山形の蕎麦喰い、神田「藪そば」に行く
出張の用件を終え、江戸の粋、日本蕎麦の牙城、神田「藪そば」をついに訪問。
「放火と暴行は江戸の華」と称する(あれ、なんか違いましたっけ)凶暴な人々が住む江戸の蕎麦御三家ってやつを経験すべく、いざ神田へ。
東京あたりの高級蕎麦屋、「盛り」が山形県人にとっては詐欺と呼ぶにふさわしい薄さ、というのは以前に取引先の社長におごっていただいた時に学んだので、今回もお店の方に聞く。
「普通の方はどれくらい頼まれます?」「女性の方で二枚くらいでしょうかね」
とのやりとりの後、せいろ二枚を注文。
食べた感想は・・・これが江戸の粋ってやつですかね。
やはり蕎麦って、自分が生まれ育った場所の蕎麦がいい。
これが感想です。
興味深いのは、お店の中が客でやかましいこと。
客層はご老人が多く、上品な和服のおばさまも多数。
ああそうか、ここ東京では、蕎麦屋って社交場なんだな・・・と思いながらそば湯を飲む。
(山形の蕎麦屋はお寺のお堂のようにしーんとして皆蕎麦を喰う。)
斜め前方の老夫婦が何か黒い薄い物を食べている。
蕎麦屋で煎餅でも喰ってるのか?
お品書きを見ると「海苔」がおつまみとして書いてある。
へぇぇぇ~東京もんは海苔をバリバリつまみにするのかぁ~
ところ変われば品かわるどころか、ここって外国だぜ!
と、東北の山奥から出てきたヒトは考えるのでした。
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