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熊肉

先日の炭焼研修のため、遠藤ケイ著「山に暮らす」岩波書店刊を読んだ。
 現場仕事で毎日ヒーヒー言ってる時期だったので、木炭に関する小難しい理論書や実用書は避けて遠藤ケイ氏の著書を選んだのだ。
 とはいっても、遠藤氏の著書は民俗学の資料として十分通用する内容を備えている。

 昨日の自然の家行事では、グッドタイミングで熊鍋をご馳走になった。
 「熊肉」とネットで検索すると、「臭い」「美味しい」と意見は両極端に分かれる。
 遠藤氏の前述の著書では、『山の味』という項目で熊肉はズバリ「非常に美味である」と断言している。
 私も同意見である。あえていうなら、私は脂身が美味しかった。
 今年は例年よりも熊出没件数が多く、山形県でも熊の殺処分が多数にのぼり、山形県のご意見・苦情コーナーは「自然愛好家」さん達で お祭り状態 になっている。
 殺処分の是非はさておいて、殺した熊は食う。それが最高の供養だと思う。
 遠藤氏の著書においても、「バラしても、捨てるところはクダ(腸)に詰まったウンコだけ」と紹介されるように、山の人々は熊を無駄なく、畏敬の念をこめて食べ、利用してきた。

 過去にも、ヒマラヤ遠征で鶏や山羊を潰して喰う機会はあったが、美味かった。
 大量生産で薬漬けの家畜肉にはない旨味がある、と私は思っている。
 自然の家の行事「ブナ林たんけん隊」の前夜は月山の風景のスライド上映会があるのだが、そこでウサギを食べる話題になり、小学生の女の子たちからは
 「かわいそうー」の声が次々に上がる。
 でも、いつかは気づいてもらいたい、と思う。
 普段、自分たちが食べているハンバーグもソーセージも、もとは家畜を殺した肉が原料になっていることを。
 
 話題は熊肉に戻る。
 自然の家の先生方と熊肉の話題になり、料理店で熊汁の料金の相場が千円らしい、という話題になった。
 あらためてネットで検索してみると、やはり「熊汁一杯1000円」とか「冷凍熊肉kg6000円」などみかける。
 私が以前出場した、山形県飯豊町の全国白川ダム湖畔マラソン大会の会場で、熊汁たしか300~500円で食べられた記憶がある。もしかして同マラソン大会は熊汁が食える穴場か?
 熊汁が食べたい方は飯豊白川ダム湖畔マラソン大会にGO!
 ただし、出場したのはもう5年前の話なので、今年も熊汁が振る舞われるかは主催者に確認してくださいね。

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情報どうもありがとう。(笑)

投稿: 陸上競技部監督 | 2007.03.08 08:34

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マラソンが趣味の大阪に住んでいる男友人と、 以前こんな話をした。 「私、国際的な人間になりたくてね。 英語を習い始めたの。 ほら、英語ならインターナショナルでしょ」と私。 [続きを読む]

受信: 2007.03.06 13:20

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