ストライクアラートについて
岩手の海水浴場で小学生が落雷により亡くなるという痛ましい事故が起きました。
そのためでしょうか、「ストライクアラート」で検索して当ブログを訪問される方が多いようです。
私は今のストライクアラートの初代モデルを購入しました。
山行に利用した結果、感想として言えることは、
1.「雷が遠ざかっていったか」の参考に使った。
2.やはり基本はマメな気象情報確認と観望天気。
の2点ですね。
実際に山に登っていて、ストライクアラートのLEDを気にするよりは、今目の前にある空の雲の様子に注目すべきです。
あるツアー山行の出発前でしたが、突然の激しい雨と雷に出くわし、落雷の間隔がだんだん長くなり、もう大丈夫かなあ~というときにストライクアラートのLEDは参考にしましたがね。あくまでも参考です。
やはり基本は出発前の気象情報のマメな確認、これに尽きると思います。
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コメント
前から気になっていること
それが山での雷です
私は平地だと平気ですが、その衝撃度を知らず夕立ではおもしろがって見物してる派ですが
山での想定が人からの話できいたのみ。
その怖さや危険度についても十分気をつけなきゃと思いながら先日東北で山小屋ですごすのみの一日をすごしました(風雨の音とまっくらな避難小屋の中でのアルコールばかり)笑
お値段も最近のものでも約1万円とお高いので躊躇していますが、やはり基本は気象観測や注意ですかね。。
投稿: POP | 2007.08.10 21:01
<<その衝撃度を知らず夕立ではおもしろがって見物してる派ですが
実は私も安全圏で雷眺めるのは大好きです。美しいですからね。
夏山は午後わきあがるような雲、突然の激しい降雨には要注意ですが、なにぶん個人の経験値なんてたかが知れてます。ガイドの師匠も引率中に朝から急に襲われた事がありますし、いろんな事故事例は参考するようにしています。
私が購入に踏みきったのは当時お世話になっていたツアー会社が標準装備として揃えていたことに刺激されたのですが、やはり躊躇する値段ですよね(笑)
やはり気象情報と空の様子によく注目することの重要性は変わらないと思います。雷に関心持てれば、必然的に他の知識も増えますしね。
投稿: 聖母峰 | 2007.08.11 01:22