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更新休止のおしらせ

どれほどの方がご覧になっているかわかりませんが、
毎度ご覧いただき、ありがとうございます。
6月4日まで更新おやすみします。
それではまたごきげんよう。

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中国製登山用品がヤングにナウい(死語)

引き続き中国製シュラフのネタ。
中国最大手のシュラフメーカー天石公司の試作品使用レポートが公開されています。
その名も、「手が伸ばせるシュラフ」!!

天石HIGHROCK“可以伸出手的睡袋”測試評述 by 中国戸外資料網
あんまりユニークな商品なので以下に画像コピペ。

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シュラフの右側に腕が出入りできる切り口がある。

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使用例。携帯電話ですか・・・

シュラフのスペックは-5度まで対応。
試用レポートはなかなか厳しい。いわく、
「氷点下で使用を想定しており、厚着してシュラフに入るため、寝返りしにくい。左右の手が伸ばせるよう改良を望む」
とか、
「厚着しているため、腕の出入り口はあと5センチ大きくすべき」
など、なかなか注文が多いですな。

うちの近所のディスカウントショップでも、中国製の怪しげな商品たくさんありますが・・・
このノリで奇抜・・もとい、画期的な中国製登山用品を期待するものであります。

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中国製登山用品がフィーバー(死語)

関注健康回帰自然 中国戸外运動用品市場"百花咲放" by 新浪網5/29
(健康への関心と自然回帰・中国アウトドア市場は百花繚乱)

記事の内容は、2000年以前にはテントも寝袋も知らない人々が多かったのに、今やアウトドア用品の需要は爆発的に増えているという、よくみかける内容ですが・・・
素敵な中国製シュラフを見つけました。




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この絶妙な色合い、楽しい夢が見られそうです。(棒読み)

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月山「八方七口」写真展

日曜日。
月山朝日ガイド協会主催の「月山八方七口写真展」のお店番のため、悲劇の勘違い巨乳女・古瀬絵理を輩出したNHK山形支局に行く。
支局の中に、「YYギャラリー」という展示ルームがあるのだ。
定時前に到着、会場のシヤッターが開くまで、放送局自慢の大画面ハイビジョンを視る。
政治家の対談番組を放映中。
さすがハイビジョン。
アブラギッシュな自民党代議士の毛穴まで、視たくもないのに見えますな。
うわっ。
平和主義の仮面を被った北朝鮮の犬、辻元清美をアップで視てしまった・・・
今日一日、

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私の身に、何も悪いことがなければよいのだが。

写真展タイトルの「八方七口」とは、かつて栄えた山岳信仰で使われた七つの登山口を指す。
今また整備して観光客を呼ぼう、と各地の観光協会がタッグを組んでガイド山行などを企画しているのだ。
この写真展も、PRの一つ。
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午前中から豪雨の山形市。
写真展の入場者数は20人ほど。
入場者は高齢者が多い。一人、若い女性がお仲間らしき中年女性に連れられて入場したが、興味なさげに、すぐに出て行ってしまった。
若者の心に響く山のPRってなんだろう、と考えてしまう。

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伊のシモーヌ・モロー、中国から国外退去処分

世界のトップクライマー、イタリアのシモーヌ・モローがエベレストの南北縦走後、中国から国外退去処分を喰らってます。

China kicks out climber after Everest feat by REUTER INDIA 5/28

意登山員从珠峰頂“越境”被遣送 by 捜狐新聞5/28

モローは5/20にネパール側からエベレスト登頂、そのままチベット側に下山。
正式な入国書類・手続きもなかったようで、ベースキャンプで密入国と判断されたもの。
モロー本人はロープが切れやむなく北面に、と言い訳したようですが、チベット登山協会総書記は
「ネパール側は北面ほど難しくない。モローは世界でもトップクライマー」
と、あっさりモローの言い分を否定。
トップクライマーというのも苦労が多いですな。
しかして、モローはザンムーから国外退去処分になったようです。

中国メディアは特例として、88年の日中ネ三国合同のチョモランマ交差縦走を挙げていますが、私の記憶ではエベレスト西稜登山中のベルギー人、ジャン・ブルジョワがチベット側に転落、軽傷で済んでそのままチベット側に下山、結果的にネパール→中国を越境しちゃったよん、というケースがあったはず。この時も、さほどのお咎めなくザンムーから釈放で済んでいた。
ま、今後のモロー氏の登山活動に差し障りないことを祈ります。
ただ、事情を知る者にとって最大の驚きは

チベット登山協会が ち ゃ ん と 仕 事 し て る っ !!!!

と、いうことですな。

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東北山岳ガイド協会 総会に行く

25日、大事にとっておいた公休で会社をお休み。
東北山岳ガイド協会の研修および総会のため、師匠のペンションがある天元台へ。
午前中は新規会員の方々と共に、残雪の林道を利用してロープワークと搬送訓練。

Kensyuみんなでアレコレ考えて。

ショートロープでクライアントを誘導する際の、師匠の言葉。
お客様のハーネスに付ける結び目を手に取り、
「お客様にわたすものだから、綺麗に結ぼうよ」
この日、なぜだか耳に残った師匠の言葉だった。

結び目ってのは、強度の視点からも綺麗に結ぶのが常識なわけですが。
「綺麗に結ぶ」だけなら普通の山岳会の指導。
「お客様に渡すものだから」がガイドの責務。

「結びなさい」
「結べよなー」
「結べねえのかバカ」
でもなく、静かに「結ぼうよ」という師匠の言い方に、却って恐縮する。
私は百を聞いて一を知る人間だが、ショートロープの結び方ひとつに、まだまだガイドとしての未熟さを思い知らされる。

研修場所の行き帰り、林道の水溜まりには大量のひきがえるの卵。
ゼリー状の卵にまみれて、まだ交尾中のつがいもいる。
なまめかしいその光景に(谷崎潤一郎風)、山の春を感じる。

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おいでませパキスタン

新婚さん登山者さん、いらっしゃ~い
大地震の被害にもかかわらず、世界中からクライマーがパキスタンに集まっているというお話。
タイトルは「万難を乗り越えて登山は続く」

Mountaineering continues, come hell or high water by Daily Times5/22

記事引用開始
 18 人の登山家達は、3つの登山隊として北部地域に出発しました。ゲルハルト・ウェグマイヤー率いる4人のオーストリア・ナンガパルバット隊、テレンス・W・トレンブル率いる8人のオーストラリア・ブロードピーク隊、そして飛田和夫率いる6人の日本・クンヤンキッシュ隊です。
 73,000人以上が死亡、100万人以上が負傷した大地震の後、外国の登山隊が勇敢であることを観光省の記録は示しています。米国、英国、イタリア、ロシア、日本、韓国、ポーランド、スペイン、カナダ、オーストリア、ドイツ、ギリシャとフランスを含む世界中からの登山隊は、災害が登山家の情熱を阻むことができなかったということを証明しました。
記事引用おわり

