K6山群、開放か?
パキスタンから気になるニュース。
前述のスティーブ・ハウス氏も絡んでいます。
パキスタンのチョゴリザ南方に、K6,K7といった素晴らしい山々が連なっています。
2007年の「Visit Pakistan Year」に乗じて、これらの山群にも注目が集まるようです。
Pakistan to Open K-6 mountain for Climbing by PakistanTimes 2/17
以下記事引用開始
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K6峰、登山解放へ
イスラマバード発 K6峰は今年登山のために解放されます。他の山もすぐに登山されることが見込まれます。
パキスタンは2007年の「パキスタンVISIT YEAR」を祝い、観光省担当大臣は外国人に全ての可能な施設を提供することに決めました。
これは、K6登山許可をすでに申し込んでいたチームに素晴らしい知らせです。K6はチャラクサ谷にある7,282メートルの山です。
頂上を目指すのは2005年のPiolet d'Or受賞者スティーヴ・ハウス氏です。4人の他のクライマーと昨年K6の登山許可を申し込みました。
今年、ハウスは再び申請し、現在、2人の他のパートナーと共に、K6登山を計画しているようです。遠征隊メンバーのうちの1人は、おそらくスロベニアのマルコ・プレゼリと思われます。プレゼリは今年ゴールデン・アイスアックス賞を与えられました。
カナダのマキシム・タジオンは、K6北面を狙っています。もう一人のパートナー、ヤン・モグレインと共に、マッグススタンプアワードの補助金を得ました。
チャラクサ谷はカラコルム(パキスタン)のフーシェ地域にあります。チャラクサは有名なバルトロ氷河谷の東に位置し、平行する隣の谷です。
K6はオーストリア隊によって1970年に初登頂されました。
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以上引用おわり
一昨日のスティーブ・ハウス氏の講演でも、次に狙う目標としてK6の北面を示していました。
当方にとって気になるのは『other mountains will also be allowed for climbing soon』のくだり。
ここにとある未踏峰があり、昨年は某外国隊が申請したものの、申請そのものが受理されなかったので未踏で終わってますが、今年の「おいでませパキスタンいらっしゃい年」で大々的に解放される予感。
嗚呼、未踏峰 某峰の運命やいかに。
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コメント
はじめまして、仙台のsakanoと申します。
何時も楽しく又興味深くブログを拝見しています。
いまさらヒマラヤなどに出かけられる身の上では有りませんが、気持ちだけの「空想ヒマラヤ登山者」を自認して楽しんでいます。
多くのニュースソースをお持ちのようですので、これからも楽しみに拝見させて頂きます。今後ともよろしくお願いします。
投稿: sakano | 2007.02.21 08:15
sakano様
はじめまして、当方もsakano様のサイトをよく拝見しております。
山スキー挫折した私にはまだまだ知らない世界がひろがっているようで・・・
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: 聖母峰 | 2007.02.21 17:43