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山岳会の皆さん、次の世代を見据えていますか?

さて前エントリーで「サクラがいっぱい」と表現したものの、肝心の講演は大変興味深く拝聴した。
日本サッカー協会専務理事・田嶋幸三氏の講演である。
演題は「こころのプロジェクト」、日本サッカー協会がいかに次世代を見据え、子供達の育成に尽力しているか、そのためにどんな手を打っているか、という内容である。

Jリーグ発足以来、サッカー協会の勢いには目を見張るモノがある。
その「勢い」とは、指導者達が危機意識を持ち、次世代を見据えた活動をしているということに尽きる。
日本サッカー協会の年間予算は170億円。
日本山岳協会の年間予算は約5億円
しかし、田嶋氏の講演を拝聴して、組織の違いは決してカネの大小だけではないことかわかる。

配布された資料に「めざせ!ベストサポーター サッカーに夢中な子供達のケアのためのハンドブック」という冊子があった。
(上記リンクからPDFファイルで読めます。)
サッカーだけでなく、スポーツをする子を持つ親、子供を指導する人間にはぜひ読んで欲しい。
特に、つくば言語技術教育研究所所長 三森ゆりか氏が監修しているページは大変興味深い。
「子供の言葉は、印象を語っただけで終わってしまったり、感覚的な言葉だけで伝えようとしたり(中略) 印象の中身を掘り下げて考えたり、音で表現した中身を具体的な言葉で言い換えたりすることができるようになると、さまざまな場面で必要に応じて自分の感覚や印象を具体的な言葉で表現する能力が身に付くでしょう」
と、論理的な思考を促す会話例などを掲載している。
ネイチャーゲームなどで「感覚的な遊び」に慣らされた私には大変新鮮な考え方であった。

何より、組織として子供達の育成にあたる姿勢が大変印象に残った。
具体的には、「ユメセン」と称して、綿密な計画の下に現役・OB問わずJリーガー・サッカー関係者を教育現場に送り込み、子供達に直接「夢を持ち、実現させること」の素晴らしさを教える活動を展開している。
日本サッカー協会のキーワードは「夢を持て」。

振り返って、もう自慢話はいいからさ、山岳会や各種山岳団体で若手に夢を語れる古参会員って、います?

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