記事はこの後つらつらとカラコルムヒマラヤの概要について説明しています。
大地震で国土に甚大な被害がでようとも、登山はパキスタンにとって重要な観光資源。
この記事もさらに登山が盛んになるよう、イメージアップのための組織「パキスタンの友」立ち上げの動きを報道して締めくくっています。

飛田和夫氏、頑張りますね。
ご本人の講演をお聞きしましたが、クンヤンキッシュを巡って、凄い執念です。
 ヨーロッパから招いた登山家の講演を聞き、新興宗教のようにビッグウォール・アルパインスタイルがヒマラヤの最先端だと酔っている日本のクライマーさんもおられますが、長大な氷河を詰めて気の遠くなるような登高路捜索から登山に至るヒマラヤ登山がここには息づいています。
 アカが書きヤクザが売りバカが一流紙と褒め称える朝日新聞の本多勝一はパイオニアワークうんぬん等と論じていましたが、まだまだカラコルムにはクライマーの開拓精神が生きる余地があることを感じます。

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山も、仕事も

あなたの叫びは、誰にも聞こえない。
というホラー映画並の書き出しで、コロラド・ブラックキャニオンでのクライミング事故が報道されています。
アメリカの新聞記事って、こういうクサい書き出し多いような。

Climber Self Rescues After Breaking Leg In Black Canyon by Denverchannel.com5/22

クレイグ・スミス21歳は、今夏のエルキャピタン登攀めざして、従兄とコロラド州・ブラックキャニオンでクライミング中に転落、右足を骨折。
しかし、そこは誰か来るような場所ではありませんでした。
高温の中、ツタウルシを避けるため雨具を着込んで這い上がること8時間、水無しで脱出を計ること17時間かけて車にたどり着きました。
 徹夜で脱出を試み、見上げた夜明けは最高に美しかったとのこと。
 ちなみに、怪我が完治後、彼らは懲りずにエルキャピタンに向かうそうです。

 転落→高温地獄の藪の中を這いずり回る

 まるで今の私の抱えている仕事そのまんまです。
 ためになるお話、ほんとうにありがとうございました。(棒読み)

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エベレストは『死の地帯』であり続けるか

先日、歯医者の待合室でぼーっとしていたら。
待合室のテレビのニュース番組でエベレストを映していました。
両足義足で登頂した英国人の話題。
ああ、感動の話題としてマスコミ受けするのかな程度にみていましたが・・・

しかし、美談は崩されました。

世界各国のウェブサイトも駆けめぐった「両足義足」エベレスト登頂の話題。
ニュージーランドでは、一気に批判論争になっています。
論争のタネは、義足クライマー、マーク・イングリスが遭難死した別の登山者を見殺しにしたのではないか、ということ。
マーク・イングリスを批判した人の名は、サー・エドモンド・ヒラリー卿です。

Wrong to let climber die, says Sir Edmund by Nzherald 5/24
クライマーを死なせた過ちについて、エドモンド卿語る

Sir Ed: 'I would have abandoned climb to save a life' by stuff 5/24
エド卿語る「私は生命を救うために登山を諦める」

マーク・イングリスの立場に近い記事として、登山家のグレアム・ディングルが取材を受けています。
Everest is a mess" - Graham Dingle by NZCityNews 5/24
messとは「混乱」とか「めちゃくちゃ」というニュアンスを含みます。
エベレストは混乱している・・・もう滅茶苦茶だ・・・といったところでしょうか。

英国人デビッド・シャープは酸素が尽き、頂上から300m地点で力尽きました。
今季のエベレストで7人目の死者です。
約40名の登山者が、彼の傍らを通過したとみられています。
その40名の中に、義足登山家マーク・イングルスも含まれています。
「今や人々の関心は登頂することだけに注がれています。」
「それはあらゆる人間の責任です。人の命は登頂よりも尊いのです。」
「彼らは安全圏に連れて行く努力ができたはずです。」
と、ヒラリー卿は今回のマーク・イングリスの登頂に厳しいコメント。
デビッド・シャープの遺族(母)は冷静なコメントを出しています。
"Your responsibility is to save yourself - not to try and save anybody else."
「他の誰かを救ったりしないのも-自分を守るのは自身の責任です。」

ヒラリー卿の批判に対して、関係者の発言は様々です。
現在のエベレストをmessと表現した登山家ディングルは
「登山において仲間を助ける慣習よりも野心が横行している。」
としながらも、今回の件は今のエベレストの現状を配慮しなくてはならない、としている。
ニュージーランドの登山安全協会マネージャーのポール・チャプローは、
「ニュージーランドの山で、私達は人々に救命技術を教えています。しかし、それはエベレストとは完全に異なる世界です」と語ります。
そしてマーク・イングルスの家族は、ヒラリー卿の批判に失望する旨の声明を発表しました。

以上がコトのあらまし。
「死の地帯」と呼ばれた8000m峰。
商業登山隊・公募登山隊の隆盛とともに、エベレストの登山形態は大きく変化しました。

「私は他のだれかが倒れていても決して助けません。そのかわり、私が倒れていても手をだす必要はありません。」
8000m峰における生死観を、武士の斬り合い、真剣の間合いに例え、K2登山隊で訓示したのは故・小西政継でした。
その8000m峰で顧客の生命の安全を確保するという、逆説的な行為でもあるのがガイド登山です。
逆説的と表現しましたが、とてつもなく困難であると言うこと。
私自身は、ヒマラヤのガイド登山は肯定します。
数多くの登山者を迎え、登る機会が多くなったと言われるエベレスト。
もはや武士の斬り合いに例えられた時代は過ぎ去ったのでしょうか。
否、やはり8000m峰の、その絶対的な危険性は変わらない、と私は考えます。
高所順応のメソッドや酸素ボンベその他の装備の発達をもってしても、高々度の危険性は変わらないと考えます。
普遍的になった8000m峰でレスキューの進歩もまた当然必要とされる事ですが、その危険性についてあまりに認識がおざなりになっているのではないでしょうか。

記事ではデビッド・シャープは救出可能であったという学者の見解も記載されていますが、類似の経験からいえば、現場を知らない者が口を挟むのは時には的はずれでさえあります。
ヒラリー卿の批判がマーク・イングルス個人に向けられたものであるならば、私個人としては的はずれであると感じています。
両足義足というハンディを負ったクライマーに、超高所でどのようなレスキューが可能だったのでしょう。
むしろ、ヒラリー卿の批判は「野心が全てを凌駕する」今のエベレストの現状に向けられたものと思います。

8000m峰の危険性を認識しないまま、数多くの登山者が物量や装備の優位性に頼ってエベレストに向かっているとするならば、96年春の惨劇が繰り返されるのも、そう遠くないことだと、私は思います。

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これは何ですか?

