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この登山、仕切らさせていただきます。

7/29-30、山形県朝日少年自然の家・山形県海浜青年の家共同主催の「輝け!夏原石!山・川・海200kmチャレンジキャンプ」冒頭の二日間に参加。
私の目的は子供達36人を引率しての月山・姥沢~湯殿山ルートのガイド。
「登山を通じて社会貢献したい」という私の理想を実現できる数少ない機会が、自然の家の登山引率。
鳥海山の麓には「学校登山は自然破壊の張本人」と主張する糞爺もいるようですが、次世代を導くべき老いた世代がソレでは、庄内の山登りもお先真っ暗ですな。

今回の長期キャンプにおける月山登山、本来招かれている講師は山形県自然博物園館長の横山氏なのであるが、パーティーに先行して高山植物の根本に名前が記入されているペナントを貼る、という作業を横山氏が担当したため、実質私が先頭で子供達を引率。
仕事でもそれくらいしろよ、という位に気合いが入り、
「この登山、俺が仕切ったる!」
と自分に言い聞かせて月山に登る。
その内容は、あらためて反省の多いガイディングでしたが。
詳細は後日UP。
現在進行中の長期キャンプ、朝日少年自然の家および海浜青年の家スタッフの皆様方には深く感謝申し上げます。

愉快なロシア人。【再掲】

※当記事に関しまして、実際に現地ベースキャンプに居合わせた「当事者の日本人」様よりコメント欄の通り不快である旨ご意見をいただき、改めてご了解を得た上、オリジナル文タイトルと文末を変更の上、再掲します。
なお、当該記事のロシア人達の画像光景は騎馬戦で間違いないとのことです。
遠征登山のベースで騎馬戦・・・
やっぱり理解できん・・・
「当事者の日本人」様、早速のメールご返信とご教示ありがとうございました。
以下、修正記事↓
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今年のカラコルム、トランゴタワーとシプトンスパイアー(ハイナ・ブラック)でロシア隊が素晴らしいクライミングを展開しています。
トランゴ隊は成功したようですが、シプトンスパイアー隊は悪天に悩まされているようです。

Moscow Karakoram Expedition - Haina Brakk Direct 2007 by Mountain.ru

んで、遠征登山につきものの、悪天時のヒマつぶし。
私などは、あまり衣類を身につけていない女性の雑誌などの読書にいそしんでおりましたが。
シプトンスパイアー隊のロシア人はボルダリングに興じているようです。
そしてもう一つのヒマつぶしは、

F_1 騎 馬 戦 。

ロシア人はそんなに体力もてあましているのか?
頭痛くなりそうなキリル文字を訳すと、「ベースキャンプのコック達は喜んで参加した」とあります。
そして・・・・
日本人と他のヨーロッパ人は参加を遠慮した」だそうです。

大日岳遭難事故裁判・和解について思う

雪庇崩壊による大日岳遭難事故について、和解が成立した模様です。

この裁判については当ブログでもとりあげ、登山と法の問題について追及している宗宮誠祐氏にも取り上げていただき、さらに関心を深めることとなりました。

「岳人」と「山と渓谷」の7月号へのBlogの反応 Blog大日岳事故とその法的責任を考える

当ブログで、私は国と文科省の「無策」について書きましたが、文科省が御遺族への謝罪に動くようです。
それが和解の条項に入っていない、というところに役人根性が垣間見える気がしますが。

さて、和解が成された今、このブログで明らかにしますが、私はご遺族原告とは対をなすといえる、大日岳遭難事件山本・高村救出作戦 に微力ながら活動に賛同して支援しておりました。
もちろん、ご遺族の方々の長年にわたる裁判をめぐる活動には、心より深く敬意を表します。

山形という地方都市で20代の頃から8000m峰を狙っていた私にとって、大日岳裁判の渦中にある当時の担当講師、高村真司という人間は到達かつ越えるべき目標でした。
必要なことは糾弾することではない、などと言葉を弄びつつ当時の講師を「不適切な語り部」と形容してコメントもTBも受け付けないブログで糾弾に熱心な方もいましたが、高村山本両氏を葬り去ろうという動きには断固抵抗する、というのが私のスタンスです。

事故以後(以前もですが)、高村氏は地域の登山指導・雪崩啓蒙活動に力を注いでいます。
ネット上の記事だけで熱心に糾弾する、人を見下した遭難専門ブログの筆者さんはその現状を知りもしないでしょうが。
私にとって、地域にとってなくてはならない人物、だからこそ私は高村山本救出作戦支援に賛同してまいりました。
引率された二人の学生が亡くなったことは事実・現実です。
過去に当ブログでも触れたように、二名の死者を出したという現実の前に引率した者はいかなる弁解も不能です。
しかし、私がみる限りネット上でも誰も言及しませんが、過去に過ちを犯した登山指導者には、再起の道は開かれていないんでしょうか?

高村山本救出作戦を支援した立場である一方、私の想いは、・・・それは私だけでなくご遺族、裁判を見守る数多くの登山者も同様だと確信していますが、後に続く私たちに必要とされることは、
「真実を知りたい」「知る努力を怠ってはならない」ことと考えています。

それはなぜか。
この事故の後に続く私たちは、同じ轍を踏んではいけない。
だからこそ、事故の究明が求められるわけです。
文科省の作成した報告書、そしてそれに寄せられる数多くの疑問。
あふれる情報から、私たちは賢明な取捨選択をしなければなりません。

一部の登山者が言うような「講師のなり手がいなくなる」という意見は、もはや些末な問題だと考えます。
いまだに「受講生も初心者でないのだから」などと責任の所在ばかりにとらわれている方もあるようです。
この事故が起き、長期の裁判を経て和解という結論が成され、引率者責任という判例が形成された現在、考え方や立場の違いはあれど、皆が願っているのは「安全な登山」のはずです。
私のような末端の登山者、兼業ガイドにとっては、粛々と日々の山行を安全なものにするべく、研鑽を積む以外に、道はありません。

匿名のTBも受け付けない関係者糾弾ブログが「詳しい」「参考になる」とネット上で持ち上げられている一方、「文科省登山研修所講師」を看板に掲げている登攀ガイドのセンセイ方にも、ぜひ何か見解を披露してもらいたいものです。
普段ビレイや支点にうるさいわりに、沈黙を守るのはいかがなものでしょうか?
自分達が世話になっている組織の危機に、一言もコメントも発しない。
股の間にぶら下げてるのは風鈴か何かですか?

この文章を終えるにあたり、亡くなられたお二人、そしてご遺族の方々にとって安らかなる日々が来ることを、心よりお祈り致します。

あの人は今 クリストフ・プロフィの言葉

80年代末のスーパークライマー、仏のクリストフ・プロフィのインタビューが掲載されてました。
なんといっても冬季欧州三大北壁の41時間継続登攀が有名です。
その後、クライミングジャーナルや岩雪の廃刊により日本にあまり情報が入ってきませんでしたが、プロフィ本人のウエブサイトを拝見すると、91年にピエール・ベジャンとK2北面に遠征して以降、90年代はプモリ、カンテガ、クワンデなど6000~7000m峰を登り、活動の中心は山岳ガイド活動に置いていたようです。卓越したクライミング技術を持つにも関わらず、ヨーロッパでガイド活動に専念している姿はレビュファを彷彿とさせます。

Interview : Christophe Profit  by KAIRN.com7/26

4201最近のプロフィ 髪も白くなっていますね。

インタビューの内容は最近行われたアイガー北壁のガイドクライミングについてがメインなのですが、最後に山岳ガイド活動について、こう述べています。
以下記事引用開始
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A.あなたのガイドのスタイルといえば、どのようなものでしょうか?
Q.たとえば、気象予報が良好ならば、ビバークの機会を取り入れ、日の出や日没を演出することが好きですね。

A.ガイド志望の若者に何か秘訣を教えて下さい。
Q.顧客と良い関係を作るために時間をかけること。そして、山に対して大いに謙遜の念を抱くことです。
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プロフィほどのクライマーにして山に対する謙虚な態度。
クライミング嫌いな私などおよびもしませぬが、つい近場の山に行く際に「あーこれっくらいいいや」と思う私など、その精神だけでも見習いたいと思います。

折りたたみ可能なヘルメット

パッキングが下手で、いつもザックがパンパンよ~
と、いうアナタに朗報!
おりたためるヘルメット、エーデルリッド社マディリオ(Madillio)が開発されました!

