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What it Means to be a Woman in Nepal ~ネパールで女性であるということ。~

ネパールからチベットをめざし、車でキャラバン中のこと。
茶店でとてもよく働く、小学生くらいの女の子がいた。
山岳部OBのTさんがぼそっと言う。
「もうあれで結婚適齢期なんだよなあ。」
当時21歳で初めての海外経験の私は、彼女の働く姿を見ながら
「ふうん」
と、うなずくしか無かった。

What it Means to be a Woman in Nepal by Americanchronicle.com1/17
1975年、国際婦人年。
同年、日本女子登山隊がエベレスト登頂成功。
サミッターの田部井女史は国際婦人年のヒロインとして時の人になったわけです。
それから約30年。
山麓のネパール社会における女性の地位は暗黒そのものだという記事です。
本文は長文なので、印象に残った箇所を以下引用。
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民主主義と西洋化は大部分のネパール女性に何ももたらしませんでした。5つの人種集団(バラモン、チェトリ、シェラス、タマン、ネワール人)に属するネパール人の社会心理的状況に関する調査から、52.3%は2部屋のアパートに住んでいます、そして、33%は人並みの財産を持っていません。結婚の平均年齢は15~19歳の間にあります。そして、22.8%は子どもを持っていません。夫の68.8%はアルコール中毒です、母の41.7%は鬱で苦しんでいます。見合い結婚は理想的でありえるのか・・・結婚の44.2%において問題があり、そして破綻します。

彼女が払わなければならない代価は巨大です。少数民族のネパールの女性は市場で彼ら自身が作った製品を売って、家族を養います。その他の場合、男は妻に所得を与えます。後者は収入を共有する感覚がありますが、何を買うべきか決めることとなると、決めるのは常に男です。女性の希望は無視されます。ネパールの男性は土地を支配し、全ての財政取引を決定します。女性は伝統的に貯蓄財政から遠ざけられているため、おとなしく夫に依存している傾向があります

彼らの友人、そして自身の狂信的愛国主義的なニーズのため、飲物と食物のため、ネパールの男は好きなように家族の貯金を使います。女性と子供たちは、衣類や学費といった基本的な出費なしで生活しなければなりません。大部分は読み書きができず、このように社会的に障害がある女性は、伝統的なヒンズー様式で考え、男に決定を任せます。
(以下略)
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なんかもう訳してて暗澹たる思いになる現実が綴られてます。
(記事はネパール社会における女性の低い地位を述べた後、悲惨な出産状況や結婚問題を綴っている)
男女同権という旗印のもとに、マオイストは上手く人民の間に根をおろしたようです。
というか、あれだけ血を流しておいて、古い慣習に囚われた人々の解放が実現されないとすれば、それこそ共産主義の糞共と呼ぶにふさわしいのですが。

日本の中高年トレッカーには人気の国ネパールですが、豊かな日本では想像を絶する暗黒が男女間に存在する、それがネパール社会。
だからこそ、ネパール人女性でエベレスト登頂というのは社会的にも素晴らしい業績として一線を画すべきだと思うのです。

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コメント

本当だ
今でも男社会の壁を感じているけど、まだまだ幸せかも
気を引き締めてがんばろう。

投稿: POP | 2007.02.07 23:34

<<今でも男社会の壁を感じているけど、まだまだ幸せかも
私の住む地方都市の中小企業では「結婚→即退社」がフツーという、pop様お住まいのトコとはだいぶ環境が違うかも。
南アジアのカーストの暗部や女性差別はなんとも・・・
日本から一言も二言も多い中高年のオバちゃん達がトレッカーとしてネパールに毎年多数訪問してるわけですが、抗議の暴動でも起こさないもんでしょうか。

投稿: 聖母峰 | 2007.02.08 04:44

少し似た話をします。
レンドル・ベッカー・グラフがテニス界で活躍していた頃、僕は彼彼女達と並ぶトッププレイヤーに将来黒人選手が並べば、ましな世の中のになったと思えるようになると当時考えていた。そして、先日シャラポワに勝利した黒人女性がいた。僕は正直嬉しかった。
無論、シャラポワが憎い訳ではない。スポーツの世界では強い者が勝ち、弱い者が負けて欲しい。
最後は少し論点がずれた事をお詫びします。

投稿: 西羅(にしら) | 2007.02.10 21:02

私はフランスで優勝した彼女(名前忘れた)が好きです。
むちゃくちゃマッチョで、力強いテニスをみせてくれて、女性の限界をさらに広げたかと思わせました。

投稿: POP | 2007.02.14 22:48

最近はほとんど通しでテニスを見る事は無くなったので選手の名前は知りません。
で、ネット検索しました。ペトロワの事ですね。
http://sports.msn.co.jp/picture/article.aspx/articleid=50088/page=/

投稿: 西羅(にしら) | 2007.02.15 06:03

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