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2006年、当ブログを訪れて戴いた皆様に

2006年もおわり。
今年一年、当ブログを訪れて戴いた皆様。
コメントやメールをお寄せ下さった皆様。
いつもROMして戴いている皆様。
アクセスいただいた全ての皆様に感謝申し上げます。

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サダム・フセイン死刑執行に想う

サダム・フセイン死刑執行。

或るブログにとても印象的な言葉が掲載されていた。
『勝者が歴史を綴る。何千年も繰り返されてきた因習をIT時代の我々が繰り返す必要は無い。』

なぜか日本のマスコミは華麗にスルーしてますが、(我が家で購読している読売は小コラムで柳沢という記者が小さく取り上げていましたが)、クルド人の婦女子に対して大量破壊兵器(化学兵器)を用い虐殺した行為を法的に裁く機会は無くなってしまったといえるでしょう。
私はこの点をもって、死刑は早急にすぎたと考えています。

さて、中山千夏女史や中山女史を支持する一派を始め、死刑制度反対の左翼勢力の皆さん。
中には「ブッシュはどうした?」とブログに書いている方もおられるようですが、死刑制度反対のはずの左翼の皆さんはブッシュ大統領を死刑にしたくてたまらないようですね。
何より、そこまで「国家の殺人=死刑」「勝者の裁判」と表現するのなら、左翼の皆さんは今後絶対に靖国参拝を批判しないように。
ぜひその死刑反対の姿勢で東京裁判の非も訴えてくださいな、左翼の皆さん。

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肘折(ひじおり)にて、スノーシュー下見

早朝に家を出て、大蔵村・肘折(ひじおり)温泉に行く。
月山山麓南面、志津集落周辺のスノーシューの散策コースは既に確立されている。
アウトドアのアクティビティの空白地帯ともいえる月山の北東部の大蔵村、特に肘折温泉をベースにスノーシューの良いコースが見いだせないものかどうか。
おぼろげながら考えていた構想を試すべく現地を訪れる。

肘折温泉。
都会の人に言わせれば山形市も十分なイナカでしょうが、豪雪で知られる冬季の肘折は山形県人でも訪れるのに躊躇する、陸の孤島である。
ちなみに昨年の記録は最高積雪379cm。37.9cmの間違いではない。

061230_081401本日の肘折温泉。温泉のある谷全体がカルデラ(噴火口跡)である。

しかし、車を走らせるに 雪 が な い
肘折集落手前の肘折トンネルを抜けたところで よ う や く 4、50cmの積雪である。
クライミングにおける「開拓」も地味な作業といわれますが、スノーシューのそれも地味この上ない。
まずはアプローチを確認するため、2万5千地形図を助手席に置いて、あちこち雪道を走っては車道除雪のどんづまりまで走り、冬季道路閉鎖の位置や車両の駐車スペースの有無を地図にプロットする。引き返し、又別の道でおなじ事の繰り返し。
 さらにスノーシューのコースの善し悪しは地形図だけでは確認できない。
 眺めが良くても、積雪期とはいえ私有地(耕作地)に足を踏み入れる訳にもいかない。
 いくつか見当をつけた選択肢から一つの林道を選び、実際にスノーシューを履いて歩いてみる。
 地形図上では緩やかな、良好そうな地形でも実際は藪がひどかったりするわけで、そういう箇所はパスまたは積雪を待って再踏査となる。
 いやいや、ルート開拓って地味だねぇ~。

 天候も悪いので踏査は早々に引き上げ、温泉へ。
 今日は黄金温泉・カルデラ温泉館で入浴。
 八角形の建物が特徴的だが、中はしっとり落ち着いた木造造りの浴場。
 ここは炭酸泉が名物で、昔は炭酸水を利用してサイダーを作り、かの歌人・斉藤茂吉が喜んでガブ飲みしたという。
 カルデラ温泉館内には炭酸泉の飲泉所がある。
  061230_104901これまた落ち着いた照明で昔風の雰囲気ただよう(かといって不潔ではない)飲泉所。
冷たい炭酸泉を口にすると、なるほど舌にピリッとくる。
(天然の炭酸泉を初めて口にする方は、間違っても自販機飲料の強い炭酸をイメージしないように。) 
 山スキーヤーや月山肘折ルートを下山してくる登山者は、途上にある上湯公共浴場やいで湯館に立ち寄るのがほとんどと思われるが、ここカルデラ温泉館の落ち着いた雰囲気も、自信をもって薦めたい。

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登山靴バスクICE9000試し履き

年末の挨拶にマウンテンゴリラに立ち寄る。
店長の誉田氏より唐突に「足のサイズなんぼだ?」
と、サンプル品を試し履きさせていただいたのがバスク社のICE9000。
Climbing誌の「editor's choice」の札が付いていたのでちょっとワクワク。

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お店にあったサンプル品は画像と同じ、赤いボディに透明の樹脂が覆っているタイプ。
私は薄手の軍足を履いた状態で足を入れてみたが・・・
長さはちょうどいいが、甲の部分が締め付けられる感じ。
私は人よりも足幅が広いのだが、それでも足の細身の方向きの靴と思う。
しばらく手にとってみたが、今秋東京のニッピンで試し履きさせていただいたスポルティバのEVOといい、従来の皮革ともプラスチックとも異なるナイロンと樹脂の組み合わせの靴が主流になっていくのでしょうか。
このICE9000、Climbing誌のeditor's choiceの札が付いていたとはいえ、下記のサイトで賛否両論のようです。
あーすみません、十分に読解する英語力ありませんので興味ある方熟読下さい。

Mountaineering Boots Review: Vasque Ice 9000 by GetOutdoors

Ice9000Review by alpinistmountainstandards.blog

登山用品店でこのようにサンプル品を試し履きさせていただけるという機会、特に山形のような地方都市に住んでいる者にとっては大変有り難いものと感謝しています。
さて、ネットで検索して気になるのはこのバスクICE9000、ヤフーオークションに幾つか出品されているようです。
そもそも通信販売で登山靴を購入すること自体に私は疑問なのですが、足幅が細いと自信のある方は別として、購入を希望される方は実際にお店で試し履きすることが肝要と思います。

現実にはネットで靴を通販しているお店は沢山あるのですが、実際にお店の方とコミニュケーションを取りながら靴を選択することが基本ではないでしょうか。
最近、ネットの掲示板などでも安易な相談が見受けられますが、多少の交通費をかけても、やはり多種多様な製品を扱い様々な足型のお客を相手にしているプロの方に相談することが最良の選択への近道と思います。

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冬季ローツェ南壁の初登攀は「断念」だろ、と言いたげな朝日新聞社

登頂は断念、南壁は克服/ローツェ挑戦の東海支部隊
というタイトルで、
 河北新報
 岩手日報
 福井新聞
 神戸新聞
 山梨日日新聞
 中国新聞
 日刊県民福井
 徳島新聞
 四国新聞
 東京新聞
 北國新聞
 愛媛新聞
 静岡新聞
 山陰中央新聞
 熊本日日新聞
 が、 南 壁 は 克 服 という見出しで報じております。

その一方、珊瑚にKYで有名な左翼売国カルト新聞朝日新聞社は・・・・
 ローツェ南壁冬季初登攀断念 日本山岳会東海支部 というタイトルで報じています。
 南壁登攀の登の字も無いんですが。
 いやあ、さすが左翼偏向売国ジャーナリスト本多勝一を生み出した天下の朝日新聞、登山には厳ちい態度ですねえ。
 この論法でいくと、日本隊のバインターブラック南壁登攀やクルティカ・シャウアー組のガッシャブルム4峰西壁登攀は頂上踏んでないから認めないわけですね、朝日新聞社は。
 朝日新聞社には大学山岳部やら探検部出身の社員が多数いるはずですが、よっぽどご立派な登山されてきたんでしょう、きっと。

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冬季ローツェ南壁、登攀さる

日本山岳会東海支部のウェブサイトによれば、第二次アタック隊の田辺・山口・ペンパの3名がローツェ登頂には至らなかったものの、頂上稜線に到達、南壁そのものの登攀に成功した模様です。
皆様の無事下山をお祈りいたします。

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行方不明の米人クライマーの遺体発見

今月初旬から中国南西部・東ヒマラヤで行方不明になっていたアメリカ人クライマーの遺体が発見されたようです。

1 Missing Climber's Body Found in China by Sentinel12/27

詳細な場所・状況は明らかにされていませんが、山麓の集落で彼らが預けた荷物が見つかったことから、捜索の範囲が狭められ、今回の発見に至ったようです。
あまり公表されるべき話題ではありませんが、記事では

The body discovered was partially buried and has not been identified

と表現されており、かなり凄惨な状況と推測されます。
優秀なトップクライマーであった彼らのご冥福をお祈りいたします。

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冬季ローツェ南壁 韓国隊、撤退決定

日本山岳会東海支部サイトによれば、27日が最終アタック日となっています。
ここまで協力してルートを進めてきた韓国隊がついに退却を決定したようです。

ローツェ南壁遠征隊, 気象悪化で登頂失敗 by 連合ニュース12/25
以下記事引用

 韓国遠征隊が世界最高難易度の巨壁であるヒマラヤ・ローツェ南壁(8516m)登頂に惜しくも失敗した。
25日、 2006韓国ローツェ南壁遠征隊によれば、アン・ヤング(29) 隊員は前日午前、海抜 8千mにあるキャンプ3で単独アタックに出たが 14時間ぶりに海抜 8200m 地点で酷寒と強風, 落石などで登頂をあきらめて下山中だ。
 キャンプ3は強風が吹きローツェ南壁の気象がますます悪化、頂上まで 300m 残し撤収するしかなかったと遠征隊は伝えた。
 特に 8千m 地点から 80〜90度の急傾斜面を固定ロープを利用して 200m横切る区間は、1989年ヒマラヤ 8千m級 14座登頂者であるポーランドのククチカが墜落して死ぬなど一番危ないルートである。
 登頂には失敗したが、韓国遠征隊として 2004年イ・サンス隊長の 7550mの到達記録を越して南壁で一番高い地点まで上がった。
 (中略)
 李忠直隊長は「たとえ頂上には上がることができなかったが少数の隊員と物資不足など劣悪な環境で最善をつくした成功的な登山だと思う」「世界で 2番目に高い地点まで上がったし来年秋や冬にもう一度ローツェ南壁に挑戦する」と言った。
 以上引用おわり

 日本隊と協力しながら、残念な結果に終わった韓国隊、隊員の無事下山をお祈り致します。
 引き続き田辺隊長率いるアタック隊の無事成功もお祈り致します。

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共産主義者はコーラが嫌い?