OutDoor 2007 – Review by The Rock + Run Blog 7/24

ドイツ・フリードリヒサーヘンで開催された『アウトドア見本市2007』でエーデルリッドが発表したヘルメットがこちら↓
Met2

こんな風にして使うようです。↓
Met1

記事によれば2008年前半に発売予定、価格は70ポンド(約17000円)になりそうとのこと。
これでパッキングも楽々ですね。

あ、そうか。
クライミングがハイキングや縦走登山より高尚だと考えている日本のクライマーの皆さんは、ヘルメット他人に見せびらかしたいから必要ないかもしれませんね。

アマチュア無線のススメ

ガンガン日本全国の山を歩いているヒマな中高年の皆様、
携帯電話だけじゃなくてアマチュア無線はお持ちですか?
中華人民共和国にて、アマ無線で遭難者無事救出のニュースです。

“ハム”で道迷いの登山者を救出 by 新浪网7/22 

以下記事引用開始
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  今朝、鳳凰嶺を登山中に道に迷った登山者が無事救出されました。
  重要な“命を助ける武器”は、彼が携帯していたアマチュア無線機でした。
  一市民の王さんの紹介によれば、彼はいわゆる“ham”(アマチュア無線愛好者、俗称は“火腿”)です。
  昨夜9時30分、彼が“ハム”達がいつも使っている公共チャンネルに入る時、1名の男性“ham”が鳳凰嶺で道迷い・遭難しているというニュースを耳にして、数多くの“ham”はお互いに連絡を取り合い、、そして自発的に鳳凰嶺に車で向かって救援活動を展開しました。そして約百人余りの“ハム”が自発的に応援に駆けつけました
(中略)
 “ham”の息子の劉涛の証言によれば、彼の父は今年の52歳、“ハム”であると同時に1人の登山愛好者です。
 昨日朝、父は独りで鳳凰嶺に登山に行きました。彼が普段の定刻に家に帰らないため、携帯に電話をかけましたが応答がありません。夜9時になり、家族はようやくその他の“ham”仲間から父が鳳凰嶺で遭難していることを知りました。
(中略)
 聞くところによると、劉(さん)はいつも鳳凰嶺で登山しており、ここの地形については比較的熟知しているということです。なぜ遭難したのか、可能性は登山道を離れて小道に入り込んだためとみられています。  
 彼の道に迷った原因は、草木が成長して道をしっかりさえぎっていたためと劉さんは語ります。
「私は何度も鳳凰嶺に行ったことがあったので、今回も道に迷ったとは思いつかなかった。」
 聞くところによると、ふだんどこに行っても、彼はアマチュア無線機を携帯しています。
「山上は携帯電話では信号が出せない。もしこの無線機がなかったら、私は恐らく死んでいました。」
彼は記者の取材に対し、この機会を利用して“ham”仲間には大変感謝している、皆知らない人たちだが、皆が自発的に救援しに来てくださって、本当に「天下のハム仲間は一家」の精神を体現していて、とても感動します、と語りました。
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以上記事引用おわり

Ham救出直後の劉氏

Ham2胸には愛用のハンディ無線機が。

アマ無線を利用した救出劇といえば、大昔、私もストーリーの概要しか知らないのですが、「空と海の間に」という映画がありました。ストーリーはこちら

最近は携帯電話による遭難救助依頼の報道ばかり耳にするのですが、アマチュア無線の効力はもっと強調されてもいいかと思っています。
もっとも、最近の「お粗末」な遭難原因を鑑みるに、アマチュア無線を携帯して山に行く方自体が減っているのでしょうか。
定年迎えて登山を始めようという中高年の方はせっかく時間があるのですから、アマ無線の免許を取得されてはいかがでしょうか。試験ではなく講習会なら比較的容易に免許が取得できます。

 でも中国語でアマチュア無線の「ハム」ってそのまま「火腿」、食べるハムと同じく表記されてるんですね。
 最初この記事の見出しを見た時、てっきり昨年の「焼き肉のタレ」遭難事件のようにハム喰って遭難を生き延びたという話題かと勘違いしました。
 言語としての中国語、こういうお茶目なトコが好きです。

7/22の月山

日曜は姥沢から月山に入りました。
リフトが動く前、リフト下駅から静かな登山道を登ります。
ここを登る登山者は、おそらく姥沢から入山する登山者の一割にも満たないでしょう。

Imgp0127
リフトを使わない人だけが楽しめる、マイヅルソウの群落がありました。

姥ヶ岳山頂付近はニッコウキスゲが満開でした。
姥ヶ岳山頂を通過すると、
Imgp0136
ニッコウキスゲの黄とシオガマの紫のコラボが美しい。

登り始めは雨が降ったり止んだりでしたが、姥ヶ岳を通過してすぐ、
Imgp0135
鳥海山がくっきりと見えました。
今日は曇りがちでしたが、昼間は天候に恵まれたようです。
帰路、再度姥ヶ岳山頂を通過しました。
ツアー御一行の中高年のおばさま方がニッコウキスゲの群落を目にして
「来てよかったわねー」
と声を上げていました。それ程、良い時期でした。
こういう声があがる時って、たいてい2~3人でハモって聞こえますよね。

Imgp0149
ノウゴウイチゴがたわわに実ってました。場所は内緒。

昨年度をもって山形県自然博物園を定年退職された工藤さんと出くわす。
その人柄と博識をもって仙人とも呼ばれる工藤さんだが、メモ帳とペンを手に、稜線に咲く花を確認中でした。
工藤さんにしてこういった努力を重ねているのだなあ・・・と改めて頭が下がります。

7/22現在の月山・姥沢口登山情報
リフト~姥ヶ岳間には、まだ雪渓が残っています。
Imgp0133
わずかな距離でスプーンカットの形状も著しく、きちんとした歩行技術をもった方なら問題ありませんが、遠方、特に雪上歩行に不慣れな地方から訪問予定の方は念のため軽アイゼンを用意した方が無難でしょう。

冒頭に紹介したリフト下駅から登る登山道は、リフト下駅から上部登山道の分岐まで歩いて一時間ほど、静かな月山を楽しみたい方にはお勧めです。
ただし大部分を木道が占め、雨天時は特に滑りやすくなるので注意が必要です。

危険を危険として認知すること

月山姥沢口・リフト裏の登山道からリフト乗り場に向かう途中、こんな光景に出くわしました。

Imgp0131

状況は早朝、木道の下り坂、わずかな雪渓には踏み跡も無く、硬く凍っています。
月山の登山道には、いわゆる「登攀の要素」は全くありません。
上記の光景から、そこに潜在する「危険」を察知できますでしょうか?

最近、一部登攀ガイドのセンセイ方が「下見しなくてもガイディングできる技術」うんぬんを語っていますが、常にガイディングするルート状況を把握することは、我々ハイカー・トレッカーさんをガイドする者にとっては不可欠だと思います。いや、「危険を危険として認知する」ことはガイドだけでなく一般の登山者にとっても重要なことです。

普段よく拝見するクライミングのウェブサイトに、「日本山岳ガイド協会は技術偏重に陥っている」というご指摘がありました。ごもっともだと思います。
ガイド協会が発足した頃、いわゆるセルフレスキューが特に重視されていました(今でもそのようですが)。
それから数年、ガイドが引き起こした重大事故において、1/3、1/5引き上げ技術が役に立つ事故があったでしょうか?
ガイド引率中の遭難事例は、転落事故ばかりですか?
セルフレスキューの技術はもちろんだが、レスキューに至る前、危険を危険として把握し事故を未然に防ぐことも重要だと現在の私は考えています。

もっとも、今の日本山岳ガイド協会の偉い先生方はクライミングガイド育成にご熱心で、そこまで目が行き届いてないようですが。

東京を駆けめぐった日。

今日は今秋予定の展示会出展会社説明会の日。
わ~い一人で東京出張さ!るんるん!
と、日課の早朝ネット検索をすると、信じたくない記事が目前に。

GII avalanche update: Amical confirms accident - one team member lost, one missing, several injuries by K2climb.net7/18

one team member lost, one missing, several injuries
竹内はどうなったのか。
竹内洋岳公式ブログを確認するが、19日朝現在で事故の報告は無い。 ドイツ語圏メディアを検索するが、まだ事故の報道は無い。
現段階では自分のブログにも書き込みは控える。
悶々としたまま、東京行きの新幹線に乗る。
山形から東京まで、車窓の風景を眺めながら、今までの竹内との思い出が走馬燈のように頭を駆けめぐる。
(いかん!まだ消息が確認されとらんのに!)
と思いつつ、又竹内とのやりとりを思い出す繰り返し。
そうこうしている内に新幹線は東京に到着。

都内での説明会は、山の事も竹内君の事も頭の中から追い出して臨む。
(と、書いておこう。)

