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変質者は山岳ガイドになれるのか

山岳ガイドに必要な『人格』ってなんなんでしょう。
イギリスで、とある変質者(当ブログではあえてこう表現する)が山岳ガイドになってました。

Sacked morgue manager is now reaching for new heights by MKnews11/12
(クビになった遺体安置所管理人、新たな高みへ)

イギリスのカール・ハルフォード(32)は、著しい不正行為の告発の後、遺体安置所管理人の職を失いました。
その不正行為とは、ケータイのカメラで検視死体を撮影して、パブで見せびらかしていたとのこと。
今回マスコミ沙汰になるきっかけは、現地マスコミ(MKnews)によってカール氏が山岳ガイド(原文ではmountain leader)とするウェブサイトを見つけたことが発端です。
山岳ガイド・登山リーダーの訓練を管轄するMLTB (Mountain Leader Training Board )の役員も取材に困惑している様子。

記事引用開始
「素人の方には資格取得プロセスがわからないでしょうが、この国では、ハルフォード氏がしていることは、合法です。フランスではそうではないかもしれませんが。」
(中略)
「私たちは人々に資格を与える段階で、警官の役割を果たすことはできません。」
ハルフォード氏は、冬山のウォーキングガイドに1日につき一人当り£75(筆者注:日本円で1万6千円)を請求します。
記事引用おわり

で、肝心のハルフォード氏ですが、逮捕はされたものの証拠不十分で告発はされず、証拠となる「画像」もみつかってはいないという状況。
「将来的には山岳ガイドになりたい」と、MKnewsの取材に答え、現在はある大学の講師をしていると証言しましたが、どこの大学かは返答拒否。取材の1時間後にはハルフォード氏のウェブサイトも削除されていた・・・と記事は締めくくられています。

 最近、登山ブログの中で山岳ガイドやガイド組織を叩きまくっているお方がいらっしゃいます。
 ガイド組織に対する忠告には耳を傾けるべきものがありますが、遭難当事者のガイド志望サブガイドの山歴まで曝して何か意味あるのか?
 今回前述の記事からは、イギリスのガイド組織・山岳組織も「人格」を検証する手段は持ち合わせていないようです。 (記事によれば、正確にはハルフォード氏は無資格のモグリガイドだったのですが。)
 さて、職業選択の自由のタテマエの前に、ハルフォード氏の「山岳ガイドになりたい」という希望を閉ざすべきなのでしょうか。
 私個人の意見は、-もちろん私も高潔な人間ではありませんが-「一般常識を持ち合わせてない人間は、それなりの登山しかできないはずだからガイドなんかするな」です。
 一方で、ガイド志望者の人格をチェックする方法なんて、この世に存在するのでしょうか。
 浅学な私にはわかりませんが、人格って結構その登山にも反映されると思います。
 いずれにせよ、歪んだ性格の持ち主はガイドとしても、登山者としても淘汰されるでしょう。

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コメント

先日とあるアウトドア資格をとりました
その時に強く感じたのには『登山者の集団にはないよい点悪い点』
みんなが自分勝手で自分が一番ではうまくいくものもうまくいきません
形だけのためにガイド批判する輩にも私はいいたい『やってみろ。例えめでたく資格とっても客つかねーぞそんなアンタにゃ~』
ふん

人格もコントロールできる冷静さがなくて人まとめられるかぃ…

つくづくそうおもいます
とかいっておきながら、接待もどきの飲み会はやたらリラックスして済ませて心ウキウキな月曜日でした

投稿: POP | 2006.11.13 09:09

<<先日とあるアウトドア資格をとりました
取得おめでとうございます。

<<接待もどきの飲み会はやたらリラックスして済ませて心ウキウキな月曜日でした
やっぱり楽しく飲めるのが一番ですよね。
先日亡くなった叔父の家で寿司をご馳走になりましたが、やはり沈んだ雰囲気の中では消化が悪かったです・・・

投稿: 聖母峰 | 2006.11.13 21:11

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