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最上小国川ダム 採択見送り

ほほう、という結果でしたね。

最上小国川穴あきダム、建設採択見送り-財務省 by 山形新聞
以下記事引用開始

 県が最上町赤倉地区の最上小国川の治水対策として建設を決めた「穴あきダム」に対し、財務省は20日、2007年度政府予算の原案内示で、継続的な調査費として補助金の予算配分は決めたが、全国のダム新規建設採択事業の中での緊急性の低さや地元での根強い反対運動などを理由に、07年度の新規建設採択を見送る方針を示した。
 同日の公共事業予算内示で明らかにしたもので、国土交通省の概算要求に盛り込まれた新規のダム建設事業3件のうち、徳島県の長安口ダムと鹿児島県の鶴田ダムは採択されたが、最上小国川は見送られた。
 同省の担当者によると、「穴あきダム」の工法が問題となったわけではなく、ダム建設予算総額の中で、緊急性などを考慮した場合、他事業を優先すべきと判断。また、地元漁協などを中心にした反対運動もあり、住民合意に向けた調整が必要としている。 
 国交省が地質調査や設計、用地買収を見込んで概算要求していた「穴あきダム」建設による最上小国川治水対策事業費1億4000万円は、満額が内示されたが、設計や用地買収事業は予算の対象外となり、地質などの環境調査を含めた事前準備費用としての限定的な配分となった。
 同省担当者は「予算執行は国交省と調整しながら進める。事業採択は地元調整などを踏まえた上で、2008年度以降に、要求し直してもらうことになるだろう」との見方を示している。(以下略)
 以上引用おわり
 
 草島議員が問題視した「穴あきダム」の工法そのものはあっさりスルーされたようですが、財務省は地元との合意形成の努力を求めているようです。
 合意形成。
 技術士やRCCMの試験勉強でうんざりしてる方はおわかりでしょうが、最近は国交省も「アカウンタビリティ」には力入れてます。
 合意形成って、日本野鳥の会レンジャー講習やらプロジェクトワイルド研修やらでも経験したけど、はっきりいって話ベタな我々日本人には 疲 れ ま す
 野外活動系の模擬的な合意形成ですら困難を覚えるのですから、実際のダム事業となると・・・
 ちなみに私が関わったダム現場、事業立ち上げから着工まで38年間かかっています。
 キーボードで打ち込めば瞬時に「38年間」とでてきますが、地元の人間にとっては長い時間。
 ダム現場の地権者の方に挨拶に行ったとき、お年を召した方から、
 「ダムの話が始まったとき、私は高校生だったんですよ。」
と、しみじみ語っていただいた時、合意形成という行為の困難さを改めて思い知った次第です。

 さて話はそれましたが、最上小国川ダム問題。
 採択見送りを契機に、行政側はさらに説明責任が求められるでしょう。
 反対運動側も、活動が功を奏したと考えるのは早計でしょうね。事前準備費用そのものは認められている訳ですから。 釣り関係者に多くみられますが、署名一筆で満足するのはどうかと思います。鮎だけ守られればいいのか?
 慎重に、慎重に経緯を見守りたいと思います。(引き続きテポドン発射時の草島議員の言葉をお借りします)

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