昨日は職場の長には「営業活動はいいけど、山関係はダメよ!」と釘さされてたけれど、説明会終了後すみませんと思いつつ足は御成門に向かう。
大昔お世話になったウェックトレックの貫田・古野両氏に挨拶に行くためである。このウェックトレック社が竹内君の14座登頂プロジェクトの事務局になっているのだ。
なんだかんだでアポの電話をようやく御成門駅から入れる。
しばらく待たされて電話口に出てきたウェックの古野氏はだいぶ慌ただしい様子。
ここでピンと来る。
やはり竹内はやばい事に。
単刀直入に事故の有無と模様を訪ねると、
「無事です。本人から連絡ありました」とのご返事。
御成門駅のホームで思わず座り込みそうになる。

とりあえず山形からの手土産を届けようとウェック社を訪れると、幸いな事に古野氏と面会することができた。
そこで公募隊の雪崩事故の概要を聞く。
14座登頂プロジェクト事務局でも現在進行形の案件のため、当ブログに詳細は書かないが、とにかく竹内の無事を確認できただけでも幸いであった。竹内が助かった幸運を喜ぶとともに、今回の事故で亡くなった隊員のご冥福を祈るばかりである。
夜から事故関連の会合を控えているという古野氏に、慌ただしいところ訪れた非礼を詫びつつウェックを後にする。

とにかく安堵。
ウェック社の入っているビルの一階がカフェになっているので、そこでアイスカフェラテ飲みながら、30分ほど抜け殻のようにボーッとして休憩。
070719_171501

東京駅に戻り、ネットにアクセスして竹内君公式ブログでも雪崩事故を公表している事を確認し、山岳部OBに顛末を報告。
それから最終の山形行き新幹線に乗り込む。

あらためまして、慌ただしい中突然の訪問に対応下さったウェックトレック社のスタッフならびに古野様には感謝申し上げます。

つぎのおしごと

はいはい、終わったよ・・・
僕の夏山シーズンは終わったんですよぉぉぉぉぉ!!!!!!
(弊社社員なりぽんブログ風)

横浜出張から帰った直後、グループ長からお呼ばれ。
「今秋の展示会、 全 部 任せたね」

え゛え゛え゛っ!
Shiningこれぐらい驚いて、

20051127_hillman_kogiこの俺が展示会っすか!とグループ長に詰め寄る(もちろん心の中で)

しかも展示会の日程、某ガイド協会の研修時期とぴったり重なってんじゃんよ・・・
人付き合いのベタな私が展示会・・・

Tenebre_1今、これぐらい頭痛いっす。

体脂肪率

あまりブログに書いてませんが、
フルタイムのガイドさんや、いつでも山に行けるヒマな地方公務員兼救助隊のオヤジに比べ、どうしても体を動かす絶対量が少ないので、以前から有料の総合スポーツジムで体を動かしてます。
子供の相手したり、現場仕事が始まれば不規則な生活になる場合もあるわけで、密度の濃いトレーニングをすることが目的です。

横浜出張が終わり、二ヶ月ぶりにジムに来たので、『インボディ測定器』で久々にBMI(体格指数)や体脂肪率を測定。
お恥ずかしい値なので体脂肪率は書けませんが、二ヶ月前に比べて2%の減。

Images11霜降り肉から

Akamiめざせ赤身の肉。

7月22日に富士登山を予定されている皆様へ

当ブログをご訪問いただいた皆様、ありがとうございます。
もし皆様の身近で7月22日に富士登山を計画している方がおられましたら、こんな連中も登るということをお伝え下さい。
アメリカ軍の機関誌Stars and Stripesに、ちょっと変わった三人組登山者の記事が掲載されています。

Trio plans three Fuji climbs in 24 hours by Stars and Stripes 7/18 
(24時間以内に3度、富士山登頂をめざす3人組)

以下記事引用開始
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在日米軍横須賀基地-笑いと、懸念と、侮辱と、疑問符・・・

横須賀基地の第七潜水艦隊配属の三人組(クリス・ケルミス、ダグ・シュワルツ、ジェフ・デ・グロート大尉)は、地元の孤児院への募金のため、7月22日に24時間以内に3度、富士山登頂にチャレンジします。
彼らは河口湖コースの五合目から出発、富士山頂3776mを目指します。
「まったく楽しめなさそうとは知ってますけどね」とシュワルツは語ります。
「最初はひたすら単純な運動、そして次には口がきけなくなるでしょう。」とケルミスは考えています。「さらに、私たちにはアドレナリンが必要になるでしょう。」
誰にも命令されたわけでもなく、スポンサーもなく・・・「狂ったガイジン富士登山」と呼ばれている彼らの計画は、3人の間の議論から生まれました。
「それは、肉体への挑戦と疑問(『我々にできるのか?』)として始まりました」と、デ・グロートが語ります。「そして私たちは実行を決意しました。」
彼らはシュンコウ・ガクエンの子供達に努力の成果を還元したいと考え、ボランティアプロジェクトを立案しました。
その結果、三人組が「いかれてる」と話した人々も、彼らの挑戦を支持すると誓いました。孤児院へ1,600ドルの寄付は約束された??? 登山の結果次第で、と彼らは言います。
彼らはきつい傾斜に調整したステアクライミングマシンで週数時間、訓練を受けていました。
「これでバッチリです。」
富士山の気まぐれな天候に備え、ザックにはあらゆる可能性を考え、多くの食料と水、GPSとヘッドライトを含む道具が詰め込まれます。
応援のため、彼らと共に登る友人もいます。
彼らは24時間、眠る予定はありません。
デ・グロートは日出ずる国の象徴である山頂で、日の出を見ることを楽しみにしています。
「私は今まで二回富士山頂に登って、日の出を見たことがないんです。そしてすべてが終わった後に孤児院で子供たちと会う、それっていいでしょ。」
しかし彼は登山の後を恐れています。
「翌日がとても心配・・・筋肉痛がひどそうです。」

寄付のための詳細な情報について、ジェフ・デ・グロート宛に電子メールを送ってください。
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以上記事引用おわり

やれ市民をぶん殴った、女性をレイプしたと悪評高い横須賀基地の在日米軍ですが、
孤児院のために一肌脱ごう・・・というか24時間で富士に三べん登ろうというイカレた男たちが現れました。
記事中のシュンコウ・ガクエンとは、横須賀の児童擁護施設「春光学園」と思われます。

さて、アメリカの登山関連記事を読んでいると、チャリティー登山というのがよく記事になります。
ネームバリューや高所登山として手頃なところから、キリマンジャロがよく舞台になるようです。
募金を募るために山に登るチャリティー登山、今ひとつその実態がわかりません。
オレオレ詐欺など物騒な世の中ですが、今回はアメリカ軍人と身元がはっきりしているし、試しに当該記事のジェフ・デ・グロート大尉にメールしてみました。

返ってきた返事↓
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Thank you for your support and interest. We are very excited for our upcoming climb.

We are a little surprised that there is interest from so far away, but we are happy and thankful for your assistance or donations. Since we are able to meet with most people in person to collect money, we do not know the best way to receive money from far away. If you know of an easy way to send money, such as
a bank check, please let us know.

Our plan is to collect the money and buy items that the orphanage can use. We will then present the gifts to the orphanage after we return.

Thank you again for your support. I look forward to hearing from you.

Very Respectfully,
LT Jeff de Groot
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応援とご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
今度の登山において、私たちはとても興奮しています。

遙か遠くより関心をお持ちいただき少し驚いていますが、あなたの支援や寄付に、私たちはとても幸福で感謝しております。
募金を募るために私たちはほとんどの人々に会うことができるのですが、遠方より募金を受け取る最良の方法がわかりません。
銀行小切手など、送金するに簡単な方法をご存じでしたら、私達にご連絡下さい。

私達の計画では、募金を募り、孤児院で使用することができる品物を購入することです。
戻った後に、私達は贈り物として孤児院に贈るつもりです。

応援重ねてありがとうございます。
あなたから連絡をいただくのを楽しみにしています。

謹んで
ジェフ・デ・グルート大尉

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いや私だってユニセフのテレビCMみりゃ「カネなら俺にくれ!」と思う程度に財布も性根も貧しい会社員なんですけどね。
こういう男気を発揮するキチガイ三人組をみていると、何か応援したくなる性分なもので。
カネとヒマもてあました芸能人・スポーツ選手が荷担したホワイトバンド「詐欺」よりよほど応援したいですね。
横須賀基地宛にアミノバイタルプロでも送ってあげようかと思います。

さてあらためて7月22日に富士登山を予定している皆様、
反米左翼活動に熱心な労○の人たちはさておいて、
24時間で3回富士山に登ろうというガイジン3人組を見かけたら、ぜひ応援してあげてくださいね。

