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やっぱり登りたいんでしょ?

先日アイガー北壁完登の最速記録をうち立てたスイスのクライマー、ウェリ・スティックがアンナプルナ南壁のソロに挑戦中です。

South face solo by Nepali Times, Nepal 4/4

以下記事引用開始
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 スイスのクライマーはアンナプルナ1峰南壁に単独で新ルートを開拓すべく挑戦中です。8000m峰の中では最も危険な峰の一つで、雪崩が起きやすい山です。
 アンナプルナはスティックにとって今年二つ目の大きなプロジェクトです。去る2月、彼は悪名高いアイガー北壁で、従来より46分速い3時間54分の最速記録を樹立しました。
 現在、最強のクライマーと目されているスティック(30才)は自分でも驚いたと語ります。「驚きました。私はこれが可能だとは思っていませんでしたから。」
 スティックはアンナプルナ南壁にトライするため、高所順応としてエベレスト山域におもむき、チョラツェ (6,335m)を速攻で登りました。
 アンナプルナ南壁を登る計画は2004年に思いつきました。彼はチョラツェ北壁(高度差1,500mの垂直な岩と氷)とタンボチェ東面をソロで登りました。
 「私が『クーンブ・エクスプレス』を終えたあと、8,000m峰に登ってみたいと思い、アンナプルナ南壁が最も魅力に満ちあふれていました。」
 スティックにとっては8000mで酸素ボンベを使うことは「詐欺」であり、従来の彼のクライミングは無酸素で成し遂げられてきました。「酸素を用いたら、それは同じ「経験」ではありません。酸素を用いる人々は彼ら自身を貶めてます。ある高度にいるふりをしているだけですよ」と主張します。
彼はエベレストの商業化に批判的でありますが、時間とカネに余裕があれば、世界最高峰に立ってみたいといいます。
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以上記事引用おわり

注目したのは次のくだりです。

 The trained carpenter is also critical of the commercialisation of Everest, but says he’d love to stand on the top of the world one day? if wallet and time allow.

 日本のいわゆる先鋭的なクライマーの皆様、エベレストなんて人が多すぎて全く眼中にないということがよく言われてますし噂にも聞きますが、ウェリ・スティックの「やっぱり登っておきたいんだな、これが」という感じのコメントにちょっと好感をもつワタクシです。

 しかし上記ネパールタイムス掲載のウェリ・スティックの写真、おそらくアンナプルナではない別の山で撮影されたものでしょうが、スティックが握っているアックス、日本ではコンペ用とされているブレード無し・ハンドル付きのミックス用アックスなんですねえ。
 今時の極限なまでに困難なクライミングを展開しているヒマラヤ登山、ソロで登るぶんにはもうスピッツェなんて不要なんでしょうか。

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