私の持論では、歴史上で世界征服に成功したのは「中華料理」と「コーラ」だと考えてます。
んで、ネパールでコカコーラ工場が共産主義者によって閉鎖されました。

Maoists shut Cola factories in Nepal by CNN-IBN, India12/25

ニューデリー伝では、以下記事引用
『マオイストは同社が何らの理由もなく55人の労働者を解雇したと主張して、警告しました。「経営側が両者間の約束に従い、要求に答えられないならば工場を閉鎖します」(中略) 4ヵ月前、ネパールのコカコーラボトラーズとマオイスト労働組合は、派遣労働者に終身地位を与えて、彼らに最小限の基本給を固定することに同意しました。』
以上記事引用おわり
と、要は労使交渉の決裂が原因のようです。
各国の報道ですが、インドのメディアもUPI通信もはっきり「Maoist」と表記しているのに対して、

Nepal's CPN shuts down two Coca Cola factories by 人民日報12/26

共産党独裁国家の中国サマの新華社通信は「CPN」(Communist Party of Nepal)と表記しています。
やっぱり毛沢東の名前使うのは嫌われてるんですかね。

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Ame

今朝4時頃、ウン十年ぶりに聞く蔵王ダム放水のサイレンとアナウンスで目が覚めた。
朝7時、出勤時の車外温度は10℃。
めったに増水しない馬見ヶ崎川も、河川敷にあふれそうな濁流になっている。
これだけ大荒れ、しかも暖気が入った後、明日以降は寒気が流入してくるようだが。
年末年始以降、雪崩の危険性がメチャメチャ高くなると考えるのは私だけでしょうか。
教えてエラい先生。

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エベレストの使用済み酸素ボンベを『アート』に再生

元ネタはフランスヤフーの記事ですが、
エベレストに捨てられた酸素ボンベが素敵なアートに!!
野口某にゴミの塊見せられるよりこっちの方がええなあ。

Bells3使用済み酸素ボンベ製「ベル」

Bowls使用済み酸素ボンベ製「ボウル」

以下、フランスヤフーのAP通信記事から引用
Un artiste américain transforme les déchets de l'Everest en trésors  by YAHOO FRANCE12/25

アメリカのアーティスト、ジェフ・クラップはエベレストのゴミを宝物に変えます。
世界で最も高い山のゴミのドキュメンタリーに影響を受け、彼は2004年にネパールを訪れ、7000ドルで132本の使用済み酸素ボンベを買い付けました。
アメリカの芸術家は人々が環境に関心を持つようにと、これらのボンベをベル、サラダボウルに変えることを決心しました。
 彼はこれまで33のベルとサラダボウルを売りました。 ベルの価格は、1.600ドルから3.000ドル、サラダボウルは500ドルと1.500ドルです。 (中略)
 酸素ボンベのストックを使い果たした後、ジェフ・クラップは作成を再開する意向はありません。彼はネパールの住民に利益を還元すべく、ネパールに戻りたいと考えています。
  「私がこれらの作品を作成するときに最初に考えたのは、ネパールの人々が利益を得ることができるという考えに惹かれました。」
 以上引用おわり

なおジェフ・クラップのサイトはこちら(英語)。通信販売も受け付けているようです。
酸素ボンベの加工過程も拝見できます。
Ecological Art from the Top of the World!

あ~このボウルすんごい欲しい!!
でも価格が1.500ドルかよ~
「アート」だし、EU表記だからこのピリオド、小数点を示して1.5ドルってことはないよな~

チベットをキャラバンしてると、よく茶店や寺院なんかで使用済み酸素ボンベが打ち鐘に代用されているのですが、これはなかなかの作品ですね。

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キチガイ左翼横井邦彦を糾弾する

もう既に保守系ブログでは批判が高まっていますが、
うがった見方をすれば、北朝鮮の巧妙な工作ですな。
それとも、フジサンケイと仲の悪い講談社の暴走か?
皆様の視聴料でボロ儲けしている犬HKの問題番組「奇跡の詩人」のタイアップ本で儲けた講談社の戦略か?

政府の拉致対策本部、週刊現代の記事で講談社に抗議 by 読売新聞12/26

新聞の週刊誌広告を見ただけの人なら「えっ」となりそうな見出しが付いてますが、そもそもの元ネタはこちら↓

ブログ 労働者のこだま(国内政治)

キチガイ横井はこのブログの中で今回の件に関しこう述べています。
『なお、こういうことは被害者である私が語るよりも、加害者である蓮池薫氏が語るべきことがらなのではないですか。何しろ彼は当事者であり、すべてを語ると言っているのだから、私の拉致未遂事件を含めて、すべてを語る責務は私にではなく、彼の方にあると思います。』

こういうのって悪魔の証明っていうんですけどね。
しかも週刊誌発行に合わせてブログ休止。いいタイミングですね。
環境保護団体の仮面を被った左翼暴力団体グリーンピースの事務局長・星川淳が横田めぐみさん遺骨事件で盛んに鑑定偽証説を唱える他、東京新聞の飯室勝彦が「政府や被害者家族の言うことを黙って聞くしかないのでは、戦前、戦中の暗黒社会に戻ってしまう。」などと書き立てる他、最近キチガイ左翼どもによる拉致被害者への攻勢が盛んになっています。
 国内世論から崩していこうという北朝鮮の巧妙な情報戦と思えますな。
 ここは慎重に、慎重に(by草島議員)見極めたいと思います。

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【速報】KNUのボー・ミヤ将軍死去

ビルマ(現ミャンマー)の人権問題には政治家・マスゴミそろって無視の日本メディアではほとんど報道は皆無・今朝の朝刊でベタ記事扱いでしたが、欧米・東南アジアではウェブサイトでも数多く取り上げられています。

ミャンマー現政権と武力闘争を続けていたKNU、カレン民族同盟の指導者ボー・ミヤ将軍が79歳で死去。

20061224t123143z_01_nootr_rtrjonp_1_indiボー・ミヤ将軍近影

その人柄を慕い、その方法についての賛否はさておいて日本からも某政治団体、日本人義勇兵がミャンマー政府との武力闘争に参加していました。
晩年はその求心力も落ち、KNUも仏教徒系とキリスト教徒系に分裂、KNUの若手はテロ攻勢路線を公言するなど、事態は混迷したままです。
ボー・ミヤ将軍の死は一つの時代の終わりといえますが、ビルマ一帯の少数民族の人権が確立される日が来ることを祈ってやみません。

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中国・雲南省の登山家、ビンソンマシフに登頂す

云南探検人士金飛豹成功登頂南極文森峰 by 新華網12/24

 雲南省の登山者がビンソンマシフに向かっていたことは以前から報道されてましたが、知りたかったのはこの登山者がどういう立場で行ったのかということでした。
記事引用開始
 南極の山頂に立ち、金飛豹は25分を費やし、「五星紅旗」「国連環境旗」「2008北京五輪旗」「昆明精神旗」などを掲げた。金飛豹によれば、「ビンソン峰はチョモランマほどの難度は高くないが、体力を要して、メンバーがすべて厳格な資格経歴審査を通過した後に登ることができ、私は雲南と中国を代表してビンソン峰に登頂できて、非常に光栄に思う。」
以上引用おわり

 ネットで調べてみると、この登山隊は『追求卓越・超越嶺峰・全球9大極点探検活動』という、七大陸最高峰+南北極点をめざすプロジェクトで、計画母体は地元・雲南省昆明市の大建設会社・昆明都市建設土地建物開発株式会社が主体となっているもの。
 今回登頂に成功した探検家・金飛豹には金飛虎というお兄さんがいて、兄弟でチョモランマ登頂を果たしている。豹と虎・・・西遊記の金角銀角みたい。
 南極登山はただでさえ高額な費用がかかる上、中国が景気よくなったとはいえ、ナショナルチーム以外で登れる民間人というのはどういった手段で登ったのか、興味があるトコでした。

 以前当ブログでも書きましたが、裕福とは言えないカザフスタンのクライマーはもう南極のバリエーションルートにとりかかっていますが、未だ中国は登頂第一主義のご様子。
 手つかずの東ヒマラヤの魅力的な山々も、欧米はじめ最近は韓国からも手が伸びているようです。(四川省あたりで無許可登山するのはアメリカ人と韓国人が多い、と現地報道は伝えています。)
 やがて中国の岳人がより困難なルートを目指し始めるとき、自国の素晴らしいルートがほとんど外国人に開拓されているという現実、プライドの高い中国人はどう受け入れていくのでしょうか。

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自然の風味~苺畑にて~

24日。
クリスマスの夜は宿直のため、日中子供達とすごそうと山形県寒河江市のストロベリーファームに連れて行く。
いちご狩りのハウス畑。
実は今春連れて行こうとしたが、春季は団体客の予約が連日一杯で連れて行けなかったのだ。
先週、マスコミ各紙がハウスのオープンを報道したと同時に携帯で速攻に予約を入れた。
制限時間30分で食べ放題・大人1470円、子供840円(3歳以下無料)と値は張るが、親心としては実際に実っている作物の様子を見て欲しいというのもある。

Icigo広いハウスを歩き回る息子

Ichigo_1んがぁ~と食べる息子

念のためコンデンスミルクのチューブを持っていったお父さんもバカでした。
栽培しているところからもぎたての苺はメチャメチャ甘い。
スーパーのパックで売っている苺とは、やはり一味違いました。
せっかく山形に住んでいることだし、子供にはいろんな作物の育つ姿と収穫を体験させてやりたいと思ってます。


山形県寒河江市のいちご狩りの情報はこちら↓
道の駅さがえ さくらんぼ会館内 JAさがえ観光案内所

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人を呪うということ

不特定多数の方々が読まれているブログでこういう事を書くのはある意味危険かもしれませんが。
私は人格者でもなく、かつ誰もが陥る可能性がある現象と思っているので書いてみます。

時折、職場の人物に対して「死ね糞野郎」と 心 の 底 か ら 願 う 時があります。
そういうネガティブな心境の場合、その反発として自己嫌悪に陥り心療内科からもらう薬の服用量も増えちゃったりなんだりします。
はっきり、藁人形でも近所の神社のナラの木に打ち付けたいほど。
私のわずかなオカルトの知識では、日本では「呪う」という行為を実行した場合は自分に不幸が返ってくる、というのが一般的なようです。西洋の黒魔術あたりはどうか知りませんが、そういう「戒め」がある点では、日本はずいぶん健全な気がします。
 実話として、神社を管理されている方のお話、「丑の刻参り」を実行している人物を目撃した談話を読んだことがあります。とても印象に残っているのは、丑の刻参りの行為の恐ろしさそのものより、五寸釘を打ち付けている人の形相が「もはや人間ではなかった」とのこと。
 負の感情がいかに人間を歪めていくのか、という事を教えてくれる目撃談でした。
 この談話が頭の中にあり、「せめて人間でありたい」という気持ちがあるので、性格の陰湿な私でも丑の刻参りを実行するに至っていません。

育児でもそうですね。
基本的に「登山あっての自分」と信じているので、育児等々で山に行けない時期が続くと
「なんで自分の人生犠牲にする必要あんのかよー」
と、子供に対して怒りと憎しみのマイナス感情でいっぱいになることがあります。
態度に現れたり、時には妻に正直に話してガス抜きするわけですが。
こればっかりは、ベストセラーになった育児書が、自分の負の感情を肩代わりしてくれるわけはなく、自分で直面し自分で処理するしかありません。
息子と娘が大きくなるまで、この繰り返しでしょうか。

ただし時折、北朝鮮の金正日とか、散々儲けた挙げ句政治献金するとかほざいている銀行頭取とかに対して「全国一斉丑の刻参りの日」とかあったらぜひ試してみたいと思ってますが。