インドのサントシュ・ヤダフ、シャラポワと肩を並べる

インドを代表する女性登山家、サントシュ・ヤダフが女子テニスのシャラポワと共にインドの教科書に掲載されるそうです。

Sharapova Lobs For Gender Equality In Indian Textbook  by NewapostIndia.com7/15
以下記事引用開始
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『頂点をめざして』という文章は、国家教育研修評議会発行の英語教科書最新版で取り上げられました。
「幼児期から不屈の精神をもって最終的に成功を収めた女性のストーリーは、インドの学生がファイティングスピリットを吸収する教材となります」
「二人の'生きた伝説'の業績は、「男女不平等」の撤廃とあらゆる困難を乗り越え成功することについて数百万の学生に教えてくれます」と国家教育研修評議会の役員は語ります。
(中略)
『テニスはビジネスでありスポーツです。しかし、最も重要なことは世界ナンバーワンになることです。それは私を突き動かす夢でもあります』とシャラポワは語ります。
シャラポワ、20歳はウィンブルドンと全米オープンを制覇した現在の女子テニス界ナンバーツーのプレーヤーです。
(中略)
同様に、サントシュ・ヤダフは二度エベレストに登頂した世界唯一の女性です。
ヤダフは、ハリヤナ(男性優位の慣習で知られる州)のレワリ地区に生まれました。
『二度エベレストに登った世界ただ一人の女性は、男子の出生が天の恵みと考えられている社会に生まれました。女子の出生は通常、歓迎されませんでした』と教科書には掲載されています。
同教科書には、彼女が適切な教育を受けられないならば、決して結婚しないと両親にせまるエピソードも掲載しています。彼女は1992年5月、そして1993年5月にヒマラヤの峰に登頂しました。
『20才でサントシュはエベレスト山に登りました。そして偉業を収めた世界で最も若い女性になりました。彼女の登山技術、体力と精神的な強さは年長者に感銘を与え、共に働きたいという願望を彼女の中に見出しました』と、教科書は強調しました。
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「非常に成功したスポーツウーマンの物語」で男女平等のメッセージを送りたい・・・というのが今回の教科書掲載の主眼のようです。
上記引用記事の最後の段落を読みとるに、サントシュ・ヤダフの職場はITBP(インド・チベット国境警察)なのですが、それ相応のご苦労があったようです。

Ind3011a
インドのナラヤナン大統領より表彰を受けるサントシュ・ヤダフ

個人的には、登山家であるヤダフがシャラポワと肩並べて教科書に掲載されているという点に喜びを感じるのですが、女性登山家の活躍が「男女平等」是正の目的に用いられるところに、現代インドの抱える「女性蔑視」という深刻な社会問題が露わになっていると思います。

日本でも女性蔑視は問題だとかジェンフリの馬鹿どもは騒いでるけど、ツアー登山のおばちゃん見るかぎり、日本の女性が「弱い立場」とは思えねんだけどなあ。

幸福と苦痛は全て享受した 8000m峰14座登頂者ペンパザシ

中国メディアの提灯記事はさておき、今夏8000m峰14座全山登頂を達成したペンパザシ隊員のコメントが報道されました。

登頂のために、いかなる苦痛も全て堪え忍ぶ by 新華網7/15
以下記事引用開始
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ガッシャブルム峰ベースキャンプ・新華社発

ペンパザシはとてもユニークな人で、記者が取材中もこんな冗談を言いました。
「私の顔の筋肉は緩んでるんで、上手く話せません」
しかし談話が本題に入ると、彼は厳かに
「2005年の事故が起き、その後は14座登頂最後の1座登頂をずっと考えていました。この目標のため、私はいかなる苦痛も全て辛抱することができます。」
(訳者注・2005年、ガッシャブルムを目指すチベット隊はキャラバン中に落石に遭遇、ペンパザシは重傷を負い、中国登山界のエース仁那を亡くした)

「北京で治療中、私はずっとベッドの上で横たわっていました。筋肉はとても緩くなり、すねを触ると、ビニール袋に水を詰めたような感じでした。早く鍛えなければと考え、医者をごまかして、床を離れて歩きはじめたりもしました。」
「傷を完全に治すため、多くの苦痛を辛抱しました。顔面麻痺を完全に治すため、毎日鍼治療しなければなりませんでした。6ヶ月間、顔面の半分に20、30本もの針を打ちました。筋肉の検査をした結果、私は「耐えぬいた」と叫びたい心境でした。医者はこれまで見たことがないと驚いていました。」

家族と山仲間の手助けでペンパザシは重傷の身から回復しました。
しかし彼はずっと自分が最後の1座に登れるかどうか、これが彼の養生期間中の最大の“悩み事”になりました。
「あの時私はとても心配していました。(中略)「大丈夫、お父さんが駄目でも最後の1座は僕が行く」と息子が慰めてくれました。」
(中略)
ベースキャンプに到着後、彼は毎日服薬を堅持していました。チベット医学、西洋医学の薬を隠れて服用していました。左側の肋骨、左足の内側が携帯電話のように震動・痙攣し、毎回約40秒くらい続きます。これらの事を彼は誰にも言わず、一人黙々と耐えぬきました。
ベースキャンプの隊員は誰も気が付かなかった、もう一つの事、それは、
「入山前、私は羽毛服、下着を整然とたたみ、(中略)テントの外に置いてある個人装備の樽に妻と二人の子供のための幾ばくかのお金を置き、樽には施錠しませんでした。全て私はよく考え、万一に備えたものです。」

20年余りの登山経験、優れた体力・技術、チームメイト相互の助け合い、そしてペンパザシは順調に14座最後の1座に登頂しました。成功したものの、ペンパザシにとってはとても嬉しいというわけではありません。
「うれしくはありません。最も残念に思うのは、チームメイトの仁那です。とても良い仲間でした。もし彼が(14座全山登頂者)になるならば、私達は間違いなく大喜びしたでしょう。(中略)しかし、兄弟はいないのです。」
ペンパザシは最後にコメントしました。
「登山隊に参加して以来、私は最高の栄誉を享受しました。多大な苦痛をも経験し、幸福と苦痛はすべて享受しました。私の人生は完璧なものになりました。」
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U397p6t12d1534489f44dt20050429210939国家体育局の座談会で発言するペンパザシ氏(左)

ペンパザシ(辺巴扎西) 1965年生、チベット族
1984年チベット登山隊訓練に参加
1985年チョーオユー6500mまで
1986年ニンチンカンサ7206m登頂
1988年中日ネ三国合同チョモランマ隊8000mまで
1992年中日合同ナムチャバルワ隊参加
以後、ペンパザシおよびチベット隊14座全山登頂の経歴
1993年アンナプルナ、ダウラギリ
1994年シシャパンマ、チョーオユー
1995年ガッシャブルム2
1996年マナスル
1997年ナンガパルバット
1998年カンチェンジュンガ、ローツェ
1999年チョモランマ
2001年ブロードピーク
2003年マカルー
2004年チョゴリ(k2)
2006年アンナプルナ
2007年ガッシャブルム1

14座登った人のコメントって毎回気になります。最初に達成したメスナーの「これで(記録から)解放された」という意味の言葉はむしろ悲痛な感じをうけましたがね。
幸福と苦痛は全て享受した、と言い切るペンパザシ氏の姿勢に、なんと申しましょうか、男として惚れるなあ。

蔵王 鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)を行く

横浜滞在中に既に私の予定は押さえられてました。
15日、姪っ子の小学校行事登山の付き添いのため、蔵王に出動。
出動といっても企画に関わっているわけでなく、一父兄代理としての立場である。
昨年は甥っ子が該当学年だったため、やはり私が同行した。
父兄と子供達が蔵王をめざすのだが、子供達の大部分を含むAグループは蔵王スキー場ゲレンデでも急な「ザンゲ坂」を延々と登らされる、その意図が理解不明なルート。そしてBグループは「少しだけ楽々コース」と称して父兄の一部が参加する、ロープウェイで一気に地蔵岳山頂に行き、Aグループと合流、そして合同で熊野・刈田岳をめざすというもの。
子供たちに苦しい登りを行かせ、自分たちは「少しだけ楽々コース」って保護者としてどうよ?と、疑問に思う内容なのだが、どうも恒例行事として長年定着している行事らしい。

