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アメリカのヴィア・フェラータ施設で死亡事故

アメリカの、或るクライミング中の死亡事故記事に注目です。

Amanda Joy Crawford / North Versailles native, victim in rock-climbing accident by Post-gazette.com9/25

 ヴァージニアのアマンダ・ジョイ・クロフォードは音楽家、詩人、そしてアウトドアを楽しむ女性でした。レストランでの仕事で出会ったプロのロッククライマーとのデートは、悲劇に終わりました。
 そしてこの悲劇の場となった岩場について、記事はこう説明しています。
 記事引用開始

 ウエストバージニア州警察によれば、初心者がより少ない危険とともにクライミングを学べる、恒久的に据え付けられた安全システムによるルート「フェラータ」で彼女は事故に遭いました。
 この地域では、クライマーは、全てのルートに沿って走る鋼のケーブルに愛着を持っています。
 フェラータシステムはヨーロッパで人気があり、アメリカ合衆国では新しいシステムです。
(中略)
 亡くなったクロフォードさんは、ハーネスと2つのカラビナでケーブルにビレイしていました。しかし、木のまわりを通り抜けようとする際に — 警察によれば — 彼女は安全装置をフックから外し、そこで足を踏み外しました。
 
 記事引用おわり

 この後記事は彼女の死を嘆き悲しむ関係者の様子を伝えています。
 私が注目したのは、フェラータ施設がアメリカにも出来つつあること、そして初心者クライマーがクライミングを学べる施設として位置づけられていることです。
 彼女の死はフェラータも危険が伴うことを認識させられます。
 関係者、特にパートナー(彼氏)のプロクライマーの悲しみはいかばかりか。
 遭難者のご冥福をお祈り致します。

 Via08a
ヴィア・フェラータ。あらかじめ岩場に設置されたハシゴ、ワイヤーにカラビナをかけて安全を保ちつつ登る形式のクライミング。

 ペツルのカタログで日本人にも、名前だけは広まりつつあるヴィア・フェラータ。
 (一般人にはリポビタンDのCMといった方が理解が早いか?)
 私もいっぺんやってみたい登山の一つです。
 北アや妙義あたりの岩山によくみられる、下手に腐れかけたロープや赤錆た鎖を設置しっぱなしにするよりは、フェラータシステムを取り入れるのも一つの安全対策として考えられるのではないか、と私は思います。

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クライミング」カテゴリの記事

コメント

こんなところがあるんですね。

成り行き上、クライミングかじってるけれど、岩沢をやる
登山ベテランでも案外バランス感覚が悪い人が多いのに
驚きました。渡渉がふらふらしていたり。。汗


早く歩ける
色んなところに行っている
経験がある
これが案外過信につながっているんじゃなかろうか?


無知は怖いですが、過信も怖いですね。
高いところも水場もスピードもダイスキな私ですが、
実はすごく慎重。(自分なりの基準だが)
つまりはヤバイと感じると手を出さない。
その感じるあたりって過信をしないことなのかなって思いました。(自分に自信がないぐらいなのでちょうどいいのかも)


先日クライミングではなく転落事故現場を目撃してしまい
痛ましい気持ち・記憶が残っています。
工事現場から落ちた方の姿をもろに見てしまいました。
悲しい結果にならないためにも、しっかりと見る知る考える癖だけは忘れないようにしなければと強く思いました。

投稿: POP | 2006.09.26 22:27

<<工事現場から落ちた方の姿をもろに見てしまいました。
えええ゛っ~!!
私ならトラウマになりそうな・・・
グロ画像に掲載できそうな事故場面もさることながら、凄い事故現場の傍らで、事故を起こしたらしい若い女の子が両手で顔を抑えて泣きじゃくっている姿もまた強烈に記憶に残ってます。
お互い山でも下界でも注意しましょう。

でもたしかに、山の世界で早足自慢の爺って、いるいる。

投稿: 聖母峰 | 2006.09.27 17:17

トラウマではありませんが、おそらくは死亡であったろう尾の様子の痛ましさと周りの人々の空気が怖いと思いました。
「心がない」と感じました。
仕事上の関係だけで深い人間関係もなかったのだろうとしか思えないような感じ。

一番恐ろしいのは私たちの心。なのかもしれませんね。

家族や友人がいるかもしれないと思うことと、その場所を通るたびうつろな機械的な感情のないあわただしい世の中というものを思い知らされます。

私のトラウマは
「ぐっさりと傷つけて別れてしまう恋愛パターン」かも。笑
男性はナイーブなのにね。苦笑

自然にふれて、改めて自然や、芸術、人間の素晴らしさに気が付くことが多く、ふと日本人のアニミズムに納得します。
(無神論者ですが)

投稿: POP | 2006.09.28 00:11

<<一番恐ろしいのは私たちの心。なのかもしれませんね。

この一言に一晩考えてしまいました。
そうですね、東京に住んでいた頃、山手線で人が倒れていて・・・何事もなかったかのように行き交う人々の中にいた私です。

投稿: 聖母峰 | 2006.09.29 07:49

一晩考えさせちゃうことが多いみたいで失礼しました

私は見ず知らずの老人がこけたら、外で携帯で仕事の電話中でも駆け寄ってしまいました。
それって、あっ!っと思ったら自然に体が動いちゃうだけなんですよね。

いっしょにいたお偉いさん2名の反応を知って
どちらが正解なのだろう。。。汗と考えました。

投稿: POP | 2006.09.29 23:54

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