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ブログが果たす遭難報道の役割

アメリカのオレゴン州にあるフッド山で登山者3名が遭難、
大規模な捜索の結果、一名は遺体で発見され、2名は見つからないまま捜索打ち切りになりそうです。

今回のフッド山の遭難、アメリカでは大々的に報道され、ウェブ上の報道記事だけでも検索すれば1500件近くにのぼります。
フッド山を背景に、遭難者3名の顔写真を配したアイコラ写真付きの報道。

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連日、こういう↑アイコラ写真付きで報道されてましたな。
報道の過熱ぶりは日本よりひどいものがあるなと感じておりました。
と申しましょうか、日本のマスメディアにきちんとした山岳遭難記事書ける方が皆無なこともありますが。
一方、ご遺族の方がきちんとスタジオでインタビューを受けるというのも、うまく表現できませんが「アメリカらしい」と思った次第でした。

Debate Over Mt. Hood Widow Interview by CBSnews 12/22
アメリカは日本よりもブログが影響を持つ社会、
寄せられた意見の中には
「ニュース放送の半分を、自発的な自分の趣味を行っていて死んだ個人の死亡報道に費やすことは、うんざりします。数千人がイラクで死に、負傷して、戦争から帰還しているとき、センセーショナルな放送は不適当です。」
という言葉も記事中に指摘されています。
アメリカに「2ちゃんねる」のような大型クズ掲示板があるか知りませんが、遭難報道もそれなりに検証されているのでしょう。

一方、中国・四川省で行方不明になったアメリカ人クライマー2名のその後。
CNNの報道や山岳ジャーナリストの柏澄子さんがサイトに書いているように、捜索費用の寄付をつのるサイトが早々に立ち上がっていたようです。(筆者未見)
またブログが捜索に一定の役割を果たしているとも報道されています。

Bloggers help in search for missing climbers by Post-Crescent.com12/19

しかしながら、ブログに寄せられる情報も間接的な情報でしかないようです。
中国の現地報道では、アメリカの総領事館が有力情報に懸賞金3万元と発表しました。
私個人の推測として、懸賞金頼りとなるほど現地情報が乏しい状況にあると思います。

美総領事館懸賞3万求失踪者捜索 by 宁夏日報12/22

遭難事故の際には情報の氾濫・混乱を避けるため情報統制する(窓口を一本化する)ことが重要と思っていましたが、ブログに情報収集や捜索費を募るなどの役割を持たせているのか、と考えさせられた次第。
日本では、遭難となれば遭難者所有のブログが炎上したり、高見に立ったところからのご意見番が解釈たれたりというくらいですが。
もっと前向きな活用法があって然るべきでしょうか。

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Xマスがやってくる

22日。
公休をいただき、サンタの代行で父ちゃん一人トイザラスへ。
(あくまで代行です。)
時節柄、親子連れよりも孫の事で頭一杯の老夫婦が多い。

娘の通う幼稚園、園児の希望するプレゼントを全員分リストアップして通信紙に記載してよこしてきた。
他のすべての子供たちが
「ボウケンジャーの○○」
とか、
「プリキュアの△△」
と、具体的な品目を書いているのに対し、
うちの娘は た だ 一人、
「おもちゃ」
と書いていた。

あーた、それはあまりに
Picasso_ohio抽象的すぎますがな。

妻からいろいろ聞き出し、マイメロディのおもちゃを購入。
年末に向け部屋片づけなどして一日を過ごす。
実家に遊びに行っていた妻子が戻った夜・・・
娘は激しい腹痛、息子は発熱に嘔吐。
これって、サンタより一足先に

Srsv 『歓迎 ノロウイルス御一行様』

娘の腹痛がひどいので息子とともに病院へ連れていく。
診察の結果・・・うちのバカ娘は日中ジャスコでコーラとソフトクリームを食べたうえ、寒い野外で砂遊びしていたらしい。
ノロウイルスかはわからず、整腸剤もらって帰る。
せっかくの三連休だが、様子見のため山行は見送り。
遠征費用は貯まりませんが、ストレスは貯まりますね。あはは。

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冬の庄内

昨日昼前、急に一泊二日の出張話が持ち上がり、山形県酒田市に出張。
当ブログで自ら「リストラ寸前社員」と書いてますが、謙遜ではなくて 現 実 です。
というわけで、指示を受ければいつでもどこでも誰とでも何でもするワタクシ、いざ酒田へ。

ビジネスホテルを出て現場に向かう途中・・・
まあなんと素晴らしい、白い鳥海山の眺め。

Cho

携帯カメラでは「そびえ立つ」雰囲気を伝えられないのが残念です。
山形県ではめずらしい独立峰。
連峰にはみられない「気高さ」というものを感じます。
山形県庄内地方の岳人って、井の中の蛙あいや失礼、鳥海山に魅入られた方が多いのですが、なるほど、こういう姿を身近にみられれば、鳥海山一筋になるなあ・・・と思った次第でした。

お仕事を終え、昼には山形市に移動。
帰路は月山の庄内側を正面に眺めながらのドライブ。
昔から「臥牛山」といわれるなだらかな山容です。
臥牛山とは言いますが、正直言って私は牛よりもこの光景を連想するのですが。↓

Jabba

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シェルパの夢

クライマーはヒマラヤの高峰に立つことを夢見る。
そのクライマーを助ける、シェルパの見る夢は。

Climber from Nepal reaches for personal summit in SLC by The Salt Lake Tribune12/19
(ネパールから来た登山家は、ソルトレークシティで自分の山に登頂する)
以下記事引用開始

 アパ・シェルパよりも数多く世界の頂上に立った者はいません。
しかし、これまで彼は人生における頂上には達していませんでした。それは彼の子供たちが教育を受けることです。

 Draperに住むジェリー・ミカの援助で、アパと彼の家族は、火曜日夜にソルトレークシティ国際空港に到着、今日から新しい人生を始めます。Apaは新しい店(Karma Outdoor Clothing社)を経営を手伝います。
 (中略)
 アパは世界最高峰に多数回登頂した記録を持っていますが、 ミカは彼の3人の子供たちがきちんと教育を受けて欲しいという彼の夢に魅力があると言います。
 「私の夢は、彼がその夢を成し遂げるのを援助することです」
海抜12,500フィートの故郷でアパは医者になることを夢見ていました。しかしアパが12才の時に父が死に、夢は消えました。母と家族を支えるため、彼は叔父とヤクを飼い、そしてエベレストと他のヒマラヤの山々でポーターになりました。
 彼は高所に優れていました。
 最近、彼はこんな事を書いています。
 「チョモランマは食物よりも様々なものを私たちに与えてくれました。幸運は、仕事、教育、医療という形で私たちのもとにやってきました。彼女は、私たちの目を谷の向こうの世界に開いてくれたのです。」
(中略) 2003年,ミカはネボ・スポーツの副支配人でした。そしてシェルパ・アドベンチャー・ギアを始めました。
「私は、ブランドをつくるというアイデアが好きでした」と、ミカ(42)は言います。
  「私は目立たない英雄としてのシェルパ族を表現したかったのです。彼らは西洋人のために仕事をしながらも、信用を得ていません。私は、理想として、彼らに信用を与えたかったです。」
75日間で彼らは衣類を開発、Outdoor Retailer Summer Marketで発表、そこで好評を得て、ミカはヨーロッパでさらにより大きなアウトドアスポーツ用品展示会にシェルパ・アドベンチャーギアを出品しました。2004年夏までに —ミカによれば — 同社は、アウターウェアと寝袋のセールで、110万ドルの収益をあげました。
ネパールでの生活がよくなる間、Apaはまだ子供たちの教育問題を解決できていませんでした。 - 息子テンジン(21)、ペンパ(15)そして娘のダワ(11)です。
「私は、彼が急いでいることを感じました。」ミカは言います。「時間はありませんでした。彼の子供たちは大きくなっていましたから。」
しかし、アパ一人ではどうすることもできません。ミカはロジャー・ケーア(Snowbird Expeditions責任者)から援助を受け取りました。彼はユタ大学で今秋の英語クラスを確保するため、Apaと妻(ヤンジン)に支払うのを手伝いました。そして、ブライアン・デイ・オコナー(元アメリカ最高裁判所司法省サンドラ・デイ・オコナーの息子)は、 テンジンに財政援助の保証を提供しました。
ミカはアパと家族のために出入国管理ビザを得ることができました。現在、ApaはKarma Outdoor Clothing社で働き、刺激的な講演を行っています。そして、彼の子供たちは学校で教育を受けています。(以下省略)
 以上引用おわり
T03n00235capasherpa1_210504アパ・シェルパ近影

 アパ・シェルパ、生活拠点をアメリカに移したんですね。
 シェルパ一家を支える女性の篤志も素晴らしいですが、やはり先立つものはお金ですね、と私は痛感いたしやした。いや何、先日ガイド仲間と「教育積み立て入ってる?」とゆー現実的な話題になったものでして。

 子供の教育問題に頭悩ませてる、海外登山を夢見る日本人サラリーマンの皆さん、アパ・シェルパに負けずに人生の夢の実現にがんばりましょー!
 ちなみにリストラ寸前社員の私でも、今日はボーナス日!
 家のローンと育児費用に消えていきます!しくしく。

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最上小国川ダム 採択見送り

ほほう、という結果でしたね。

最上小国川穴あきダム、建設採択見送り-財務省 by 山形新聞
以下記事引用開始

 県が最上町赤倉地区の最上小国川の治水対策として建設を決めた「穴あきダム」に対し、財務省は20日、2007年度政府予算の原案内示で、継続的な調査費として補助金の予算配分は決めたが、全国のダム新規建設採択事業の中での緊急性の低さや地元での根強い反対運動などを理由に、07年度の新規建設採択を見送る方針を示した。
 同日の公共事業予算内示で明らかにしたもので、国土交通省の概算要求に盛り込まれた新規のダム建設事業3件のうち、徳島県の長安口ダムと鹿児島県の鶴田ダムは採択されたが、最上小国川は見送られた。
 同省の担当者によると、「穴あきダム」の工法が問題となったわけではなく、ダム建設予算総額の中で、緊急性などを考慮した場合、他事業を優先すべきと判断。また、地元漁協などを中心にした反対運動もあり、住民合意に向けた調整が必要としている。 
 国交省が地質調査や設計、用地買収を見込んで概算要求していた「穴あきダム」建設による最上小国川治水対策事業費1億4000万円は、満額が内示されたが、設計や用地買収事業は予算の対象外となり、地質などの環境調査を含めた事前準備費用としての限定的な配分となった。
 同省担当者は「予算執行は国交省と調整しながら進める。事業採択は地元調整などを踏まえた上で、2008年度以降に、要求し直してもらうことになるだろう」との見方を示している。(以下略)
 以上引用おわり
 