15日、前日からこまめに天気図チェック。
Spas_07150915日9時の模様。
私の予想では、台風そのものよりも押し上げられた梅雨前線で大荒れと予測。
今回の登山は学校側の企画ではなく、PTA中心の企画。
荒天時は蔵王温泉近くの「鴫の谷地沼」を散策することになっているが、バスで出発後も山に行くのか散策に行くのか発表は無い。
それどころか、山に行ってみて行程を決める、などという情報も流れる。
山に行ってみてって・・・台風接近・梅雨前線通過って時に稜線に子供達を上げるとは正気の沙汰か?
共に同行した姪の母→私の姉に今回行事の最高責任者は誰か確認し、いざとなればガイドであることを強調して強く山行中止・散策路に変更を申し出るつもりだったが・・・・
蔵王温泉に到着してみると、地蔵岳に通じるロープウェイは強風で運行中止。
あっさり「鴫の谷地沼」散策・温泉入浴に決定。
姪っ子は昨日から「山はやだ」と言っていたのでほっとしている。
ううっ、子供達に山って人気ないのね、シクシク。

鴫の谷地沼は蔵王温泉近くに位置する人造湖で一周する散策路は延長約1.5km。初夏は水芭蕉の群生で知られる。今はどうなのだろう。
大型バス三台で乗り付けた私たちに、地元蔵王温泉の斉藤さんという方がガイドとして付くことになった。
え?たった一人でこの大集団引率するの・・・
ブナ林ガイドの私としては、「心境お察し申し上げます」という感じ。

Imgp0122
ガスで視界不良の中、みな速いペースで歩き始める。
もうまわりの風景・植生など目もくれず、ひたすら歩く。

Imgp0124
美しいアジサイが一面に咲いていても、皆黙々と歩く。
特に解説も何もない。
めぼしい花も見あたらない。
エクササイズで歩かされているみたい(笑)
途中、横倉の瀧という場所もあるのだが、誰も見向きもしない(笑)
雨の中、中高年の集団とすれ違う。付けているバッジからクラブ・ツーリズムの皆さんのようだ。
添乗員とガイドの方々、ご苦労さんです。
そして40分ほどで鴫の谷地沼一周散策は終わった。

散策後は昨年ツアー登山引率でも利用した蔵王センタープラザで入浴、各自昼食。
昼食といってもまだ9時半なのだが、凄い勢いで歩いたせいか空腹で皆持ってきた弁当を食べている。
私はセンタープラザを出て、向かいの土産物屋で「稲花(いが)餅」を購入。
ツアー登山やマイカー登山で遠隔地から蔵王を訪れた皆さん、地元の人間として蔵王のお土産は「いが餅」をお勧めします。賞味期限は当日中と短いけれど・・・

ついでに蔵王センタープラザ前にあるファミリーマート山形蔵王店を視察。
ここのコンビニ、店内に「トレッキング用品コーナー」があるのだ。

070715_104501ファミリーマート山形蔵王店

070715_104402店内のトレッキング用品コーナー

070715_104301雨具、ストック、簡易アイゼン、水筒などなど。
山行で忘れ物があった際には覗いてみてください。

中国共産党の犬・朝日新聞社またも差別的表現

普段は人権擁護を標榜する左翼偏向売国奴新聞・朝日新聞社が『日本のチベット』という差別的表現を平然と用いている現状を当ブログ記事「海外に恥を晒す朝日新聞社の『差別意識』」に掲載しました。

あれから三ヶ月、またも朝日新聞海外版で平然と「田舎」というニュアンスでチベットという固有名詞を用いています。
証拠画像↓
Asahi
該当記事↓
Weekend Beat/ Our Town: Planned city turns green and fades to gray by アカピ新聞社7/14

記事引用開始
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Carved into hills 30 to 35 kilometers west of central Tokyo, it occupies a region once known as the "Tibet" of the Tokyo region. Shaped vaguely like an amoeba and spread over nearly 3,000 hectares, winding footpaths connect rectangular clusters of high-rises--each envisioned as a self-contained community.
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書いたのはLOUIS TEMPLADOという記者。
百万歩譲って仮に英語という言語において、「Tibet」にイナカというニュアンスが存在するとするならば、毛唐どもの人権意識もたかが知れてますな。

TIBETを田舎の代名詞として用いる朝日新聞社の編集姿勢は、中国共産党の犬としてはむしろ当然なのかもしれません。
たしか朝日新聞社には早稲田大学探検部出身、東チベット・ヤルツァンポ川を単独踏査した角幡唯介という記者がいるはずですが、一部ネット上で論客などと持ち上げられている角幡氏の見解をぜひ一度お聞きしたいものです。

フリーソロの第一人者、海に転落して行方不明。原因は海藻?

当初この情報に接した時には「アメリカの旅行者」として報道されていたのですが、遭難者がフリーソロクライミングの第一人者、アメリカのミカエル・リアドン(Michael Reardon)と判明、英字メディアではトップクライマーの遭難として報じられ始めました。

Search for world famous rock climber after he falls from cliff by Irish Independent7/13
以下記事引用開始
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世界的なロッククライマーが岩場から転落、捜索中

世界的に有名なロッククライマーが岩場から海に転落、現在捜索・救出活動が進行中です。
ミカエル(マイケル)・リアドン(30代前半のアメリカ人)は、世界でもトップのフリーソロ・クライマーの1人と目されています。彼等のようなクライマーはロープやクランポンのような装備は用いず、高さ何百フィートものスケールの岩壁に、手とシューズだけを用いて登ります。
彼は観光旅行を目的に2週前に入国、欧米からのツーリストの「冒険旅行」を手伝っていたと思われます。
事故は昨日午後5時、2人の友人とValentia島を訪問した際に発生しました。
リアドン氏はDohillaの岩場頂上に沿って歩いている際、海藻で足を滑らせ、約75フィート下の海に転落しました。
(中略)
 2ヵ月前、アメリカ合衆国でリアドン氏はロッキー山脈で最も困難なクライミングを達成していました。彼は、世界中で最も挑戦的なクライムダウンも達成しています。仲間のロッククライマーは昨晩、「彼の生涯は、クライミングを中心に過ごしています」とコメントしました。
 彼はイギリスの登山家でエベレスト登頂者でもあるクリス・ボニントン以来、どのクライマーよりも欧米の登山誌の表紙を飾るなど活躍していました。
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MichaelMichael Reardon氏近影

Cover252Climbing誌表紙を飾るフリーソロ中のMichael Reardon

ミカエル・リアドン(Michael Reardon)氏のウェブサイト↓
Michael Reardon

ウェブサイトのURLはずばりhttp://www.freesoloist.com、サブタイトルは「Life Without Limits」と示すように、凄まじいフリーソロを重ねた方です。
手元にあるロクスノとかいうカルト雑誌には、ジョシュアツリーで19時間かけ280本以上のルートをフリーソロした短信が掲載されてます。
幾つかの英字メディア記事を閲覧しましたが、クライミング中のアクシデントではなく、クライミング後に足を滑らせ海に転落、行方不明となった模様。
記事原文では kelp→海藻 で足を滑らせたとあり、フリーソロ・クライミングを重ねた人物の事故原因としては全く思いがけないという他ありません。
最新の報道記事を検索しても捜索進行中とあります。
時間の経過と共に事態は深刻なのですがただ無事を祈るのみであります。


追記:現地時間7/14・16時現在の報道では捜索にも関わらず以前行方不明のため、
『Rock climber feared dead after sea fall』と報道されています。
当該記事によれば「高波にさらわれ海中に転落」とのこと。

横浜から帰る

070713_163001
13日夕刻、山形に帰着。

今回の出張、世のため人のため、関東某地区における土壌環境汚染を浄化するというお仕事。
元請会社の下に東京、大阪、そして山形から異なる会社の人間が集まり、似たような世代が集まっている状況下、やってる作業はハードなのですが日々笑いの絶えない良い職場でありました。
元請会社の現場管理担当者が特に困難な現場を渡り歩いているフリーランスの方。
30後半の私が言うのも恥ずかしい次第ですが、その仕事っぷりには色々と影響させられる面が多々ありました。
今後の自分に役立てよう・・・・もちろん山にね。なにぶん会社ではリストラ寸前不良社員ですから。

わずか一ヶ月少しとはいえ、住んでみると横浜という土地に少しは親近感もわきました。
横浜駅のすさまじい人混みには慣れなかったけど。
ブログ上やメールで丹沢情報や神奈川情報をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

