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国花、国鳥、そして『国山』

中国の共産主義者どものお祭り「全人代」が閉幕。
一件、興味深い報道がありました。
中国で国の山『国山』の制定議案が提出されたようです。

泰山命名為“国山”背后的利益冲動 by Hexun.com3/15
以下引用開始
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 開催中の全国人民代表大会会議上で、山東代表団は泰山を“国山”とする議案を提出しました。
(中略)
 “国山”、その山は国、民族文化の発祥地であり、中華民族の始祖と関係があるべきです。“国”と関係がある山、花、木のたぐい、1つの国家、民族の精神を体現していて、1国の民族的気骨を代表します。
 たとえば日本の富士山、桜、オランダのチューリップなどです。
 泰山はその基準にふさわしいのでしょうか?
(中略)
 これもまさに私の言いたい点ですが、「国山」を選定するに理由がないことを望まれますか?ただ泰山を「国山」として議案を提出されても問題があり、それらの理由は正式に提出なされていません。
 もし「国山」を評議して選出するとするならば、私達は昨年「国花」を評議したようにその理由を公表し、公然と公平な方式をもって選出すべきです。
  筆者の調査によれば、中華民国の時代、1936年泰安の学校校長、徐瑞祥は「国山として泰山を決める」とし、中国の国山に泰山の決議提出した。その後、泰山学院の王雷亭教授は提案を支持していますが、泰山は「国山」にはなっておらず、中国には今なお「国山」は存在しません。
 黄河は「母なる河」と称され、長城は民族の背中と称されています。しかし黄河の汚染に人々は心を痛め、長城の煉瓦は数少なくなり今や豚小屋に積まれています。そこで考えてみましょう、もし私達に「国山」があるのならば、「国山」が観光客に安易に踏みつけられることがあってよいものでしょうか?
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以上記事引用おわり

今回の件は、山東省の代表団が泰山を「国山」とする議案を提出しただけで、決定には至っていない・・・というより議論沸騰中のようです。
思えば、国花、国鳥、国蝶、国木、国魚があるのですから、「国山」があってもおかしくないわけですね。
いみじくも引用記事の中国人記者が書いていますが、法的に制定されているわけではないにせよ、日本を代表する山といえば「富士山」として誰も文句ないところでしょう。

調べてみると、意外なことに中華人民共和国はこれら国のシンボルたる花や木などが制定されておらず、2008年を目処に国花を制定する動きがでている最中です。
中国の国の花というのも、実は難問です。
歴史をひもとけば、清朝の頃に牡丹が国花として制定され、中華民国の時代には梅が国花だったようです。
牡丹も梅も、中国を代表するに素敵な花ですね。
土産物屋でみかける切紙細工「剪紙(せんし)」でも、梅や牡丹を題材にしたものをよく見かけます。

Kami
梅と牡丹どちらか選べというのは、父親と母親どちらか選べという質問に等しいのではないかと想像します。

山の話題に戻りますが、
Tai
泰山といえば美しい景色とともに、長大な階段が名物。
世界遺産にも登録されており、その歴史的背景からも中国を代表するといってもよいのですが、「国山」に制定となれば莫大な利益もおちる、もっと議論を尽くすべきではないか、と引用記事は訴えています。
ちなみに私が長いこと職場で一緒だった中国人は、名山として「黄山」をイチオシに挙げていました。
中国は様々な民族、文化圏を包容し、名山といえばヒマラヤから泰山、黄山に代表される歴史豊かな低山まで数多く存在するわけで、中国で「国山」制定するなどというのはチョモランマ無酸素で登るより困難な問題だと思います。

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