 草島議員が問題視した「穴あきダム」の工法そのものはあっさりスルーされたようですが、財務省は地元との合意形成の努力を求めているようです。
 合意形成。
 技術士やRCCMの試験勉強でうんざりしてる方はおわかりでしょうが、最近は国交省も「アカウンタビリティ」には力入れてます。
 合意形成って、日本野鳥の会レンジャー講習やらプロジェクトワイルド研修やらでも経験したけど、はっきりいって話ベタな我々日本人には 疲 れ ま す
 野外活動系の模擬的な合意形成ですら困難を覚えるのですから、実際のダム事業となると・・・
 ちなみに私が関わったダム現場、事業立ち上げから着工まで38年間かかっています。
 キーボードで打ち込めば瞬時に「38年間」とでてきますが、地元の人間にとっては長い時間。
 ダム現場の地権者の方に挨拶に行ったとき、お年を召した方から、
 「ダムの話が始まったとき、私は高校生だったんですよ。」
と、しみじみ語っていただいた時、合意形成という行為の困難さを改めて思い知った次第です。

 さて話はそれましたが、最上小国川ダム問題。
 採択見送りを契機に、行政側はさらに説明責任が求められるでしょう。
 反対運動側も、活動が功を奏したと考えるのは早計でしょうね。事前準備費用そのものは認められている訳ですから。 釣り関係者に多くみられますが、署名一筆で満足するのはどうかと思います。鮎だけ守られればいいのか?
 慎重に、慎重に経緯を見守りたいと思います。(引き続きテポドン発射時の草島議員の言葉をお借りします)

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冬季ローツェ南壁 日・韓隊、頂上アタックへ

日本と韓国の登山隊が同時入山している冬季ローツェ南壁隊も大詰めのようです。

[海外]ローツェ20日すぎアタック 最終キャンプ到達 by 岳人ニュース12/19
記事引用開始  
 同隊は現在、隊を二班に分けて、登山活動を行っており、十八日午後、田辺治隊長(45)班が最終キャンプ地点に到達した。また同日、一次アタック隊となる千田敦司副隊長(32)班が五千二百メートルのベースキャンプを出発。二十日すぎには最終キャンプに到達する見込みで、その後、頂上に向けて、アタックを開始する。
記事引用おわり

日本隊の同行はJAC東海支部サイトで逐一報告されています。
によれば、以下引用開始

<ローツェ隊竹中隊員より報告>
 B(千田)隊は、現在C3で、アタック開始を21日にするか,22日にするか。今まさに悩んでいる真っ最
中です。A隊は、BCに帰還途中。韓国隊(アン、カン、シェルパ1名)は、千田隊に合流すべく、上山中。アタック開始に間に合うかどうか?以上 竹中
以上引用おわり

とのことで、21、22日がキーポイントのようです。

韓国隊の同行は、韓国ローツェ隊のウェブサイトが運営されています。(要ハングルフォント)
これによれば、記事掲載の日付が無いのですが頂上アタックプランとして
以下記事引用

 ローツェ登山隊に声援くださるすべての方々に感謝申し上げます。
 ローツェ南壁を登山中の韓国山岳財団遠征チームの頂上アタックが12月 24日に予定されています。
 現在ソン・ナック・ゾン隊員が 8,000mC3まで進出しルート開拓後、BCに下りた状態です。.
 登頂アタックのため、 12月 18日隊員がBC出発、21日C3に到着予定です。
 22日C3からは約 300余mの固定ロープを開拓して、23日休息後 24日から頂上アタックを試みる予定です。もちろん天気の状況と隊員たちのコンディションにしたがい日程が変更になります。
 ローツェ南壁の気象は一般的にクリスマス前後に天気が徐徐に悪くなって来た例があり、私どもは注意しています。私どもは結果も重要ですが、最善をつくす過程を重視する姿勢で、多くの方々に挨拶申し上げます。
 以上引用おわり
 
韓国隊サイトの頂上アタックプランでは24日アタックとなっておりますが、実際にはJAC東海支部サイトに報告があるとおり、21か22日頃、日本・韓国の合同アタックの可能性が大きくなっているようです。

以前にJAC隊田辺隊長の動向を当ブログで取り上げたところ、東海地方の方からアクセス急増し、多数の方々がローツェ隊に注目されていることを感じます。
日本・韓国両隊の無事成功と安全をお祈り致します。

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新月の木 トンデモか自然の神秘か?

新月の時季に伐採した木材は良質材。
昔からの伝統的な知恵と自然の恵みを否定するつもりはないのですが。
これはちょっと暴走しすぎではないでしょーか。

「新月の木」のプランター、生育に優位? プラスチック製より根長く 津幡の男性が検証、私見 by 北國新聞12/15
以下記事引用開始

 新月の時期に伐採された木で作ったプランターで水耕植物を栽培すると、プラスチック製のプランターで育てたときよりも根が長くなる―。NPO法人「新月の木国際協会」(千葉県東金市)石川県連絡所の岡田良治さん=津幡町能瀬=が行った比較検証で、こんな私見をまとめた。
 岡田さんは、新月の木と市販のプラスチック、プラスチック内に新月の木を敷いた三種類の同じ大きさのプランターで、室温や日照など同じ条件の下、源助大根、カイワレ大根、カイワレブロッコリー、ヒヤシンスの四種類の生育状況を計七回調べた。
 その結果、新月の木を用いたプランター二種類では生育状況に大差は見られず、総じて根は長く、細かったが、プラスチック製では根が短く、太かったという。ヒヤシンスの根はプラスチックで栽培した場合に最長一五センチだったが、新月の木では同二四センチにも伸びた。プラスチックでは植物の茎の部分がばらけ、水も白く濁ったが、新月の木では茎がまとまり、水も透明のままだったという。
 新月の木は、腐りにくく、虫が付きにくいなどの特長があるとの通説がある。今回の検証で水耕植物を人に、プランターを住居にそれぞれ置き換えた場合、岡田さんは「住居の構造材に新月の木を用いるだけで健康的で快適な暮らしが実現できる」とみている。
 以上記事引用おわり

最後の段落に注目。
「住居の構造材に新月の木を用いる だ け で 健康的で快適な暮らしが 実 現 で き る

人間とカイワレが一緒ですかぁ~?
医薬品だって、マウスから人体まで長い研究実績を積んでいるんですけどね。
NPO法人「新月の木国際協会」のウェブサイトを拝見すると、いろいろな実験例は掲載されているんですが、どれも実証例とするにはあまりに貧弱な試験数としか言いようがありません。
 新月の木とそうでない木で作った杭でシロアリがつくかつかないか実験しているのですが、用いられた杭の本数はそれぞれ 1 本かよ~。

 くりかえしますが、私は新月時季の木が良質であるという説はとても興味深いと思っています。
 んが、しっかりした実証も無く効果ばかり強調するのは問題であると思います。
 自然が心地よいものだと思っている狂信的な環境保護主義者には耳ざわりがよろしいネタかもしれませんが。

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release

今朝の山形。
周囲の里山もケーキの飾りのように雪でほの白くなってます。

 I want the mountain to release our sons.

アメリカ・オレゴンの名峰フッド山で行方不明になっていた3名の登山者、
大規模な捜索の末、1名は遺体で見つかったようです。
家族の言葉で release という語に悲痛なものを感じます。
他の2名が無事でありますように。

当方の一日は書類とレポートの、静かな一日。

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『イギリスを食べつくす』

3週間休日なしフル出動の3週目に入る。昨日は現場。
今日は日直当番。
東北山岳ガイド協会のガイド研修が昨日からあるというに。
私は誰もいない会社でトイレ掃除。
えーえー社畜ですから犯罪以外は何でもしますよ。
掃除をすませ、某施設トラブルの電話連絡を処理。
それからコーヒーを飲みながらこの本を読む。
なんかもう最近は山のハウツー本はいい加減飽きてきた。

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『イギリスを食べつくす』斉藤理子著 主婦の友社刊

東京出張で感じるのだが、大都会東京にもイギリス料理店って、みかけませんね。
イギリスとかスコットランドとかいうだけで、盲目的に女性とか集まりそうなもんだが。
以前にジェトロ主催の紅茶講習会に参加してみたら、参加者は女性ばっかり。
参加者女性ばかりは良いとして、講師に意見する自己顕示欲臭プンプンの紅茶マニア婆には辟易したものだ。
あれ以来、イギリスに強い関心を持つ女性ってちょっと引いて視てしまう。
今回は紅茶ネタの少ない、純粋に食事を取り上げた本を選んだ。
著者の斉藤女史、経歴が「編集者」となっている割には陳腐な文章表現が目に付くのだが、タイトルに偽り無く、イギリスの食生活がすんなり頭に入る本である。

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最上小国川ダム反対運動の破綻

山形県北部・最上地方に、小国川という清流がある。
山形県の母なる川・最上川が清流だと思っているのは、昭和天皇くらいであろうか。
濁りと臭いのある最上川をカヌーで下っている時、突如、透明な水の流れにさしかかった。
そこが小国川からの流れであった。
現在、その小国川にダム建設の計画が持ち上がっている。
小国川沿いに位置する赤倉温泉にて水害が発生するため、ダムを要望する住民と、ダム建設により生態系変化を恐れる漁協が対立、問題は住民を二分しているようにみえるのだが・・・・

あえて言う。
小国川ダム反対運動は破綻しかけている。

鶴岡市市議会議員の草島進一氏を中心とするダム反対派は天野礼子女史や北朝鮮の犯罪人・シンガンス釈放要求した管直人氏を担ぎ出してシンポジウムを開くなど活動している。
さて、反対派の代替案である河川改修・河道掘削案。
赤倉温泉は岩盤の亀裂に温泉が賦存する裂か泉であることから、温泉源への影響・温泉旅館への補償などのコスト面からも河道掘削を含む改修工事は不可能であろう。
何より問題は、
「はじめにダムありき」
「はじめからシナリオはきまっていた」
と叫ぶのは結構ですが、反対派は地元住民とうまくコミュニケーションをとっているのだろうか。外から大学の先生だの政治家だの「権威」を引っ張ってくるのはいいけどさ、草島議員。
地元山形県の釣り愛好家も含め、生態系、厳密には生物という視点からは鮎ばかり強調されているが、日本野鳥の会山形支部はクマタカを問題にしてなかったっけ?
両者のタイアップはうまくいってるの?