中国人三名、8000m峰14座登頂達成

中国登山家成功登頂14座8000米以上高峰 by 中安在線7/12

以下記事引用開始
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7月12日現地時間9時20分(北京時間12時20分)、カラコルム山脈奥地で記録は誕生した。
チベット探検隊の3人の主力隊員チレンドルジ、ペンパザシ、ルオツェ世界第11位(海抜8086メートル)ガッシャブルムI峰に登頂した。
 これにより14年前から開始された世界の海抜8000メートル以上のピーク14座に登る壮挙は円満に終止符を打った。これまで世界的には13人のみが成功している14座登頂。3人のチベット族登山隊員の成功に議論の余地はない。今回の成功により、新興の登山大国中国は国際登山協会公認の“14座クラブ”の新しい会員となる。
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というわけで、中国人(チベット族)3名が8000m峰14座登頂に成功しました。
しかしながら今回の14座達成には次の点を考慮しなければならないと私は考えます。

1.中国のナショナルチームの一員であり、西側諸国のクライマーのようにスポンサー探し及びネゴ、登山許可取得に腐心する必要がない。
2.高所に強いチベット族クライマーでありながら、目新しいバリエーションからの登頂は無い。

私が強く思うのは特に2番。
あれだけ高所に強いメンバーが揃っているのであれば、世界の登山史に関わるような新ルート開拓などの余地があるのではないか、と思うのである。
中国のマスゴミは「新興の登山大国」などと自惚れているが、もっとよく世界の趨勢を見つめるべきだろう。経済的に困窮しているロシアのクライマーは次々と素晴らしい登山を展開している現状を見よ。
もっとも、視野狭窄でネットすら情報統制されている人権蹂躙国家中国のマスゴミには無理だろうけど。

ともあれ、メンバーのうちのチレンドルジ、ペンパザシ隊員はナムチャバルワで日本と合同登山を行うなど、日本隊とも関わりのある方々。
高所に優れたチベット族クライマーを飼い殺ししている中国登山協会などどうでもいいのだが、同じアジア圏から輩出された14座達成者には素直に拍手を送りたい。

田舎者の商魂まるだし秋田魁新報社

日本各地の山岳地帯でオーバーユース問題が問われている現在において、秋田魁新報社が腐れ脳味噌っぷり全開です。

地方点描:拠点施設[能代支局] 秋田魁新報社7/11

以下記事引用開始
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 遺産地域の面積の違いもあって単純に比較はできないし、環境保護のことも考えなければならないが、白神山地が能代・山本地域の観光の目玉であることを考えると、もう少し入山者を増やせないものかと思ってしまう。
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以上記事引用おわり

世界遺産なんて、イナカ者には所詮は飯のタネ程度のタイトルということがよくわかります。

イラクの戦傷兵、レーニアを登る

イラク戦争で失明した兵士がレーニア山にチャレンジしました。

Army captain blinded in Iraq climbs Rainier by Seattlepi.com7/10

以下記事引用開始
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 スコット・スマイリーはイラクでの自爆攻撃で失明、彼の人生は変わりました。しかし、それは彼が受け入れた挑戦です。
 27才の陸軍大尉は最優秀兵として表彰される2日前に、モスルの自爆攻撃によって視力を失いました。以来、困難の連続でしたが、新たな冒険としてレーニア山頂上にたどり着きました。スマイリーは他の登山者、6人のレーニアマウンテニアリング社(RMI社)のガイドと共に登頂しました。
(中略)
 パーティーには退役兵エド・サラウ大尉が含まれています。彼は2004年、イラクでの手榴弾攻撃によって片足を失いました。RMI社代表ピート・ウイッテカーによれば、パーティーが登頂を試みる間、サラウはキャンプミュアにとどまったとのことです。天候、雪崩の危険と頑強な肉体、誰にとっても、レーニア山を登ることは大いなる挑戦です。
 スマイリーのため、リスクはさらに大きかったとウイテッカーは語ります。登山中は、ガイドがスマイリーの前後を挟む形で登りました。
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ま、脳味噌左巻きの連中や日本の馬鹿マスゴミは、イラク帰還兵といえばひたすら悲惨なケースばかり取り上げていますが、やはり中には前向きに、ひたむきに生きようという人間もいるわけです。
その人生に登山が関わっているとすれば、嬉しい話ではありませんか。
そう思いません?左翼反米運動に懸命な労○の皆さん?

クアトロ8000 ~1シーズンに8000m峰4座登頂を目指す男たち~

1シーズンにおける8000m峰の複数登頂というのは、サッカーと同じ「ハットトリック」という表現でせいぜい3座登頂が限界でしょうか。
一時期はパキスタンの登山許可制度変更で実現困難な時期もありましたが、また規則が変わったんですかね。
スペイン発の情報ですが、1シーズンでK2、ブロードピーク、ガッシャブルム1、2峰の4座登頂を狙うプランが計画されているようです。

Cuatro ochomiles y un reto by Desnivel.com7/10
Cuatroochomil_portada_p2

記事によればマイク・ホーン、フレッド・ロークス、そしてヒマラヤ登山の大御所ジャン・トロワイエの3人組が計画しているとのこと。
登る順序はG2→G1→ブロードピーク→K2だそうです。
凡人の私には「ふーん」としか思いません。

新子安・フフモンゴル

わずか一ヶ月とはいえ名残惜しいレオパレスマンション暮らしに別れを告げ、現在は横浜市某地区のビジネスホテルに滞在中。
 近所に何やら民族衣装を着たおねえちゃんの看板発見。

070711_201101蒙古家庭料理フフモンゴル

早速突入・・・が、店内は寂れて暗い。
常連の男性2名が店主と競馬談義に話を咲かせている。
「今作れるモンゴル料理はボーズだけだね」
というので、ボーズ(モンゴルの肉饅頭)を頼む。

070711_200002ボーズ600円也は美味しかったけどさ。
ネット上には04年現在としてこんな情報もあるけど、今現在はもう寂れたスナックという感じ。
他の方にはお勧めしません。(きっぱり)

あの人は今 カシンとボナッティ

当ブログのカテゴリー「あの人は今」で、97歳の誕生日を迎えたリカルド・カシンをとりあげました。
ブログのアクセス解析では、「リカルド・カシン」で検索して当ブログを訪問される方が多い・・・
やはり偉大なアルピニストですね。

さて2007年7月3日、ピッツ・バディレ北東壁初登を記念して、
なんとあの偉大なアルピニスト、リカルド・カシンとワルテル・ボナッティがご対面して旧交を暖めております。
Svizzeri e inglesi onorano i grandi Cassin e Bonatti

その貴重な画像↓

Gruppo346x212
(画像中央がカシン98歳、右がボナッティ77歳)

どうぞいつまでもお元気で。

76歳の日本人、デナリ登頂

まだ日本のマスゴミは嗅ぎつけてないようですが、76歳の日本人男性クマモトミチオ氏がデナリ登頂。
もちろんデナリ登頂の最高齢記録です。

Japanese climber, 76, is oldest to summit McKinley by Anchorage Daily News7/10

上記記事でも紹介されてますが、従来の最高齢記録は日本人の星子貞雄氏が2005年に74歳で登頂したもの。
さらに女性最高齢はやはり日本人の内田敏子氏による70歳という記録。
デナリも高齢者に人気ありますなあー。
しかし最高齢登頂記録っていうタイトルで騒ぐのって、日本のマスゴミだけじゃないんですね。

岳人10月号企画のアンケート募集

山岳ライターの柏澄子女史が「岳人」10月号の企画アンケートを募集しております。
締め切りは7/10(火)までとなっております。
テーマは『妊娠・出産・子育てを乗り越えていかに大好きな登山・クライミングを継続していくか』
誰もが直面する問題でありますので、どうぞ皆様お気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか?
(当記事は7/10までトップに掲載致します)

以下転送文
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ただいま『岳人』10月号(9/15発売)に向けて広く皆さんにアンケートをお願いしています。
10月号の企画は、妊娠・出産・子育てを乗り越えていかに大好きな登山・クライミングを継続していくか、というテーマです。
人生にはさまざまなステージがあります。そのたびに大変なこともありますが、それでも登山やクライミングを継続できたら素晴らしいと思います。
環境が限られる場合もありますが、できないことを嘆くよりもできることを探し出して楽しんでいきたいとも思います。
 誌面では、妊娠・出産後も積極的に登山・クライミングを継続しているお父さん、お母さん、子連れ登山をしているご家族なども紹介する予定です。
 アンケートは5タイプあります。
「お子さんのいらっしゃるお母さん」用
「お子さんのいらっしゃるお父さん」用
「妊婦さん」用
「妊婦さんのパートナー」用
「現在お子さんのいらっしゃらない男性・女性」用

ご協力いただける方がいらっしゃったら、柏宛にご一報ください。アンケート用紙をお送りいたします。
皆さんに役立つ記事、関心をもってもらえるいい記事を作るべく、編集部と共にがんばっております。
ぜひご協力いただきたく、お願い申し上げます。

★連絡先
柏澄子 BYY06320@nifty.com

デナリダイアモンドの44時間

スティーブ・ハウスが一目置くアメリカのクライマー、コリン・ヘイリーがデナリ南西壁・デナリダイアモンドを48時間以内で登頂。

Speedy Ascent of Denali Diamond by Climbing7/6

一村・横山の日本人ペアが第3登を果たしたことは上記のClimbing誌記事でも明記されていますが、コリン・ヘイリーのペアは最初の21時間で岩壁帯を抜け、翌日頂上~ウエストバットレス経由で下山した模様。
はいはい、たいしたたまげた。

イギリスのクライミングは冒険的である。(断言)

いくらイギリスのクライミングが冒険的つったって、初心者はいるんでしょ?
みんなジョニー・ドウズみたいなヤバいクライミングやってるわけないでしょ?
だいたい保科雅則さんが岩雪あたりに書いた記事に脅かされすぎだよ~

と、思っていましたが。
すみませんでした!
私の認識が誤っていました!
やっぱりイギリス人のクライミングは冒険的でした!!
こんな勇敢なクライミング、ボクにはできません!