アメリカ・ヨセミテでもボルダリングが大盛況という報道です。

Climbers turn attention to boulders by Knoxville News5/20

ミッドナイトランニングは世界で最も有名なボルダーです。という解説から、ヨセミテの今を記載している記事。やはりアメリカ人にとっても、ボルダリングとは記事になるほど珍しいのか?
読んでておかしいのは、
『ヨセミテを訪れる観光客の間で、クラッシュパッドは好奇の対象です。最低でも週1,2回、「これって何ですか?」と聞かれます』

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あ~、言われてみりゃ、山やらない人にはわかんないよな。
この記事で初めて知ったのですが、かの有名なヨセミテ登山学校はボルダリングに関わっていないそうです。理由は墜落からの安全をフォローしきれないこと、そしてボルダー(岩)周辺の環境・生態系に配慮してのことだそうです。
とはいえ、あまりボルダリングについては知りませんが、ヨセミテが引き続きボルダラーにとって天国であり続けるのは変わらないような気がします。
記事は二人のボルダラーの様子で締めくくられています。
『バルジを何回かまわった後、コープランドとパートナーであるフレズノ州交換留学生・ヤスダアツシは、未踏のボルダーを初登するために、森に向かいます。』

こらヤスダ!
ちゃんと勉強しろ!(嫉妬)

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トーク

ベランダの屋根を昼過ぎまで作り終え、外出の用意。
子供二人をジジババに預け、カミさんと共に

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綾戸智絵のライブに行く。
育児疲れのカミさんに、たまの息抜き。

2年ほど前に綾戸智絵が来県したときはあっという間にチケット売り切れで入手できず。
今年は絶対!と思ったものの、チケット発売日が山行日。
山から下りた後、汗もひかぬまま月山山麓の西川町のローソンに飛び込む。
端末機を操作するが、「割り当てのチケットは売り切れました」の非情な回答。
諦めず、少し離れた寒河江市のファミマの端末機でようやくチケットを購入。
こんな月山山麓の畑に囲まれたコンビニでコンサートチケットが買えるとは、凄い時代である。

ライブは、客層は女性が圧倒的に多かった。
あのトークは笑わせるよなあ。
話の中身は特に実のあることを話しているわけではなく、終始お客様への感謝の気持ちを口にしているのだが・・・
練習とか努力の成果とも思えないあのトーク、綾戸智絵本人のセンスだろうか。
久しぶりにカミさんと二人の時間を過ごし、それから子供という名の怪獣を引き取りにジジババの家に行く。

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屋根作り

日曜日。
高気圧に覆われ、朝から晴天だ~。
みんな山に行けて、さぞ嬉しいでしょうね(皮肉調)
かくいう私は、自宅の屋根作り。
格安の建て売り住宅である我が家、ベランダの半分に屋根がかかってない。
雨の日は洗濯物が濡れる・・・
というわけで、足場パイプを組んで屋根を作る。
トンテンカンテンとドリルで穴あけ、横木にネジ止めしていると、

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気分はもう「大草原の小さな家」のお父さん。

で、できました。
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ベランダでの読書が楽しみだ。

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続・エベレストの朝

土曜日。
ウチの会社、毎日朝礼がある。
そして毎日、会長のありがたい講話がある。
今日はいきなり名指しですた。
「おいっ!おおたき!エベレストにまた行きたいかっ!」
どうやら55歳で登頂した遠藤さんのニュース、会長も見ていたらしい。
なにも会社の人が大勢いる朝礼で突っ込まなくても~。
「は、あ・・・、え~」
と私が言葉を濁していると、会長からたたみかけられる。
「エベレスト行きたいだろ!」
「営業本部長(会長の次男)と、大滝行きたがってるだろうと話になったんだよ!」
そして声のトーンが穏やかになり、
「もう無理するなよ。」

もう無理するなよ。ってことは、もう二度と海外登山なんていかせねーぞというニュアンスなのか。
うちの会社、社員200人ほどの会社です。
しかし昔の会社の家族的雰囲気が忘れられない会長、社員の個人事情によく突っ込んでくる。
トイレで出くわしたり、日直時に車で送迎したりするときなど、
「お前結婚はまだか!」とか、結婚すればしたで
「子供はまだか!」とか、「実家離れてアパートに住んでる?子供はジジババと暮らすのが一番だっ!」などなど。
そういう会長にとって私のキーワードは「山」らしい。
もともと休暇というものが大嫌いな会長、正規の有給でも朝礼時には「なんで休んでるんだ!」と怒声をあげる方である。

ゆえに、今の会社に在籍している限り、次の長期海外遠征は無いと覚悟を決めている私ではあるが、エベレスト登頂のニュースに接した一平社員の心情にまで気に掛けていただくというのも、恐縮至極である。

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じごくのとっくん。

韓国の気象庁に入庁した、新人達の運命やいかに!!

2006年第1回気象庁新規採用者山岳天気体験克己訓練 by 報道資料通信社5/19

記事引用開始
 気象庁は、公務員として一歩を踏み出すニューフェース達が、険峻な山で千変万化の気象変化を直接体験する「克己訓練」を実施する。
 今度の訓練は 6週間の教育期間の間に 2泊 3日の日程で 『2006年度第1回公務員採用試験合格者』 43人(男 18人,女 25人)を対象で実施する。
 新人達は 5月 17日 聞慶鳥嶺第 1関門に集結して、聞慶鳥嶺 夜 間 行 軍 はもちろん、険峻な主屹山( 865m)、タンハングサン登山など、厳しい克己訓練を実施することで体力を養い政府改革の担い手としての使命感と、公務員の基本精神・姿勢を学ぶようになる。
 新人達はこれからソウル本庁を含め 標高1000m 以上の山間部、ペンリョン島など離島の総 94ヶ所の所属機関で、 1年 365日昼夜休みない勤務に臨むようになる。これに適応しようとするならば、他の職種よりも強靭な精神力と国家観を備えていなければならない。訓練を終えるようになれば空の番人として、より正確で迅速な国民気象サービスの尖兵に立つようになるでしょう。
記事引用おわり