反対派事務局である草島議員は自身のブログで、県知事のダム決定後、

こうした時代に、この斉藤弘 山形県知事の判断というのは甚だ疑問だ。
「脱ダム宣言」の本意が全くわかってないな。この人は。
「改革派」としても「官僚の声は聞く。住民の声には聞く耳もたず」の姿勢だ。
市民サイドにつく、田中康夫 元長野県知事、かだ 滋賀県知事、潮谷 熊本県知事とは全く異なる姿勢の知事だということがはっきりした。

と、こきおろしている。
自分の意見と異なるとわかった途端、このこきおろし方。左巻きのヒトによくみられますが。
さて、草島議員のブログで褒め称えられている滋賀県嘉田知事。
 
 ともかく、山形県斉藤知事は、田中元長野県知事や、かだ 滋賀県知事などとは似て非なる者だという事は明らかになった。穴あきダム発表の際の知事会見の内容を見て、あきれた。
 
などと、草島氏は書かれておられますが。
その滋賀県の嘉田知事、現実には

知事、芹谷ダム容認 「治水に一定有効」凍結公約翻す by 京都新聞

芹谷ダム建設容認 判断の妥当性を強調 嘉田県知事 by 京都新聞

嘉田県知事も必要なダムは認めてるんですけどね。
そういや最近は草島議員のブログにも嘉田知事でてきませんね。
一方の山形県知事さいとう弘氏の個人サイトから。

世の中に「絶対」はあるか2006年11月29日 (水)
 世の中には、「絶対」というものはあるのだろうか ──
 多くの場合、「相対」ないし「比較衡量」で決まるのではないか ──
 「政治決断」と、人は言う。
 しかし、それは、「比較衡量」において、「合理性」と「非合理性」とが相拮抗する場合に限り、それまでの経験や勉学、読書(疑似体験)、また多くの人々との対話などの積上げを通じて、内なる自分に形成された、「歴史観」や「世界観」、さらには「美学」において、決することを言うのではないか ──
 最上小国川の治水対策を巡り、改めて、そんな想いを抱く ──

だいぶ、小国川問題ではお悩みの様子であります。
そうだよな、にんげんだもの(あいだみつお調)

私は山形県ウェブサイトにあるダム懇談会の記録も全て読んでみた。
必要であるならば、環境アセスも進めながら推進すべきである、と考えている。
無駄な公共事業、ダムは無駄、と一般論を叫んでも、地元の人々の心はうごかない。
反対派の運動はバラバラに見え、それゆえ破綻をきたすだろう。
やがて補償問題が始まり、漁協内部で人間同士の亀裂が生じたとき、反対派の人間はどう対応するんでしょうか。
小国川ダム問題、私は慎重に行く末をみていきたい。慎重に、慎重に。
あ、この「慎重に」って表現、草島議員の受け売りです。
9.11は陰謀、自衛隊のイラク派遣を激しく非難し教育基本法改正絶対反対の草島議員、北朝鮮のテポドン発射の際は、山形県立加茂水産高校の実習船が外洋にいたにもかかわらず、ブログでの文言は「慎重に見守りたい」だけでしたよね。


最上・小国川ダム問題を知るリンク集

山形県庁 最上小国川ダム 

山形県知事さいとう弘の個人サイト

小国川漁業共同組合 (ダム反対)

最上小国川の真の治水を考える会 (ダム反対)
 
SAVE the 最上小国川 (ダム反対)
 
鳥見人日記 なんか変だぞ最上小国川のダム反対運動
(ダム反対運動について最も冷静に観察しているブログ)

山形釣り情報 (ダム反対)

草島進一議員ブログ (ダム反対)

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無許可登山の代償 東チベットでアメリカ人クライマー行方不明

Two climbers feared dead in Tibet range by seattlepi.com12/15

アメリカの登山ガイド会社「マウンテンマッドネス」オーナーでアメリカでも有数の高所クライマー、クリス・ボスコフと、クライマー兼カメラマンのチャーリー・ファウラーのパーティーが東チベットに入ったまま、行方不明となっています。チャーリー・ファウラーもアメリカで著名なクライマーで、変わったところではレナート・カーザロットとコロラドのロングスピークの壁を登ったりしている多才なクライマー。

12月4日にシアトルに帰国する予定ですが、全く足どりはつかめていません。
東チベットの6000mクラスの無名峰に赴いたと推定されています。
通常、中国での登山では連絡官がつくわけですが、ファウラーらはそれを嫌い、無許可で奥地に入っていったものとみられています。(記事中、エリック・サイモンスンが言及しています。)

 さて、欧米クライマーを手放し・盲目的に礼賛する傾向にある日本の山岳界・山岳雑誌はこのような動きに全く言及しませんが。
 私の考えでは、このような「無許可登山」が横行する結果、将来的に中国当局の締め付けが厳しくなる結果を招くと考えます。
 池田常道氏が岳人誌のインタビューで東チベットの山に挑む日本人の少なさを嘆いていましたが、欧米クライマーの身勝手な行動も糾弾されるべきでしょう。登山の許可制には議論様々ありますが、後に続くクライマーの首を絞める行為はすべきではない。

 記事では「死亡と推定される」という表現になっています。
 2名の優秀なクライマーの冥福を祈ります。

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登山するとぉー、ハリウッドの独身女性みたいになるんだってぇー

ハリウッドで最も人気のある独身女優ニコール・キッドマンみたいになるには、登山がいいそうでーす。
と、中国のマスコミが伝えてまーす。(棒読み)

宝典:独身女人魅力増値10法則 by 中国金融網12/15
 米国の娯楽番組《ハリウッドの娯楽》の催したハリウッドの独身貴族ベストテン選挙で、女性部門ではニコール・キッドマンが最も人気がある。(中略)どのようにすれば人にうらやましがられる魅力の独身女性になれるのか?以下に積むべき修行の掟10条を送る。
 
 という書き出しで、次の10条が書いてあります。

1.自分の容貌を受け入れ、さらに努力すること
2.自分の趣味を確立すること
3.寂しい生活に耐えること
4.同居(同棲)を拒絶
5.日々の栄養に関心を持つこと
6.運動を習慣づけること
7.愛をマスターして、他人を愛すること
8.冷酷にならないこと
9.日々の仕事に努力すること
10.「独立」すること

この中の6にこう紹介されてます。

『一つの運動を選び、習慣づけること。散歩はリラックスを、登山は自由闊達と野性を、水泳は魚同様の純粋さをあなたにもたらし、ランニングは生命感にあふれています。』

Image002_2山に行くと、

2006white3こうなるってが。

あれだね。
山に若い世代を増やしたいという登山指導者は、

Gakujintopこんな雑誌じゃなくて、

B000kp7kfi01_aa240_sclzzzzzzz_v33715110_とか、

B000iclvz801_aa240_sclzzzzzzz_v40659244_こーゆー雑誌に営業努力が必要ではないでしょーか。

ジャージにラガーシャツ姿の酒飲み山岳会爺には出る幕はありません。

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ブナって大変。

書こうと思って延び延びになっていたネタ。

麻績のブナ植樹を延期 「熊呼び寄せる」住民から不安 by 信濃毎日新聞 11/22
以下記事引用

 東筑摩郡麻績村は、25日に聖高原スキー場の第二ゲレンデ跡地で行う予定だったブナの植樹祭を延期する。近くの別荘地住民の一部から「熊が出没する要因になると困る」との声が寄せられたためだ。ブナの実は熊の好物。高原整備の目玉事業のため植樹する方針に変わりはないが、各地で熊による被害が相次ぐ中、「住民の意見に反対してまで植えられない」と慎重になっている。
 ブナ植樹は、2005年度から5カ年計画で始まった高原整備事業の一つ。苗木500本を植えて林をつくり、隣接するすずらん湖の水源林にもしようとの構想だ。15年間運行していないリフトを撤去し、合併50周年記念事業として植樹祭を企画したところ、別荘地の住民から不安の声が2件寄せられた。

以上記事引用おわり

 要はヨソ者別荘地住民が、熊に怯えて「ブナ植林はんたーい」と言ってるワケですが。
 記事中では、熊研究の第一人者・米田一彦氏が「ブナを実がなるまで育てるのは難しい。熊の出没とはあまり関係ないのではないか」とコメントを寄せています。

 しかしブナもなんだね。
 青森市みたいに既存のミズナラ林伐採してまで植林する狂信的なブナ礼賛もある一方、こんな報道みたいに扱われたりする。
「役に立つ」「役に立たない」
「植えよう」「植えるな」
ヒトって、年末の合コンに出没する勘違いバカ女みたいにワガママですな。

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ICE WORLD

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ジェフ・ロウの「ICE WORLD」を熟読。
韓国で知り合った大韓山岳連盟理事の申氏も、蔵書の中にICEWORLDの日本語版を置いていた。
韓国語版は無いのだろうか。アイスの本場・韓国でも読まれているのだなあ、と妙に印象に残っていた。

本文67頁、クワンデ・フンコ゜ーフェイスの記録から以下引用。

 メスナーという明らかに成功を収めた人物を眼前に突きつけられるのは、ディヴィッドにとっては耐え難かったようで、なんら方向性を持っていない自分自身の身の処し方について、私に助言を求めてきた。私はメスナーの公的・財政的成功はもちろん彼が勝ち得たものであるが、心理的・肉体的・技術的に極限的な状況下でのクライミングではディヴィッドのすぐれた才能に遠く及ばないことを話し、だから自分の能力に満足を覚えるべきである、というようなことを答えた記憶がある。しかし、こういう言葉は彼自身の内側から湧いてこないかぎり役にたたないものなのだ。

以上引用おわり

この本、単なる技術書として紹介しているクライマーが多いようですけど。
そういう人はジェフ・ロウの語る人生観が詰まった、この本の魅力の半分しか受け取ってないと思います。

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水質浄化の植栽いかだ事業見直しへ

私の性格上、政治ネタを取り上げると血なまぐさくなるので、しばらくネイチャー路線でいきます。

山形県南陽市に白竜湖という沼があります。
周囲を水田と果樹園にかこまれ、山形新幹線から望む風景は、海外から帰国した際など、とてもほっとする風景です。ああ、山形に帰ってきたんだ、という感覚。
D06

この白竜湖、生活排水が流入することもあり富栄養化が激しく、藻や水草が大量発生、悪臭などに悩まされていました。
そこで登場したのが、ビオトープなどで活用されている「植栽いかだ」。
当時の山形新聞は華々しく紹介しています。
以下記事引用開始

浄化作用持つ「植栽いかだ」を湖面へ設置-南陽・白竜湖 by 山形新聞  2005/07/04

 白竜湖(南陽市赤湯)の水質改善を進めていくための新たなシンボルとなる植栽いかだの組み立てと、湖面への設置作業が3日、現地で行われた。
 白竜湖は、稲作の時期になると、排水路の水門が閉められ、周辺の水田約27ヘクタールのかんがい用水として使われている。水田を潤した水は白竜湖に戻り、それを再びかんがいに使うため、4月から7月にかけて湖の水質が悪化。さらに同時期は水門閉鎖によって赤湯地区の生活雑排水が白竜湖に流れ込み、水質悪化に拍車を掛けている。
 こうした状況を改善しようと、県置賜総合支庁と南陽市は2002年から、湖面を覆うヒシの除去などを行ってきたが、行政と地域住民が連携して白竜湖の水質改善を進めていこうと、水質浄化作用を持つ植栽いかだを3枚造り、湖面に浮かべることにした。
 この日は地元の小学生や南陽高の生徒、赤湯地区の住民ら約70人が参加。植栽いかだを開発した特定非営利活動法人(NPO法人)「とよあしはら」(埼玉県越谷市)の山本裕隆事務局長ら3人の指導を受けながら作業を行った。まず杉の間伐材と青竹を組み合わせて3.5メートル四方のいかだを製作。その上に木炭入りの袋を12袋載せ、水中の窒素やリンを吸い上げるハナショウブを1袋につき5株植えた。
 完成したいかだは重さ約500キロもあり、参加者が力を合わせて水辺まで運び、ボートで引っ張り湖面の中央に浮かべた。
 今後は地元のボランティア団体「赤湯地区ふるさとづくり推進会議」がいかだの維持管理などを担当。米沢中央高の佐藤五郎教諭が11月まで白竜湖の水質調査を行い、いかだの効果を検証する。

