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フォーレイカーに消ゆ

久々の海外ネタは、悲しい話題。
エベレストで登山者を見捨てたどーしたこーしたでメディアが賑わっていた頃、アラスカ第3位のフォーレイカー南壁で、クライマー2名が消息を絶ったニュースが気になってました。

行方不明になったのはカナダのカレン・マクニールとアメリカ、コロラド・ベイルのスー・ノット。
この女性ペアはデナリのカシンリッジ女性ペア初登を果たしたベテランでした。
フォーレイカーでは手がかりもつかめず、現場の状況や放置された装備から生存は不可能と判断され、捜索打ち切りとなった模様。
ウェブサイトで2人の足跡を探ってみました。

マウンテンハードウェアをスポンサーにもつカレンは自身のウェブサイトを持っています。
http://www.karenmcneill.com/
経歴をみると、パタゴニアのアイスキャップトリップや中国奥地の山からインドのシブリン西稜、アラスカの壁まで、水平と垂直両方に長けたクライマーであることが伺えます。
一方のスー・ノットは、故郷がベイルという地の利を生かし、89年にアイスクライミングを始め、翌年にはあの「ファング」を登攀、フィッツロイやドロワット北壁、アメリカ女性初のアイガー、ジョラスのクロ側稜冬季登攀など、優れたクライマーでした。

Summitデナリでのカレンとスー

Sunlit_forakerフォーレイカー峰

これほどの優秀なペアでも、アラスカの大自然に呑み込まれてしまいました。
その経歴から、今後の活躍が期待されていたことは明らかでした。
お二人の魂の、安らかにあらんことを。
なお今季のアラスカ、信州大学山岳部OBの方がアルパインで大きな成果を挙げていたようです。↓
ARAYO Blog様 

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