登山に夜間行軍・・・
こんな感じでしょうか・・・
Ozuma
弱音を吐くな、自分が選んだ道ではないか!(星一徹 談)


でもさ、長期気象外しまくりの日本の気象庁にも、こうしてみたい↓
Hosi1

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前衛クライマーか、環境テロか。

アーチーズ国立公園のクライミングが物議をかもしている、ディーン・ポッターの続報。
ポッターが登ったのは「デリケート・アーチ」というオブジェのような岩。

Delicatearchデリケート・アーチ

「地球の歩き方」なんて調べてみたら、その岩の下で結婚式したりと、同公園およびユタ州の象徴的な岩だったりする。
幾つかのメディアは批判的な報道をする中で、スポンサーのパタゴニア社はポッター擁護の声明を発表。

Patagonia Statement on Potter Climb by MountainZone.com

この声明で同社は公園当局規則が曖昧であること、クライミングに批判の声があることを認めた上で、CEOのCasey Sheahanはコメントします。
『あらゆる世代のクライマー達は、表現の自由を制限しようとする体制側と対決してきました。(中略)ディーンはフリーソロ・クライミングの頂点に立っており、彼の意志を支持するものです。』

ま、創業者がシュイナードですから、さもありなん対応です。
マスコミで叩かれるとすぐ引っ込む、日本のへなちょこ一流企業とは違いますな。
これに対し、地元ユタのソルトレーク・トリビューン紙は『ポッターの環境テロ』と厳しい表現で批判。

Potter's ecoterrorism by The Salt Lake Tribune
記事引用開始
ディーン・ポッターの行動は無責任で、利己的である。ポッターの環境テロを容認するパタゴニア社は恥を知るべきである。誰もが自然の造形美を楽しむための規則を、ポッターに尊重させなさい。
(中略)
チョークを使用しないことは、傷跡を残さなかったことを意味するものではない。定められたクライミングの場所は、公園の内外にあるのです。ポッターはクライミングのオルガナイザーとして、法律と土地を尊重するべきである。
記事引用おわり

Shame on Patagonia・・・と、なかなか厳しい表現。
所詮、海の向こうの話で詳細は不明だけど、公園規則が曖昧だとはいえ、公園当局はじめ地元関係者が不快に思っているのが報道から読み取れる。
日本のクライマーをみても、かなり地元の方々との意思疎通には気をつかっているようだ。(同じくらい、初心者に気を遣えと言いたいが。)
体制反抗は結構だが、地元関係者との意思疎通って、アメリカのクライマーはしないのかなー。


ちなみに、こんなモノをアメリカでは売ってます。
Delicate20arch
子供向けオブジェは登るのは自由なのにね。

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女性と生理と登山と

と、ずはりタイトルにしてみる。
当ブログ5/15の記事で、中国期待の女性登山家が生理による原因でチョモランマ登頂を逃した事を書いた。

昨年のガイド更新研修から思っているのだが。
今の日本の登山、中高年世代ばかりに目が向いているが、若い女性を受け入れる体制がほとんど置き去りになっているんじゃないかな・・・と思うのだ。
 (中高年登山ブームが去った後のことを考えて動いている業界人にはわかると思うけど)

たとえば生理の問題を取り上げてみても、山と渓谷社で昨年「山の救急医療ハンドブック 」なんて本が出たけど、女性特有の症状に関する記載は全くないよな。(え~、ライターの柏澄子さんを責めるつもりは毛頭ありませんです)
以前、行動を共にした女の子は、「ちょっと(生理が)始まっちゃったからコンビニ寄って!」とあっさり言うタイプだったので、楽といえば楽ではあった。

今はなき「Outdoor」誌01年1月号には、女性のアウトドアにおける諸問題に関して、平山越子、芳地直美他という豪華ベテランメンバーの座談会記事が載っている。
座談会の内容は生理・排泄の処理に始まりメイク、食べ物、痴漢対策まで、突っ込んだ内容の特集である。
最近の山岳雑誌読んでないので知らないけど、20~30代女性を対象とした登山・アウトドアの問題点をえぐる記事ってあるんだろうか。
 ちなみにこの座談会特集によれば、

 またしてもデリカシーのない鈍感な男は、女の痛みや悩みも知らずに「いっしょに泳ごうよ」だの「なんで温泉入らないの?ゴキゲンわるいのー?」などとしつこくうるさく迫ってくる。
 そんなときにはピシャリと「NO」と言うか、きっぱり「生理中なの」と言ってしまった方が楽だ。女性のナーバスな部分にふれて、たいていの男は手のひらを返したようにおとなしく気を使い始めるはずだ。

 と生理について締めくくっている。
 蔵書をいろいろ読み直してみたが、登山における女性との接し方について、なぜか沢屋が書いた記事が多い。そんなに沢登りの世界って女性多いのか????
 それはさておき、パーティーの中で女性が生理についても素直に相談・話ができるような雰囲気作りが大事・・・と思う一方で、山岳会などが廃れ、ツアー登山など希薄な人間関係の中で山に行く機会が増えている現在、やはり女性には女性の指導者、リーダー、ガイドが必要だと思うのだ。
 ここで取り上げた生理は、登山をする女性の抱える問題の一つにすぎない。
 (指導者・引率者に)圧倒的に男性の多い登山の分野だからこそ、我々男性もいたずらに目をそらすことなく女性の抱える問題点に目をむけなくてはならないと思う。
 
Kobusi17

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エベレストの朝

朝食をとりながらテレビニュースをチェック。
以前、壮行式に参加させていただいた、西川山岳会の遠藤さんがチョモランマ北稜の登頂成功の報道。
登頂おめでとうございます。

会社に出勤すると・・・
社員A「中山町の人登ったらしいっすね。悔しくないですか?」
社員B「おおたきー、先に登られたなっ!」
社員C「55歳の人登ったらしいなー」
・・・と、会う人会う人から突っ込まれまくり。
私としては、無理に休むことなく会社の正規の休暇を利用してアルパインクライミングを極めた遠藤さんが、自分の理想を実現している姿が何より喜ばしいのですが・・・

今の私、表向きは高所登山を志す気力もなく
Imgp1115 悟 り の 境 地 。
少年自然の家行事で、子供達と登る朝日連峰登山が楽しみな私であります。

海外メディアは両足義足で登頂した男性の話題でもちきり。
フィリピン人初のエベレスト登頂、ロミ・ガルデュス氏とレオ・オラシオン氏の2名が初登頂を争い、レオ・オラシオン氏に軍配が上がったようです。

現在のエベレスト/チョモランマは、個人の想いを実現する舞台なのだな、と私は思ってます。
Ch14

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ヒゲオヤジを捜せ

チトラルと聞いて胸ワクワクする、そこのあなた!
もしや山の通ですねっ!

