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ピート・タケダ、アメリカ政府の陰謀に挑む

ピート・タケダといえば、ビッグウォールに関心ある方なら知っているであろう、アメリカの「書けて登れる」秀でた日系人クライマーです。
そのピート・タケダ氏、かつてCIAがインドのナンダデビ峰を目指す登山隊に関与したといわれる「核兵器追尾装置設置」事件を追及すべく、2005年にナンダデビ峰をめざしたとのこと。
して、その結果は。

Proof of plutonium in climber's sample by Seattle Post-Intelligencer3/25
以下記事引用開始
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登山者の採取試料からプルトニウムの証明

ナンダデヴィ峰上の「失われた器材」から放射性物質の存在がリークされたことは、装置を設置した今も存命の登山家を驚愕させました。
同山を初めて訪れた8名のアメリカ登山隊のうち、4名は既に亡くなっています。しかし残るM.Sコーリ、ジム・マッカーシー、ロバート・シャラー達は世界の最も高い聖地にプルトニウムが残置されていることに懸念を表明しています。
米国政府は、その任務に関して公式に認めておりません。

コロラド州ボルダーの登山家、ピート・タケダ氏は、かつてのCIAの遠征隊を探るため、残置された装置を捜索すべく 2005年にナンダデヴィ峰に登ろうとしました。
 しかしながら、タケダ率いる登山隊はインド政府から登山許可を与えられませんでした。このため、隣接した山で装置のありそうな稜線をさぐることができるナンダコット峰を目指しました。
その遠征途上、タケダはリシ・ガンガとダウリ・ガンガ合流点上流で沈殿物のサンプリングを行いました。
(中略)
ボストン・ケミカル・データ社(マサチューセッツの民間の環境会社)はサンプルを分析、95%の確実性でプルトニウム239を見つけました。
(中略)
結果は濃縮したプルトニウムの源が山域に存在する可能性を示します。
「これは確実に何者かがプルトニウムを持ち込み登ったことを示します。」
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以上記事引用おわり

補足しますが、冷戦時代、中国の核実験を監視するため、CIAがナンダデビ登山隊に働きかけ、核兵器追尾装置と原子力電池を設置、その後雪崩で失われたとされています。
今回話題になっているプルトニウムは、その装置の一部と推測されます。
以前当ブログでも書きましたが、アメリカはピースコー(日本でいう海外青年協力隊)に諜報員を多数紛れ込ませ、アジア各地で情報収集しておりました。ヒマラヤを擁するインド・ネパールも例外ではありません。
冷戦時代の政府の陰謀を探ろうという、こういうのも現代の探検と呼ぶにふさわしいでしょう。

Petetakedaピート・タケダ氏近影

タケダ氏のサイトはここ→http://www.petetakeda.com/

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