以上記事引用おわり

正式な事業内容は以下のとおり↓
平成18 年度にNPOとの協働が行われる事業
担当部署 置賜総合支庁保健福祉環境部環境課 山岸正寛課長補佐
事業費 69万円

そして事業開始から1年以上が経過した今、植栽いかだの効果は疑問視という結果になってしまったようです。

以下記事引用開始

白竜湖:南陽市、保全事業見直しへ 有識者、県に木歩道撤去の意見書 by 毎日新聞山形支局12/14
 県と南陽市が取り組んでいる白竜湖(同市赤湯)の環境保全事業のうち、木歩道整備について「効果がなく、撤去すべきだ」とする有識者の意見書が県などに提出されていたことが13日、分かった。木歩道は湖畔の植生を守るために今年度から実施され、一部完成していた。さらに意見書では、水質浄化を目的にした植栽いかだの設置も、植生への影響が懸念されると指摘しており、市は意見書を受けて同事業を見直す方針を決めた。
 市によると、有識者は県文化財保護審議会委員ら3人。県が植生影響調査を依頼した。10月末に提出された意見書によると、木歩道は設置した土の部分に圧力がかかるため植物の根茎を傷め、日光も当たりにくくなるとして撤去を要求。植栽いかだも、いかだの上に植えたハナショウブを湖畔に生育する固有の植物にしないと、周辺の植生が変化する可能性があると指摘した。(以下省略)
以上記事引用おわり

 広大な沼に対して、いかだの木炭と植栽の効果はいかに・・・とは思ってましたが、官庁主導の事業と異なり地元の人々も巻き込んでの活動だけに残念でした。さらなる次のステップにしてほしいところです。

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警察庁発表 平成18年冬山情報

警察庁から下記の通り平成18年冬山情報が発表となりました。

平成18年度冬山情報 by 警察庁12/11

改めて拝読してみると、全国各地の山岳地のアプローチ情報が把握できます。
今冬のプランニングにぜひご一読ください。

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チベット難民を虐殺しウイグル人活動家の家族までも弾圧する人権蹂躙共産独裁国家・中国が日本ネパール友好に嫉妬メラメラ

久々に不愉快ニュース。
ちょっと長いが要約引用開始↓

日本の勢力がヒマラヤに浸透 右翼勢力は対中華包囲網を構築することを企む by 捜狐SOHU.com

本紙在ネパール特約記者 張松

 日本はネパールへの援助・投資額が最大の国家である。
 日本メディアによれば、国際連合は5人の日本自衛隊将校のネパール監視団に参加を要請した。ネパール特別の地理によって掲載して、人々は現在中国隣国の自衛隊将校が特別な関心を授けたことに対し出す。

 日本はネパールで密かに数十年工作(援助活動)をしている

 自衛隊の将校・士官のネパール参加要請に人々の目がむくが、実は、日本によるネパールに影響を加える仕事はすでに密かに数十年が経過している。
  日本のネパール大使館のウェブサイトによれば、1956年7月、日本とネパールは正式な国交樹立後、日本はネパールにすぐ援助を開始した。
(中略)
 この他、日本は依然としてネパール投資の最も多い国家である。70年代初めから90年代末まで、日本はネパールに投資した56項目の大小様々な投資を行い、投資額は195億ドルを超過する。国民総生産はたった50億ドル、一人当たり200ドルのネパールからみて、投資規模はもの凄い。
 日本はネパールの各方面にも影響を与えている。
 大使館以外にも、日本は日本国際協調機構を包括し、ネパール日本大学学生連盟、ネパール日本語教師協会、ネパール日本文化友好協会、ネパール日本児童図書館など。カトマンズにおいて、ポカラなど、常に日本人観光客が見かけられる。
ネパールのバドミントン女子ナショナルチームのコーチは日本人で、彼は70年代からネパールで教員を務める。

 ネパールへの日本「常任理事国入り」支持の懐柔

 ネパールメディアによれば、ネパール外交大臣は7月に訪日した際にネパールの日本「常任理事国入り」支持を宣言した。ネパールは今まで中国と友好関係にあり、そのためネパールの国連における投票に日本は関心を持った。日本の公使館はかつてネパール政府高官に「もしネパール票が日本に投じられないならば、日本の対ネパール援助は大きく低下する」と暗に示した。
(中略)
 日本政府のネパール援助は途切れない。4月、日本政府は3.24億ルピーの(450万ドル)の無償援助を提供、農業、林業を発展拡大に用いる。5月30日、日本政府はネ政府に8282トンの米を提供、山岳地帯の食糧不足問題を解決する。7月28日、日本外務省の官吏はネ政府に無償援助810万ドルを提供する。アナリストは、これらの援助は実際にはすべて十分な状況にあると考えている。

 日本右翼勢力は対中国包囲網構築をたくらむ

 近年において、日本右翼勢力はアメリカとたくらみ、アジア中国に対する包囲網構築を企んでいる。ネパールを含む南アジア地区を包括することは同様にその計画の一環で、“南アジアに割り込む”のため日本政府がアジア外交の重要な目標の一つにおいている。
 報道によれば、日本外務省は「南アジア科」設立を計画してインド、ネパールなどの南アジア国家の関係を増強、北東に位置する日本がすでに「南アジア国家地区協調連盟」のオブザーバーになっている。

 戦略アロケーション上、ネパールの地政学的価値はきわめて高い。
 現代の衛星通信技術の進歩を背景に、海抜がきわめて高いネパールは極めて良い科学技術・軍事情報を監督・統制可能となる。ネパールと中国の約1000kmにわたる国境線で、反中国勢力が中国の基地を牽制することが可能となる。ネパールを拠点に東南アジア、南アジア、中央アジア、インド洋ないしはペルシャ湾、全体アジアを監督統制、軍事活動が可能となる。それで中国の戦略的後方、中国の青蔵高原を同様に一望することができる。
これらの状況が、中国は警戒する理由である。

 ネパールは第二次世界大戦で日本の侵略を受けていない

 日本の学者は、中国唐代の高僧、玄奘三蔵がインドに向かう途中にネパールを訪問、日本からの学生も玄奘のインド行に随行したというが、この説には検証が無い。19世紀末から、続々と日本人はネパールを訪れている。
 第二次世界大戦中、数万人のネパール・グルカ兵がイギリス軍兵士として、東南アジア国家を侵略した日本と激戦を展開、反ファッショ戦争のための勝利は消すことができない貢献を作った。ただし地理的位置からネパールには日本軍の侵略も無く、それゆえ両国はとても深いものが史的に祝日を過ごさなかった。日本によった長期は経営して、ネパール人民の日本への印象は良い。

 ニュースの背景 過去に登山隊員を中国偵察に利用したアメリカ

 1964年10月16日、中国は北西地区で原爆実験に成功した。試験成功は世界を驚愕させ、中国と国境衝突したインドの大きさを色あせることになった。それらはいろいろと思案をめぐらして核の塵カタログを収集することを開始して、さらに中国の戦略細大を理解するために。
 当時は衛星技術は現在と比較にならず、高空偵察も無理なことから、中国の核実験場所まで湖を並べる、アメリカとインドはヒマラヤ山脈に思い至った。ヒマラヤ主要部は中国とインドとネパールに隣接している。
 当時すでに登山者が続々とすでにヒマラヤに登り、アメリカとインドにとっては、中国情報を偵察する得難い要害の高地であった。彼らはヒマラヤ山麓に1個の原子力感応器を置こうと計画して、長期間にわたり中国核実験とミサイル発射データの記録に来た。
 1965年、アメリカのCIAは英米の数名の登山家によるヒマラヤ遠征を知って、ただちに人を派遣して彼らを買収、携帯式スパイ装置を取り付けようとした。これらの登山家は吹雪の厳寒と酸欠の危険を冒して、ネパールの境界内から出発した。指定場所の楠達―徳維山まで(へ)登る時、彼らが1台の原子力発電の電子を設備の据え付けに偵察するのはよくて、中央情報局64キロメートル先のネパールの境界内、接収の施設をインストールした。ヒマラヤ山脈の気候が極めて悪いため、英米合同登山隊の置いた器具は荒天に巻き込まれ使用不能になった。
 しかしCIAはまだ諦めず、1970年5月20日、アンナプルナ峰で1組の山の写真を撮影する。1974年夏、二人のCIA工作員はロンドンで登山家を探し当て、彼の登攀に際してアンナプルナに測定機材の配置を提案した。
 (中略)
 イギリス軍の軍人で、彼が1997年に定年退職する時、アンナプルナに登ったことに軍事的意図は無いと公言していたが、20数年来、ようやくCIAが自分を利用し、自分は間接的に米国のスパイになったと告白した。(金点強)

 以上引用おわり
 まとめますと、中国共産党の犬ジャーナリストはこう言ってます。
 1.日本はネパール最大の援助・投資国で非常に過大な額を投資している。
 2.それら援助は国連の常任理事国入りを目指したものである。
 3.日本の右翼どもが中国包囲網構築を目指している。
 4.その証拠に、60年代からアメリカは登山隊にスパイを紛れ込ませて数々の秘密工作を行った。

ま、ここは冷静に言い返すならば、
 1.アフリカ各国に国益誘導みえみえの援助を強化している中国
 2.ネパールに逃げ込むチベット難民を銃殺する中国
 3.戦勝国でもないくせに常任理事国でぬくぬくしている中国
 4.女子バドミントンチームの日本人コーチまで引き合いに出しているが、そういうお前らはシンクロ中国チームに日本人コーチ招聘しただろうという中国
 という中国の共産主義者どもに言われたくないなあ。
 CIAがヒマラヤ登山隊を利用して秘密工作したり、平和部隊(日本でいう海外青年協力隊)にスパイを紛れ込ませていたのは公然の秘密ですが、インド・ネパールとの友好は日本の国益としても当然の活動だと私は考えています。
 しかもこの報道、社長自ら6000m峰登山を行うポータルサイトSOHUの記事だからさらにむかっ腹が立つ。
 日本のメディアは取り上げませんでしたが、日本山岳ガイド協会前会長である故・ポマード橋竜先生が私財を投じてネパールに教育施設をつくったりと、額の大小問わず、日本人のあらゆる層がネパールという風土を愛し援助活動を行ったのも事実。
 アルナチャルプラディシュは「全部我が国のもの」と発言するバカがいる中国と一緒にされたくない。
 こういうのって、共産党の犬が糸を引く「登山者9条の会」とか「登山者九条の会」とか騒がないのかなー。
 ま、なんだよね。
 九条の会の連中は「平和憲法があるから山に行ける」「平和憲法があるから日本は平和」っていうけど、日本が平和だったのは日米安保の傘に守られているから。軍隊が無いから登山ができる?バーカ、イギリス軍なんかはエベレスト東北東稜とか素晴らしい登山展開してますけど何か?お得意の「軍靴の音が聞こえる」とか言わないのかな? 
 平和憲法に守られ進めてきたはずの他国への援助も、中国様の腐れ脳味噌にかかれば「陰謀の一手」の一言で片付けられるのがよくわかりますね、九条の会の頭お花畑な皆さん。
  