ヒンズークシュ山脈の登山隊のベース街・チトラルで、アメリカ人の存在が一騒動起こしてます。

Mystery Americans on the trail of bin Laden? by International Herald Tribune5/15

早い話が、アメリカ大使館関係者4名がチトラルに家を借りたものの、地元の政治家を刺激、抗議行動にまで発展したそうな。
早々にアメリカ人は退去したということですが、彼らはCIAかFBIかと噂されているそうです。もちろんアメリカ大使館はこの件についてはノーコメント。

と、いうのも、チトラル周辺で外国人傭兵とアルカイダ、そしてこのオヤジ ↓ が滞在したという情報が流れたため。
Bin

記事引用開始
 最大のイスラム教徒党ジャマアト・イスラミのメンバーであるマウラナ・チトラルは、アメリカ人はビンラディンを探していると言います。
 「オサマは死んでいると思います。生きていれば、アメリカ人には都合よいでしょうけどね」
 (中略)
 それでも、人々はアメリカ人の存在を意識しています。ビンラディンの話題でさえ、2001年以降に落ち込んだ観光業には好機かもしれません。
 「たくさんの観光客が欲しいのさ」と、バザーで宝石とアンティーク銃を扱うマスード・ハク(35)は言います。
 「タクシーの運転手も飲物売りも、たくさん儲けたいのさ。」
記事引用おわり

私が想像するに、まあ支持率急降下のブッシュ政権にとっては、ビンラディン捕縛で一発ぶちあげたいトコでしょうか。
記事の地元関係者のインタビューからは、閉鎖的なまでに郷土を守りたいという、ヨソ者を意識する静かな街を伺わせます。
最後のマスード・ハクのインタビューは本音を語ってますな。
でもだいじょうぶ。
そのうち、お金をたくさん持っている中高年トレッカーが、日本という国から押し寄せてくるさ。

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はじめてのえんそく

愛子さま初めての遠足 新緑の公園で楽しいひととき by産経新聞5/16

だ、そうです。
初年度納付金64万2000円、平均月学費8万円の学習院幼稚園の初めての遠足は新宿御苑なわけですね。

同い年だというだけで、ついつい愛子様と我が子を意識する親バカな私。
娘の大好きな絵本に↓

Gurigura

『ぐりとぐらのえんそく』という本があるのですが(えっへん、本を選んであげたのは私)、先月まではウチの娘、
「おとうさん、えんそくって何なの?どうしてえんそくにいくの?」
と、
遠 足 を 理 解 し て い な い
のでした。
しかし先週、幼稚園で「えんそくのれんしゅう」というのがあったらしい(内容は不明)。
以来、娘は家の中で巾着袋や鞄にお菓子をつめこむようになった。
私「何してるの?」
娘「えんそく。」

来月は幼稚園の行事で遠足。
人生負け組おとうさんの娘ですが、愛子様と同じように元気で行ってらっしゃい。

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【速報】竹内君、カンチ登頂

竹内洋岳君、カンチェンジュンガ登頂した模様です。↓

Newsflash: Kangchenjunga SUMMITS! by K2climb.net

続いてノルベルト・ヨースを擁するスイス隊も登頂した模様。
お疲れ様。
以前からの課題をついに達成、おめでとう。
無事帰ってきてね。

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カエル

夜、会社を退出する。
昨日の日曜に農家は作業を終えたのだろう、会社のまわりの水田はもう田植えが終わっている。
なんとなく湿り気の多い風が吹いてくる。
一昨日までは全く聞こえてこなかったカエルの大合唱が聞こえてくる。
Kaeru

夜の会社で、カエルの大合唱が聞こえてくると、なんとなく夏の雰囲気を感じる。
東北はもうすぐ山開きシーズン。
5月とは春なのか、初夏なのか。
二十四節気では5月中旬は初夏らしい。
季節の移ろいに取り残されている気分。

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登頂シーズン、来る。

5月も中旬。
今年も、世界最高峰から登頂のニュースが伝わる時期になりました。

欧米隊についてはK2climb.netが詳しいのでパス。
5月14日、中国隊の5人のメンバーがチョモランマ北稜の登頂に成功した模様。

羅麗莉踏8680米高度 离峰頂五百余米遺憾珠峰 by 新華網5/15

今シーズンのチョモランマ北稜、ノースコルに例年にはない大クレバスがあり、ハシゴで渡るなど面倒になっています。
この中国隊、派遣母体は不明ですが、以前当ブログで取り上げた広西省の「漂亮」(美人)登山家・羅麗莉女史は8680mまで到達しました。
おそらく第2ステップで退却ということでしょう。

Img241218779羅麗莉女史

やたらと「漂亮」(美人)登山家として取り上げられている彼女、漢族女性として最高高度到達を記録。
中国では困難なルートを目指す登山よりも「登頂第1主義」がもてはやされているとはいえ、高所能力に長けたチベット人以外の国民による、中国の高所登山の礎となる成果でしょう。
羅麗莉女史の不調の原因として、メディアはこう記しています。

据隊医話是生理問題。(隊のドクターによれば、生理問題である)

日本語も中国語も、生理は「生理」と表記します。
昔、エベレスト無酸素登頂を期待された日本の某女性登山家も、登頂を阻んだのは頂上アタック直前に始まった生理でした。
男性とはまた異なる困難を抱えているのだなと認識させられます。

今シーズン、8848mを目指す人々が皆、無事にかえってきますように。

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ココアですよ、ココア。

私は酒が飲めない。
正確には、つきあい程度は飲めるのだが二日酔いで次の日大変である。
大学山岳部出身ということで「メチャメチャ飲めますよね?」などと 歪 ん だ イメージでみられるが、迷惑というものである。
しかし、山のつきあいに酒はつきもの。
以前、利尻山でお世話になった警察署に酒を送ろうとした時も(注)、自身は酒飲まないため、贈答用の日本酒について知り合いにアドバイスを求めることになる・・・
酒をのまない・のめないって、日本の社会で生きて行くには、意外と不便である。

そこへきましたよ!
うれしいニュースが!