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新大久保・マハティール

ちょっと緊張するニッピン訪問を終え、各駅の総武線に乗る。
行く先はアジア系在日外国人の色と欲が渦巻く街、大久保。
(ボク変なこと書きました?)
行き先はマレーシア料理店マハティール
数年前から東京出張のたびに行きたい行きたいと思っていたが、今回なんとか実現。
以前マレーシア訪問の際、マラッカという街の雰囲気にとても魅力を感じたのだか、そこで食べたニョニャ料理がこれまた気に入ってしまったのだ。
マハティールで扱っているニョニャ料理が今回の目的である。

日曜の夕方なのに、客は私一人。
店のおばさんから、
「マレーシア料理食べたことある?この店初めて?」
と、質問ぜめにあう。
最近エスニック系料理店に行くとこのパターンが多い。
私って、そんなに話しかけやすい顔なのだろうか。
早速ニョニャエビチリ小盛りとナシゴレンを注文

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ココナツミルクが効いてるけど口に合うんですよね、ニョニャ料理。
ナシゴレンもボリュームと辛さ満点でした。
料理を食べながら店のおばさんと世間話。
来日して21年、開店して11年だそうな。
料理に用いるソースは全て自家製だから、他の店では買えないのよ。
文章にすると自慢げに聞こえるが、おばさんの語り口は自慢げというよりはマレー料理に誇りを持っている風に聞こえる。
もらったパンフレット、他のエスニック系料理店とは少し異なり、マレーシア料理が中国、インド、タイ、インドネシア各国から受けた影響とその該当料理が写真付きで掲載されている、とても詳細なもの。
マレーシア文化を理解してもらおうという意気込みにあふれたパンフレットでした。
私のこのお店の感想↓

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店から帰り際、
「今年はマレーシア観光年だから、また来てね」
と宣伝も忘れない、日馬友好に熱心なおばさんでありました。

みちのくって遠いんですかぁぁぁ

国立西洋美術館で落ち着いた時間を過ごした後、東京を代表する山の店ニッピンに向かう。
東北で山やってる方が東京に行くとカモシカカモシカうるさいんですが・・・あんな街中にカモシカなんていないよな。
ニッピンの平川さんに挨拶に行くとともにイナカの山形では聞けないナマの業界情報と山岳部OBの情報収集。
平川さんに教えられて知ったのだが、ドイターの商品タグにドアップで写っている女性、竹内洋岳君とチームを組んでいるオーストリアのガリンダ・カルテンブルナー。
15gerlinde_kaltenbrunner
※ドイターのタグにはもっと愛らしい笑顔のガリンダが写ってます。
私「も、もしや竹内もこんな風に商品タグに・・・」
平川さん「いやそれはないだろ」(即答)
でも日本の女性クライマーを(あえて)振り返るに、メディアでがんばってるのは尾川智子さんくらいでしょうか・・・化粧品CMで。
日本の女性ヒマラヤニストとなると・・・(以下省略)

ちょうどニッピンで講習会を終えたばかりの無名山塾講師・宮下氏に引き合わせていただいた。
宮下氏がおっしゃるには
「東北はなかなか遠いですからねぇ」
ええ゛っ!
やっぱり東北って遠いイメージがあるのかぁぁ!!
と、内心で雄叫びをあげる私でした。
前日みたテレビの旅行番組でも、「福島は遠いですからねえ」などとタレントが言ってたし・・・
山岳ガイド業界の人からも、
「関東のお客さんで南北アルプス終えた後は北海道に行きたがる。東北はその後」と言われたことがある。

関東の皆様に言いたい!
新幹線も東北自動車道もあるでしょ!?
東北ってそんなに遠いんですかぁぁぁぁぁぁぁ!?

ウズベキスタンの青、パルマの青

午前中に大山登山をすませ、横浜へ。
みなとみらい線日本大通り駅前の横浜ユーラシア文化館を訪れる。
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特別展示「青い煌き ウズベキスタン展」を見学。
高校時代、国語担当であり斉藤茂吉の直弟子であった高橋宗伸先生から、よく授業そっちのけで中央アジア旅行の話を聞かされていたが、当時から強烈に印象に残っていたのがウズベキスタンのモスクの青いタイル。
あの「青」を直に見てみたい・・・それが目的である。
んが、展示物は少なく、陶芸品もほとんどが90年代の作品。青いモスクに関する展示は写真展示だけ。
ちょっと期待ハズレでがっかり。
そこはユーラシア文化館、ユーラシアをまたぐ各地方の貨幣の展示は興味深く見た。

横浜から今度は上野に移動。
国立西洋美術館の特別展示「パルマ イタリア美術、もう一つの都」を見学するためである。
Capocr5h

16~17世紀のイタリアの都市パルマで栄えたルネサンス~バロック初期の絵画を集めた展示会、こんな貴重な美術品の実物を拝める機会は、イナカの山形にいては絶対に来ない。
貴重な美術品の実物展示ということで、警戒厳重な受付を済ませ、会場に入る。
真っ先に目にしたのは当時のタイル。
青を基調にしたデザインと人物画のタイルである。
中華圏では「赤」が幸福の色であるが、シルクロードを西に行くに連れ、モスクの青、パルマのタイルの青、青が基調である。
ユーラシアの西では「竜」は悪魔の使い、東では聖なる生き物であるように、洋の東西で用いられる「色」も対照的なのだろうか。

 この見学に先立ち、NHKの番組で予備知識は得ていたのだが、その絵を実際に目前にした瞬間、ワサワサと腕に鳥肌が立つ。
Images_5バルトロメオ・スケドーニの「キリストの墓の前のマリアたち」
薄暗い背景に、人物像だけがまぶしいまでに明るく描かれている。
その非現実的な美しさにあー来てよかったねと思う。

ルネサンス期の絵画、パトロンの指示で描かれるため肖像画や宗教画が当然多い。
そこに描かれる「自然」は背景にちょこちょこと描かれる程度である。
が、そこは腐っても山岳ガイド、突っ込んで見ると結構面白い。
マロッソ画の「聖ルチア」では、背後の樹木に「サルノコシカケ」がしっかり描かれている。
おおっ、イタリアにもサルノコシカケって生えてんのかな~
ヴィンチェンツォ・ガンピの「受胎告知」では二人の人物中央に、絵画の主題として百合の花が描かれている。
私の知識では、百合の花といえば「死者を送る花」なのだが、イタリアでは違うようですね。

 私は美術や芸術史には無知である。
 私が魅力を感じるのは師匠と弟子、ライバル芸術家同士の確執がもたらす人間ドラマ、何より美しいものを美しいと捉える芸術家たちの「意識」である。
 最近ネット上でご高名なガイド協会理事や登攀ガイドのセンセイ達が「下見しなくても登れるガイド」とゆーことを盛んに書いているようですが。
 クライアントの安全確保は大前提として、登攀ガイドのセンセイ方はクライアントを安全に引っ張り上げればいいんでしょうが、我々ハイカー・トレッカーを相手とするガイドはまた違った難しさがあるんですけどね。
 それは山々の持つ自然の美しさをいかに引き出し、クライアントに表現するか、だと考えています。
 そのためには、当然引率する側も美に対する意識と感性を磨かなければならない、と思うの不自然でしょうか。

 もっとも、美術館を見学するというのはとても心が落ち着きます。
 生臭坊主の運営する寺の境内を散歩するよりよっぽどいいですね。
 日々お疲れの方には、美術に関心のない方でも一度美術館を訪問することをお勧めします。

丹沢・大山を登る

関東のハイカーさんの聖地、丹沢を歩いてみる。
鶴見から電車を乗り継ぎ、秦野駅8時18分発ヤビツ峠行きバスに乗る。
この電車乗り継ぎやバスのアプローチ、都会の人は大変だなあ。
と、自宅から車で飯豊や朝日に気軽に行ける私は思ったが、夫婦連れやグループの方々を観察していると、案外そのアプローチの時間が、山への期待を高めてくれる「素敵な時間」なのかもしれないな・・・とも思う。

日曜ということでヤビツ峠行きのバスはハイカーさんで満員。
行き先にヤビツ峠を選んだのは、鶴見図書館で読んだ「神奈川の峠」という本に、明治維新に名を馳せたアーネスト・サトウも辿った峠と書いてあったからである。(別説もある)
ヤビツ峠に到着、バスを降りるときに初めて気が付いたが、
Cac5av49
バスの降り口にお菓子が売ってある!!
すごいぞ神奈川中央交通バス!!

