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ガイド・アワード

先の連休における遭難で、山岳ガイドの在り方、組織の在り方に言及するブログが見受けられます。
中には日本山岳ガイド協会の資格は終身制だと勘違いされている方もいらっしゃいますが。
多くの議論を拝読して不思議なのが、何故か引き合いに出されるのがヨーロッパのガイド。
やはり山岳ガイドの本場はヨーロッパ、と決まっているのでしょうか。
アメリカやカナダでもガイド業は立派になりたっているんですが。

そもそも、ヨーロッパガイドを引き合いに出す方の頭にある山岳ガイド=登攀ガイドは、日本ではごく少数。日本におけるガイドの数、実際の稼働業務の多くは、圧倒的にトレッキングガイドのカテゴリーに所属するのが現実かと思います。

と、なれば、実際にガイドの在り方として参考になるのは決してヨーロッパなどではなく、カナダのハイキングガイドやネパールのトレッキングガイドなのではないか、と私は考えています。(アメリカの山岳ガイド組織AMGAはクライミングガイドのみ管轄)
 で、ネパールのとあるトレッキングガイド、英国の賞授与の栄誉に輝きました。

 Nepali trekking guide bags British award by eKantipur.com10/13

記事引用開始
ネパールのトレッキングガイド、シャルマはトレッキングガイドとして「ポールモリソン賞-2006」を授与されました。賞はシャルマとザンビアの観光ガイドの共同受賞になります。
「外国の方は、良い仕事はしっかり認識してくれるようです。受賞は将来さらに頑張るために励みになります。」
シャルマはポカラに妻と3歳の息子がいます。 彼は10年間、マウンテントラベル社のトレッキングガイドとして、ポカラとアンナプルナ地域で勤めていました。
記事引用開始

このように、彼の地ではトレッキングガイドも評価する仕組みが成立しているのである。
数々の遭難事故を巡って、責任追及と同時に、ガイドの在り方を議論しようという声があがる。
具体的に突き詰めれば、ガイドのステイタスの確立と業務の評価を行えるシステムの確立が必要であると思う。

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