ココア飲んで登山安全祈願 恵那山ウェストン公園 by 読売新聞5/12

ウォルター・ウェストンを記念する公園で開かれた安全祈願祭。
ウェスタンが頂上で飲んだ飲み物にちなんで、山岳関係者みんなでココアを飲む微笑ましい画像が掲載されてます。
こういう祈願祭ならボクも参加できそうだ。
英国出身のウェストン、バーボンとかウィスキーとか飲んでたら歴史も変わってたんだろうな。
でもウェストン存命当時のココアって、今の森永ココアと違い、キチンとココアパウダー練って作る面倒な飲み物だったのではと推測します。
そんなウェストンにココアで乾杯である。


(注) 悪いことして警察にお世話になったわけではありません、念のため。

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今日も中国マスコミ正常運転

商業隊でにぎわうチョーオユー峰、
ドイツ人が一名クレバスに滑落、亡くなった模様です。

一名德国登山者在攀登卓奥友峰下撤時遇難 by 新華並網5/12

亡くなった方のご冥福を祈ります。
チョーオユー峰は「簡単」とか「やさしい」とか、登ってもいないのに語る想像力豊かな人、シェルパにサポートされて登頂して「簡単」と述べる感性乏しい人など、日本には様々なタイプの登山家がいらっしゃいますが。
そこはやはり高所登山。
油断ならないということを改めて思います。

で、中国メディアは7~8社がチョーオユーの事故を報道しているのだが・・・
ここは中国、「個人情報保護」などとゆー意識も無く、遭難者のパスポートナンバーまで報道するのはさすが中国テイスト。
ま、日本の糞ワイドショーはもっと仕事熱心に個人の家庭事情まで土足で踏み込んでますが。

ゆめゆめ、中国の山では遭難しないよう気を付けましょう。

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女の願いは神の願い

女の願いは神の願い (フランスの諺)

ついに女性志向のアウトドアギアが登場。
そんな挑発的なタイトル・記事で、女性向けアウトドアギアの紹介がシアトルタイムスに掲載されてます。

Finally, gear made just for women — and we test the best by Seattletimes5/11

記事引用開始
 女性はとても小さい男性用ブーツ、小さい男子用ザック、小型化さえされなかった寝袋を使わなければなりませんでした。
 しかし今日、アウトドアギアは女性専用に設計され、アウトドアのあらゆる分野でその製品が見受けられます。
 寝袋は女性の体がどのように発熱・保温するか研究され、ザックは女性のボディにフィットするよう設計されています。そしてブーツは何十万人もの女性の足型に基づきデザインされています。
 アウトドア好きな母親に、母の日のプレゼントを与えることができるのです。
記事引用おわり

こういう書き出しで紹介されているのは次の品々。
ハイキングブーツ、寝袋、ザック、サングラス、腕時計、ジャケット

なるほどと思わされるのは寝袋。
男性と女性の体型の違い、余分なスペースはそれだけ余計な空間を温めるため、余分な体力の消耗につながるとか。ザックもそうですが、REIオリジナル製品として、女性のボディラインを配慮したデザインが採用されているそうです。 
意外だったのは女性専用サングラスと腕時計。
なるほど、言われてみれば男性用デザインばかりですね。

アメリカの山岳ガイド・登山学校のサイトをのぞくと、よく「Women's program」なんてのが独立した項目としてよく見られるのですが、そのアメリカでも意外と女性用ギアって少ないのかなあと思わされた記事です。

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ハイリスクな中国の「アウトドア」

黄金周。
中国語でゴールデンウィーク。
中国語検定試験にも出題されてましたね。
コカコーラ「可口可楽」に比べてヒネリの無い中国語ではある。

今年の黄金周に前後して、中国各地ではアウトドアにおける遭難事故が多発。
内蒙古の砂漠ではツアー客42人が大量遭難・救助、うち女性一名死亡というニュースが特に大きく取り上げられています。
この事故をうけた人民日報発の論評が、中身はそのまま、タイトルを変えて中国全土のマスコミ各社に配信されています。

冒険が、流行となる。 by SOHU.COM5/8

急速な経済発展のおかげで海外の優れた装備が入手でき、すぐ近くに雄大なフィールドが存在する中国。
そこに、経験の少ないアウトドア愛好家が足を踏み入れる・・・という図式を私はイメージしています。
そしてもう一点。
内蒙古の砂漠遭難事故では、なぜかツアー客だけが砂漠に入ってしまったのですが、「冒険旅行」をプロデュースする立場の旅行社。
80年代からバックパッカーやっている人には常識ですが、中国の旅行社といえば全てがそうだとはいいませんが、「極悪非道」の代名詞。
経験の少ないアウトドア愛好家+いいかげんな旅行社。
今後、中国におけるアウトドア関連の事故は多発すると私は予測します。
昨年、中国のアウトドア業界が挙げた今後の業界予測として、成長が有望なアウトドアフィールドの一つに国内の砂漠旅行を挙げていましたが、残念な形でその危険性が浮き彫りになったようです。

さて、人民日報が配信した論評の中に、より充実した野外活動の支援体制を臨む記事の中で、こんなくだりがあります。
『隣国の日本においては、登山は産業の一つになっており、非常に完全なサービスが提供されている。全ての県には山岳協会がある。』
おお、高飛車な中国人も、日本の登山業界を認めてくれているようです。

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ディーン・ポッター、公園管理局とトラブル

オブジェ的な岩山で知られる、アメリカのアーチーズ国立公園。
ここでディーン・ポッターが公園管理当局とトラブってる模様です。

Delicate Arch climb has park chief red in the face by The Salt Lake Tribune5/9
クライミングの模様の画像が掲載されてます↑

ディーン・ポッターとは、ヨセミテ等で高難度の大岩壁をスピーディーかつ単独で登ったことで知られ、最近はパタゴニアでのクライミングなど、今やアメリカだけでなく世界的なトップクライマー。

Deanpotterフリーソロ中のディーン・ポッター

 いつものごとく、ポッターお得意のフリーソロ(ロープ等補助手段を一切用いない)でアーチーズの岩壁を登ったところ・・・クライミングを禁止している公園管理局の逆鱗に触れたようです。
 地元のクライミング用品店オーナー、マット・ムーア氏も、
「Delicate Archを登ることは素晴らしい。ディーンにとっても偉大なクライミングでしょう。しかし、それが公園規則に違反していることは容認できません」とコメント。
 そしてポッター本人のコメント。
 公園管理局のルールは理解し、ホールドの土を払った程度で自然にもインパクトは与えなかったとして、次のポッターのコメントで記事は締めくくられてます。

"What has our world come to if we cannot join nature by climbing one of nature's most beautiful features?"

