの中に飛散すると、皆一斉にイナバウアーの如くのけぞったものである。
ガイド装備として小型クッカーとガスコンロ、ボンベは携帯しているが、他に非常用として私が常時携帯しているのはエスビットの簡易ストーブ付タイプ
実は、スイスメタ独特の鼻を突く匂いが苦手だったりする。
そういえば、昔よくカタログでみかけたメタクッカーってまだあるのだろうか。
アルコールバーナーもそうですが、音のしない静かなコンロもまた、乙なモノです。
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コメント
スイスメタ懐かしいですねー。
私も現役時代はラジウス(正しくはマナスル120だったかな?)を使っていたのでお世話になりました。やはり「メタの燃えカスは発がん性物質だから気をつけろ」と先輩に教えられました。
私は非常用の火器として、一時期丸い缶に入った固形燃料(製品名不明..)を携行していましたが、重いのでその後携行しなくなってしました。エスビットの奴は軽くて良さそうですね。
投稿: S | 2006.04.04 14:15
毎度コメントありがとうございます。
そうですそうです、私達もやはり「発ガン性」とか言われてました!
ラジウスの銘柄は「オプティマス」と「マナスル」両方使ってました。ススが溜まるので、しょっちゅう針金の付いたノズルクリーナーでツンツン突いてました。今の高校生も灯油コンロ使っているのかな~。
投稿: 聖母峰 | 2006.04.04 19:24
>針金の付いたノズルクリーナー
「マンドリン」って呼んでました!あれも俗称だったのでしょうか?
知り合いの高校山岳部出身者は、点火装置のついたEPIしか使った事がなく、灯油コンロはおろかライターが使えないという(ある意味)ツワモノでしたが、一般的な高校山岳部員はどうなんでしょうね?
投稿: S | 2006.04.04 23:40
私達も「マンドリン」です。検索すると一般的な名称みたいです。同名楽器に形が似ているので「マンドリン」と呼ばれるロシアの自動小銃がありましたが・・・名前の由来は謎ですな。
投稿: 聖母峰 | 2006.04.05 17:35