 ここで怒りを発散しても、過去の栄光で口だけ達者な山岳会の糞爺と同じだよな。
 でもそこはおくゆかしい私、中国大使館に抗議する勇気はありませんので、SOHUの上記記事の掲示板に
 「おまえのかーちゃんでべそ、人民解放軍はチベット人を殺した」
 と、中国語で書き込んでみました。
 1時間後確認したところ、 速 攻 で 削除されてました。
さ~すが人権蹂躙共産党独裁言論不自由国家・中国です。

Art22852
こんな風に公安がネット監視してるんでしょうね。
はいはい、朝からご苦労さん。

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そりゃ怒るわな

Image of Machu Picchu used to promote tourism to Nepal by Living in Peru12/10

え?
ネパールにマチュピチュ?
と見出しに惹かれて読んでみると・・・・
以下記事引用

 ペルーの探検家エルネスト・マラガは考古学的な聖域マチュピチュの写真がネパールの観光宣伝に用いられているのを非難しました。
 問題の画像はネパールの航空会社(ネパール航空)によって使用されており、10月25日にマラガによって撮影されました。
 『これを目にしたときは、信じられない驚きでした。そういうわけで私は写真を撮りました。ペルーを代表する歴史的遺産を自分たちのものとするのはネパール航空の恥ですよ』
 マラガは在インド・ペルー大使に連絡しました。ビクトル・ムオスによれば、外交ルートを通して抗議する可能性があります。
 以上記事引用おわり

 んで、問題の写真はコチラ↓
Macchu_nepal

 いや~やばいよねネパール航空。
 たぶんネパール航空の担当者もネパール人の性質からして
 「まっ、こんなんでどう?」
 「あ、いいんじゃない。」
 程度だったと思う(推測)
 天下り役人天国で乗客何百人もぶっ殺しても役員は安泰な日本航空というバカ会社もあることですし、ここはネパールテイストということで許して・・・・もらえないだろうなやっぱり。
 HAVE YOU SEEN の文句はいくらなんでもね・・・
 ペルー人にとってマチュピチュがどんなに大切かよくわかる記事でした。

 ついでですが、昔アウトドア雑誌の創刊が乱発された時期、
 「秋田県庄内平野」
 と、堂々と表紙に見出しつけていたバカ雑誌がありましたが。
 もちろん、創刊号で潰れてました。

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月月火水木金金

日曜日。
本日は日曜出勤。
来週の日曜は日直。
現場に移動する時に車窓から眺める山の景色が唯一の慰めという、あんたホントに山岳ガイドなのという日常。

ところで、きょうは某県化学工場でのお仕事。
みんな白い防護服に防毒マスクという、731部隊かXファイルの宇宙人解剖チームかという格好。

061210_102801本日のワタクシ。

こんな写真みせたら娘は怖がるな・・・
幼稚園の先生が「はたらくおとうさんの絵をかきましょう」などと言わないことを望む。

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06年ピオレドオール ノミネート

先にピオレドオール・アジアの話題をとりあげましたが、
本命の「ピオレ・ド・オール」がノミネートされたようです。

Piolet D'Or Candidates Selected by Climbing 12/8

記事によれば、ノミネートされたクライミングは次の5パーティー。

チョモラーリ北西ピラー マルコ・プレゼリ他 スロベニア
  
チョーオユー南西壁ソロ新ルート パブロ・コゼック スロベニア

ケダルナートドーム南東ピラー イアン・パーネル他 イギリス

マナスル北東壁 デニス・ウルブコ他 カザフスタン

シング・チャルパ北稜 イゴーリ・チャプリンスキー他 ウクライナ

個人的には、人民解放軍によるチベット難民銃撃の貴重な映像を公開したパブロ・コゼックを推したいところです。

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氷河の中で、安らかに眠れ。

日本雪氷学会のメーリングリストを読んでいたら、学会にドラマ脚本家から問い合わせがありました。

『人間の遺体が腐敗を免れ、綺麗な状態で保存されるような現象は日本の雪山で可能でしょうか』

という意味合いの、脚本家からの問い合わせでした。
なにかドラマのヒントにするのでしょうか。
おそらく、アルプスの
「夫婦が氷河で遭難、悲しみのあまり夫は何年も氷河の傍で待ち続け、ある日老人となった夫の前に、遭難した当時の美しいままの妻の遺体が出てきた・・・」という伝説から、このような疑問がでてきたんでしょうかね。
現実は・・・
氷河で遭難後、十数年経過して発見された遺体の写真を拝見したことがありますが、現実は伝説と異なり

遺体はミイラ化、氷河の圧力で頭蓋骨ペチャンコ

という、ロマンのカケラもない状態でした。
で、氷河を抱くヨーロッパでは遭難遺体が何年も経過してから見つかるというのは珍しいことではありません。
今回もまた、そのようなケースです。

Inquest into climber's death by This is Wiltshire.co.uk 12/8

1989年2月、地質学者マイケル・シーバーズはイタリアの山にスキー旅行に出かけたまま、仲間含む4名全員が行方不明となりました。
それまで仲間の遺体や装備品は見つかっていましたが、今年8月、ようやくシーバーズ氏のミイラ化した遺体が発見されたというもの。
 記事の中で、シーバーズ氏の母親はこう述べています。

  「行方不明になったのが17年前であるにもかかわらず、彼が私たちの心から遠ざかったことは一度もありません。」

 山岳事故で残された遺族の悲しみたるや、ここで語るまでもありません。
 遺体の見つからない氷河上の事故であれば、なおさら遺族にとっては残酷なものなのでしょう。
 キリスト教には成仏という概念があるかは知りませんが、故人のご冥福とご遺族の平安を改めて祈ります。

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山岳ガイドの二極化 職人と、ビジネスマンと

殿様商売ニフティのメンテの間、気になるニュースを見つけた。

社長修業は脱「座学」──実践型の起業塾/自分の手で事業化 by日経ネット関西版12/5
以下記事引用開始

 大阪市が女性のための起業準備オフィス「クレオチャレンジオフィス」を開設した。約3倍の難関をくぐり抜け、女性6人が社長として修業中だ。起業家として初挑戦の人もいれば、社長としての実力を磨こうと参加している個人事業主もいる。本格的な事業活動を通じた実践的な体験が、彼女たちを起業家として育て上げる。
 京都学園大学経営学部助教授で、中小企業診断士でもある堀池敏男さん(59)に向かって、事業の進ちょく度合いを説明するのは森本栄子さん(57)。世界遺産に登録されている熊野古道へのツアーを来春にも実現しようと、事業計画の精査を急いでいる。

●最長2年の期限

 森本さんはビジネスの世界に本格参戦すべく、チャレンジオフィスに入った。50歳以上の女性に限定した登山ツアーなどの企画を手掛ける計画だ。年齢や性別に制限を設けた狙いについて、「体力的に同じ人をそろえないと、不安がって人が集まらない」と話す。
 森本さんは登山好きで、旅行会社で山登りの案内役の仕事をしている。「自分だったらもっと面白く、安全な企画を立案できる」と自信を見せる。だからこそ「社長になりたいんです」と笑顔で話す。
 チャレンジオフィスは1つの部屋の中に6つのブースを設けている。森本さんのように入居した女性起業家は、ここで日々の業務をこなす。実体験を積み重ねながら半年間(延長すれば最長2年)で、事業を継続していけるだけの土台を築く。
 起業家を目指す人を対象にした起業塾は以前から各地で開催されている。先輩経営者から話を聞いたり、事業プランを検証したりしながら準備を進める取り組みだ。チャレンジオフィスでの取り組みは、より実践的。堀池さんも「座学だけではどうしようもない」と指摘する。この点に魅力を感じて、個人事業主も参加している。

以上記事引用おわり

 この、登山をネタに起業しようという森本女史、検索してみると大阪労山の関係者のようで、さまざまなサイトで登山ツアーのオーガナイザーとして活躍している様子がうかがえます。
 こういうのって、さすが関西人ですね。
 おとなしい東北の人間では、まず滅多にこういう人材は出てこないような気がします。
 山で金を稼ぐ。
 このことに異様に反発するナイーブな方は少なくありません。
 日本の山岳ガイド制度を罵倒しているサイトとか、ガイド組織を問題視しているサイトとか、様々な意見があります。

 さて、私は営利目的の山岳ガイドの存在を肯定しています。
 今回の森本女史、既成のガイド組織には所属してないようですが、ビジネスという観点から登山にアプローチしているその手法は、とても興味深く(肯定的に)思います。
 登山をビジネスにするなという意見がでそうですが・・・
 アメリカのレーニア山のガイド組織なんぞはバリバリのマネジメント能力を発揮している「ビジネスマン」の集団です。さらに山で金を稼ぐなというのであれば、観光で生計を立てているインド・ネパール・パキスタンのヒマラヤ山麓の人々に死ねというに等しいですね。
 以前飯豊連峰でツアー登山の是非が話題になったとき、山に商売を持ち込むなという方がおられましたが、山菜や林業・内水業で生計をたてている地元の人間は特権的存在なんですかね。
 時代錯誤な方々はさておき、森本女史の試みがうまく行くのか、とても注目したいと思っています。
 このような、登山をビジネスに結びつけるという人材があのアマチュアイズムの権化のような労山から輩出されたというのも興味深い。

 一方、私がよく拝見している山岳ガイドのサイトに、木本哲氏の木本哲Explorer Spiritがあります。
木本氏とはもちろん面識はなく、私にとって雲の上の人ですが、遙か昔、植村直己物語撮影隊のエベレスト登頂手記から、小西政継以上にとても筆がたつ方だなと尊敬しておりました。
 先の白馬岳におけるガイド登山の遭難には、木本氏も特に頁を割いています。
  木本氏の文で特に考えさせられるのは、フランスのガイド養成組織ENSAではガイド自身も初見のルートをガイディングさせるということ。
 下見せずとも、山を読み取り、クライアントの能力を読み取る力が要求される、といいます。
 非常に厳しい要求ですが、クライアントの生命を預かるガイドとして、当然のことと木本氏は指摘したいのでしょう。

 ビジネスとしてガイド登山を立ち上げる森本女史。
 山岳ガイドのさらなる能力の底上げを訴える木本氏。
 この二人の記事、サイトを拝見しながら考えました。
 山岳ガイドの将来は、マネジメントに長けたビジネスマンタイプと職人タイプの2極化が益々進むだろうということを。

 山岳ガイドというのは、すなわち登山のプロです。
  他のスポーツでは、野球でもサッカーでも、選手はプレイヤーとして競技に専念し、マネジメントは大勢のスタッフがバックアップします。
 一方、山岳ガイドは自身に選手としての能力と、マネジメントの能力が要求されます。
 このあたりに、非常に複雑かつ魑魅魍魎たる日本の山岳ガイドの諸問題(主に既得権益)の根本が紛れているのではないか・・・と考えます。