 うーむ。
 英検4級の私の意訳ですみませんが、要はこんなニュアンスでしょうか。
「これだけ美しい大自然の中でクライミングができないなんて、世間一般はまともじゃないぜ」
 
岩場を巡る行政とのバトルというものは、ヨセミテの歴史でもおなじみです。
私個人は、一流クライマーだからといって、法を超える理由にはならない・事情もない、という意見です。
でもこういう先鋭(前衛)クライマーと行政の対立って、今後もあるでしょうね。

それを考えると、海外でワイン飲み放題・女買い放題・人を車で轢き殺しても無罪放免になるエリート天国・外務省が最近異様なフットワークの軽さで、アニメや漫画を奨励した文化交流を目論んでますが・・・
役人に励まされていい作品ってできるのかね、アーティストの皆さんよ。


追記
ポッターがアーチーズ国立公園でクライミングした件について、他マスコミも多く報道してます。一例↓

Climbers Speak Out Against Ascent of Delicate Arch by KSLTV.com5/9

これらの報道に共通するのは、地元およびクライミング関係者の声はどちらかというとポッターの行為に否定的名様子、そしてアーチーズの美しさに惹かれたというポッターのコメント。
公園管理当局はポッターのクライミングによる影響が無かったか、岩場を調査中とのことです。

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体重激増

昨日から、実家周辺では日本でも有数の植木市が始まった。
併せて数多くの露天が立ち並び、ウチの娘は興奮状態。
11ヶ月の息子も、金魚すくいでゲットした金魚が面白いらしく手を伸ばそうとするので目が離せない。

それはさておき、入浴の時間。
おそるおそる体重計に乗ってみる。

ガガーン!!!
あ゛い゛~ん!!!!
体重3キロも増えてる~
韓国で焼き肉食べすぎたのかよ~

と、後をむくと、
娘が体重計に足を乗っけていた。

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召しませバター茶。

チョモランマに消えた伝説の登山家マロリー。
彼の遺体を発見したことで知られるプロクライマー、コンラッド・アンカーの講演会の様子が、エール大学の新聞エール・デイリーに掲載されてます。

Explorer discusses mountain climbing by Yaledailynews 4/19

欧米サイトでは、たまーに名門大学でクライマーが講演なんてのを見聞きしますが・・・
(日本ではせいぜい野口某とか田部井おばさんくらいか)
さてエールデイリーの記事、コンラッド・アンカーは登山家、探検家そして博愛主義者(シェルパ族のための登山学校設立とかしてるらしい)として招かれ、異文化との交流をメインテーマに、聴衆を感激の渦に引き込んだ様子が掲載されてます。
この記事で印象に残ったのは、コンラッドが引き合いに出した、とある経験。

"One of the great moments was when I got to try Tibetan butter tea," he said. "The butter was a bit rancid at first, but you get used to it. A lot of times, [when] you're in a tough situation or you're confronted by something challenging, you just look at it in a different way or in a positive light, and it becomes easier. I've had Tibetan tea a lot of times since."
「素晴らしい体験の1つは、チベットのバター茶を飲んだことです。」
「バターは最初、少し悪臭がしますが、すぐに慣れるでしょう。厳しい状況、または何か挑戦的な事に直面した際、異なる方法、前向きな見方で臨めば、楽になりますよ。私はその後、長いことチベットのバター茶を飲んでますよ。」

異文化との接触における戸惑いと対処を、バター茶との出会いに例えたようです。
おお、世界中を廻っているプロ登山家、コンラッド・アンカーも、バター茶との出会いはそれほど強烈に印象に残ったのか、という感じです。
私のバター茶との出会いはチベットでのキャラバン中、昼飯に立ち寄った食堂でカレーと共に出されたのが最初の出会いでした。
何を戸惑ったかというと・・・
バター茶というと「茶」、液体をイメージするのですが、本場のそれはどうみても「ハウスシチュー」というドロドロした飲み物だったのです。
立正大学卒で凡人の私、バター茶に異文化交流を想うユタ大卒のコンラッド氏とは違い「飲むもの他にないから」という理由で抵抗無く飲み干した次第。
後に、東京のネパール料理店「イエティ」でバター茶を飲みましたが、塩辛くてドロッとした強烈さには遠く及ばず、日本人向けのマイルドなお味でした。

でもコンラッド・アンカーのバター茶の話いいなあ。
今度人様にお話するときネタにしようかな。

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強い女性

スウェーデン女性が、カヤックでアメリカを周回中。
カヤックの行けない陸路は自転車とインラインスケートを使って。

Swedish woman halfway in bid to circumnavigate U.S. by SanDiego.com(ロイター発信) 5/5

この女性Renata Chlumskaいわく、
"I am completely self-sufficient"
石川某さんの参加した「POLE TO POLE」 とは違い、一切サポート無し。
そら、「完全に自活してます」という言葉もでようかというもの。
このままいけば、米国本土48州を人力パドリングで周回した初の人物になるとか。
ちなみに、スウェーデン女性初のエベレストサミッターです。

と、記事を読み進んで意外な人名につきあたりました。
この女性、ゴラン・クロップのフィアンセでした。
ゴラン・クロップとは、96年、はるばるスウェーデンからチャリンコ漕いでネパールにやってきてエベレスト無酸素登頂、そしてまたチャリンコで家まで帰った人物。
当時、まだ現役チャリダーだった私にはとても印象に残った人物でした。
クロップは残念ながら02年にクライミング中に亡くなります。
こんなチャーミングかつストロングな女性を残して亡くなるなんて・・・
Renata

ゴラン・クロップとは罪な男です。改めて合掌。
そして、彼女の旅はまだまだ続きます。

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大日岳裁判の判決に思う

先月に判決が下された、文登研研修中の大日岳遭難事故を巡る裁判の判決。
思いを巡らせたまま、ブログの「記事の作成」で何度も書き直しては5月になった。

上級登攀・登攀ガイドの方で『登山研修所講師』をプロフィールに掲げている方は多い。
こうした方々で、クライミング倫理やビレイシステムなどにはナーバスなまでにウェブサイトで意見を述べている方も、大日岳の件については全く意見を公表されていない。
それだけ意見を公にするのが、立場上難しいものと心中お察しします。
中にはコメントも受け付けないブログで、サイト上の言動を元に関係者糾弾に熱心な人もいますが。
私は文登研とは縁もゆかりも無い、大学山岳部の落ちこぼれなので、思うことを綴っておきたい。