両側を笹に囲まれた登山道を進む。
地面に黒い点々が落ちているので顔を上げると・・・
Imgp0110
桑の実がたくさん。
行けども行けども、丹沢・大山は桑の実が真っ盛りでした。

普段のおこないは決して良くないのだが、曇天でちょっと蒸すけれど、風が心地よい。
ヤビツ峠登山口からちょうど50分、汗がタラタラと流れる頃、山頂到着。
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山頂看板にデジカメを向けていると、近くで休憩していたご夫婦から「シャッター押してあげましょう」と言われちょっと感激。(むさ苦しい私が写っている画像は非掲載です)
帰路は下社・阿夫利神社を目指す。
大山ケーブルが通っているためだろう、下山途上で多数の家族連れ、グループとすれ違う。
私にとっては一気に下る登山道、彼等にとっては苦しい登り。

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苦しさを慰めるように多数咲いていた花。名前は?

下っていくと、「牡丹岩」という看板が目に付いた。
牡丹岩???
下を向くと、地質学でいうところの「タマネギ状風化」した岩があった。
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地質学者 → タマネギ
昔の人 → 牡丹の花
昔の人って、風流ですね。

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丹沢といえば里山に近いイメージを抱いていたのだが、なかなか立派な植相に見とれながら下山。

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阿夫利神社の賑わいに、今に息づく「講」の存在を知る。
家族・親類の健康とガイド仲間の安全登山を祈願。
「いやあ、もう御神酒はいっちゃってさぁ~」と、ご機嫌なおじさん達とケーブルカー駅を目指す。

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資料では阿夫利神社からの下りも趣のある道らしいが、本日はケーブルカーで一気に下山。
私、乗り物好きなんです。
それに今日は横浜滞在最後の休日、予定がぎっしり。

歩いてみて丹沢がいかに多くの人々に愛されているか、よ~くわかりました。
関東の人々にとっては富士山や北アルプスへのステップになるんでしょうが、アプローチが遠いといわれる西丹沢には、また違った魅力があるんでしょう。
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お土産屋が賑やかな参拝道を通り過ぎ、11時22分発のバスに乗り込み、伊勢原駅から横浜をめざす。

人々に翻弄される「神」

日本のメディアでは極小さい扱いですが、英語圏では大きく取り扱われているようです。
まあ原因の発端はイギリスの「メディア」ですから。
ネパールの「生き神」クマリがイギリスメディア製作のドキュメンタリー番組宣伝のため訪米、それが原因でクマリ失格という話題です。

訪米でクビになった、ネパールの「生き神」 byアメーバニュース7/5(ロイター配信)

'Goddess' sacked for visiting US by BBCnews7/3

Travel costs Nepal goddess a title by Seattletimes 7/4

2_158842_1_248クマリ「失格」となったサジャニ・サキャ

今回のクマリ「失格」報道には二つの疑問が沸きます。
1.何故、クマリをアメリカに連れていく必要があったのか?
2.そもそも、常に付き人が付いているはずのクマリの訪米に反対する者はいなかったのか?
邦訳された日本での報道では報じられていませんが、シアトルタイムズはじめ、アメリカのマスコミは問題のドキュメンタリー番組の製作責任者、イシュベル・ウイテッカーのコメントを掲載しています。
彼女のコメントによれば「クマリが海外に出られないとは誰も言わなかった、そして人類学者、サジャニのいる寺院の最高聖職者と両親に意見を聞いた、ネパールの大使館がアメリカへの渡航手配を手助けした」とのこと。
 もっとも、現にクマリ資格剥奪の問題となっている現状では単なる釈明ですね。
 クマリをアメリカやその他の国に連れていく理由は、わかりません。

 クマリという存在、初潮前の少女を選び「生き神」として崇める信仰ですが、クマリの任期を終えた(初潮を迎えた)クマリは多くは不幸な人生を歩むといわれています。ネパールでは確か映画化もされているはず。
 元クマリと結婚した相手は早死にする、という言い伝えもあるとか。

 そういう宗教、人々の信仰なのだ、と容認する向きもあるようですが。
 以前、無頭症で生まれた障害児(乳児)の遺体を皿に掲げて「人間からカエルが生まれた」とネパール某村の民衆が驚喜している画像を見て以来、
「人間は信仰の名の下に何をやってもいいのか?」
と私は思うようになりました。
 今回の騒動、「生き神」などと形容されながら、所詮は大人たちの都合に人生を左右される子供達という図式が私には見えてくるのです。
 たまに日本のメディアやネット上で「ネパール最高!」とかのたまう脳天気バカ女をみかけることがありますが、同姓として、こういった現実をどう考えているのでしょうか。

夏バテ?

おしごとから帰ると、

Knockoutこうなってます。

ブログ更新どころか会社の日報も翌朝の米もといでねーや。
あはは~(お疲れモード)

オーガニック

週初めの月曜だってのにもうお疲れ気味。
しっかり夕食は炭水化物とるべく、今夜もパスタ。
いつもは日清製粉あたりのリーズナブルなパスタを喰っているのだが、
今夜はアルチェネロのパスタ。

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調べてみると有機栽培・オーガニック食品で名の知られたアルチェネロのパスタであるが、私の関心は「近所のスーパーで一番値段の高いパスタってどんな味なの?」という点にある。
合成保存料やら着色料やらガンガン喰いまくっていた自分にとって、今更オーガニックとやらにはさほど関心は無い。(カミさんは子供向けに中国輸入物野菜とかは避けてるみたいだけど)
このアルチェネロのパスタ、普通の小麦粉パスタと異なり全粒粉で作られているため色が濃い茶色。
茹で時間も9分と長い。
市販のバジルソースを規定量より少なく用いて薄味で喰う。
普通のパスタのモチモチ感が 全 く 無 く 、山形の田舎蕎麦に近い食感。
南北に長いイタリア、日本みたいに地方地方でパスタにも色々あるんだろうなあ。

横浜・アメリカンガーリック

某資格試験受験のため、表参道駅から青山学院大学に向かう。

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表参道駅といい、青山の通りといい、なんかおしゃれな雰囲気だぞな。
気のせいか、通りかがりの女性も女性誌から飛び出してきたような綺麗な人が多い。(そうでないのもいるけど)
んで受験の結果は↓

Falling20blue来年がんばろう。

今年いくつか受ける資格試験、とりあえず一つ終わったので一人打ち上げ。
横浜駅に移動し、私の資料ではアメリカ料理店にカテゴライズされているアメリカンガーリックに行く。

・・・でもレストランというよりは飲み屋だよなここ。
内装は銃の模型とか馬具とかアメリカ風の装飾になっていけど・・・
店内中央のスクリーンにはプロジェクターでMTVが放映されている。
よくよく視ればMTVジャパンかよ。
しかもMTVはサイレントで流して、店内に流れているBGMはイマ時のヒップホップってやつか?
せめてカントリー流してくれーと思いつつ、クアーズとインディアンライスを注文。

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このインディアンライスってさ。
薄味のピラフにドレッシングかけたレタスとトマトとスライスした鶏肉ちりばめた飯。
てっぺんには刻み海苔がふりかけてある。
これがインディアン???
と喧嘩腰で喰うものの、飲めない私は一本のクアーズで良い気分になるのでありました。

私のこのお店の感想↓
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あ、レストランとしてじゃなくて飲みに行くにはいいと思いますけど。
でもネット上でアメリカ料理店として紹介したそこのアンタ、悔い改めなさい。
と不満を抱きつつも、クアーズ一本で酔える私は次の試験に意欲を燃やし、鶴見のレオパレスに帰るのでありました。

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