 メンテあけでまとまりの無い文章ですが、ちょっとガイドの将来について考えさせられるお二人の記事でした。

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メンテあけ

50うん時間の長いニフティのメンテがおわり、ようやくブログにアップすることができました。
ブログ更新が停止したのは私が朝鮮総連のテロリスト共に刺されたワケではありません。
私は無料サービスのブログだけれど、有料サービス受けてる人でこんな長いメンテくらったらたまったもんじゃないよな・・・
もしかしてコメントお寄せくださった方で、送信ボタン押したらニフティの無慈悲な

「メンテナンス中です」

の表示が出た方、大変失礼しました。
今後はメンテの前にはあらかじめその旨表示したいと思います。

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エベレスト・ネパール側、リエゾンオフィサー充実へ

最近のライトエクスペディションやガイドお任せツアーに参加した方は存じ上げないでしょうが、ヒマラヤ登山の苦労のタネとして、『連絡官』の存在がありました。
連絡官=リエゾンオフィサーと呼ばれる人物、要は登山隊が何かイケナイ事してないか監視する政府側の人物であります。
この存在が結構くせ者でして、特にインドヒマラヤあたりは役立たずの若造が任にあたり、登山隊に装備を要求するとか(もともと隊が装備を支給すると取り決めする場合もある)、特に覚えている事例では登山期間中に連絡官が発狂、登山活動に支障をきたした・・・なんて悲惨な例もあります。
ここにきて、ネパールサイドではリエゾンオフィサーの充実に力を入れるようです。

Everest climbers could become liaison officers by Nepalnews.com12/3
記事引用開始
 サガルマタ登山家協会による協議で、プラディップ・ギャワリ担当大臣は、連絡将校として登山経験のあるエベレスト経験者を任に充てることに言及しました。
 エベレスト登山者は、長い間この要求をしていました。現在まで、政府は連絡将校としてその役員を割り当てていました。役員は各登山隊との連絡協議のために派遣されます。しかし、これらの役員が登山隊に同行せずベースキャンプにも立ち寄らないという告発があります。
以上記事引用おわり

 前述の記事にあるように、エベレストあたりでは商業登山隊が爆発的に増えていることもありますが、もうめんどくせーといわんばかりに隊付連絡官制度が形骸化しているのも事実。
 ここにきてネパール政府も引き締めにかかったということでしょうか。むしろ、登山経験者が連絡官にあたることは登山隊にとってもプラスになることが多かろうと思います。
 一人で2隊も3隊もかけもって、カネ取るだけ取って何もしない中国サイドの連絡官制度も見直して欲しいモノです。

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趣味と本業

あ゛~
最近は娘(3才)に加えて息子(1才)も暴れるようになり、ますます自分の時間が減る。
日曜の朝は老人並に早起きして読書。
今週の新聞広告で見かけ、会社の雑誌棚から引っぱり出して読んだのがコレ↓

New離週刊プレジデント誌12.18号
特集「最優秀社員100人の秘密」に惹かれて読む。

リストラ寸前社員の私、読んだ成果を会社業務に生かそうとは微塵も思ってないが。
先日ガイドの師匠と飲んだ時も強く思ったこと。
これから山の世界で生きていくためには、~山の世界も結局は人とのつながり~ やはりビジネスワークと相通じるモノがあると思い、最近はマメにビジネス本にも意識して触れている。
名著『K2に憑かれた男たち』のあとがきで、著者の本田靖春氏が組織登山を批判し、「登山家に求められるのは個性の発露」という意味のことを発言している。
で、これがどういうわけだが一匹狼タイプの登山家賞賛と誤解している人が多いのだが、それは大間違いだと思うね。
登山を続ける上で、ビジネスワークと共通するスキルは絶対必要である。
(と、リストラ寸前社員の自分だからこそ痛感する)
私個人の意見として、社会性の欠片も無いような一匹狼型登山家は時代遅れ。
野口某のようにさほど内容もなくアルピニストと称しているのは論外として、きちんと外の世界とネゴし、自己を上手くプレゼンできるスキルが必要となるだろう。
アルパインスタイルで活躍する欧米のクライマーにしても、そういったスキルがあるからこそスポンサーが付き活躍しているわけである。
数年前日本のクライミング雑誌に載っていたような、自己紹介欄に「スポンサー募集中」などと載っけているのは「自分はバカで~す」と宣言しているようにしか思えない。
ああそうか、クライマーって社会性も無いろくでもない奴多いもんね。

で今回のプレジデント誌であるが、注目したのは『趣味や特技に没頭する力』という項目。
以下記事引用

 趣味は単なる息抜きではない。趣味も仕事もそれぞれが主体であり、統合することでシナジー効果が出る。趣味が20仕事が80と切り分けてバランスをとるのではなく、両者を統合することで100が110や120にも膨らむ。

以上記事引用おわり
だ、そうです。
いつもなら「耳が痛い」ですませるとこですが、ちょっと考えさせられる特集でした。

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哈巴雪山の遭難

中国メディアでは雲南省・哈巴雪山(ハーバシュエシャン・5,396m)の遭難事故でもちきりです。

登山教練生日前一天遇難 保険賠付恐難兌 by 上海新聞中心12/2
(登山コーチ、誕生日前日に遭難・保険金下りず)

Sue哈巴雪山

哈巴雪山は1995年、鳥取大学山岳部OB安東浩正を含む雲南省登山協会隊により初登。
現在は中国人のアウトドア団体によく登られている他、現在は日本のアトラストレックがツアーを組むなど、人気がある雪山です。
中国では昨今のアウトドア・登山人口の爆発的増加に対して国家認定の指導員制度を導入しています。
記事のタイトルにあるように、今回の遭難事故では中国のアウトドア団体「白浪アウトドアクラブ」の指導員であった登山コーチに該当する人物が滑落死しており、注目されているようです。
中国メディアでは他隊員を気遣う遭難者遺族の手紙が公開されるなど、かなり大々的に扱われている様子。
なお、ご遺体は雲南省の古都・麗江で火葬され、哈巴雪山に散骨されるとのこと。
故人のご冥福をお祈りいたします。

以前から中国メディアでの遭難記事で注目されるのは、遭難者はネットのハンドルネームで報道されていること。
世界の遭難報道を読むと、
1.実名報道(日本、欧米)
2.匿名報道(韓国、中国)
に分かれるのですが、中国のハンドルネームによる報道はご当地のネット普及を物語るのでしょうか。
それから記事のタイトルにあるように、今回の遭難者は保険をかけていたようですが、標高5000m以上での事故は免責ということで、保険金不払いとなったようです。

山岳保険の内容は、よーく確認しましょうね。

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昨日は福島出張、今日は上司と現場。
年末は気ぜわしい。

本日、現場まで行く途中、猛吹雪となる。
ついに雪のシーズン始まり始まり。
今月は都合により日曜日にお出かけできそうにありませんが。
昨冬の遭難記事でも読み直して、改めて気を引き締めたいところです。

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昭和30年代が大好き山形新聞社

またまた山形新聞『マルチアングル』がイカレた内容のコラムで楽しませてくれます。
教育基本法改正について、昭和30年代マンセーという内容なんですが。

マルチアングル 教育基本法改正 by 山形新聞 12/2
以下記事引用開始

 小説「東京タワー」で描かれた昭和30年代のオカン。貧しいけれど、子どもを包み込むまなざしと、毅然(きぜん)とした振る舞いがあった。そんな母親のいる家庭が普通だった。あのころの学校でもいじめはあった。しかし今日ほど、陰鬱(いんうつ)ではなかった気がする。学校にも、町内にも親分肌の、いわゆる“番長”がいて、目配り、気配りしていた。子ども同士のけんかも、さい配していた。そういう時代が確かにあったのだ。

以上記事引用おわり
 それでは皆さん、山形新聞が褒め称える素敵な昭和30年代をふり返ってみましょう。

昭和32年(1957).3.31〔3歳がトラックを発進させて轢き殺す〕 
 兵庫県尼崎市の路上で、男子(3)がトラックを発進させて、小学5年生(10)がトラックとコンクリート堤防にはさまれて死亡した。運転手(25)は荷物の積み降ろしをやっていて、側で遊んでいた子供たちが入らないようにドアは鍵を閉めていたが、窓から入り込んだもの。最近までこの男子の父親が所有していたトラックで、運転席でよく遊んでいた。運転手が業務上過失致死で取り調べ。

昭和32年(1957).5.22〔5歳児と6歳児が殺人〕 
 鹿児島県加世田市で、男子2人(5,6)が近所の民家に侵入して、寝かされていた女の子(生後8ヶ月)を縁側まで引きずり出して庭に落とし、荒縄で縛って40メートルほど引きずって溝に落とし殺害、5.24に補導された。

昭和33年(1958).7.9〔5歳が父親を殺す〕
 東京都足立区の自宅で、木炭商(33)が長男(5)と遊んでいて、ブリキの刀で首を強く叩かれショック死。

※昭和33年は、小学校入学前の女子1人が殺人で逮捕。

昭和34年(1959).1.12〔2歳女子がガスをいたずらして祖母と次女殺害〕 
 京都府京都市の会社員宅で、長女(2)がガスで祖母(68)と次女(1)が中毒死させ、長女も重体となった。日頃からガス栓を開けてシューという音を聞くいたずらをしていた。

※昭和34年は、小学校入学前の男子2人が殺人で逮捕。
※昭和36年は、小学校入学前の1人が殺人で逮捕。

いやあ、さすがマット殺人に加えて高校生が自殺しても飲めや歌えの宴会にいそしむ教育県山形にふさわしい山形新聞社、昭和30年代って素敵ですねえ。

以前にも当ブログで山形新聞社の頓珍漢なコラム「マルチアングル」の時代錯誤ぶりを指摘したけどなんかもう飽きた。次回はもっとわくわくするようなイカレた記事を期待します。

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私はコレで助かりました

チョーオユーで400m滑落した中国人のお話。

雪山下墜400米,睡袋救得驢友帰 by 意報11/30
以下記事引用開始
 チョーオユー峰は海抜8201m、世界第6位の山だ。
 (中略)隊は過去20年以来最大の降雪に遭遇、苦難に満ちた登頂後、メンバーの1名が約8000m地点から7600m地点まで滑落した。
  400メートル!100階建て建物並に高い!
  皆が生還する望みはないと思った時、彼の力の限りを尽くした叫び声が伝わって来た。チームメイト達は努力して救援活動を展開する。
 『寝袋が要る!保温するやつ!速く!速く!』チームメイトは大声で叫ぶ。
 皆は負傷して動くことができないメンバーをNORTHLANDの羽毛寝袋の中に収容固定して、滑らせて山を下りた。海抜8000数メートルの雪山で滑落、100階建て建物の距離の滑落を経験して、最後に奇跡的に死神が通り過ぎた時間。
 この救援に用いられた寝袋はずっと保存されると言う。

以上記事引用おわり

 「続・続・生と死の分岐点」の記事にめでたく中国人も仲間入りでしょう。
 しかし。
 記事中にわざわざ『NORTHLANDの羽毛寝袋』と社名入りで書かれているのは・・・
 商売上手な中国人、なんだか胡散臭えなあ~。

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