2人の人命が失われた現実。
登山研修の過程で、10名以上もの多人数が雪庇崩落に巻き込まれた現実。

この現実に、登山を指導する立場にある人間は反論することはできない。
私が今回の判決に思うこと-違和感と言い換えても良い-は、文部科学省の無策である。


私が住む山形県。
過去に、高校山岳部の死亡事故がいくつか起きている。
残念ながら、失われた人命は一人や二人では、ない。

冬山を始めて2年目、高校2年の時。
入れ違いに蔵王に入山した、山形のある高校山岳部の合宿で事故が起きた。
雪洞ビバーク中に木から落雪、1名の生徒が埋没・死亡した事故である。
つい昨日まで同じ場所で幕営し、下山時にすれ違ったパーティー。
私にとって初めての身近で起きた死亡事故、山の恐ろしさを知る切っ掛けとなった。
この時、顧問の教師は隣接した小屋内に滞在していたことも、問題となった。
裁判にならなかったのは、亡くなった生徒の父君が教員であるからとも聞く。

若い命が失われた幾多の出来事。
もちろん、当事者たる我々登山者が事故から学び汲み取ることは大前提ですが、一方の文部科学省は何も学ばなかったのだろうか。
大日岳裁判の話題を耳にする度、過去に起きた高校山岳部の死亡事故を思うのである。
誤解を招かぬよう付け加えれば、高校山岳部の顧問を務めている教師の方の、リスクの大きい部活動監督を続ける姿勢には敬服している。

登山活動で人を引率・指導する者の立場は、今回の判決を受けて厳しくなっている。
それが現実である。
事故に関わった人々。
その後に続く私達は今回の裁判の行方を注視し、より研鑽を積むしかない。
他に何があるというのでしょう。

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蕎麦の静かな休日

動物園を見終わった後、ジジババ、娘を連れて蕎麦屋へ。
水車生そば 川原子(かわらご)店」へ連れて行く。
今まで県内外からの客で賑わう「名店」に蕎麦好きのジジを連れて行ってきた。
その結論として、ジジに満足してもらうには、やはり食べ慣れた蕎麦が一番、という結論に達したものである。
「水車そば」といえば、山形県天童市の温泉街にある同名の蕎麦屋が有名だ。
店を有名にしているのは、蕎麦の「硬さ」。
本によっては「噛むとこめかみが痛くなる」などと書いてあるガイドブックもあるが、そりゃ中傷ってもんだろ。

天童市内の店を避けて川原子店にしたのは、ジジの生家がこの近隣の集落であるからだ。
菜の花やサクランボ、スモモの花が満開。
背景には黒伏山や御所山近辺の残雪の山。
のどかな春の田畑を通り抜け、店に到着。
店舗脇のプレハブの建物、土埃にまみれた窓から覗くと、中では昔ながらの仕組みの臼で蕎麦粉をついている。
(昔は水車でやってたらしいが今は見あたらない・・・動力はなんなんだろう?)
これですこれ、この食感。
山形市内の高級蕎麦屋では満足しないジジも、この店の蕎麦は大満足。
なぜなら、小さい頃から喰っている蕎麦だから。
かくいう私も、小さい頃から「食わされている」ので、硬い黒い蕎麦至上主義である。

これって、ネパールのシェルパ族が赤ん坊の頃からミルク代わりにチャンとか飲まされてメチャメチャ酒に強いのと同じなんだろうな(・・・わかりにくい例えであるが)
若かりし頃、反日左翼劇画「美味しんぼ」とか中高年向け雑誌で東京・浅草界隈の蕎麦が「通」だとかほざいている記事を読むにつれ、「うるせえ、くそ爺」と思っていましたが・・・。
信州や出雲など、蕎麦の名産と言われる場所は多々あるが、美味しさの基準って、みんな小さい頃から食ってる蕎麦が一番美味しく感じるんだろうな、と思うこの頃です。

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野獣の静かな休日

楽あれば苦あり。
韓国から帰国翌日は出勤。
その翌日からは「家庭サービス」の日々。

山形が誇る運動施設、山形県運動公園に那須サファリパークなどによる移動動物園がやってきた。
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幼稚園で割引券をもらった娘、「動物園、動物園」と前々から楽しみにしている。
風邪治りきらぬ息子とカミさんは留守番、ジジババと娘を連れて移動動物園へ行く。
娯楽の少ない山形県。
遅い時間帯は混み合うだろうと、開館と同時に訪れたが。
売り物の白いライオン、白熊、白いトラ、ピューマ・・・
みんな腹を上にしてだらしなく寝ているぞ!
えらく緊張感の無い「野獣」はもとより、かかるお金。

入場料 大人 1400円×3人(割引)
     子供 900円×1人(割引)
     動物にやるエサ代 500円(ニンジンと飼料ペレット少し)
     サル園にやるエサ代 200円(カップに入ったリンゴほんの少し)
     ポップコーン 200円
     猿回しショーの三輪車レース、馬券代わりの団扇300円×2枚
 
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オー、ニホンノ ブッカ、タカイデスネー!

まあ、娘も猿回しショー大笑いで見ているから、まあいいか・・・
猿回しショーも終わりに近づき、猿回しのおねえちゃんがマイクで話す。
「この後は、チンパンジーと一緒に写真撮影のコーナーがあります!ポラロイドカメラで一枚1000円・・・・」

Hulkhogan1000えんかよーっ!!!

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韓国やま修行の旅 総括

5月1日。
早朝、お世話になった申東勲氏にお礼を述べてからクライミングジムを出て、高速バスで仁川国際空港へ。
早めにチェックインし、のんびり買い物でもしようかと思ったら・・・
今回利用した航空会社は撃墜・テロ爆破でおなじみの大韓航空。
私は11時発なのだが、いきなり9時発の便に乗ってくれませんかと言われ、そうする。
GWの真っ最中、日本行きの午前便のため、9時発便の内部はガラガラ。
中心5列にはほとんど客がおらず、私はのんびりリクライニングを倒して成田まで過ごす。

今回の韓国行き。
成果としてはシュイナードB1本だけという、コストパフォーマンスの低い山旅である。
それ以上に、申東勲氏のお計らいもあり、京畿道山岳連盟の数多くの登山者と出会えたことは、金に換えられない出来事だった。
東洋のヨセミテという呼び名もあるが、仁寿峰は仁寿峰。
ハイカーにもクライマーにも愛される素晴らしい山でした。

もう次の行きたい山を考えているが、さらにトレーニングを重ねて韓国に再訪したいと考えている。

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