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世界一受けたい授業 やまのぼり編

日本にはご丁寧に「トラベルライター養成講座」なるものが観光業関連の専門学校に存在するのですが。
アウトドア大国アメリカ、大学で『冒険についてのwriting』なる講座が開催されたようです。

Writer and Mountain Climber David Roberts Lectures on Writing About Adventure by Hamilton11/9

記事によれば、ハーバード大山岳部のOBディビッド・ロバーツ氏が「冒険と執筆について」というタイトルで特別講義を開催しました。
デナリ、デボラ、ハンチントン峰の登山記録をスライドで説明しながら、1965年のハンチントンからの下山中、パートナーが遭難死した自身の経験談を絡め、参加者に「書く」行為を奨励したとのこと。

 野外教育活動の関係者にはよく知られていますが、アメリカという国は自然を背景・舞台とした文学・ルポルタージュの分野「ネイチャーライティング」が盛んなところ。
 世界的な業績を残しながら死の直前に記録を葬り去った立田実氏に代表されるように、日本では未だに沈黙が美徳という摩訶不思議な風潮が登山・冒険の分野に残っているようです。
 最近たまに「自分のやった行為を本にしたい」とかいう世界一周チャリダーとかのコメントを見かけますが、突っ込みや思慮の浅い作文が多いと思うのは私だけでしょうか。
 以前に無理矢理私のウェブサイトにリンクさせてもらった恩田真砂美さんなど凄い経験を持ち筆がたつ方に限って、文章は寡黙だにゃあ。
 古書店をめぐると、「山岳書」なる分野は一応確立していますが、まあ爺くさい本ばかりで、若い登山者・冒険家が奮い立つような本は少ないような気がします。山岳月刊誌に至っては言うに及ばず。

 ああ、こんなこと書いている私も、あさっての試験の経験論文がまとまらない・・・

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