博物園開園前日
山形県自然博物園の開園を明日に控え、コースのロープ張りのお手伝い。
ネイチャーセンター周辺には水路が幾つかあるので、雪解け前に案内ロープを張る。
積雪は2m、どこが水路でどこが橋かわからないので、ゾンデ棒で何度も雪面を突っつきながら、「この辺が橋でない?」と探りながらの作業。
午前中で作業はおわり、昼飯となる。
館長の横山さんに昼飯喰って行け~とお誘いを受けるが、あまりに天気が良いので一人、山の中で昼飯とする。
リュウキンカ広場でミズバショウ眺めながらティータイム。
昼食後にネイチャーセンターに戻る途上、長岡先生とそのご友人とすれ違う。
長岡先生、自らスコップを持ってルート整備しながら登高されていた。
その姿には頭が下がる想い。
私はかねてから国立公園整備には行政はもっとカネと人出せ!と考えていた。
環境省は最近何やらレンジャー制度と称して、「使い捨て」と言わんばかりの待遇(一年契約)でレンジャーを募集しているようだが、もっと長期間の雇用職種として募集できないのか?
国家公務員の超良好手厚い待遇の環境省の役人さんよ?
長岡先生の姿を見るにつけ、ここの自然博物園はこうした一般の方々の尽力で運営が成り立っているんだなあ。と考えさせられるのだ。
アメリカの国立公園のウェブサイトを見るとパークボランティアの活動が活発であるし、わざわざ日本からも有志が参加しているようであるが、月山・志津の博物園のスタイルは案外アメリカのそれに近いのかもしれない。
本日の国道112号線沿いの花。
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