日直でごわす。
テポドン発射を受けて、山形県庁も宿直制になるらしい。
公務員の皆様、どうせ手厚い手当でるんでしょうから、がむばってくださいねっ。
うちの会社は創業以来、日直宿直だい。
今日は日直。
朝から会社に出て、トイレ掃除やら気温測定やらなにやらかにやら・・・・
最大の問題は、日曜でも必ず出勤する80余歳の会長と二人っきりで一日を過ごすこと・・・
今日も会長、9時に出勤。
お茶を入れて会長のところまで行くと・・・
「おい、これ読んでみろ」
手渡されたのは、私の立正大時代の恩師、水文学の大家・高村弘毅先生の本。
『Change in the Natural Environment and Life in Oases of the Taklimakan Desert』
がが~ん、200ページの原書。
先生のライフワークであるタクラマカン砂漠のオアシスをめぐる論文集。
表紙にはヤンピーファーズ(羊の皮を風船のように膨らませて作った筏)の写真なんかが載っている。
中をめくると・・・
砂漠の光景が続くグラビア写真に、懐かしい山の風景。
東コンロン山脈最高峰、ウルグ・ムスターグ峰である。
89年、立正大学ワンゲルの遠征隊が中国と合同で、外国人初登を果たしている。
助っ人として、我が山岳部からもOB、先輩が遠征に参加した経緯があった。
ウルグムスターグ峰、現在はヨーロッパの商業公募隊が何隊か、毎年出かけているようだ。
本を閉じ、再び数字の羅列された書類に目を戻して、私は現実に戻る。
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